柵原中学校便り No.12 平成21年11月11日発行 校長 西村 睦美 赤く見え 青くも見ゆる 枯木かな (松本たかし句) 冬枯れの木立に夕日がさして 赤く色づき、夕闇が迫ってきて青 みがかった影に縁取られる。時の 移り変わりにより色を変えてい く細い枝の寒々しい様子が冬ら しさを感じさせる句です。 生徒会長 副会長 副会長 書 記 書 記 生活部長 文化部長 図書部長 保健部長 体育部長 給食部長 赤堀 岡田 滝元 平賀 片山 寒竹 小田 牧野 村瀬 福島 神浦 勝弥さん 智貴さん 朔さん 瑞生さん 弥怜さん 恭子さん 菜摘さん 泰生さん 香織さん 聖人さん 駿吾さん 11 月 4 日(水)後期生徒会認証式を行いました。本校で も、日に日に「インフルエンザと診断されました」という報 告を受けるようになりました。今のところ、感染者は少数で すが、予防のため全員マスクを着用して学年の間をゆったり と空け、体育館に集合しました。 去る 10 月 28 日の生徒集会で前期生徒会執行部一人一人 が活動を終えるにあたってのことばを述べました。 「みんなの 協力がうれしかった」 「このメンバーと一緒に活動できてよか った」「自分にとって大きな力になり、大切な経験になった」 「1,2年生にも引き継いでほしい」など、一言一言が生徒 会をリードし自分たちで行動した人ならではの誠実で実直な ことばでした。それを受けて、新執行部 10 名が所信を述べ ました(あと 1 名は、9 日に認証・所信表明しました)。一 人一人がしっかりと自分のことばで語り、3 年生から 2 年生 へと渡されていく生徒会リーダーとしてのバトン、そして先 輩と後輩との 絆 を強く感じた所信表明でした。しっかり と聞いている 1 年生の姿に、あとに続くリーダー候補者へ期 待が高まりました。この認証式を受けて、5 日に学級役員の 選挙を行い、後期生徒会活動の体制ができあがりました。 10 月 10 日(土)岡山県笠岡陸上競技場にて やなはら 11 号文化祭特集号 で、生徒会「ペットボトル Ceremony」のスペルが間違っ てrがlになっておりました。 正しくはこの表記です。申し訳 ございませんでした。お詫びし て訂正させていただきます。 今後、十分、留意いたします。 3 年生の山本裕也さんが、この大会で 3 年男子100 m3 位に(記録:11 秒 98)入賞しました。100mと いう短い距離で自分の力を出し切るのは難しいと思いま す。1 回だけの勝負、一瞬の勝負でもある100mで県下 ベスト3に入るということは快挙です。陸上だけでなく、 新体操、硬式テニスの県大会に出場している人もいます。 一人一人の力がいろいろな形で発揮されています。個の力 を伸ばすことは、学校全体の活力にもつながっています。 「自分が得意とする分野を見つけてチャレンジする」、中 学時代ならではの経験です。あなたの得意なこと、好きな こと、夢に向かって、チャンスをつかんでチャレンジし、 自分自身をチェンジしていってください。 美咲町本庁で、激励会をしていただきました。 その様子は、広報みさきに掲載される予定です。 3年生の鈴鹿大祐さんが、10 月 31 日(土) に鳥取市で開催された中国大会に出場しまし た。岡山県大会で優勝し、県代表としての参 加でした。クラブチームでも活躍しています。 10 月 31 日(土)津山リージョンセンターで上記の英語暗唱大会が開催されました。美作地区 の中学校から 40 名(32 組)の参加がありました。工夫を凝らした発表形態で豊かな英語表現が 繰り広げられて、とても興味深く聴かせていただきました。英語科の池田先生は全体の運営をして くださり、ALTのブレイク先生も応援に来てくださいました。本校からの参加者は次のとおりで す。3 年生は全員が ノミネート賞 を獲得、見事な自己表現を披露しました。4名とも堂々とし た、気持ちのこもったスピーチでした。1,2年生も初めての大会参加で、オリジナルのスピーチ を披露しました。聴衆を前に語ること、表現することの意味を学んでくれたことと思います。 最優秀賞 山本 祥平さん エンターティナー賞 ノミネート賞 ︵優 秀賞 ︶ 村上未来さん(1年) What s Universal Design ? 赤堀友梨佳さん、河内千尋さん(1年) Halloween 石戸千香子さん、石戸加奈子さん(1年) Guri and Gura 滝元 朔さん(2年) My Dream 山本祥平さん(3年) Stevie Wonder ― The Power of Music 山本洋平さん(3年) I Have a Dream 青木裕太郎さん、藤本慧昌さん(3年) Hikoichi s Living Umbrella 青木裕太郎さん 藤本 慧昌さん 本年度の大会は発表者の質が高く、優秀賞7組(8 名)は1点か2点のわずかな差だったそうで す。その中で、山本祥平さんが最優秀賞を獲得(北陵中の3年生と同点、2名受賞でした)。青木・ 藤本ペアは3年連続エンターティナー賞を獲得しました。山本祥平さんは堂々としかも誠実に聴衆 の心に響くスピーチを、山本洋平さんはキング牧師の有名な演説をアレンジして力強く訴えました。 青木・藤本ペアはかつての教科書に載っていた『彦一とんち話』をユーモラスに生き生きと演じま した。池田先生の味わい深いアレンジと、スピーチをする人の気迫と人柄とが絶妙なバランスとな ってステージに展開されていました。英語の楽しさや豊かさを感じたひとときでした。
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