不動産流通動向月次概況

不動産流通動向月次概況
平成27年11月2日作成
Ⅰ.経済動向 2015(H27)年 10 月 (資料:内閣府・月例経済報告 平成 27 年 10 月 14 日)
【総論】 (下線部分:先月からの主要変更点)
<我が国経済の基調判断>
景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。
●個人消費は、総じてみれば底堅い動きとなっている。
●設備投資は、総じて持ち直しの動きがみられる。
●輸出は、このところ弱含んでいる。
●生産は、このところ弱含んでいる。
●企業収益は、改善している。企業の業況判断は、一部に慎重さがみられるものの、おおむね横ばいとなってい
る。
●雇用情勢は、改善傾向にある。
●消費者物価は、緩やかに上昇している。
先行きについては、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうこと
が期待される。ただし、アメリカの金融政策が正常化に向かうなか、中国を始めとするアジア新興国等の景気が下振れ
し、我が国の景気が下押しされるリスクがある。こうしたなかで、金融資本市場の変動が長期化した場合の影響に留意す
る必要がある。
<政策の基本的態度>
政府は、大震災からの復興を加速させるとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方
を同時に実現していく。このため、「経済財政運営と改革の基本方針2015」、「『日本再興戦略』改訂2015」、「規制改革実
施計画」及び「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」を着実に実行する。好調な企業収益を、政労使の取組等を通じて、
設備投資の増加や賃上げ・雇用環境の更なる改善等につなげ、地域や中小・小規模事業者も含めた経済の好循環の
更なる拡大を実現する。また、少子高齢化といった構造的課題に取り組み、誰もがより活躍できる「一億総活躍」社会を
実現するため、緊急に実施すべき対策を策定する。さらに、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉は10月5日に
大筋合意に至った。今般の大筋合意を踏まえ、TPPを真に我が国の経済再生や地方創生に直結するものとするため、
「T P P 総合対策本部」において「総合的なTPP関連政策大綱(仮称)」を策定する。
日本銀行には、経済・物価情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標を実現することを期待する。
【各論】
1.消費・投資などの需要動向
[個人消費]は、総じてみれば底堅い動きとなっている。先行きについては、雇用・所得環境が改善傾向にあるなかで、
持ち直しに向かうことが期待される。
[設備投資]は、総じて持ち直しの動きがみられる。
[住宅建設]は、持ち直している。持家の着工は、おおむね横ばいとなっている。貸家及び分譲住宅の着工は、持ち
直している。総戸数は、8月は前月比1.8%増の年率93.1万戸となった。なお、首都圏のマンション総販売戸数は、おお
むね横ばいとなっている。先行きについては、持ち直し傾向が続くと見込まれる。
[公共投資]は、総じて弱い動きとなっている。先行きについては、弱い動きが続くことが見込まれる。
[輸出]及び[輸入]は、このところ弱含んでいる。[貿易・サービス収支]の赤字は、おおむね横ばいとなっている。
2.企業活動と雇用情勢
[生産]は、このところ弱含んでいる。また、第3次産業活動は、このところ横ばいとなっている。
[企業収益]は、改善している。企業の[業況判断]は、一部に慎重さがみられるものの、おおむね横ばいとなっている。
[倒産件数]は、おおむね横ばいとなっている。
[雇用情勢]は、改善傾向にある。
3.物価と金融情勢
[国内企業物価]は、このところ緩やかに下落している。[消費者物価]は、緩やかに上昇している。
[株価(日経平均株価)]は、17,600円台から16,900円台まで下落した後、18,400円台まで上昇した。[対米ドル円レート]
は、119円台から120円台で推移した。[短期金利]では、無担保コールレート(オーバーナイト物)は、おおむね0.07%
台で推移した。ユーロ円金利(3ヶ月物)は、0.1%台で推移した。[長期金利]は、0.3%台で推移した。[企業金融]は、
