平成 27 年度事業報告 一般社団法人 情報サービス産業協会

平成 27 年度事業報告
自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日
一般社団法人 情報サービス産業協会
目
次
Ⅰ 総括 ·········································································································································· 1
Ⅱ 会務の概況····························································································································· 5
1.第 32 回定時総会················································································································ 5
2.理事会···································································································································· 6
3.正副会長会議 ······················································································································ 8
Ⅲ 組織 ·········································································································································· 9
1.役員等···································································································································· 9
2.委員会等 ····························································································································· 10
3.地区会·································································································································· 13
Ⅳ 会員の動き···························································································································· 14
1.会員数·································································································································· 14
2.入会 ······································································································································ 15
3.退会等 (合併を含む) ····································································································· 16
Ⅴ 表彰関係 ······························································································································· 17
Ⅵ 活動の概況··························································································································· 18
1.委員会・コミュニティ型研究会等活動 ··········································································· 18
2.国際活動 ····························································································································· 37
3.地域活動 ····························································································································· 39
4.啓発・教育研修活動 ········································································································· 43
5.情報交換・交流活動 ········································································································· 45
6.情報提供・広報・出版 ······································································································· 47
7.意見・要望、各種調査等 ·································································································· 48
8.プライバシーマーク制度 ·································································································· 49
9.保険・年金・税制対応 ······································································································· 51
Ⅰ 総 括
一 般 社 団 法 人 情 報 サービス産 業 協 会 は、JISA 行 動 憲 章 の下 、平 成 27 年
度 事 業 計 画 書 の基 本 方 針 において以 下 の重 点 課 題 を掲 げ、諸 活 動 を展 開
した。
・業 界 の方 向 付 けをする。
・業 界 の声 を集 約 する。
・社 会 に訴 求 する。
1. 業 界 の方 向 付 けをする活 動 については、業 界 ビジョン(宣 言 )の検 討 を行 う
組 織 として正 副 会 長 で構 成 する「ビジョン策 定 プロジェクト」を設 置 し、平 成 27
年 7 月 の理 事 会 での討 議 、広 く会 員 の意 見 を把 握 するためのアンケート調 査
等 の活 動 を行 った。これらを踏 まえ、平 成 27 年 9 月 の理 事 会 の決 議 を経 て、
“ソフトウェアで「!(革 命 )」を”と銘 打 つ宣 言 「JISA Spirit」を策 定 し、平 成 27
年 10 月 に公 表 した(4 ページ参 照 )。
2. 業 界 の声 を集 約 する活 動 については、会 員 の声 を集 約 する組 織 として政
策 委 員 会 を設 置 し、JISA 活 動 連 絡 会 の開 催 や「JISA 活 用 ベストプラクティス」
の取 りまとめ等 を行 った。また、働 く一 人 ひとりの声 を集 約 する組 織 として 15 の
コミュニティ型 研 究 会 (呼 称 はコミュニティ又 は研 究 会 )を設 置 し、業 界 内 外 よ
りスペシャリストが集 うことによるオープンイノベーションを追 求 した。
3. 社 会 に訴 求 する活 動 については、「変 革 (イノベーション)の推 進 」「プレゼ
ンスの向 上 」「中 小 ・地 域 会 員 企 業 の発 展 に資 する活 動 」「人 材 創 造 」「制 度 ・
イベント」を重 点 テーマ分 野 として 18 の委 員 会 を設 置 し、「デジタルビジネス革
命 と業 界 の未 来 展 望 」「VSE プロセスに関 するセーフティ及 びセキュリティ対 応 」
「マーケ ティングにおけるデータ活 用 の 論 点 整 理 」「情 報 サービス産 業 白 書 リ
ニューアル」「女 性 の活 躍 拡 大 」「労 働 時 間 短 縮 とテレワークの推 進 」「要 求 獲
得 プロセス技 術 活 用 の事 例 収 集 」「地 方 創 生 と ICT に係 わる事 例 収 集 」「デジ
タルビジネス人 材 育 成 」「法 務 ・契 約 ハンドブック編 纂 」「IFRS15 号 対 応 」「パブ
リックポリシー等 国 際 政 策 動 向 への対 応 」「JISA Digital Masters Forum 2015
企 画 ・開 催 」等 、多 くの課 題 に取 り組 んだ。
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4. 政 策 提 言 活 動 では、個 人 情 報 保 護 及 び EDI について制 度 対 応 を行 うタス
クフォースを設 置 し協 会 としての要 望 ・提 言 を取 りまとめた他 、「政 府 情 報 シス
テムの整 備 及 び管 理 」「中 国 サイバーセキュリティ法 案 」「IANA(インターネット
IP アドレス等 管 理 組 織 )監 督 権 限 移 管 」「国 連 世 界 情 報 社 会 サミット(WSIS)」
「一 般 データ保 護 規 則 トリアローグ」「地 球 温 暖 化 対 策 税 の使 途 拡 大 」「税 制
改 正 」等 、様 々なテーマについて意 見 ・要 望 を取 りまとめて公 表 するとともに、
経 済 産 業 省 等 関 係 機 関 に提 出 した。
5. 調 査 活 動 では、「売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI 調 査 」「人 事 労 務 調 査 」
「CO2 削 減 自 主 行 動 計 画 フォローアップ調 査 」「基 本 統 計 調 査 」「JISA 事 業 に
関 するアンケート調 査 」「白 書 アンケート調 査 」「障 がい者 雇 用 促 進 に関 するア
ンケート調 査 」「技 術 成 熟 度 調 査 」「シニア人 材 活 躍 促 進 に 係 るアンケート調
査 」「賃 金 調 査 」「データセンター調 査 」「取 引 及 び価 格 に関 する調 査 」等 を実
施 した。
6. 広 報 活 動 では、「正 会 員 企 業 で働 く約 35 万 人 の IT 人 材 の力 の結 集 」を
目 指 し 、 WEB メ ン バ ー 登 録 キ ャ ン ペ ー ン を 開 始 し た 。 ま た 、 表 彰 制 度 「 JISA
Awards 2015」の募 集 を行 ったほか、小 中 高 校 における情 報 教 育 支 援 及 び業
界 からの情 報 発 信 強 化 に取 り組 んだ。さらに、「情 報 サービス産 業 白 書 2016」
「JISA ウェブサイト」「Web ニュース」「JISA 会 報 」等 による迅 速 で価 値 の高 い情
報 提 供 に努 めた。
7. 教 育 研 修 活 動 では、「ICT カレッジ」では 447 コース 2,124 名 に IT エンジ
ニア育 成 研 修 を実 施 した。ま た、「デジタルビジネスデザイン 」「イノベー ション
創 出 」「個 人 情 報 保 護 法 改 正 」「R コマンダーと R によるデータ分 析 」「セキュリ
ティ対 策 」「働 き方 改 革 」「要 求 工 学 」「情 報 サービス取 引 を巡 る紛 争 と予 防 」
「パーソナルソフトウェアプロセス」「労 働 者 派 遣 法 の動 向 」「REBOK」「次 世 代
IoT ワークショップ」「次 世 代 リーダー養 成 」「VSE ワークショップ」「プロジェクトマ
ネジメント」「メンタルヘルス対 策 」「デジタルビジネス国 際 展 開 に関 わる規 則 と
法 制 度 」等 に関 するセミナー・説 明 会 を開 催 した。
8. 国 際 関 係 活 動 で は 、 「 世 界 情 報 サ ー ビ ス 産 業 機 構 (WITSA) 」 及 び 「 ア ジ
ア・オセアニアコンピュータ産 業 機 構 (ASOCIO)」の多 国 間 各 種 会 合 において
意 見 表 明 や意 見 交 換 を行 った。韓 国 、 台 湾 、ベトナム等 二 国 間 では、セミナ
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ー開 催 や訪 問 ミッション等 を通 じて協 力 、連 携 等 について情 報 交 換 を行 った。
また、 会 員 企 業 のグ ローバル化 を支 援 するため、 グロー バル化 支 援 ポ ータル
サイトを通 じて関 連 情 報 の提 供 に努 めた。
9. 地 域 関 係 活 動 では、各 地 区 会 及 び地 域 連 携 推 進 会 議 の開 催 のほか、地
域 の団 体 会 員 が行 う地 域 連 携 推 進 のための事 業 10 件 、地 域 高 度 化 事 業 26
件 に対 する支 援 を行 った。
10. プライバシーマーク審 査 事 業 は、個 人 情 報 保 護 の重 要 性 が増 大 する中
で今 年 度 は新 規 8 社 、更 新 233 社 、合 併 14 社 の合 計 255 社 の認 定 審 査 を
行 った。また、受 審 企 業 の負 担 軽 減 を図 るため PMS と ISMS の同 日 審 査 を実
施 した。
11. 保 険 ・年 金 ・税 制 対 応 については、生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 の適
用 対 象 ソフトウェアの証 明 書 33,563 枚 を発 行 するとともに、申 請 者 の利 便 性
を図 るため、独 自 に対 象 ソフトウェアの「事 前 登 録 制 度 」を設 け、1,822 本 のソ
フト ウェ アを登 録 し た。 ま た、 業 務 災 害 補 償 保 険 制 度 を 新 設 す ると と もに 、 情
報 サービス業 者 賠 償 責 任 保 険 、グループ保 険 、労 災 保 険 上 乗 せ補 償 等 の会
