提携報道でトップ5に自動車3社 H2O、セブン&アイの3店舗を承継

ランキング/プラス記事ベスト20
プラス記事 16%増、ニュートラル・マイナス記事 21%増
提携報道でトップ5に自動車3社
H2O、セブン&アイの3店舗を承継
10月度のプラス評価は92億8012万円、ニュートラ
提携検討を日経が5日朝刊でスクープし、同日夕刊
ル・マイナス評価は39億1428万円だった。前月と比
から他紙も記事化した。50cc以下の原付バイクのO
較するとプラス換算値は16%増、ニュートラル・マ
EMや、電動バイクの共同開発などを打ち出した競
イナスは21%増だった。10月は自動車業界の提携報
合同士の発表は注目を集め、産経は「市場縮小や環
道が増加し、トップ5中に自動車が3社ランクイン
境規制の強化にタッグを組み対応する」と分析した。
した。また、流通や電機などでも同業間の提携・買
14位エイチ・ツー・オー リテイリングは、セブン
収の話題が注目された。
&アイ・ホールディングスとの資本業務提携を6日
1位トヨタ自動車は、4位スズキとの提携検討を
に発表。翌日の全紙に掲載され、7日の換算値は1
発表して「提携・合併」の換算値比率が51%となっ
日で7959万円にのぼった。ほとんどの記事がセブン
た。2位日産自動車は、三菱自動車工業への出資が
&アイHDの業績立て直し面に焦点を当てるものだ
20日に完了し、三菱自動車の新会長にカルロス・ゴ
ったが、セブン&アイHDの関西3店舗を承継する
ーン社長が就任する人事が記事化された。同氏は仏
ことについて、鈴木篤H2O社長の「3店が立地す
ルノーの会長職も合わせて3社のトップを兼務する
る場所は我々の強みが生かせる地域」とのコメント
こととなり、「3足のわらじ」(日経)と評された。
を各紙が取りあげた。
日経は「ゴーン日産再起動」を連載し、
「三菱自に自
提携・買収関連では、13位レノボ(聯想)が17位
ら乗り込み、同社の再建とともに日産のてこ入れを
富士通のパソコン事業を傘下に収める方針と報じら
けん引する」と解説した。
れたほか、18位損保ジャパン日本興亜による米保険
会社の買収なども関心を集めた。
6位ホンダは、二輪車事業でのヤマハ発動機との
■プラス記事掲載ランキング
順位
企業名
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20
トヨタ自動車
日産自動車
カシオ計算機
スズキ
JR東日本
ホンダ
ソフトバンクグループ
JR九州
ヤフー(日)
アップル(米)
第一三共
パナソニック
レノボ(聯想)
H 2 Oリテイリング
日立製作所
ソニー
富士通
損保ジャパン日本興亜
神戸製鋼所
三井住友銀行
換算値:千円
換算値
315,851
258,515
183,391
175,095
154,967
140,663
122,484
117,191
111,434
109,181
109,167
106,822
106,523
100,562
99,716
98,739
95,271
87,029
76,826
70,546
主要な掲載要因
スズキとの提携検討を発表。朝日「けいざい+深話」に『カローラ』が登場。
カルロス・ゴーン社長が三菱自動車の会長に就任。「提携・合併」52%。
読売「時代の証言者」に樫尾幸雄特別顧問が登場。「人」99%。
トヨタとの提携検討を開始したと発表。「提携・合併」81%、「社長・会長」12%。
朝日で小池百合子東京都知事が公約に掲げた2階建て電車を解説。
ヤマハ発動機と原付バイクのOEMなどで提携。中国での新工場建設を検討。
サウジアラビア政府系ファンドと共同で10兆円規模のファンドを創設すると発表。
東証1部に上場、初値での時価総額は4960億円に。「経営」82%。
朝日で熊本地震の際の検索データ分析を特集。新卒の一括採用を中止。
ティム・クックCEOが就任後初来日。『アップルペイ』が国内でサービス開始。
日経「未来面」に中山譲治社長が2回登場。「社長・会長」97%。
太陽光パネル生産で米テスラ社と提携へ。ほか高齢者向け家電など。
富士通とのPC事業の統合検討を発表。「提携・合併」81%、「生産」17%。
セブン&アイHDとの資本業務提携を発表、セブンから関西3店舗を承継。
日立工機など2子会社の売却を検討。スマホでの指静脈認証技術を開発。
日経「ニュースな科学」に『FeliCa』が登場。「商品」26%、「技術」18%。
レノボとのPC事業の統合検討を発表。「提携・合併」65%、「技術」9%。
米保険2社を6400億円で買収すると発表。地震保険料率を948地域に細分化。
ラグビー部ゼネラルマネジャーの平尾誠二氏が死去。「社員」97%。
朝日「カイシャの進化」に登場。2017年春入社予定者の内定式を開催。
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