イワン・イリッチ 「イワン・イリッチは、私が出会った若い音楽家の中で最も才能にあふれた音楽家の1人 である・・・彼の音楽を聴くと、彼が深い感性を持った人だということが分かるだろう」 ドミトリ・ティモツコ, 米国プリンストン大学作曲科教授 パリのクラシック音楽界の希望の星である 27 歳のイワン・イリッチ は、『ガリア地方の特色やスラブの魂、そして数学者のような正確さ がうまく混ざったよう』とまたたく間に国際的にその名が広まってい る。 イワンは、6 歳から音楽の勉強を始め、11 歳でリサイタルデビューを 飾った。その後、カリフォルニア大学バークレー校にて音楽と数学で の学位を取得した。バークレー校ではコンチェルトコンテストで 1 位、 アイスナー賞、シニアリサイタルコンテストで 1 位、またアスペンサマー音楽フェスティバルの出 演を助成するメアリー・J・ヌーンズ奨学金など数々の賞を取り、その後大学からアルフレッドハ ーツ記念フェローシップを得て渡仏。 渡仏の 1 ヶ月後、名高いパリ国立高等音楽院(Conservatoire Supérieur de Paris)への入学を許可さ れ、そこでピアノ演奏における一等賞(Premier Prix)を受賞し、ピアニスト アルフレッド・コル トーが創立したパリの私立エコールノルマル音楽院からは満場一致のディプロム取得、さらに高等 ディプロムを取得した。そして 20 歳にも満たない齢で、ソロや室内楽リサイタルにおいて国際的な キャリアを築き、ベルギー、イギリス、アイルランド、旧ユーゴスラビア、チェコ、アメリカそし てフランス中で演奏旅行を始めた。 学生の間は、フランソワ-ルネ・ドゥシャブル、ドミトリ・バシリコフ、ジャック・ルビエール、ス ティーブン・ビショップ・コバセビッチ、ポール・バドゥラ-スコーダ、そしてアルド・シッコリー ニといった巨匠ピアニストより指導を受けた。 2004年には、多数の賞やフェローシップ、奨学金をイリノイ州立大学やアメリカ財団(パリ)、 カリッチ財団(ベルグラード)、ジョンアーネスト財団(カリフォルニア)、精鋭芸術家の為のヘ レンフォンアモン財団から受けた。近年のレコーディングは、パリ市より援助を受けている。 アメリカ、フランス、旧ユーゴスラビアでは、テレビやラジオにも出演。2005-06 年には、パリ市 国際芸術会の会員となる。また、近年パリにあるナディア・アンド・リリ・ブロンジェ財団より 2006-07 年の奨学金を受けることが決定している。 ____________________________________________________________ イワン・イリッチ IVAN ILIĆ, ピアニスト メール: [email protected] ホームページ: www.IvanCDG.com 更新日: FEBRUARY 15th 2006
© Copyright 2024 Paperzz