員 向 け保 険 サービスについて引 き続 き提 供 に努 めた。さらに、投 資 教 育 の充
実 等 総 合 型 確 定 拠 出 年 金 の円 滑 な運 営 を図 った。
以 上 の諸 活 動 は、会 員 の幅 広 い協 力 を得 て活 発 に展 開 された。役 員 会 及
び事 務 局 の恒 常 的 活 動 に加 え、1 プロジェクト、19 委 員 会 、15 コミュニティ型
研 究 会 、5 地 方 地 区 会 、4 東 京 地 区 会 、審 査 会 、説 明 会 、講 演 会 、セミナー、
JDMF 等 、年 間 766 回 開 催 され、延 べ 10,623 人 が参 加 した。
なお、平 成 27 年 度 末 の会 員 数 は、正 会 員 539、賛 助 会 員 45、合 計 584 会
員 となった。これは、平 成 26 年 度 末 (正 会 員 547、賛 助 会 員 45、合 計 592 会
員 )以 降 、正 会 員 12、賛 助 会 員 1 の入 会 があった一 方 、正 会 員 20、賛 助 会
員 1 の退 会 等 があったことによる。
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Ⅱ 会 務 の概 況
1 . 第 32回 定 時 総 会
平 成 27 年 6 月 12 日 の午 後 3 時 から ANA インターコンチネンタルホテル東
京 において、第 32 回 定 時 総 会 が、会 員 357 名 (代 理 人 及 び書 面 による議 決
権 行 使 を含 む)の出 席 を得 て開 催 された。来 賓 の経 済 産 業 省 商 務 情 報 政 策
局 情 報 処 理 振 興 課 ・野 口 聡 課 長 の挨 拶 に続 き、浜 口 会 長 が議 長 となり議 事
を進 行 した。
審 議 事 項 として、第 1 号 議 案 の平 成 26 年 度 事 業 報 告 書 及 び平 成 26 年 度
決 算 書 承 認 の件 、第 2 号 議 案 の理 事 (49 名 )及 び監 事 (3 名 )選 任 の件 につい
て審 議 の結 果 、原 案 どおり承 認 された。
また、平 成 27 年 度 事 業 計 画 書 及 び平 成 27 年 度 収 支 予 算 書 報 告 の件 に
ついて報 告 があった。
引 き続 き、平 成 26 年 度 協 会 表 彰 及 び JISA Awards 2015 の表 彰 式 が執 り
行 われ、最 後 に今 回 退 任 となる浜 口 会 長 の挨 拶 をもって総 会 を終 了 した。
総 会 終 了 後 、別 室 において新 役 員 により第 263 回 理 事 会 を開 催 し、横 塚
裕 志 理 事 を会 長 に選 定 した。また、副 会 長 、専 務 理 事 及 び常 務 理 事 の選 定 、
顧 問 及 び特 別 顧 問 の推 薦 を行 った。
理 事 会 終 了 後 、総 会 と同 会 場 におい て、横 塚 新 会 長 が 議 長 となり会 員 集
会 を開 催 し、新 副 会 長 6 名 の紹 介 、新 役 付 理 事 及 び各 地 区 会 代 表 幹 事 及
び各 委 員 会 の正 副 委 員 長 の発 表 、顧 問 及 び特 別 顧 問 委 嘱 の報 告 を行 っ
た。
最 後 に JISA 会 員 、経 済 産 業 省 及 び関 連 団 体 等 から約 380 名 の参 加 を得
て情 報 交 換 会 が開 催 され、横 塚 新 会 長 の挨 拶 、関 芳 弘 経 済 産 業 大 臣 政 務
官 の来 賓 挨 拶 に続 いて室 井 雅 博 副 会 長 が乾 杯 の音 頭 をとり、参 加 者 による
懇 談 が行 われた。
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2.理事会
(1) 第 262 回 平 成 27 年 5 月 14 日
TJK プラザ「多 目 的 ルーム BC」
・ 情 報 サービス産 業 を巡 る最 近 の動 きについて
・新 規 入 会 申 込 企 業 について
・ 平 成 26 年 度 事 業 報 告 書 (案 )について
・ 平 成 26 年 度 決 算 書 (案 )について
・ 第 32 回 定 時 総 会 の招 集 について
・ 委 員 会 規 程 の一 部 改 正 について
・ 平 成 27・28 年 度 役 員 候 補 者 (案 )について
・ 「JISA Awards 2015」の表 彰 について
・ 平 成 26 年 度 協 会 表 彰 について
・Asia Pacific ICT Alliance (APICTA) 入 会 について
・ロボット革 命 イニシアティブ協 議 会 への参 加 について
・ 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・ プライバシーマーク審 査 会 結 果 について
(2) 第 263 回 平 成 27 年 6 月 12 日 ANA インターコンチネンタルホテル東 京
・ 会 長 選 定 の件
・ 副 会 長 選 定 の件
・ 専 務 理 事 及 び常 務 理 事 選 定 の件
・顧 問 及 び特 別 顧 問 委 嘱 の件
・平 成 27 年 度 地 区 会 代 表 幹 事 及 び委 員 会 体 制 について
・平 成 27 年 度 各 委 員 会 企 画 書 (案 )について
・平 成 27 年 度 委 員 会 委 員 及 びコミュニティ型 研 究 会 メンバーの募 集 について
(3) 第 264 回 平 成 27 年 7 月 22 日
TKP 有 楽 町 会 議 室 (日 東 紡 ビル)
・ 情 報 サービス産 業 を巡 る最 近 の動 きについて
・ 新 規 入 会 申 込 企 業 について
・ 委 員 会 等 活 動 報 告 について
-技 術 成 熟 度 調 査 結 果
- JISA 事 業 に関 するアンケート調 査 の実 施 について
-委 員 等 公 募 結 果
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・ 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・ プライバシーマーク審 査 会 結 果 等 について
・ ビジョン策 定 について
(4) 第 265 回 平 成 27 年 9 月 17 日
TKP 有 楽 町 会 議 室 (日 東 紡 ビル)
・ 情 報 サービス産 業 を巡 る最 近 の動 きについて
・ 新 規 入 会 申 込 企 業 について
・ ビジョン案 について
・JISA 事 業 に関 するアンケート調 査 の結 果 について
・JISA Digital Masters FORUM 2015 の開 催 について
・国 際 会 議 等 の報 告 について
・「情 報 サービス産 業 白 書 2016」について
・生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・プライバシーマーク審 査 会 結 果 について
(5) 第 266 回 平 成 27 年 11 月 19 日 TKP 有 楽 町 会 議 室 (日 東 紡 ビル)
・ 情 報 サービス産 業 を巡 る最 近 の動 きについて
・ 新 規 入 会 申 込 企 業 について
・事 務 局 長 の委 嘱 について
・Web メンバーの拡 大 策 等 について
・平 成 27 年 度 上 期 事 業 活 動 報 告 について
・平 成 27 年 度 上 期 収 支 状 況 報 告 について
・会 員 募 集 施 策 の検 討 のために
・次 年 度 事 業 計 画 策 定 の基 本 的 な考 え方 について
・JISA Awards 2016 の募 集 について
・JISA Digital Masters Forum 2015 について
・生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・プライバシーマーク審 査 会 結 果 等 について
・働 き方 改 革 の推 進 について
(6) 第 267 回 平 成 28 年 1 月 12 日 TKP 有 楽 町 会 議 室 (日 東 紡 ビル)
・ 情 報 サービス産 業 を巡 る最 近 の動 きについて
・ 新 規 入 会 申 込 企 業 について
・平 成 28 年 度 事 業 計 画 案 について
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・法 務 ・契 約 ハンドブックの完 成 について
・「情 報 サービス産 業 における適 正 な業 務 委 託 契 約 運 用 のためのガイドライ
ン」の改 定 について
・生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・プライバシーマーク審 査 会 結 果 について
(7) 第 268 回 平 成 28 年 3 月 29 日 TKP 有 楽 町 会 議 室 (日 東 紡 ビル)
・ 新 規 入 会 申 込 企 業 について
・平 成 28 年 度 事 業 計 画 書 案 について
・平 成 28 年 度 収 支 予 算 書 案 について
・「情 報 サービス産 業 における適 正 な業 務 委 託 契 約 運 用 のためのガイドライ
ン」の改 定 について
・「JISA 活 用 ベストプラクティス」会 員 事 例 集 の完 成 について
・JISA 革 命 プロジェクトの提 案 について
・JISA シリコンバレー視 察 ミッションについて
・国 際 会 議 等 の報 告 について
・広 報 委 員 会 の企 画 について
・「情 報 サービス産 業 白 書 2016」について
・平 成 27 年 度 JISA EDI タスクフォースの活 動 について
・「消 費 税 率 に影 響 を受 ける情 報 システムベンダーに関 する調 査 」の実 施 に
ついて
・生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 に係 る証 明 書 発 行 状 況 等 について
・プライバシーマーク審 査 会 結 果 について
・ユニバーサルコミュニケーションデザインについて
3.正副会長会議
下 記 日 程 により計 14 回 開 催 した。
平 成 27 年 4 月 24 日 、5 月 14 日 、7 月 22 日 、8 月 25 日 、9 月 7 日 、9 月
17 日 、10 月 21 日 、11 月 5 日 、11 月 19 日 、12 月 17 日 、平 成 28 年 1 月
12 日 、2 月 22 日 、3 月 14 日 、3 月 29 日
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Ⅲ 組 織
(平 成 27 年 6 月 12 日 現 在 )
1.役員等
役員
会 長
横塚 裕志
副会長
國井 秀子
島田 俊夫
室井 雅博
河野 憲裕
浜野 一典
原
孝
専務理事
河 野 憲 裕 (兼 務 )
常務理事
荒 井 隆秀 (事 務 局 長 兼 務 )
理 事
阿部 誠允
安藤 文男
石井 敏仁
磯部 悦男
伊藤 整一
井上 清美
植木 英次
梅沢 幸之助
鹿島 亨
梶本 繁昌
神森 晶久
亀谷 広美
木山 伸泉
幸田 好和
重木 昭信
須川 壮己
須﨑 隆寛
竹中 勝昭
田中 孝明
谷上 俊二
田原 幸朗
鴇田 勝彦
長坂 正彦
難波 基久
西岡 信也
西崎 宏
西田 公一
西巻 知之
萩原 章文
畠山 笑美子 早坂 栄二
東原 浩
福永 哲弥
舟橋 千鶴子 前川 秀志
前川 一博
前西 規夫
松木 謙吾
毛利 隆重
向
浩一
安永 登
監 事
黒瀬 修介
小林 不二夫 湯原 政文
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2.委員会等
(1) 委 員 会 等
[ビジョン]
ビジョン策 定 プロジェクト
[総 合 政 策 ]
座長
担当副会長
政策委員会
デジタルビジネス人 材 委 員 会
知 財 ・法 務 委 員 会
財務税制委員会
環境委員会
[国 際 ]
パブリックポリシー委 員 会
[経 営 ]
マーケティング強 化 委 員 会
中小経営委員会
地域連携推進委員会
[技 術 ]
室井 雅博
副委員長
安永 登
委員長
重木 昭信
副委員長
田原 幸朗
委員長
西崎 宏
副委員長
須﨑 隆寛
委員長
梅沢 幸之助
副委員長
喜多 昭男
委員長
西巻 知之
副委員長
増永 直大
浜野 一典
副委員長
鹿島 亨
副委員長
伊藤 整一
委員長
植木 英次
副委員長
横澤 誠
島田 俊夫
副委員長
安藤 文男
委員長
須川 壮己
副委員長
神森 晶久
委員長
長坂 正彦
副委員長
舟橋 千鶴子
委員長
竹中 勝昭
副委員長
石 井 敏仁
委員長
- 10 -
島田 俊夫
委員長
担当副会長
技術強化委員会
浜野 一典
委員長
担当副会長
ビジネス変 革 委 員 会
室井 雅博
委員長
担当副会長
国際委員会
横塚 裕志
國井 秀子
國井 秀子
標準化委員会
要求工学委員会
[広 報 ]
副委員長
前川 秀志
委員長
伏見 論
副委員長
川田 葉子
委員長
青山 幹雄
副委員長
中谷 多哉子
担当副会長
広報委員会
「未 来 を展 望 する」委 員 会
白書委員会
ダイバーシティ委 員 会
原 孝
委員長
原 孝
副委員長
木山 伸泉
委員長
福永 哲弥
副委員長
前川 一博
委員長
磯部 悦男
副委員長
明神 知
委員長
梶本 繁昌
副委員長
井上 清美
JISA Digital Masters Forum2015 実 行 委 員 会
委員長
向 浩一
副委員長
舟橋 千鶴子
副委員長
伊藤 整一
幹事
高橋 健一
(2) コミュニティ型 研 究 会
IT アーキテクトコミュニティ
ソフトウェアの重 要 性 を知 ってもらうコミュニティ
幹事
小野田 祐子
幹事
岡田 日出則
幹事
伊藤 整一
幹事
大津 崇
幹事
竹屋 嘉章
幹事
岡本 尚也
幹事
角野 幸子
幹事
安藤 寿之
マイナンバー活 用 推 進 コミュニティ
幹事
梅屋 真一郎
営 業 力 向 上 コミュニティ
幹事
中村 寛文
ワーク・ライフ・バランス推 進 コミュニティ
幹事
山谷 明子
幹事
尾形 和昭
幹事
山 田 さおり
会 員 連 携 コミュニティ
アジャイルコミュニティ
採 用 担 当 者 コミュニティ
- 11 -
スキル標 準 活 用 コミュニティ
幹事
福嶋 義弘
要求開発事例研究会
幹事
斎藤 忍
情 報 セキュリティ研 究 会
幹事
丸山 宏
プロジェクト健 全 性 評 価 研 究 会
幹事
早乙女 真
VSE(基 本 開 発 プロセス)研 究 会
幹事
伏見 諭
グローバルビジネス研 究 会
幹事
大須賀 正之
幹事
伊藤 整一
幹事
宮越 一郎
幹事
西島 昭佳
幹事
細谷 竜一
幹事
青山 幹雄
個 人 情 報 保 護 タスクフォース
座長
横澤 誠
EDI タスクフォース
座長
藤野 裕司
(4) プライバシーマーク審 査 会
会長
藤原 靜雄
(5) JISA Awards 選 考 委 員 会
委員長
坂村 健
要 求 インスペクション設 計 研 究 会
(3) タスクフォース
- 12 -
3.地区会
東日本地区会
代表幹事
早坂 栄二
関東地区会
代表幹事
梶本 繁昌
中部地区会
代表幹事
田中 孝明
関西地区会
代表幹事
萩原 章文
西日本地区会
代表幹事
幸田 好和
東京 A 地区会
代表幹事
安藤 文男
東京 B 地区会
代表幹事
安永 登
東京 C 地区会
代表幹事
亀谷 広美
東京 D 地区会
代表幹事
木山 伸泉
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Ⅳ 会 員 の動 き