企業の資金繰り状況は改善傾向にある。社債と国債との流通利回りスプレッドは、総じて横ばいとなっている。
1
Ⅱ.住宅着工統計 2015(H27)年9月分 (資料:国土交通省 平成27年10月30日)
新設住宅着工戸数は 77,872 戸で前年比 2.6%増、7 ヶ月連続の増加。年率換算値で 900,372 戸となる。
利用関係別では、持家は25,219戸で前年比2.4%増、5ヶ月連続の増加。
貸家は34,092戸で前年比13.3%増、5ヶ月連続の増加。
分譲住宅は18,239戸で前年比10.1%減、先月の増加から再びの減少。
うち、マンションは7,724戸で前年比22.4%減、先月の増加から再びの減少。
圏域別に見ると、首都圏は3,602戸で前年比40.2%減、近畿圏は1,316戸で前年比24.1%減。
また、一戸建は10,351戸で前年比1.0%増、2ヶ月連続の増加。
以上から、2015年9月の新設住宅着工は、分譲住宅が減少したが、持家及び貸家が増加したため、全体で前年比2.6%
の増加となった。
2015年 9月
77,872戸
25,219戸
34,092戸
322戸
18,239戸
7,724戸
3,602戸
1,316戸
10,351戸
新設住宅合計
持 家
貸 家
給与住宅
分譲住宅
マンション
首都圏
近畿圏
一 戸 建
季節調整値
年率換算値
前年比
2.6%
2.4%
13.3%
-63.7%
-10.1%
-22.4%
-40.2%
-24.1%
1.0%
75,031戸
900,372戸
新設住宅着工戸数
(戸)
100,000
'13~'14年
90,000
80,000
70,000
'14~'15年
60,000
50,000
10 11 12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
(月)
(戸)
分譲マンション着工戸数(首都圏)
分譲マンション着工戸数(近畿圏)
(戸)
10,000
5,000
8,000
4,000
'14~'15年
'14~'15年
3,000
6,000
2,000
4,000
1,000
'13~'14年
'13~'14年
0
2,000
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
10
9
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
(月)
(月)
2
Ⅲ.新築マンション分譲動向 2015(H27)年 9 月 (資料:不動産経済研究所 平成 27 年 10 月 15 日)
● 首都圏では、発売戸数は前年比27.2%減でマイナスに転じた。契約率は、66.0%と前年比でマイナスに転じた。
月末残戸数は前年比で10ヶ月連続のプラス、戸当り価格は前年比で4ヶ月連続のプラス。次月の発売戸数は、
3,500戸(前年実績3,125戸)の見込み。
● 近畿圏では、発売戸数は前年比1.7%減で3ヶ月連続のマイナス。契約率は、67.9%と前年比で再びのマイナス。
月末残戸数は前年比で3ヶ月連続のマイナス、戸当り価格は前年比で4ヶ月連続のマイナス。次月の発売戸数は
1,500戸(前年実績1,427戸)の見込み。
首都圏
9月
2,430戸
66.0%
4,959戸
5,393万円
76.1万円
2015年
発売戸数
契約率
月末残戸数
戸当り価格
㎡当り単価
前年比
-27.2%
-5.6P
41.5%
13.2%
14.4%
発売戸数(首都圏)
(戸)
11,000
近畿圏
9月
1,798戸
67.9%
1,983戸
3,708万円
55.7万円
2015年
前年比
-1.7%
-9.0P
-5.1%
-4.4%
4.7%
発売戸数(近畿圏)
(戸)
3,500
9,000
'13~14
2,500
7,000
'13~14
5,000
1,500
3,000
'14~15
'14~15
1,000
500
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
(万円)
6,500
戸当り価格
6,000
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
(月)
契約率
(%)
90
85
首都圏
5,500
10
9
(月)
首都圏
80
5,000
75
4,500
近畿圏
4,000
70
3,500
65
3,000
60
'14年
9 10
11
12
'15年
1 2
3
4
5
6
7
8
6,000
90
85