1.会員数
平 成 27 年 度 末 の会 員 数 は、正 会 員 539、賛 助 会 員 45、合 計 584 会 員 と
なった。これは、平 成 26 年 度 末 の会 員 数 、正 会 員 547、賛 助 会 員 45、合 計
592 会 員 から、平 成 27 年 4 月 1 日 以 降 、正 会 員 12、賛 助 会 員 1 の入 会 が
あった一 方 、正 会 員 20、賛 助 会 員 1 の退 会 等 があったためである。
平 成 27 年 度 末 における地 区 別 の会 員 数 は以 下 のとおりである。
平成26年度末
平成27年度
(平成27年3月31日)
(平成28年3月31日)
正会員
正会員
賛助会員
賛助会員
北海道
6
0
5
0
東 北
16
0
17
0
関 東
68
0
71
0
東 京
348
41
338
41
中 部
18
1
18
1
関 西
55
2
56
2
中 国
11
0
11
0
四 国
5
0
4
0
19
0
18
0
九州・沖縄
海 外
1
1
1
1
小 計
547
45
539
45
合 計
592
584
- 14 -
2.入会
【正 会 員 】
1 (株 )WISHシステムコンサルティング
2 (株 )コンピューターマネジメントセンター
3 (株 ) Asian Bridge
平 成 27年 4月 1日
〃
平 成 27年 7月 22日
4 MITホ ー ル デ ィ ン グ ス (株 )
〃
5 Sky (株 )
〃
6 ARア ド バ ン ス ト テ ク ノ ロ ジ (株 )
〃
7 (株 )ク ロ ス パ ワ ー
平 成 27年 9月 17日
8 (株 )ミ ロ ク 情 報 サ ー ビ ス
〃
9 (株 )シ ス テ ム シ ェ ア ー ド
平 成 27年 11月 19日
10 JBア ド バ ン ス ト ・ テ ク ノ ロ ジ ー (株 )
11 サ イ バ ー コ ム (株 )
〃
平 成 28年 1月 12日
12 (株 )デ ー タ ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン
〃
【賛 助 会 員 】
1 NPO法 人 フ ァ ザ ー リ ン グ ・ ジ ャ パ ン
- 15 -
平 成 27年 5月 14日
3 . 退 会 等 (合 併 を 含 む )
【正 会 員 】
1 (株 )インテリジェンスビジネスソリューションズ
平 成 27年 4月 1日
2 (株 )システムオリコ
平 成 27年 5月 31日
3 (株 )エイチ・アイ・ディ
平 成 27年 6月 30日
4 (株 )高 知 電 子 計 算 センター
〃
5 (株 )日 本 カルチャソフトサービス
〃
6 (株 )NTC
〃
7 (株 )日 立 ソリューションズ・クリエイト
平 成 27年 12月 31日
8 (株 )インテリジェントウェイブ
平 成 28年 3月 31日
9 (株 )インフォメッシュ
〃
10 (株 )内 田 洋 行 ビジネスエキスパート
〃
11 NDIソリューションズ(株 )
〃
12 九 電 ビジネスソリューションズ(株 )
〃
13 (株 )クロスパワー
〃
14 (株 )JR東 日 本 情 報 システム
〃
15 (株 )セカンドファクトリー
〃
16 日 本 テ ム ズ (株 )
〃
17 (株 )プライム・テック
〃
18 (株 )プログラムアーキテクト
〃
19 丸 紅 情 報 システムズ(株 )
〃
20 安 川 情 報 システム(株 )
〃
【賛 助 会 員 】
1 (株 )JTBコーポレートセールス
平 成 27年 4月 1日
- 16 -
Ⅴ 表彰関係
(1) 協 会 表 彰 (第 32 回 定 時 総 会 平 成 27 年 6 月 12 日 )
<グループ>
・株 式 会 社 三 菱 総 合 研 究 所 白 書 制 作 チーム(委 託 先 )
(2) JISA Awards 2015(第 32 回 定 時 総 会 平 成 27 年 6 月 12 日 )
<Winner>
・NEC ソリューションイノベータ(株 )
「性 別 ・年 齢 層 自 動 推 定 システム「FieldAnalyst」」
・東 芝 ソリューション(株 )
「輸 送 計 画 ICT ソリューション SaaS TrueLine®」
<特 別 賞 >
・SCSK(株 )
「働 き方 改 革 運 動 「スマートワーク・チャレンジ 20」」
(3) 平 成 27 年 度 工 業 標 準 化 事 業 表 彰 (式 典 平 成 27 年 10 月 5 日 )
<国 際 標 準 化 貢 献 者 表 彰 (産 業 技 術 環 境 局 長 表 彰 )>
・伏 見 諭 氏 (東 海 大 学 )
(4) 情 報 化 月 間 表 彰 (情 報 化 月 間 記 念 式 典 平 成 27 年 10 月 27 日 )
<経 済 産 業 大 臣 表 彰 企 業 等 部 門 >
・SCSK(株 )
(5) 平 成 27 年 秋 の褒 章 (褒 章 伝 達 式 及 び拝 謁 平 成 27 年 11 月 13 日 )
<藍 綬 褒 章 >
・島 田 俊 夫 氏 (一 社 )情 報 サービス産 業 協 会 副 会 長
株 )CAC Holdings取 締 役 会 長
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Ⅵ 活 動 の概 況
1.委員会・コミュニティ型研究会等活動
(1) 業 界 の方 向 付 けをする組 織 として
ビジョン策 定 プロジェクト
情 報 サービス産 業 そのものをより高 いレベルに引 き上 げ、情 報 サービス産
業 の魅 力 を伝 えるため、「JISA Spirit」を平 成 27 年 10 月 上 旬 に発 表 した。
「JISA Spirit」は、"ソフトウェアで「!(革 命 )」を"と題 する業 界 宣 言 としてい
る。
また、策 定 理 念 を会 員 企 業 に広 く伝 えるため、「JISA Spirit」ポスターやチ
ラシを配 布 するとともに、JISA Digital Masters Forum にて、「JISA ビジョン~
破 壊 的 変 革 への挑 戦 ~」をテーマに講 演 会 をおこなった。講 演 内 容 につい
ては、日 本 経 済 新 聞 (平 成 27 年 12 月 24 日 朝 刊 )に採 録 記 事 として掲 載 さ
れた。
(2) 業 界 の声 を集 約 する組 織 として
(a) 会 員 の声 を集 約 する組 織
政策委員会
組 織 運 営 の強 化 や社 会 に向 けた情 報 発 信 の強 化 等 に資 するため、協
会 活 動 全 般 に関 する会 員 の意 見 ・要 望 を集 約 するとともに、業 界 ビジョン
の具 体 化 に取 り組 む組 織 として、以 下 の活 動 を行 った。
・平 成 27 年 8 月 、協 会 活 動 に係 る意 見 ・要 望 、業 界 ビジョンの策 定 に
向 けた意 見 を収 集 するため、会 員 に対 して JISA 事 業 に関 するアンケ
ート調 査 を実 施 し、正 会 員 203 社 からの回 答 を得 (回 収 率 39.5%)、
理 事 会 で報 告 の上 、平 成 27 年 9 月 に会 員 及 び各 委 員 会 の委 員 長
等 に報 告 した。
・平 成 27 年 6 月 、JISA 活 動 連 絡 会 を東 京 と大 阪 にて開 催 し、委 員 会
等 の企 画 を紹 介 した。参 加 者 は東 京 81 名 、大 阪 13 名 。
・平 成 28 年 3 月 、JISA 会 員 数 の推 移 と入 退 会 の理 由 、JISA でこれま
でに実 施 した入 会 促 進 の取 組 等 を共 有 した上 で、JISA の活 動 や魅 力
をより多 くの人 に伝 え、入 会 を促 進 するため、「JISA 活 用 ベストプラクテ
ィス~情 報 サービス産 業 協 会 会 員 事 例 集 ~」を取 りまとめ、理 事 会 で
- 18 -
報 告 し、会 員 に送 付 した。
・平 成 28 年 2 月 、JISA 活 動 の活 性 化 を図 る上 で、関 西 における JISA
活 動 の状 況 を共 有 した。
・平 成 28 年 2 月 、米 国 調 査 の実 施 に向 けた検 討 を行 った。
・平 成 27 年 12 月 及 び平 成 28 年 2 月 、学 生 向 け CSR 活 動 の事 例 を
共 有 した。
・平 成 28 年 3 月 、平 成 28 年 度 事 業 計 画 を立 案 し、理 事 会 で報 告 し
た。
(b) 働 く一 人 ひとりの声 を集 約 する組 織
①IT アーキテクトコミュニティ
IT アーキテクトがオープンに集 う場 として、参 加 者 の人 的 ネットワークの
拡 大 や能 力 の向 上 を目 的 に、以 下 の活 動 を行 った。
・「超 上 流 工 程 での IT アーキテクトの役 割 」や「アプリケーションフレーム
ワーク更 新 時 の設 計 手 法 」といった、特 定 のケースを設 定 し、IT アーキ
テクトがどのように振 る舞 うべきか議 論 をした。
・次 代 を担 う IT アーキテクトの育 成 も活 動 に含 め、会 合 にはメンバー企
業 の若 手 も自 由 に参 加 できるよう柔 軟 な運 営 を志 向 した。
②ソフトウェアの重 要 性 を知 ってもらうコミュニティ
ソフトウェアの重 要 性 を世 間 に知 らしめるためのアイディアを検 討 し、より
多 くの人 、多 くの世 代 に、当 産 業 についての正 しい知 識 を普 及 させるため
に活 動 として、平 成 27 年 度 は小 中 学 生 にターゲットを絞 り、『ハックフォー
プレイ』を 利 用 して「 JISAプログラミングワークショップ」を以 下 の とおり実
施 した。
・平 成 28 年 2 月 16 日 、國 學 院 久 我 山 中 学 高 等 学 校 にて開 催 し、参
加 者 はパソコン部 に所 属 する生 徒 (中 高 生 )13 名 であった。
・平 成 28 年 4 月 から 5 月 に立 教 池 袋 中 学 高 等 学 校 、及 び、横 浜 市 の
公 立 小 学 校 にて開 催 を予 定 している。
③会 員 連 携 コミュニティ
サービス化 ・知 識 集 約 化 を促 進 するための企 業 連 携 を目 指 し、参 加 メ
ンバー間 の交 流 を促 進 するため、ユーザ企 業 との交 流 、女 性 視 点 でのビ
ジネスへの取 組 などのテーマを設 定 し、以 下 の活 動 を行 った。
- 19 -
・「攻 めの IT 銘 柄 」企 業 に選 ばれた JFE スチール、東 京 海 上 日 動 火 災
の 情 報 シ ステ ム 責 任 者 を 招 き 、 情 報 シ ステ ム 活 用 の 方 向 性 に 関 す る
講 演 と意 見 交 換 等 の交 流 を実 施 した。
・コミュニティメンバー企 業 の女 性 有 志 による「女 性 視 点 でのビジネスへ
の取 組 」に関 する検 討 を行 った。
・メンバー間 相 互 の懇 親 を深 めるための活 動 を行 った。
④アジャイルコミュニティ
スピード経 営 に対 応 した開 発 方 法 論 の普 及 とビジネスに活 かすことを目
指 し、以 下 の活 動 を行 った。
・コミュニティ参 加 各 社 におけるアジャイルへの取 り組 みについて意 見 交
換 を行 い、アジャイルについての理 解 を深 め、事 例 共 有 として、JDMF
ベストプレゼンテーション賞 「アジャイル開 発 における要 求 管 理 手 法 と
適 用 評 価 」について講 演 会 を実 施 し、意 見 交 換 を行 った。
・JISA 会 員 の現 状 を把 握 するための「アジャイルの現 状 把 握 」に関 する
アンケート調 査 及 び普 及 に資 するセミナーについて検 討 した。
・他 コミュニティ及 び外 部 イベントとの連 携 について検 討 するなどアジャ
イルの普 及 活 動 に取 り組 んだ。
⑤マイナンバー活 用 推 進 コミュニティ
2016 年 から始 まる社 会 保 障 ・税 番 号 制 度 が企 業 に与 える影 響 につい
て情 報 共 有 を図 るとともに、将 来 (2019 年 以 降 )の民 間 での活 用 も含 む
利 用 分 野 の拡 大 に関 する検 討 するため、以 下 の活 動 を行 った。
・マイナンバーカード及 びマイナポータルの民 間 活 用 への拡 大 に向 けて、
内 閣 官 房 担 当 室 関 係 者 を招 いて研 究 会 を開 催 した。
・内 閣 官 房 担 当 室 が経 団 連 を通 じて行 ったマイナンバー民 間 活 用 のた
めのヒアリング調 査 に対 応 した。
・総 務 省 が平 成 27 年 度 に実 施 した民 間 活 用 の実 証 実 験 をベースに、
マイナンバーカードを利 用 した公 的 個 人 認 証 等 のビジネス化 に向 けた
セミナーを企 画 ・実 施 することとした。実 施 は平 成 28 年 度 上 期 を予 定
している。
⑥営 業 力 向 上 コミュニティ
営 業 力 向 上 を図 るため以 下 の活 動 を行 った。
- 20 -
・新 規 顧 客 獲 得 を想 定 とした営 業 ロールプレイングを 8 組 実 施 した。委
員 が営 業 担 当 者 役 とお客 様 役 に分 かれて実 施 し、終 了 後 にフィード
バックした。
・営 業 現 場 における成 功 /失 敗 体 験 のプレゼンテーションを 5 件 (「セー
ル ス オ ペ レ ー シ ョ ン に つ い て 」 「 ABC 経 営 シ リ ー ズ 『 接 待 』 に つ い て 」
「AWS re:Invent 2015 参 加 報 告 」「営 業 担 当 者 が活 用 出 来 る最 新 情
報 技 術 動 向 」「営 業 から見 た”プロの技 術 者 とアマの技 術 者 ”の違 いに
ついて」)行 った。
・東 日 本 大 震 災 を経 験 したデータセン ター及 びその ビジネスの 見 学 会
を行 った。
・異 業 種 トップセールスセミナーとして、損 保 業 界 で活 躍 するトップセー
ルスマンを招 いた講 演 会 を行 った。
⑦ワーク・ライフ・バランス推 進 コミュニティ
女 性 の活 躍 推 進 及 び“イクボス”の普 及 ・拡 大 を図 るため、以 下 の活 動
を行 った。
・平 成 28 年 2 月 23 日 、JJK 会 館 において、JISA 人 材 フォーラム「IT 業
界 の働 き方 を考 える~長 時 間 労 働 改 善 と働 き方 改 革 のコツを伝 授 し
ます!~」を開 催 した(参 加 者 112 名 )。フォーラムは、二 部 構 成 になっ
ており、第 1 部 では先 進 事 例 紹 介 (会 社 事 例 、チーム事 例 、個 人 事 例 )
の講 演 が行 われた。第 2 部 では情 報 交 換 会 と称 し、現 在 抱 えている
悩 みや課 題 に ついてグ ループ ディス カッショ ンを行 った。講 演 内 容 は
JISA 会 報 に掲 載 する予 定 。
・平 成 27 年 11 月 、NPO 法 人 ファザーリング・ジャパン主 催 「ファザーリ
ング全 国 フォーラム in とやま」へ参 加 し、講 演 を行 った。
・平 成 27 年 11 月 ~平 成 28 年 2 月 、全 3 回 の連 続 講 演 から成 る「次
世 代 リーダー養 成 アカデミー」を実 施 し、情 報 共 有 と自 己 研 鑽 及 びコ
ミュニティ形 成 の機 会 を提 供 した。会 員 各 社 から次 世 代 を担 う人 材
(経 営 幹 部 候 補 、プロジェクトマネージャ、高 度 スペシャリスト等 )が 30
名 参 加 した。第 1 回 (平 成 27 年 11 月 10 日 )は、横 塚 裕 志 JISA 会
長 による講 演 「今 後 の情 報 サービス産 業 を極 める!」、第 2回 目 (平 成
27 年 12 月 16 日 )は、須 田 真 也 様 (アステラス製 薬 株 式 会 社 情 報 シ
ステム部 )を講 師 にお招 きし、「ユーザー視 点 を極 める!」、最 終 回 (平
成 28 年 2 月 3 日 )、は NPO 法 人 ファザーリング・ジャパンより、塚 越 学
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氏 と川 島 高 之 氏 を講 師 による「ダイバーシティを極 める!」の講 演 を基
に、各 回 受 講 生 によるグループディスカッションを実 施 した。
⑧採 用 担 当 者 コミュニティ
情 報 サービス産 業 に関 心 のある学 生 への情 報 発 信 の場 として「IT 業 界
研 究 カフェ」を企 画 ・運 営 し、業 界 理 解 を深 めるため、以 下 の活 動 を行 っ
た。
・平 成 27 年 11 月 28 日 、ベルサール神 田 において、学 生 向 け情 報 発
信 イベント「IT 業 界 研 究 カフェ」を開 催 した(全 参 加 者 245 名 )。なお、
プログラムは、就 職 活 動 本 格 始 動 前 の学 生 に対 するIT業 界 への興 味
喚 起 のため、IT 業 界 についてのセミナー、パネルディスカッションの後 、
カフェ形 式 にて実 際 に業 界 内 で活 躍 するビジネスパーソンと自 由 に交
流 を図 る内 容 とした。
・平 成 27 年 12 月 19 日 、関 西 地 区 会 と共 催 で新 大 阪 ブリックビルにて
「IT 業 界 研 究 カフェ in 大 阪 」を開 催 し(全 参 加 者 68 名 )、首 都 圏 だけ
でなく関 西 の学 生 に向 けて、当 業 界 の魅 力 をアピールした。
⑨スキル標 準 活 用 コミュニティ
iコンピテンシ・ディクショナリの活 用 等 を研 究 するため、以 下 の活 動 を行
った。
・スキル標 準 の利 活 用 について、メンバーによる事 例 紹 介 を実 施 し、各
社 に共 通 する課 題 として、ITSS の人 材 分 類 ではクラウド、ビッグデータ、
IoT 等 最 近 のビジネスに対 応 できる人 材 を育 成 することが困 難 で、プロ
フェッショナル認 定 制 度 の運 用 が難 しい状 況 にあることが認 識 された。
・情 報 サービス企 業 に定 着 した ITSS に比 べてiコンピテンシ・ディクショ
ナ リ (iCD) に は 技 術 者 の レ ベ ル 感 が わ か ら な い と い っ た 問 題 が あ り 、
IPA HRD イニシアティブセンターと意 見 交 換 を実 施 し、コミュニティの
意 見 を伝 えた。
⑩要 求 開 発 事 例 研 究 会
REBOK の普 及 活 動 を通 じ要 求 開 発 の事 例 研 究 と情 報 共 有 を行 うため、
以 下 の活 動 を行 った。
・要 求 開 発 及 び要 求 アナリストに関 わる実 践 事 例 4 件 (「要 求 要 件 定 義
技 法 」 「 ユ ー ザ 中 心 設 計 に 向 け て の 要 求 定 義 手 法 Goal Directed
- 22 -
Task Analysis の適 用 」「アジャイル開 発 における要 求 管 理 手 法 と適
用 評 価 」「要 求 定 義 でのビジネスルールの可 視 化 アプローチ」)の発 表 、
意 見 交 換 を行 い、要 求 開 発 について理 解 を深 めた。
・ 要 求 開 発 に 関 わ る 書 籍 、 要 求 工 学 委 員 会 の 活 動 ・ 成 果 の 共 有 を行
った。
⑪情 報 セキュリティ研 究 会
情 報 セキュリティに関 する最 新 技 術 及 び規 格 の動 向 を把 握 し、情 報 セ
キュリティ技 術 力 向 上 に資 するため、以 下 の活 動 を行 った。
・情 報 セキュリティに関 する啓 発 のため、以 下 のテーマでセミナーを開 催
した。
「SQLインジェクションに起 因 するベンダー敗 訴 の事 例 紹 介 」
講 師 :(株 )日 本 総 合 研 究 所 法 務 部 部 長 代 理 村 上 佳 子
「情 報 セキュリティ早 期 警 戒 パートナーシップガイドライン 2015 年 版 の
概 要 と注 意 点 」
講 師 :(株 )NTT データ セキュリティ・エバンジェリスト 西 尾 秀 一
「ウェブサイトを安 全 に運 用 するための勘 所 」
講 師 :独 立 行 政 法 人 情 報 処 理 推 進 機 構 技 術 本 部 セキュリティ
センター情 報 セキュリティ技 術 ラボラトリー 主 任 研 究 員 渡 辺 貴 仁
・「スマデバ時 代 の インターネットサービス開 発 の セキュリティ」をテーマ
に 外 部 講 師 を招 い て最 新 の セキュ リ ティ対 策 に 関 する 意 見 交 換 を実
施 した。
・情 報 セキュリティ早 期 警 戒 パートナーシップを紹 介 し、 参 加 各 社 に お
ける取 り組 みについて情 報 を交 換 した。
・マイナンバーの情 報 セキュリティをテーマに参 加 各 社 における取 り組 み
について情 報 を交 換 した。
⑫プロジェクト健 全 性 評 価 研 究 会
コミュニケーションの観 点 からプロジェクト健 全 化 を研 究 するため、以 下
の活 動 を行 った。
・平 成 26 年 度 に作 成 した「プロジェクト健 全 性 評 価 指 標 利 用 ガイドライ
ン」などに基 づいて、具 体 的 プロジェクト事 例 をもとに健 全 性 評 価 のシ
ミュ レー シ ョンを行 い 、 問 題 発 生 メカニズムや要 因 の 発 見 方 法 に つい
て意 見 交 換 と整 理 を行 った。
- 23 -
・今 後 は、既 存 の健 全 性 の評 価 項 目 (キープローブ)を整 理 し、点 数 化
による問 題 要 因 発 見 についても検 討 していく。
⑬VSE(基 本 開 発 プロセス)研 究 会
VSE標 準 の普 及 啓 発 のため、「VSE導 入 を体 験 するワークショップ」及
び「国 際 VSEシンポジウム」を開 催 することとし、プログラムの内 容 や対 象
者 、開 催 時 期 等 について研 究 会 で活 発 な討 議 が行 われた。
・平 成 27 年 11 月 13 日 、「VSE 標 準 プロジェクト 10 周 年 国 際 シンポジ
ウム」を開 催 し、アイルランド、ブラジル、タイ、カナダ、日 本 の各 国 にお
ける VSE 標 準 への取 り組 みについて報 告 が行 われた。
・平 成 28 年 2 月 18 日 、VSE 標 準 の理 解 を深 め、開 発 効 率 向 上 に寄
与 することを目 的 に「VSE 導 入 を体 験 するワークショップ」を開 催 した。
午 前 中 は VSE の概 要 について説 明 、午 後 は参 加 者 を 5 つのグループ
に分 けて「勤 怠 管 理 システム」を例 に VSE 標 準 を利 用 してプロジェクト
計 画 を策 定 する演 習 が行 わ れた。グループ毎 に 開 発 の目 標 、入 力 、
制 約 、リスク、出 力 の 5 項 目 を洗 い出 し、発 表 する型 式 で進 められた。
⑭グローバルビジネス研 究 会
国 際 展 開 及 び国 際 連 携 に関 心 のある業 界 内 外 の有 識 者 による情 報
交 流 を通 じグローバルビジネスの推 進 を図 るため、以 下 の活 動 を行 った。
・グローバルビジネスの重 点 分 野 に関 するアンケート調 査 を実 施 した。
・中 国 オフショア開 発 に関 する意 識 調 査 を実 施 した。
・訪 日 した北 京 アウトソーシングサービス企 業 協 会 ・中 国 対 日 情 報 サー
ビス産 業 連 盟 と、オフショア開 発 動 向 、中 国 ローカルビジネスに関 する
討 議 ・交 流 会 を開 催 した。
・訪 日 した香 港 情 報 サービス産 業 協 会 会 長 を招 き、同 地 域 との IT 産 業
協 力 の方 向 性 について懇 談 した。
・中 国 とのビジネス関 係 に関 する勉 強 会 を開 催 した。
・台 湾 IoT ビジネス連 携 に関 する勉 強 会 を開 催 した。
・ブータンの ICT 産 業 及 び国 際 大 学 と協 力 したグローバル ICT パーク
に関 する勉 強 会 を開 催 した。
⑮要 求 インスペクション設 計 研 究 会
・要 求 仕 様 書 の品 質 向 上 を図 る設 計 方 法 論 RISDM を研 究 会 参 加 各
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社 において実 践 し、評 価 を行 った。
・方 法 論 の改 善 と運 用 上 の課 題 等 について意 見 交 換 を行 った。
・要 求 工 学 シンポジウム(平 成 27 年 6 月 )で「インスペクションによる要 求
仕 様 書 の品 質 向 上 」として講 演 会 を行 った。
(3) 社 会 に訴 求 する組 織 として
(a) 変 革 (イノベーション)の推 進
①ビジネス変 革 委 員 会
新 規 技 術 を起 点 に変 化 を遂 げつつある、ハードウェアと IT サービスの
融 合 ( IoT ) に 係 る 知 見 習 得 、 外 部 刺 激 へ の 接 触 、 並 び に ベ ン チ ャ ー 企
業 及 びスタートアップ企 業 等 との連 携 促 進 を図 り、参 加 企 業 における、時
代 環 境 適 応 への道 筋 を創 る組 織 として、次 の検 討 を行 った。
・未 踏 IT 人 材 発 掘 ・育 成 事 業 出 身 ベンチャーH2L と協 力 し、次 世 代
IoT ワークショップを開 催 し、ワークショップ参 加 者 有 志 による IoT 成 果
物 展 示 会 「Mini Make Faire in JISA」を開 催 した。
・自 動 車 産 業 の IT/IoT 利 用 について事 例 研 究 ・意 見 交 換 、リモートセ
ンシングによる衛 星 通 信 画 像 のビジネス利 用 について日 本 リモートセ
ンシング学 会 との交 流 、新 しいビジネストレンドの方 向 性 に関 する検 討 、
ドイツ・インダストリ 4.0 の動 向 についての検 討 を実 施 した。
・ロボット協 議 会 、IoT 推 進 フォーラム等 関 係 組 織 活 動 をフォローした
②「未 来 を展 望 する」委 員 会
欧 米 をはじめ世 界 で起 きているデジタルビジネス革 命 の動 向 を把 握 し、
業 界 内 外 に発 信 することを目 的 に以 下 の活 動 を行 った。
・破 壊 的 なイノベーションと呼 ばれる IT 技 術 を駆 使 する新 規 競 争 者 の
市 場 参 入 な ら び に 市 場 破 壊 に つ い て 、 特 に SMAC(Social media,
Mobile, data Analysis, Cloud)と称 される現 代 の技 術 トレンドとの関 連
性 を考 察 するとともに、これらの破 壊 的 イノベーションがもたらす IT サ
ービス事 業 者 への影 響 を考 察 ・検 討 した。
・2020 年 までという近 未 来 における、情 報 サービス産 業 が担 う役 割 、顧
客 企 業 に提 供 する付 加 価 値 等 のあるべき姿 について、歴 史 的 な流 れ
も踏 まえ、いくつかの方 向 性 を検 討 した。
・2020 年 以 降 の情 報 サービス産 業 において待 ち受 けているであろうパラ
ダイムシフトとはいかなるものかを考 察 し、それらをいかに乗 り越 えてい
- 25 -
くべきか、過 去 のパラダイムシフト時 の成 功 例 と失 敗 例 を参 考 に、今 後
の IT サービス事 業 者 の在 り方 について考 察 した。
今 後 、以 上 の調 査 検 討 結 果 を委 員 会 報 告 として取 りまとめた上 で、
JISA 会 報 への掲 載 等 各 種 の情 報 発 信 を行 う予 定 である。
なお、平 成 27 年 7 月 には世 界 における IR 利 活 用 の変 化 、デジタルビ
ジネスの 動 向 、 マ ネジメン ト 改 革 等 を 把 握 する ため 、 講 演 会 「 シン ガポー
ル経 営 大 学 と考 えるソフトウェア産 業 の未 来 」を開 催 した。
③技 術 強 化 委 員 会
インダストリー4.0 等 の海 外 先 進 技 術 動 向 を獲 得 し、我 が国 のソフトウェ
アイノベーションに繋 げることを目 標 とし、ソフトウェア開 発 における技 術 力
及 び生 産 性 向 上 に資 するため、以 下 の活 動 を行 った。
・IPA ソフトウェア高 信 頼 化 センターと連 携 し、同 センターの事 業 である
「先 進 的 な設 計 ・検 証 技 術 の適 用 事 例 」で取 り上 げられた技 術 につい
て会 員 の活 用 状 況 を調 査 した。また、情 報 サービス企 業 の PM 力 強 化
を図 る観 点 から、PMI 日 本 支 部 と組 織 成 熟 度 の評 価 に関 する意 見 交
換 を実 施 し、今 後 も PM 力 強 化 で連 携 した活 動 を行 うことで合 意 した。
・JISA 会 員 のエンジニアを対 象 に「情 報 サービス産 業 における技 術 成
熟 度 調 査 」を実 施 し(有 効 回 答 1,332 件 )、要 素 技 術 の成 熟 度 を分 析
するとともに、技 術 の認 知 度 や技 術 の利 用 実 績 の相 関 関 係 について
分 析 した。なお、調 査 結 果 は「27-J008 情 報 サービス産 業 における情
報 技 術 マップに関 する調 査 報 告 」に取 りまとめた。
④標 準 化 委 員 会
情 報 規 格 調 査 会 における ISO リエゾン活 動 、IoT の進 展 への対 応 等 、
業 界 に おける 標 準 化 をリードできる 人 材 の 発 掘 と 育 成 に 取 り組 み、 国 際
競 争 力 の獲 得 を図 るため、以 下 の活 動 を行 った。
・ソフトウェア工 学 関 連 を中 心 に、プロジェクトマネジメント関 連 及 び情 報
セキュリティに関 する規 格 を検 討 している情 報 規 格 調 査 会 等 の委 員
会 に参 加 し、国 際 規 格 の動 向 を調 査 分 析 した。
・平 成 26 年 度 に「VSE 標 準 導 入 の手 引 」を作 成 したJISAからの委 員 及
び有 識 者 等 とで合 同 研 究 を実 施 し、VSEプロセスに関 するセーフティ
およびセキュリティ対 応 プロセス拡 張 文 書 と関 連 解 説 書 他 を作 成 し、
JISA 会 報 に寄 稿 した。
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・平 成 26 年 度 に発 行 した「ITbiz 標 準 活 用 ガイド 2014」で紹 介 した規 格
及 びガイドのその後 の改 訂 状 況 を調 査 ・検 討 し、平 成 28 年 度 に JISA
標 準 化 Web に掲 載 した情 報 を改 訂 、追 加 することを決 定 した。
・IoT に係 わる技 術 をリードしている標 準 化 団 体 の動 向 及 び当 産 業 への