80
75
70
65
60
55
50
首都圏
4,000
近畿圏
2,000
1,000
'14年
9 10
11
12
'15年
1
2
3
4
5
6
7
8
11
12
'15年
1
2
3
4
5
6
7
(万円)
5,000
3,000
'14年
9 10
9
(月)
月末残戸数
(戸)
7,000
近畿圏
9
(月)
3
8
9
(月)
㎡当り単価
首都圏
近畿圏
'14年
9 10
11
12
'15年
1 2
3
4
5
6
7
8
9
(月)
Ⅳ.マンション流通市場動向 2015(H27)年9月 (資料:指定流通機構)
● 首都圏では、新規登録件数の前年比は9ヶ月連続してプラスとなり、総登録件数の前年比は4ヶ月連続してプラス
となった。成約件数の前年比は6ヶ月ぶりにマイナスに転じた。戸当たり価格は2,958万円で、前年比は33ヵ月連続
してプラスとなった。
● 近畿圏では、新規登録件数の前年比は7ヶ月連続してプラスとなり、総登録件数の前年比は7ヶ月連続してプラス
となった。成約件数の前年比は6ヶ月ぶりにマイナスに転じた。戸当たり価格は1,959万円で、前年比は31ヶ月連続
してプラスとなった。
【中古マンション】
首都圏
2015年
近畿圏
前年比
新規登録件数
総登録件数
37,394件
10.1%
11,730件
4.4%
成約件数
2,772件
-5.7%
1,468件
-1.1%
成約戸当り価格
2,958万円
7.6%
1,959万円
4.5%
成約㎡当り単価
46.27万円
9.0%
28.1万円
4.9%
成約件数
(件)
13.4%
2015年
9月
4,423件
前年比
9月
15,644件
8.1%
総登録件数
(件)
4,000
40,000
3,500
35,000
首都圏
3,000
30,000
2,500
25,000
首都圏
20,000
2,000
近畿圏
1,500
15,000
1,000
10,000
近畿圏
5,000
500
'14年
9 10
11
'15年
12 1 2
3
4
5
6
7
8
'14年
'15年
9 10 11 12 1 2
9
3
4
5
6
7
8
(月)
戸当り価格
(万円)
(万円)
㎡当り単価
50.0
3,000
2,700
9
(月)
45.0
首都圏
40.0
2,400
首都圏
35.0
2,100
近畿圏
30.0
1,800
近畿圏
25.0
20.0
1,500
'14年
'15年
9 10 11 12 1 2
3
4
5
6
7
8
'14年
'15年
9 10 11 12 1 2
9
(月)
3
4
5
6
7
8
9
(月)
4
Ⅴ.一戸建て流通市場動向 2015(H27)年 9 月 (資料:指定流通機構)
● 首都圏では、新規登録件数の前年比は7ヶ月連続してマイナスとなり、総登録件数の前年比は8ヶ月連続してマイ
ナスとなった。成約件数の前年比は8ヶ月ぶりにマイナスに転じた。戸当たり価格は3,402万円で前年比はふたたび
プラスに転じた。
● 近畿圏では、新規登録件数の前年比は4ヶ月連続してマイナスとなり、総登録件数の前年比は3ヶ月連続してマイ
ナスとなった。成約件数の前年比は10ヶ月連続してプラスとなった。戸当たり価格は1,988万円で、前年比は4ヶ月
連続してプラスとなった。
【一戸建て】
首都圏
2015年
9月
近畿圏
うち中古
前年比
うち新築
9月
前年比
9月
前年比
2015年
9月
前年比
7,658件
-9.3%
4,019件
-3.3%
3,639件
-15.1%
4,936件
-6.7%
21,299件
-5.9%
14,080件
3.1%
7,219件
-19.5%
21,865件
-0.9%
成約件数
1,098件
-0.7%
821件
1.1%
277件
-5.8%
1,072件
13.0%
成約戸当り価格
3,402万円
5.1%
3,350万円
5.7%
3,557万円
4.1%
新規登録件数
総登録件数
1,988万円
0.6%
* 首都圏は、土地権利が所有権以外、用途地域が商業地域、都市計画が都市計画区域外・未線引区域等の物件を除いて集計
成約件数
(件)
1,400
首都圏
1,200
1,000
800
近畿圏
600
'14年
9 10
11
12
'15年
1
2
3
4
5
6
(件)
7
8
9
(月)
(万円)
総登録件数
戸当り価格
3,500
24,000
首都圏
23,000
3,000
22,000
2,500
首都圏
近畿圏
近畿圏
21,000
2,000
20,000
1,500
'14年
'15年
9 10 11 12 1 2
3
4
5
6
7
8
'14年
9 10
9
(月)
5
11
12
'15年
1 2
3
4
5
6
7
8
9
(月)
Ⅵ.オフィス市況 2015(H27)年 9 月 (資料:三鬼商事 平成 27 年 10 月 9 日)
<東京ビジネス地区オフィス市場>
東京ビジネス地区(都心5区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)内にある基準階面積が 100 坪以上の主要貸
事務所ビルを対象。新築ビルは 2014 年 10 月~2015 年 9 月に竣工した貸事務所ビル 18 棟、既存ビルは 2014 年 9 月
以前に竣工した貸事務所ビル 2,585 棟の合計 2,603 棟が対象。なお、文中の P はポイントを示めしている。
◎ 東京ビジネス地区は、新規・既存ビルの総募集面積は前月比 14,802 坪減少し、平均空室率は 4.53%で前月比
0.19P 改善。前年同月比でも 1.12P 改善している。
◎ 大型新築ビルの空室率は 38.26%で前月比 2.91P 改善。前年同月比では 24.36P 悪化している。
◎ 大型既存ビルの空室率は 4.03%で前月比 0.15P 改善。前年同月比でも 1.44P 改善している。
○ 千代田区は、新築ビルの募集面積は前月比1,649 坪減で、空室率は 20.94%(前月比 11.36P 改善)。既存ビルの
募集面積は前月比 3,522 坪減で、空室率は 3.26%(前月比 0.16P 改善)。平均空室率は 3.38%(前月比 0.24P 改
善)となった。
○ 中央区は、新築ビルの募集面積は前月比で増減はなく、空室率は42.29%(同 横ばい)。既存ビルの募集面積は
前月比 1,010 坪減で、空室率は 4.67%(同 0.06P 改善)。平均空室率は 5.58%(同 0.05P 改善)となった。
○ 港区は、新築ビルの募集面積は前月比 2,964 坪減で、空室率は 42.68%(同 5.80P 改善)。既存ビルの募集面積
は前月比 6,155 坪減で、空室率は 4.78%(同 0.29P 改善)。平均空室率は 5.66%(同 0.41P 改善)となった。
○ 新宿区は、既存ビルのみの募集で、募集面積は前月比 537 坪減で、空室率は 4.21%(同 0.06P 改善)となった。
○ 渋谷区は、新築ビルの募集面積は前月比803 坪増で、空室率は 28.55%(同28.55P 悪化)。既存ビルの募集面積
は前月比 232 坪増で、空室率は 2.28%(同 0.04P 悪化)となった。
(%)
東京ビジネス地区 空室率
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
平均
'14年
9月 10月
5.65
5.60
11月
12月
'15年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
5.55
5.47
5.36
5.31
5.30
5.34
5.17
5.12
4.89
4.72
4.53
新築ビル 13.90 14.98 13.73 13.40 14.85 29.31 30.36 33.21 36.84 39.67 36.14 41.17 38.26
既存ビル
5.47
5.43
5.39
5.31
5.17
4.78
6
4.73
4.64
4.50
4.50
4.34
4.18
4.03
<大阪ビジネス地区のオフィス市場>
大阪ビジネス地区(主要6地区:梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地
区)内にある延べ床面積が 1,000 坪以上の主要貸事務所ビルを対象。新築ビルは 2014 年 10 月~2015 年 9 月に竣工
した貸事務所ビル 7 棟、既存ビルは 2014 年 9 月以前に竣工した貸事務所ビル 828 棟の合計 835 棟が対象。なお、文
中の P はポイントを示めしている。
◎ 大阪ビジネス地区は、新規・既存ビルの総募集面積は前月比 3,493 坪減少し、平均空室率は 8.12%で、前月比
0.17P 改善。前年同月比でも 0.02P 改善している。
◎ 大型新築ビルの空室率は 16.81%で前月比 2.10P 改善。前年同月比では 11.08P 悪化している。
◎ 大型既存ビルの空室率は 8.01%で前月比 0.13P 改善。前年同月比でも 0.13P 改善している。