インパクトなど調 査 分 析 した。平 成 28 年 度 も引 き続 き調 査 し、技 術 俯
瞰 図 作 成 を目 指 すこととした。
⑤マーケティング強 化 委 員 会
受 託 型 営 業 から提 案 型 へと営 業 活 動 の転 換 を図 り、デジタルビジネス
の創 造 を目 指 すため、以 下 の活 動 を行 った。
・データ活 用 に関 するマーケティングの事 例 発 表 (4 回 8 社 )を行 い、デ
ータ活 用 における論 点 を「データをビジネスに変 える」「データ収 集 ・分
析 ・仮 説 ・実 行 ・モデル化 とビジネスモデル」「データ活 用 の基 盤 作 りの
ためのツール活 用 、ツールベンダー提 携 」「社 内 での情 報 管 理 、マー
ケティング体 制 」「人 材 育 成 」に整 理 した。
・会 員 各 社 のマーケティング強 化 に対 する課 題 を検 討 し、データ活 用
事 例 等 アイデアを出 し合 うフォ ーラム「マーケティング強 化 に向 けてア
イデアを出 し合 おう!」を企 画 し、以 下 の各 テーマを設 定 した(平 成 28
年 5 月 13 日 開 催 )。
1) データを使 ったマーケティングでいかに顧 客 拡 大 をしていくか
既 存 事 業 領 域 の成 長 や収 益 力 が伸 び悩 む中 、次 の成 長 領 域 の
獲 得 が 各 企 業 の 命 題 と なっている。次 の 成 長 領 域 の設 定 や獲 得 の
ために、どのようにデータを活 用 して事 業 拡 大 を進 めるか、参 加 各 社
の活 用 例 や日 々悩 んでいる項 目 を交 え、ワークショップ形 式 で、これ
から進 むべき方 向 性 や解 決 につながるヒントを掴 む。
2) 提 案 型 に変 わるために自 社 のマーケティング基 盤 をどうするか
サービス化 が進 展 する中 、顧 客 への価 値 提 供 が益 々重 要 となって
きている。この時 代 に、提 案 型 営 業 で如 何 に多 様 化 する顧 客 の期 待
に応 えていくか、各 社 の課 題 から検 討 していく。
3) データ活 用 型 ビジネスのための体 制 や人 材 について
情 報 サ ー ビ ス 業 界 に お い て、 デ ー タ 活 用 型 マ ー ケ テ ィ ン グ を 推 進
するためには、従 来 型 の受 け身 中 心 の人 材 から、提 案 型 ・変 革 型 人
材 が、求 められる。JISA Sprit「ソフトウェアで『!(革 命 )』を」を実 現 す
るためのあるべき人 材 創 造 及 び組 織 体 制 について議 論 する。
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(b) プレゼンスの向 上
①白 書 委 員 会
情 報 サービス産 業 白 書 の刊 行 及 びその在 り方 を含 めた白 書 編 纂 活 動
の発 展 のため、書 籍 の性 格 を「一 社 一 冊 のリファレンス」から「一 人 一 冊 の
読 み物 」とすることにより、一 層 の普 及 ・浸 透 を図 る取 組 を行 った。具 体 的
には、2016 年 版 白 書 では「ネクストステージへのチャレンジ~デジタルビジ
ネス時 代 の幕 開 け~」をテーマとして設 定 し、いま業 界 が直 面 している現
状 の分 析 と課 題 解 決 に向 けた提 言 を約 150 ページ・約 2,200 円 +税 の
書 籍 として平 成 28 年 5 月 に(株 )インプレスより刊 行 した。一 方 、技 術 ・経
営 等 各 論 の解 説 について、平 成 28 年 5 月 にウェブで配 信 を開 始 した(書
籍 版 購 読 者 と JISA WEB メンバー限 定 )。
2016 年 版 の概 要 及 び周 知 活 動 は、以 下 のとおりである。
・情 報 サービス事 業 者 及 び情 報 システムユーザーの実 態 について、平
成 27 年 11 月 に実 施 した「情 報 サービス産 業 動 向 調 査 」「情 報 システ
ム化 の現 状 と将 来 動 向 の調 査 」(白 書 アンケート)に基 づいて整 理 し
た。
・白 書 アンケート等 に基 づき、情 報 サービス産 業 の市 場 における変 化 、
デジタルビジネスに対 するユーザの取 り組 みの状 況 、デジタルビジネス
時 代 における情 報 サービス産 業 への期 待 、デジタルビジネス時 代 にお
ける情 報 サービス産 業 のビジネススタイルを明 らかにした(書 籍 版 )。
・技 術 の動 向 、経 営 の動 向 等 を整 理 した(ウェブ版 )。
・平 成 28 年 7 月 には白 書 の概 要 及 び関 連 テーマに関 する講 演 会 を開
催 する予 定 。
②広 報 委 員 会
情 報 サービス産 業 の使 命 ・役 割 やエンジニアの仕 事 等 に対 する社 会 的
理 解 を広 く浸 透 させ、国 内 外 における業 界 のプレゼンス向 上 を図 るため、
以 下 の活 動 を行 った。
・一 般 財 団 法 人 経 済 広 報 センターが主 催 する「2015 年 度 教 員 の民
間 企 業 研 修 」に協 力 し、平 成 27 年 8 月 5~6 日 の 2 日 間 、横 浜 市 教
育 委 員 会 から小 中 学 校 の教 員 8 名 を受 け入 れて研 修 を行 った。
・JISA のこれまでの広 報 活 動 の整 理 を行 い一 覧 化 した。
・「正 会 員 企 業 で働 く約 35 万 人 の IT 人 材 の力 の結 集 」を目 指 し、登 録
目 標 3 万 人 を掲 げた WEB メンバー登 録 キャンペーンを開 始 した。Web
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メンバー登 録 者 数 3,255 名 (平 成 28 年 3 月 末 )
・情 報 発 信 力 強 化 を目 的 とした記 者 向 け勉 強 会 の企 画 を検 討 した。
③ダイバーシティ委 員 会
多 様 な人 材 (女 性 、障 がい者 、高 齢 者 、 外 国 人 等 )が活 躍 できる創 造
的 で魅 力 のある産 業 を目 指 し、以 下 の活 動 を行 った。
・(株 )Woomax 竹 之 内 社 長 をお呼 びし、女 性 活 躍 推 進 についての勉 強
会 、意 見 交 換 を行 った。そこでの意 見 を基 に、『女 性 活 躍 推 進 チャー
ト』及 び『チャートに対 する付 帯 資 料 』の作 成 を進 めた。女 性 活 躍 推 進
チャートは、女 性 活 躍 推 進 が進 んでいない会 社 の経 営 者 や人 事 部 に
向 け ての 手 順 書 を イメージ し ており、 少 人 数 の チ ーム でたたき 台 の 作
成 に取 り組 んだ(継 続 中 )。
・障 がい者 雇 用 促 進 に係 るアンケート調 査 を行 い、JISA 会 員 企 業 の障
が い 者 雇 用 に 対 す る 意 識 や 課 題 を 調 査 し た。 ア ン ケ ート 結 果 を 報 告
するため、平 成 28 年 4 月 25 日 に障 がい者 雇 用 促 進 セミナー『ダイバ
ーシティを生 かす障 がい者 雇 用 とは』を開 催 した。
・過 去 に作 成 した「働 き方 ・休 み方 改 善 ハンドブック」を基 に、下 田 麗 澤
大 学 教 授 による基 調 講 演 並 びに伊 藤 忠 テクノソリューションズ(株 )、
SCSK(株 )及 び(株 )シーエーシーによる事 例 紹 介 を内 容 とする『働 き方
改 革 のセミナー』を開 催 した。
・シニア人 材 の 活 躍 推 進 に 係 るアンケ ー ト 調 査 を 行 い 、 現 状 把 握 を 行
った。今 後 、ハンドブック等 の作 成 を視 野 に入 れ、アンケート結 果 から
ヒアリングの対 象 企 業 を検 討 する予 定 。
・障 がい者 雇 用 を巡 る諸 動 向 や会 員 企 業 における特 例 子 会 社 制 度 に
係 る取 組 事 例 等 を収 集 ・普 及 することにより障 がい者 雇 用 の拡 大 に資
することを目 的 に 特 例 子 会 社 連 絡 会 を開 催 した。 厚 生 労 働 省 からオ
ブザーバーを招 き、平 成 28 年 4 月 より制 度 改 正 のある『合 理 的 配 慮
指 針 』について議 論 を行 った。
④国 際 委 員 会
国 際 関 係 活 動 及 び業 界 におけるグローバル展 開 に関 し、日 本 の業 界
を代 表 する組 織 として、国 際 社 会 における我 が国 IT 産 業 のプレゼンス向
上 を目 的 とし、以 下 の活 動 を行 った。
・世 界 情 報 サービス産 業 機 構 (WITSA)及 びアジア・オセ アニアコンピュ
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ータ産 業 機 構 (ASOCIO)の諸 会 合 への参 加 及 び日 韓 IT セミナーを実
施 したほか、台 湾 、中 国 、ベトナム等 の関 係 協 会 と協 力 してビジネスセ
ミナーを行 った(「2.国 際 関 係 活 動 」の項 参 照 )。
・本 委 員 会 の開 催 のほか、国 際 分 野 の委 員 会 ・研 究 会 のすべての参
加 者 が一 堂 に会 する交 流 会 を平 成 27 年 9 月 及 び平 成 28 年 4 月 に
それぞれ開 催 し、国 際 関 係 に知 見 の深 い有 識 者 を招 いて講 演 会 を
行 うとともに交 流 を行 った。
⑤要 求 工 学 委 員 会
REBOK®の国 際 展 開 により、世 界 へ日 本 発 の創 造 を発 信 し、対 外 プレ
ゼンスの向 上 を図 るため、以 下 の活 動 を行 った。
・要 求 開 発 における「要 求 獲 得 プロセス」技 術 を活 用 する事 例 を収 集 し
た解 説 書 「要 求 工 学 実 践 ガイド(仮 称 )」作 成 について検 討 を重 ねた。
・海 外 の学 会 などにおいて評 価 の高 かった REBOK®の英 語 版 発 行 に
向 けて海 外 から有 識 者 を招 き、レビューを行 った。
・ REBOK® 普 及 の た め 、 「 要 求 工 学 の 進 展 開 」 を テ ー マ に 要 求 工 学 シ
ンポジウム(平 成 27 年 6 月 )の開 催 、要 求 工 学 に関 する Web ページの
作 成 を行 った。
(c) 中 小 ・地 域 会 員 企 業 の発 展 に資 する活 動
①中 小 経 営 委 員 会
デジタルビジネスの推 進 を鍵 に業 界 及 び地 域 (首 都 圏 を含 む。)におけ
る 中 小 情 報 サ ービス企 業 の 経 営 活 性 化 を図 る ため 、 以 下 の 活 動 を行 っ
た。
・地 方 創 生 と ICT に係 わる事 例 をヘルスケア分 野 、農 業 分 野 、人 材 確
保 の面 などから調 査 ・収 集 し、ベストプラクティスを選 定 ・紹 介 し、地 方
経 済 の担 い手 が新 たなプロジェクトを構 想 する契 機 とすべく検 討 を重
ねた。
・中 小 情 報 サービス企 業 の経 営 課 題 に関 して検 討 し、人 材 の確 保 ・養
成 が全 国 共 通 の課 題 として認 識 され、これについても、継 続 的 に議 論
した。
・地 域 経 済 の担 い手 に IT が作 る未 来 像 を提 示 し、地 域 の特 徴 や強 み
を活 かしたプロジェクトを彼 (彼 女 )らが構 想 する契 機 となるシンポジウム
を地 域 の情 報 サービス産 業 団 体 と協 力 して開 催 することとした。平 成
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28 年 9 月 に仙 台 で、同 年 11 月 に熊 本 でそれぞれ開 催 する予 定 。
②地 域 連 携 推 進 委 員 会
地 域 団 体 等 が参 加 し、地 域 ビジネスの活 性 化 及 び地 域 間 連 携 の促 進
を図 り、地 域 における IT 利 活 用 をプロデュースするため、以 下 の活 動 を
行 った。
・平 成 27 年 4 月 から平 成 27 年 度 地 域 連 携 事 業 の募 集 と並 行 して委
員 会 に参 加 する地 域 団 体 を募 り、沖 縄 県 情 報 産 業 協 会 及 び山 形 県
情 報 産 業 協 会 が新 たに加 わり、10 団 体 が参 加 することとなった。各 団
体 における事 業 テーマは次 のとおり。
1) 秋 田 県 情 報 産 業 協 会
業 種 業 態 の壁 を払 拭 するオープンな地 域 貢 献
2) 宮 城 県 情 報 サービス産 業 協 会
宮 城 県 ICT 有 識 者 懇 話 会 への参 画 、産 学 連 携 IT 業 界 体 験 イン
ターシップ事 業 、中 学 ・高 校 向 け出 前 授 業
3) 山 形 県 情 報 産 業 協 会
エネルギー関 連 産 業 創 出 に向 けた県 の取 組 との連 携 事 業
4) 埼 玉 県 情 報 サービス産 業 協 会
埼 玉 IT 活 用 経 営 支 援 ネットワーク会 議 と地 域 連 携 事 業
5) 山 梨 県 情 報 通 信 業 協 会
「プロダクト・ノート」の製 品 化 への取 組 み、「アカデミックサロン」の開
催
6) 静 岡 情 報 産 業 協 会
ICT トレンドセミナー、CIO 育 成 カレッジ、静 岡 大 学 との連 携 による
Java プログラミング研 修 会
7) システムエンジニアリング岡 山
「おかやま IT 経 営 力 大 賞 」の実 施
8) 福 岡 県 情 報 サービス産 業 協 会
「ふくおかクラウドアライアンス」の活 動
9) 熊 本 県 情 報 サービス産 業 協 会
社 会 ・システムフォレストの具 現 化 事 業 、地 産 地 消 型 ビジネスの創
出事業
10) 沖 縄 県 情 報 産 業 協 会
県 と各 自 治 体 及 び関 係 機 関 等 との連 携 による市 町 村 の情 報 化 推
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進 と県 民 の情 報 リテラシー向 上
・平 成 27 年 9 月 に前 年 度 (平 成 26 年 )度 の地 域 連 携 推 進 事 業 活 動
報 告 書 を作 成 し、Web で公 開 した。
・平 成 27 年 11 月 26 日 に地 域 連 携 推 進 委 員 会 を開 催 し、今 年 度 の各
地 域 における活 動 状 況 の報 告 を行 い、相 互 の意 見 交 換 を行 った。
・各 団 体 (10 団 体 )より提 出 された活 動 報 告 をもとに平 成 27 年 度 地 域
連 携 事 業 活 動 報 告 書 をまとめた。
(d) 人 材 創 造
デジタルビジネス人 材 委 員 会
IT 基 盤 を構 築 する人 材 からデジタルビジネスを創 造 する人 材 への変 革
を目 指 し、以 下 の活 動 を行 った。
・IT 基 盤 を構 築 する人 材 からデジタルビジネスを創 造 する人 材 への変
革 を 目 指 し て 横 浜 国 立 大 学 、 JUAS 、 IPA 、 IT コ ー デ ィ ネ ー タ 協 会 、
CEFIL 等 情 報 関 連 団 体 を含 めた委 員 会 体 制 を構 築 し、デジタルビジ
ネス人 材 育 成 に向 けた論 点 と方 向 性 について検 討 し、検 討 結 果 を
「27-J009 デジタルビジネス人 材 育 成 に向 けた論 点 と方 向 性 ~デジタ