○ 梅田地区は、新築ビルの募集面積は前月比 393 坪減で、空室率は 10.83%(前月比 1.81P 改善)。既存ビルの募
集面積は前月比 361 坪減で、空室率は 6.63%(前月比 0.05P 改善)となった。平均空室率は 6.76%(前月比 0.10P
改善)となった。
○ 南森町地区は、既存ビルのみの募集で、募集面積は前月比 60 坪減で、空室率は 5.45%(同 0.05P 改善)となっ
た。
○ 淀屋橋・本町地区は、新築ビルの募集面積は前月比 223 坪減で、空室率は 18.23%(同 3.96P 改善)。既存ビル
の募集面積は前月比2,053坪減で、空室率は9.30%(同0.31P改善)となった。平均空室率は9.37%(前月比0.35P
改善)となった。
○ 船場地区は、新築ビルの募集面積は前月比に増減はなく、空室率は78.72%(同 横ばい)。既存ビルの募集面積
は前月比 604 坪減で、空室率は 9.81%(同 0.19P 改善)となった。平均空室率は 10.22%(前月比 0.19P 改善)とな
った。
○ 心斎橋・難波地区は、既存ビルのみの募集で、募集面積は前月比 14 坪増で、空室率は 8.77%(同 0.01P 悪化)と
なった。
○ 新大阪地区は、既存ビルのみの募集で、募集面積は前月比 187 坪増で、空室率は 6.64%(同 0.09P 悪化)となっ
た。
(%)
大阪ビジネス地区 空室率
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
'14年
9月
10月
11月
12月
'15年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
平均
8.14
8.06
8.01
7.92
7.98
8.24
8.71
8.77
8.47
8.42
8.33
8.29
8.12
新築ビル
5.73
4.18
2.45
2.45
2.45
12.57
26.00
26.00
25.53
24.30
21.62
18.91
16.81
既存ビル
8.14
8.07
8.02
7.94
8.00
8.23
8.51
8.56
8.27
8.23
8.15
8.14
8.01
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Ⅶ.不動産業経営/不動産業の倒産件数と負債総額 2015(H27)年 9 月 (資料:帝国データバンク)
不動産業の倒産件数は、16件(前月比1件増、前年比17件減)発生。負債総額は、30億4200万円(前月比253億1700万
円減、前年比41億4200万円減)であった。
内訳として、負債額別では、「5000万円~1億円未満」が7件、次いで「5億円~10億円未満」が5件と多く見られる。資
本金別では、「1000万円~5000万円未満」が7件、次いで「100万円~1000万円未満」が6件,従業員数別では、「10人未
満」が15件,業歴別では、「30年以上」が6件と多く見られる。
不動産業の倒産
件数
2013
2014
負債総額(百万円)
2015
2013
2014
2015
1月
32
33
20
36,951
173,204
1,930
2月
23
24
15
6,932
2,568
2,497
3月
22
23
29
7,378
17,369
25,953
4月
26
23
28
7,068
20,559
4,804
5月
28
19
26
16,676
3,784
3,893
6月
15
27
18
4,805
22,935
2,090
7月
19
26
25
24,353
4,583
9,312
8月
31
26
15
33,287
21,563
28,359
9月
24
33
16
17,279
7,184
3,042
10月
29
38
10,996
15,212
11月
28
24
16,839
7,488
12月
23
23
15,436
59,820
合計
300
319
198,000
356,269
192
81,880
2014件数
(件)
(百万円)
2015件数
2014負債額
50
180,000
2015負債額
160,000
40
140,000
120,000
30
100,000
80,000
20
60,000
40,000
10
20,000
0
0
1月
2月
3月
4月
5月
6月
8
7月
8月
9月
10月
11月
12月