ルビジネス人 材 委 員 会 活 動 報 告 ~」に取 りまとめた。
・超 上 流 スキルの獲 得 を目 的 としたスクール(平 成 27 年 6 月 :デジタル
ビジネスデザイン/doing スクール「デジタルビジネスデザイン入 門 」研
修 コース)を開 講 し、ビジネスアナリストの育 成 に努 めた。
(e) 制 度 ・イベント
①知 財 ・法 務 委 員 会
知 的 財 産 及 び法 的 諸 課 題 に対 応 するため、以 下 の活 動 を行 った。
・平 成 27 年 8 月 、東 京 労 働 局 と共 催 で派 遣 法 セミナー「労 働 者 派 遣 法
の最 新 動 向 と最 近 の指 導 監 督 事 例 」を開 催 した。参 加 者 は 553 人 。
・平 成 27 年 10 月 、「特 定 個 人 情 報 等 の取 扱 いに関 するモデル契 約 書 」
及 びそのワンポイン解 説 を作 成 し、会 員 に報 告 した。
・平 成 27 年 11 月 、JISA ブックレッツ-11「法 務 ・契 約 ハンドブック –プロ
ジェクトマネジメントの基 礎 知 識 –」を刊 行 し、会 員 に配 布 した。
・平 成 28 年 1 月 、「JISA 法 務 ・契 約 FAQ 集 」(WEB メンバーコンテンツ)
の改 訂 版 を作 成 した。
・平 成 28 年 2 月 、JISA ブックレッツ-5「SE のための特 許 入 門 (改 訂 第 4
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版 )」の見 直 しを行 い、更 新 内 容 を抽 出 した。
・平 成 28 年 2 月 、個 人 情 報 保 護 法 ・マイナンバー法 の改 正 を踏 まえ、
JISA 個 人 情 報 保 護 モデル契 約 の改 訂 を行 う必 要 性 を共 有 した。
・平 成 28 年 3 月 、意 匠 審 査 基 準 (特 許 庁 )の改 訂 を踏 まえ、「JISA 画
像 意 匠 FAQ 集 」(WEB メンバーコンテンツ)を作 成 した。
・平 成 28 年 3 月 、「情 報 サービス産 業 における適 正 な業 務 委 託 契 約 運
用 のためのガイドライン」の改 定 案 を取 りまとめ、理 事 会 で承 認 を得
た。
②財 務 税 制 委 員 会
財 務 及 び税 制 に関 する諸 問 題 に対 応 するとともに、我 が国 における IT
投 資 を促 進 するため、以 下 の活 動 を行 った。
・平 成 28 年 度 税 制 要 望 案 を作 成 した。
・企 業 会 計 基 準 委 員 会 に対 するリエゾン活 動 を実 施 し、収 益 認 識 基 準
の開 発 状 況 を把 握 した。
・情 報 サービス産 業 IFRS 対 応 事 例 集 ブラッシュアップ版 の作 成 に向 け
て IFRS15 号 「顧 客 との契 約 から生 じる収 益 」勉 強 会 を委 員 会 内 で開
催 した。
・改 正 消 費 税 法 対 応 に関 して経 済 産 業 省 への政 策 協 力 を実 施 した。
・消 費 税 法 軽 減 税 率 制 度 対 応 に関 して中 小 企 業 庁 への政 策 協 力 を
実 施 した。
・企 業 会 計 基 準 委 員 会 (ASBJ)との間 で IFRS15 号 対 応 をテーマとした
意 見 交 換 会 を開 催 した。
・報 告 書 「情 報 サービス産 業 における IFRS 第 15 号 対 応 会 計 処 理 事 例
集 」を発 行 した。
③環 境 委 員 会
CO2 削 減 等 の環 境 問 題 、ビッグデータへの対 応 等 、データセンターに
係 る 事 業 の 発 展 及 びグ ローバル展 開 を推 進 す るため、 以 下 の 活 動 を行
った。
・情 報 サービス業 界 の環 境 問 題 に対 する自 主 的 な取 り組 みである
「JISA 低 炭 素 化 社 会 実 行 計 画 」をより一 層 推 進 すべく、オフィスやデ
ータセンターおける CO2 削 減 に向 けた取 組 実 績 を調 査 した。その結
果 をとりまとめ、「産 業 構 造 審 議 会 産 業 技 術 環 境 分 科 会 地 球 環 境
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小 委 員 会 流 通 ・サービスワーキンググループ」に報 告 するとともに、
JISA 会 報 no.116 に掲 載 した。
・データセンターにおける省 エネ指 標 に関 する勉 強 会 を開 催 し、国 際 的
に 議 論 さ れ て い る 省 エ ネ 指 標 の 動 向 を 把 握 し た 。 ま た 、 デ ー タセ ン タ
ー協 会 「データセンター実 態 調 査 」に協 力 し、業 界 統 計 の整 備 に努 め
た。
④パブリックポリシー委 員 会
グローバルビジネスに おける 環 境 整 備 を 目 的 と し、 重 要 な政 策 問 題 に
関 する 情 報 収 集 、意 見 交 換 、会 員 企 業 への 周 知 活 動 を行 うほか、 日 本
の産 業 界 としての立 場 や考 え方 を海 外 に向 けて発 信 するため、各 国 と連
携 して以 下 の活 動 を行 った。
・インターネットガバナンス、プライバシー保 護 、越 境 データ移 転 、サービ
ス貿 易 等 の重 要 な政 策 問 題 に関 する国 際 的 動 向 への対 応 について
政 府 及 び国 内 関 連 団 体 と協 力 し、JISA としての意 見 のとりまとめと提
出 、会 員 企 業 への情 報 提 供 等 を行 った。
・WITSA グローバルポリシーアクション委 員 会 や国 連 のインターネットガ
バナンスに関 する会 議 に参 加 し、日 本 の産 業 界 の意 見 を表 明 するとと
もに、各 国 からの参 加 者 との情 報 共 有 や意 見 交 換 を行 った。
⑤JISA Digital Masters Forum 実 行 委 員 会
従 来 の JISA コンベンションと SPES を統 合 し、経 営 者 、エンジニア等 が
一 堂 に会 する場 として「JISA Digital Masters Forum 2015 破 壊 的 変 革 へ
の挑 戦 ~デジタルビジネス革 命 に向 けた技 術 と経 営 」を企 画 、平 成 27 年
11 月 27 日 に講 演 ・パネルディスカッション及 び情 報 交 換 パーティ等 を実
施 した。
・松 田 卓 也 氏 (宇 宙 物 理 学 者 )の「2045 年 問 題 ~人 工 知 能 が人 間 の
知 能 を超 える『技 術 的 特 異 点 (シンギュラリティ)』とは」、玉 川 憲 氏 (ソラ
コム)の「クラウドとモバイルの融 合 ~IoT プラットフォームがもたらす破
壊 的 変 革 」、山 本 里 枝 子 氏 (富 士 通 研 究 所 システム研 究 所 )の「デジタ
ルビジネス革 命 をリードするテクノロジーのコンテキスト」、幸 田 敏 宏 氏
(野 村 総 合 研 究 所 )・井 上 温 子 氏 (パナソニックインフォメーションシス
テムズ)・酒 井 裕 美 氏 (SCSK)がリレー形 式 で語 る「JISA ビジョン~破
壊 的 変 革 への 挑 戦 ~」の 講 演 のほか、 岩 崎 健 一 郎 氏 (H2L) や 寺 本
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大 輝 氏 (ハックフォープレイ)、大 学 研 究 室 による発 表 等 を行 った。
・SPES 企 画 WG では、開 発 現 場 のソフトウェア工 学 の実 践 及 び人 材 育
成 に 関 す る 経 験 報 告 の 公 募 と 採 択 、 白 坂 成 功 氏 (慶 應 義 塾 大 学 大
学 院 )のキーノート「System of Systems」、梶 山 昌 之 氏 (DSR)のチュー
トリアル「ビッグデータの本 質 とは?ビジネスの課 題 解 決 のためのデー
タアナリティクス」、松 尾 豊 氏 (東 京 大 学 大 学 院 )の特 別 チュートリアル
「人 工 知 能 の未 来 -ディープラーニングの先 にあるもの」の講 演 を行 っ
た。
・日 経 新 聞 採 録 記 事 掲 載 広 告 協 賛 を企 画 し、平 成 27 年 12 月 24 日
の朝 刊 に掲 載 された。
・JISA Digital Masters Forum 2016 の企 画 の参 考 にする目 的 で「シリコ
ンバレー視 察 ツアー」を企 画 し、平 成 28 年 2 月 28 日 ~3 月 5 日 に実
施 した。
(4) タスクフォース
(a) 個 人 情 報 保 護 タスクフォース
個 人 情 報 保 護 法 の政 令 ・委 員 会 規 則 等 の制 定 について民 間 の意 見
( JISA 、 経 団 連 、 JEITA 等 ) を 個 人 情 報 保 護 事 務 局 、 内 閣 官 房 に 伝 え る
「個 人 情 報 保 護 民 間 団 体 WG」の活 動 を通 じて、中 小 規 模 事 業 者 の義 務
負 担 の軽 減 について要 望 するとともに、(一 財 )日 本 情 報 経 済 社 会 推 進 協
会 との連 携 により、認 定 個 人 情 報 保 護 団 体 の認 定 要 件 、団 体 間 の調 整 機
能 の必 要 性 等 に関 する意 見 をとりまとめ、提 出 した。
また、経 済 産 業 省 個 人 情 報 保 護 ガイドラインの改 定 に対 するコメントの提
出 、国 境 を越 えたデータの移 転 について APEC/CBPR(The Cross Border
Privacy Rules System:越 境 個 人 情 報 保 護 ルール)の動 向 把 握 等 を行 い、
JISA セミナー「デジタルビジネスの国 際 展 開 に関 わる規 則 と法 制 度 につい
て」の開 催 (平 成 28 年 2 月 23 日 )に協 力 した。
(b) EDI タスクフォース
「2020 年 度 INS ネット(ISDN)デジタル通 信 モードの提 供 終 了 及 び NTT
公 衆 交 換 電 話 網 の IP 化 」に伴 う EDI への影 響 を最 小 限 にとどめるため、
NTT・関 連 団 体 等 と連 携 を図 り、対 応 策 について提 言 をまとめるとともに、そ
の推 進 に努 めることを目 的 に平 成 27 年 12 月 に設 置 し、2 つのワーキンググ
ループにより以 下 の活 動 を行 った。
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渉 外 広 報 WG では、NTT 及 び各 業 界 団 体 との連 携 を図 りつつ、JISA の
EDI に対 する対 外 的 な提 言 としての「公 衆 交 換 電 話 網 の IP 化 による EDI
への影 響 と対 策 【概 説 】」の暫 定 版 をとりまとめた。
技 術 WG では、デファクトになり得 る実 績 のあるインターネット EDI が未 だ
存 在 しないことから、各 情 報 サービス事 業 者 が独 自 方 式 を打 ち出 す懸 念 が
想 定 され、我 が国 全 体 で見 れば非 効 率 な対 応 となる可 能 性 もあることから、
通 信 手 順 、セキュリティ、運 用 設 計 等 に関 する標 準 的 な対 応 策 の検 討 を行
った。
また、経 済 産 業 省 とも連 携 しつつ、総 務 省 が平 成 28 年 2 月 に実 施 した
「固 定 電 話 網 の円 滑 な移 行 の在 り方 に関 する提 案 募 集 」に対 し、ISDN デジ
タル通 信 モードの終 了 が EDI に与 える影 響 が大 きい旨 のタスクフォース意
見 を提 出 するとともに、同 省 と意 見 交 換 を行 った。
(5) 合 同 委 員 会
平 成 27 年 度 の合 同 委 員 会 は正 副 会 長 会 議 の決 定 により中 止 となった。
- 36 -
2.国際活動
(1) 多 国 間 活 動
(a) 世 界 情 報 サービス産 業 機 構 (WITSA)
WITSA 役 員 会 ・委 員 会 (平 成 27 年 5 月 20-22 日 アメリカ・バージニア
州 、平 成 27 年 12 月 4-5 日 インド・デリー、平 成 28 年 3 月 8-10 日 オー
ストラリア・キャンベラ)に WITSA 副 会 長 を務 める浜 野 副 会 長 代 理 で事 務 局
が参 加 し、メンバー協 会 間 での情 報 交 流 を行 うとともに、今 後 の WITSA 活
動 内 容 や WITSA でのポリシー活 動 等 について議 論 を行 った。
(b) アジア・オセアニアコンピュータ産 業 機 構 (ASOCIO)
ASOCIO 総 会 ・サミット 2015(平 成 27 年 10 月 4-7 日 マレーシア・クアラ
ルン プール)に 横 塚 会 長 、 浜 野 副 会 長 、 室 井 副 会 長 、 浜 口 前 会 長 、 河 野
副 会 長 ・専 務 理 事 を始 め、JISA 関 係 者 約 35 名 が参 加 し、ASOCIO メンバ
ー関 係 者 との意 見 交 換 や情 報 交 換 等 を行 った。また、併 催 の Japan ICT
Day を活 用 し、会 員 企 業 のアジア・オセアニア地 域 におけるグローバル展 開
の支 援 を行 った。
(c) 国 際 公 共 政 策 に関 する活 動
パブリックポリシー委 員 会 横 澤 副 委 員 長 を中 心 に、平 成 27 年 5 月 、12
月 、平 成 28 年 3 月 に行 われた WITSA グローバルポリシーアクション委 員 会
で、個 人 情 報 保 護 、越 境 データ移 転 、通 商 取 引 、サイバーセキュリティ、 イ
ンターネットガバナンスなど共 通 の政 策 課 題 について議 論 を行 った。特 に越
境 データ保 護 のついては、横 澤 副 委 員 長 がワーキンググループ委 員 長 とし
て WITSA の意 見 をとりまとめ、ポジションペーパーを作 成 した。
(2) 二 国 間 活 動
(a) 日 台 ソフトウェア交 流 会
台 湾 情 報 サービス産 業 協 会 (CISA)主 催 の日 台 ソフトウェア交 流 会 (平 成
27 年 6 月 4 日 /於 :台 北 、11 月 13 日 /於 :東 京 )に参 加 し、日 台 間 でのソ
フトウェアビジネス推 進 のための協 力 について意 見 交 換 を行 ったほか、ビジ
ネスマッチングなどを実 施 した。
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(b) ベトナム Japan ICT Day/日 越 ソフトウェアセミナー
毎 年 ベトナムソフトウェア協 会 が開 催 している日 越 間 のソフトウェアビジネ
ス推 進 のためのイベントである「Japan ICT Day 2015」がベトナム・ホーチミン
シティで開 催 され、JISA 会 員 企 業 及 び事 務 局 が参 加 した。日 本 側 は約 20
名 、ベトナム側 は約 200 名 が参 加 した。
また、ベトナムからの訪 日 ミッションに合 わせ、日 越 ソフトウェアビジネスセミ
ナーとネットワーキングレセプションを平 成 27 年 5 月 14 日 及 び平 成 28 年 2
月 22 日 に東 京 で開 催 し、それぞれ約 100 名 が参 加 した。
(c) 日 韓 セミナー
韓 国 情 報 産 業 連 合 会 (FKII)が主 催 する SDN をテーマとした「日 韓 セミナ
ー」(平 成 27 年 9 月 4 日 、於 :ソウル)に JISA から講 師 2 名 を派 遣 し講 演 を
行 ったほか、FKII 事 務 局 との懇 談 を行 った。
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3.地域活動
(1) 各 地 区 会
(a) 東 日 本 地 区 会 ※北 海 道 地 区 会 と東 日 本 地 区 会 を統 合
平 成 27 年 9 月 10 日 東 日 本 地 区 会 例 会 (ルネッサンスサッポロホテル)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
平山利幸氏
・JISA 活 動 報 告 、東 北 地 区 及 び北 海 道 地 区 の情 勢 について
・講 演 「北 海 道 産 ワインの魅 力 と可 能 性 」
NPO 法 人 ワインクラスター北 海 道 代 表 阿 部 眞 久 氏
(b) 東 京 A 地 区 会
平 成 28 年 2 月 12 日 東 京 A 地 区 会 例 会 (JJK会 館 )
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
石渡靖士氏
・JISA 活 動 報 告
・講 演 「2020 年 の IT 産 業 展 望 ~IoT、人 工 知 能 等 のインパクト~」
(株 )野 村 総 合 研 究 所 コンサルティング事 業 本 部
主 席 コンサルタント 桑 津 浩 太 郎 氏
(c) 東 京 B 地 区 会
平 成 28 年 2 月 9 日 東 京 B 地 区 会 例 会 (渋 谷 エクセルホテル東 急 )
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐 中智晴氏
・JISA 活 動 報 告
・講 演 「世 界 で活 発 化 スマートシティの最 前 線 ビジネス IT」
亜細亜大学都市創造学部教授 総務省電子政府推進委員
岡村久和氏
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(d) 東 京 C 地 区 会
平 成 28 年 2 月 17 日 東 京 C 地 区 会 例 会 (TJK プラザ)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局 情報処理振興課 黒澤亮斗氏
・JISA 活 動 報 告
・会 員 自 己 紹 介
・講 演 「デジタルイノベーション時 代 の JISA 改 革 のために」
JISA 室 井 雅 博 副 会 長
(e) 東 京 D 地 区 会
平 成 28 年 2 月 24 日 東 京 D 地 区 会 例 会 (TKP 東 京 駅 前 カンファレン
スセンター)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
石渡靖士氏
・JISA 活 動 報 告
・講 演 「アジャイル開 発 とスクラム~日 本 での取 り組 みを考 える~」
(株 )永 和 システムマネジメント/(株 )チェンジビジョン
代表取締役社長
平鍋健児氏
(f) 関 東 地 区 会
平 成 28 年 2 月 25 日 関 東 地 区 会 例 会 (横 浜 ベイホテル東 急 )
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
古原和邦氏
・JISA 活 動 報 告
・講 演 「無 駄 な怒 りを減 らすアンガーマネジメント」
(一 社 )日 本 アンガーマネジメント協 会 ファシリテーター 高 山 秀 之 氏
(g) 中 部 地 区 会
平 成 28 年 2 月 15 日 中 部 地 区 会 例 会 (名 古 屋 観 光 ホテル)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 総括係長
辻洋祐氏
・JISA 活 動 報 告
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・講 演 「歴 史 を明 日 に」
博物館明治村 主任学芸員 中野裕子氏
(h) 関 西 地 区 会
1)平 成 27 年 7 月 24 日 関 西 地 区 会 例 会 (ホテル阪 急 インターナショナ
ル)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
平山利幸氏
・JISA 活 動 報 告 及 び関 西 地 区 会 事 務 局 からの報 告
・講 演 「ニュースの裏 側 から “キーワード”で読 むこれからの政 治 ・経 済 」
讀 賣 テレビ放 送 報 道 局 解 説 委 員 高 岡 達 之 氏
2)平 成 28 年 2 月 26 日 関 西 地 区 会 例 会 (ホテルモントレ大 阪 )
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐
平山利幸氏
・JISA 活 動 報 告 及 び関 西 地 区 会 事 務 局 からの報 告
・講 演 「 目 標 達 成 の セ ルフ マ ネ ジメン ト ~ イチ ローの 原 点 を 知 る 男 、 田 中
将 大 を育 てた男 ~」
NPO 法 人 ベースボールスピリッツ 理 事 長 奥 村 幸 治 氏
(i) 西 日 本 地 区 会 ※中 国 地 区 会 、四 国 地 区 会 、九 州 ・沖 縄 地 区 会 を統 合
平 成 28 年 1 月 19 日 西 日 本 地 区 会 例 会 (天 神 スカイホール)
・経 済 産 業 省 の情 報 政 策 について
経済産業省商務情報政策局 情報処理振興課
落合健氏
・JISA 活 動 報 告
・講 演 「夢 への挑 戦 」
ロンドンパラリンピック・ゴールボール金 メダリスト 浦 田 理 恵 氏
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(2) 地 域 活 性 化 事 業
地 域 活 性 化 の推 進 と地 域 情 報 サービス産 業 の発 展 のため、(a)地 域 連 携 事
業 、 (b) 地 域 高 度 化 事 業 と し て 、 そ れ ぞ れ 以 下 の 団 体 会 員 の 活 動 を 支 援 し
た。
(a) 地 域 連 携 事 業
1 (一社)秋田県情報産業協会
6 (NPO法人)静岡県情報産業協会
2 (一社)山形県情報産業協会
7 (一社)システムエンジニアリング岡山
3 (一社)宮城県情報サービス産業協会
8 (一社)福岡県情報サービス産業協会
4 (公社)埼玉県情報サービス産業協会
9 (一社)熊本県情報サービス産業協会
5 (一社)山梨県情報通信業協会
10 (公社)沖縄県情報産業協会
(b) 地 域 高 度 化 事 業
1 (一社)北海道IT推進協会
14 (一社)愛知県情報サービス産業協会
2 (一社)秋田県情報産業協会
15 (一社)和歌山情報サービス産業協会
3 (一社)山形県情報産業協会
16 (一社)京都府情報産業協会
4 (一社)宮城県情報サービス産業協会
17 (一社)島根県情報産業協会
5 (一社)茨城県情報サービス産業協会
18 (一社)システムエンジニアリング岡山
6 (一社)栃木県情報サービス産業協会
19 (一社)広島県情報産業協会
7 (一社)群馬県情報サービス産業協会
20 香川県情報サービス産業協議会
8 (公社)埼玉県情報サービス産業協会
21 (一社)高知県情報産業協会
9 (公社)千葉県情報サービス産業協会
22 (一社)福岡県情報サービス産業協会
10 (一社)神奈川県情報サービス産業協会
23 (一社)長崎県情報産業協会
11 (一社)山梨県情報通信業協会
24 大分県情報サービス産業協会
12 (NPO法人)静岡情報産業協会
25 (一社)鹿児島県情報サービス産業協会
13 (一社)岐阜県情報産業協会
26 (公社)沖縄県情報産業協会
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4 .啓 発・教 育 研 修 活 動
(1) ICT カレッジ
業 界 各 社 の人 材 育 成 に寄 与 する研 修 コース等 を企 画 し、今 年 度 も、IT エン
ジニア育 成 研 修 における定 期 講 座 と通 信 教 育 講 座 を実 施 した。
講座数
1. 定 期 講 座 (上 期 )
2. 通 信 教 育 講 座 (上 期 )
1. 定 期 講 座 (下 期 )
2. 通 信 教 育 講 座 (下 期 )
計
参加者
開催期間
195
1,060
27 年 4 月 ~9 月
31
223
27 年 4 月 ~9 月
176
665
27 年 9 月 ~28 年 3 月
45
176
27 年 9 月 ~28 年 3 月
447 講 座
2,124 名
※山 鹿 さん確 認 中
(2) その他 のセミナー及 び説 明 会
開催日
名 称
27年 4月 17日 JISA総 合 型 確 定 拠 出 年 金 新 加 入 者 合 同 投 資 教 育
5月 20日 JUAS/JISAデジタルビジネスデザイン シンポジウム
JISA Awards2015受 賞 記 念 講 演 会 「デジタルビジネス革 命 をリードす
るイノベーションの創 出 」
JISAセミナー「個 人 情 報 保 護 法 改 正 と越 境 データ保 護 ・規 則 の変
6月 11日
化」
6月 2日
6月 15日
6月 26日
6月 25日 ~7
月 9日
6月 29日
6月 29日 ~30
日
7月 7日
7月 8日
7月 17日
JISA活 動 連 絡 会 「平 成 27年 度 事 業 活 動 の概 要 について
~さあ、JISA活 動 を一 緒 に盛 り上 げよう!」
JISA活 動 連 絡 会 「平 成 27年 度 事 業 活 動 の概 要 について
~さあ、JISA活 動 を一 緒 に盛 り上 げよう!」(大 阪 )
「ビジネスで役 立 つRコマンダーとRによるデータ分 析 」(3日 間
6/25,7/2,7/9)
JISA情 報 セキュリティセミナー「情 報 サービス事 業 者 として実 施 すべき
セキュリティ対 策 について」
デジタルビジネスデザイン/doingスクール「デジタルビジネスデザイン
入 門 」研 修 コース
講 演 会 「シンガポール経 営 大 学 と考 えるソフトウェア産 業 の未 来 」
JISA働 き方 改 革 セミナー「グローバルなライフスタイルに合 わせた働 き
方 のススメ」(平 成 26年 度 成 果 報 告 会 )
JISA要 求 工 学 シンポジウム2015
8月 5日
教 員 の民 間 企 業 研 修
~6日
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開催日
8月 10日
8月 20日
名 称
JISA法 務 セミナー「情 報 サービス取 引 を巡 る紛 争 と予 防 ~裁 判 例 か
らの考 察 」(大 阪 )
JISA法 務 セミナー「情 報 サービス取 引 を巡 る紛 争 と予 防 ~裁 判 例 か
らの考 察 」
8月 21日
PSP(パーソナルソフトウェアプロセス)研 修 入 門 コース
9月 25日
8月 27日
派 遣 法 セミナー「労 働 者 派 遣 法 の最 新 動 向 と最 近 の指 導 監 督 事
例」
9月 3日
「REBOKで学 ぶ要 求 開 発 と要 求 管 理 」演 習 コース
9月 4日
9月 12日 次 世 代 IoTワークショップ (9/12~2/27全 12回 )
10月 1日 ~10 ビジネスで役 立 つRコマンダーとRによるデータ分 析 (3日 間
月 15日 10/1,8,15)
10月 30日 「REBOKで学 ぶ要 求 開 発 と要 求 管 理 」速 習 コース(一 日 研 修 )
11月 10日 JISA第 六 期 「次 世 代 リーダー養 成 アカデミー」(第 1回 )
11月 13日 JISA VSE標 準 プロジェクト10周 年 国 際 シンポジウム
11月 27日 JISA Digital Masters Forum 2015
11月 28日 学 生 向 け「IT業 界 研 究 カフェ」
12月 6日 JISA第 六 期 「次 世 代 リーダー養 成 アカデミー」(第 2回 )
12月 7日 プロジェクトマネジメント(PM)セミナー
12月 9日
12月 18日
12月 19日
28年 1月 30日
2月 3日
2月 4日
2月 5日
2月 18日
2月 23日
2月 23日
3月 4日
JISA新 団 体 保 険 制 度 「業 務 災 害 補 償 保 険 」発 足 記 念 セミナー
「企 業 に求 められるメンタルヘルス対 策 ~ストレスチェック義 務 化 への対
応」
ICTカレッジ育 成 研 修 平 成 28年 度 JISA新 入 社 員 研 修 紹 介 セミナー
学 生 向 け「IT業 界 研 究 カフェin大 阪 」
「REBOKで学 ぶ要 求 開 発 と要 求 管 理 」速 習 コース(一 日 研 修 )
JISA第 六 期 「次 世 代 リーダー養 成 アカデミー」(第 3回 )
PSP(パーソナルソフトウェアプロセス)紹 介 ・体 験 セミナー
JISA総 合 型 確 定 拠 出 年 金 制 度 に関 する説 明 会
VSE標 準 (基 本 開 発 プロセス)ワークショップ
JISAセミナー「デジタルビジネスの国 際 展 開 に関 わる規 則 と法 制 度 に
ついて」 -ビジネスへの脅 威 となり得 る想 定 事 例 による解 説 -
JISA人 材 フォーラム「IT業 界 の働 き方 を考 える~長 時 間 労 働 改 善 と
働 き方 改 革 のコツを伝 授 します!~」
JISA助 成 金 活 用 セミナー ~人 材 育 成 編 ~
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5.情報交換・交流活動
(1) 新 年 賀 詞 交 歓 会
平 成 28 年 1 月 12 日 、ANA インターコンチネンタルホテル東 京 において、
新 年 賀 詞 交 歓 会 を開 催 した。経 済 産 業 省 、関 連 団 体 、報 道 関 係 者 及 び
JISA 会 員 など約 720 名 が参 加 した。
(2) 定 時 総 会 情 報 交 換 会
平 成 27 年 6 月 12 日 、ANA インターコンチネンタルホテル東 京 において、
第 32 回 定 時 総 会 終 了 後 、情 報 交 換 会 を開 催 した。来 賓 、JISA 会 員 など約
380 名 が参 加 した。
(3) JISA Digital Masters Forum 2015 情 報 交 換 パーティー
平 成 27 年 11 月 27 日 、東 京 コンベンションホールにおいて、経 営 者 から学
生 まで幅 広 い層 が集 う情 報 交 換 パーティー「リンクポート」を開 催 した。
(4) JISA 活 動 連 絡 会
平 成 27 年 6 月 15 日 (東 京 )及 び 6 月 26 日 (大 阪 )、JISA 事 務 局 と会 員 各
社 、あるいは JISA 会 員 会 社 間 の情 報 交 流 をさらに深 めるための初 の試 みとし
て JISA 活 動 連 絡 会 を開 催 し、平 成 27 年 度 の委 員 会 ・コミュニティ型 研 究 会
の企 画 案 や研 修 事 業 等 、事 務 局 が行 う各 種 事 業 の概 要 について説 明 した。
(5) 意 見 交 換 等
(a) 情 報 産 業 振 興 議 員 連 盟
平 成 27 年 4 月 28 日 及 び 9 月 4 日 の 2 回 、自 民 党 本 部 において、情 報
産 業 振 興 議 員 連 盟 の会 合 が開 催 され、1 回 目 は横 塚 会 長 から「デジタル・
ビジネス革 命 の現 状 と課 題 」、2 回 目 は室 井 副 会 長 から「情 報 サービス産 業
の現 状 と課 題 ~デジタル・ビジネス革 命 における情 報 サービス産 業 の革 新 」
について報 告 した。
(b) 経 済 産 業 省
平 成 27 年 8 月 31 日 、東 海 大 学 校 友 会 館 において、経 済 産 業 省 商 務 情
報 政 策 局 の幹 部 と JISA 正 副 会 長 により、「情 報 サービス産 業 をめぐる最 近
- 45 -
の状 況 」等 に関 する意 見 交 換 を行 った。
(c) (独 )情 報 処 理 推 進 機 構 (IPA)
平 成 27 年 7 月 1 日 、東 海 大 学 校 友 会 館 において、IPA 役 員 と意 見 交 換
会 を開 催 した。両 団 体 の活 動 紹 介 を行 った後 、情 報 セキュリティをはじめ IT
人 材 の育 成 支 援 等 について意 見 交 換 を行 うとともに両 団 体 の連 携 強 化 を
確 認 した。
(6) JISA 記 者 会 見 ・懇 談 会
平 成 27 年 6 月 18 日 、JISA 会 議 室 において、正 副 会 長 とプレス関 係 者 と
の記 者 会 見 ・懇 談 会 を行 った。
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6.情報提供・広報・出版
(1) JISA ホームページ、JISA Web ニュース、プレスリリース、JISA WEB メン
バー
・JISA ホームページは、生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 、プライバシーマー
ク、統 計 、法 務 、各 種 報 告 書 、セミナー情 報 、会 員 情 報 を中 心 に、月 間 平
均 で約 10 万 件 (頁 単 位 )のアクセスがあった。
・JISA Web ニュースは、No.981 から No.1028 まで 48 回 、原 則 毎 週 発 行 し
た。平 成 28 年 3 月 末 現 在 、4,300 ユーザに配 信 している。
・プレスリリースを 8 件 、メディア関 係 者 に対 して、配 信 業 者 による配 信 及 び
直 接 メール配 信 を行 った。
・JISA WEB メンバーは JISA 会 員 企 業 (正 会 員 ・法 人 )に勤 務 する社 員 を対
象 に、JISA が発 信 する情 報 を直 接 電 子 メールで配 信 するとともに、JISA ホ
ームページの専 用 ページにて限 定 コンテンツを提 供 しており、平 成 28 年 3
月 末 現 在 、3,300 ユーザがメンバー登 録 している。
(2) JISA 会 報 、報 告 書 /レポート、出 版 物
・政 策 、報 告 書 概 要 、寄 稿 、講 演 録 、統 計 等 を掲 載 した JISA 会 報 (毎 号 約
3,000 部 )は No.117 から No.120 まで 4 回 発 行 した。
・今 年 度 の報 告 書 /レポート、出 版 物 は以 下 のとおりである。
報 告 書 /レポート、出 版 物
平 成 26年 度 情 報 サービス産 業 取 引 及 び価 格 に関 する調 査
平 成 26年 度 情 報 サービス産 業 における情 報 技 術 マップに関 する調 査 報 告
ユビキタスワークスタイル(働 き方 )変 革 実 践 ガイドライン(第 二 版 )
プロジェクト健 全 性 評 価 指 標 利 用 ガイドライン目 的 別 編 ・・・テーマと課 題 の検 討
地 域 創 生 を目 指 した自 立 自 走 の取 組 -平 成 26年 度 地 域 連 携 推 進 事 業 活 動 報 告 書 -
特 定 個 人 情 報 等 の取 扱 いに関 するモデル契 約 書
デジタルビジネス人 材 育 成 に向 けた論 点 と方 向 性
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7.意見・要望、各種調査等
27年 4月
7月
8月
9月
9月
9月
10月
10月
11月
28年 3月
意 見 ・要 望
「政 府 情 報 システムの整 備 及 び管 理 に関 する標 準 ガイドライン実 務 手 引 書 」に関
するJEITA及 びJISAの見 解 について
国 連 世 界 情 報 社 会 サミット(WSIS)+10レビューペーパー作 成 に向 けたJISA意 見
中 国 サイバーセキュリティ法 案 に対 するJEITA、CIAJ、JISA、JCCCIの意 見 書
IANA(インターネットIPアドレス等 管 理 組 織 )監 督 権 限 移 管 に関 するJISA意 見
国 連 世 界 情 報 社 会 サミット(WSIS)+10ノンペーパーへのJISA意 見 書
一 般 データ保 護 規 則 トリアローグに関 するJEITA及 びJISA意 見 書
地 球 温 暖 化 対 策 税 の使 途 拡 大 等 に反 対 する共 同 要 望
国 連 世 界 情 報 社 会 サミット(WSIS)成 果 評 価 ゼロドラフトに対 するJISA意 見 書
税 制 改 正 に関 する要 望 書 (自 由 民 主 党 政 務 調 査 会 税 制 調 査 会 宛 )
「固 定 電 話 網 の円 滑 な移 行 の在 り方 に関 する提 案 募 集 」に対 する意 見 (総 務 省
総合通信基盤局 電気通信事業部事業政策課宛)
各 種 調 査 ・意 見 募 集
27年 4月 売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI調 査 (平 成 27年 3月 期 )
4月 人 事 労 務 (賃 金 改 定 /採 用 計 画 等 )に関 するアンケート調 査
6月 売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI調 査 (平 成 27年 6月 期 )
7月 2015年 度 低 炭 素 化 社 会 実 行 計 画 参 加 に伴 うフォローアップ調 査
7月 2015年 版 情 報 サービス産 業 基 本 統 計 調 査
8月 平 成 27年 度 JISA事 業 に関 するアンケート調 査
9月 売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI調 査 (平 成 27年 9月 期 )
10月 情 報 サービス産 業 白 書 2016年 版 用 ・事 業 者 アンケート「情 報 サービス産 業 動 向
調査」
10月 内 閣 官 房 「政 府 調 達 の自 主 的 措 置 に関 するクエスチョネア」
11月 障 がい者 雇 用 促 進 に関 するアンケート調 査
12月 表 彰 制 度 「JISA Awards 2016」募 集
12月 平 成 27年 度 情 報 サービス産 業 における技 術 成 熟 度 調 査
12月 シニア人 材 活 躍 促 進 に係 るアンケート調 査
12月 売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI調 査 (平 成 27年 12月 期 )
12月 平 成 27年 度 賃 金 調 査
28年 1月 平 成 27年 度 データセンター調 査 への協 力 のお願 い
1月 情 報 サービス産 業 取 引 及 び価 格 に関 する調 査
2月 平 成 28年 度 事 業 計 画 案 に関 する意 見 募 集
3月 売 上 高 将 来 見 通 し・雇 用 判 断 DI調 査 (平 成 28年 3月 期 )
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8.プライバシーマーク制度
当 協 会 は、プライバシーマーク指 定 審 査 機 関 として、会 員 企 業 並 びに会 員
企 業 子 会 社 及 び関 連 会 社 の審 査 を行 った。また、事 故 報 告 に基 づく注 意 喚
起 、個 人 情 報 保 護 マネジメントシステムの円 滑 な運 用 に関 わる情 報 提 供 など、
様 々な活 動 を展 開 し、情 報 サービス産 業 の信 頼 性 の向 上 に寄 与 した。
審 査 業 務 の中 心 的 役 割 を担 うプライバシーマーク審 査 会 は委 員 5 名 により構
成 され、平 成 27 年 度 は計 10 回 のプライバシーマーク審 査 会 が開 催 された。
会長 藤原 靜雄 中央大学法科大学院 教授
委員 菊池 浩明 明治大学 教授
委員 新保 史生 慶應義塾大学 教授
委 員 河 野 憲 裕 (一 社 )情 報 サービス産 業 協 会 副 会 長 ・専 務 理 事
【平 成 27 年 10 月 31 日 付 退 任 】
委 員 荒 井 隆秀 (一 社 )情 報 サービス産 業 協 会 常 務 理 事 ・事 務 局 長
【平 成 27 年 11 月 1 日 付 就 任 】
委員 廣瀬
毅
(一 社 )情 報 サービス産 業 協 会 事 務 局 長
プライバシーマーク審 査 会 の開 催 状 況 と審 査 件 数
開催日
新規
更新
合併
計
第 1回
平 成 27年 4月 16日
0
37
1
38
第 2回
平 成 27年 5月 22日
0
11
2
13
第 3回
平 成 27年 6月 23日
1
27
0
28
第 4回
平 成 27年 7月 31日
0
21
1
22
第 5回
平 成 27年 9月 8日
2
23
2
27
第 6回
平 成 27年 10月 13日
0
18
1
19
第 7回
平 成 27年 11月 12日
1
16
1
18
第 8回
平 成 27年 12月 11日
1
26
2
29
第 9回
平 成 28年 2月 4日
2
24
1
27
第 10回
平 成 28年 3月 17日
1
30
3
34
合計
8
233
14
255
- 49 -
その他 、プライバシーマーク制 度 に基 づく主 な活 動 実 績 は、以 下 のとおりで
ある。
(1) 個 人 情 報 の取 り扱 いにおける事 故 報 告 対 応 業 務
プライバシーマーク審 査 会 において、平 成 27 年 度 、当 協 会 が審 査 を行 った
プライバシーマーク付 与 事 業 者 から報 告 された個 人 情 報 に関 する事 故 153 件
について審 議 し、142 件 の注 意 措 置 を決 定 した。
(2) 「平 成 26 年 度 『個 人 情 報 の取 扱 いにおける事 故 報 告 』の傾 向 と注 意 点 」
を公 表
平 成 26 年 度 内 に当 協 会 に報 告 された個 人 情 報 の取 り扱 いにおける事 故
152 件 (50 事 業 者 )の傾 向 を分 析 し、「平 成 26 年 度 『個 人 情 報 の取 扱 いにお
ける事 故 報 告 』の傾 向 と注 意 点 」として取 りまとめ、同 種 の事 故 の再 発 防 止 に
向 けた注 意 喚 起 を目 的 にホームページに公 表 した。
(3) 相 談 対 応 業 務
正 会 員 及 びその子 会 社 等 を対 象 に面 談 ・電 話 ・メール等 を通 じて個 人 情
報 保 護 やプライバシーマーク制 度 に 関 する相 談 対 応 を行 い、対 応 件 数 は 1
日 に約 10 件 、年 間 でおおよそ 2,400 件 にも及 んだ。
(4) PMS と ISMS の同 日 審 査 の実 施
受 審 事 業 者 の 負 担 軽 減 及 び審 査 業 務 の改 善 に 資 するため、会 員 企 業 の
ISMS 認 証 事 業 者 がプライバシーマーク審 査 を受 ける際 の負 担 軽 減 策 として、
ISMS と PMS の同 日 審 査 を実 施 した。本 件 は、主 として審 査 に係 る拘 束 時 間
の軽 減 を目 的 としており、ISMS 審 査 機 関 (一 般 財 団 法 人 日 本 科 学 技 術 連 盟 )
との連 携 により実 施 した。
(5) 受 審 事 業 者 からのアンケート結 果 の有 効 活 用
ペーパーレス化 した審 査 終 了 後 の事 業 者 からのアンケート結 果 は、審 査 員
へタイムリーにフィードバックし、自 らの審 査 のレビュー等 有 効 に活 用 された。
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9.保険・年金・税制対応
(1) 情 報 サービス業 者 賠 償 責 任 保 険
高 度 な情 報 システムやネットワークの構 築 を担 う JISA 会 員 企 業 の業 務 上 の
リスクをカバーするため、充 実 した独 自 の特 約 を付 帯 した賠 償 責 任 保 険 を用
意 しており、今 年 度 はサイバー攻 撃 に関 する特 約 を新 設 した。6 月 に一 斉 募
集 を実 施 し、随 時 募 集 を行 っている。
(2) グループ保 険
企 業 からの弔 慰 金 、従 業 員 ・役 員 及 びその配 偶 者 ・子 どもの保 障 を目 的 と
したグループ保 険 (団 体 定 期 保 険 )を用 意 しており、スケールメリットにより割 安
な保 険 料 を実 現 している。7 月 に更 新 一 斉 募 集 を行 った。
(3) 労 災 保 険 上 乗 せ補 償
政 府 労 災 保 険 の 給 付 が なさ れた場 合 、その 上 乗 せと して保 険 金 が 支 払 わ
れる「法 定 外 労 災 保 険 」と、労 災 事 故 から企 業 を守 る「使 用 者 賠 償 責 任 保 険 」
で構 成 されている。被 保 険 者 無 記 名 方 式 で加 入 でき、保 険 料 には 40%の優
良 割 引 が適 用 される。1 月 に一 斉 募 集 を実 施 し、随 時 募 集 を行 っている。
(4) 業 務 災 害 補 償 保 険
従 業 員 の 業 務 上 の 災 害 に 関 わるさまざまなリスクを補 償 す る。政 府 労 災 保
険 の認 定 が不 要 で、補 償 範 囲 は労 災 保 険 上 乗 せ補 償 よりも広 範 囲 である。1
月 に一 斉 募 集 を実 施 し、随 時 募 集 を行 っている。
※平 成 27 年 度 新 設
(5) 総 合 型 確 定 拠 出 年 金
JISA 事 務 局 を代 表 事 業 主 とし、加 入 を希 望 する会 員 企 業 で構 成 する総 合
型 の確 定 拠 出 年 金 で、低 コストでの導 入 ・運 用 を実 現 している。新 加 入 者 合
同 投 資 教 育 の実 施 (4 月 )、集 合 型 継 続 教 育 を企 画 するなど、加 入 企 業 やそ
の担 当 者 のサポートに努 めている。
平 成 28 年 2 月 5 日 には制 度 に関 する説 明 会 を開 催 した。
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(6) 生 産 性 向 上 設 備 投 資 促 進 税 制 証 明 書 の発 行
・本 税 制 の適 用 対 象 ソフトウェアの証 明 書 33,563 枚 の発 行 (事 務 手 数 料 :1
通 6 千 円 又 は 3 千 円 。JISA 会 員 はそれぞれ 1/3)
・申 請 の便 宜 を図 ることを目 的 とした、対 象 ソフトウェアの「事 前 登 録 制 度 」を
独 自 に設 け、1,822 本 のソフトウェアを登 録 (登 録 料 :1 本 1 万 円 。会 員 は無
料)
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