古着や古新聞で排水をきれいに

古着や古新聞で排水をきれいに
寒さ厳しき折、みなさま元気にお過ごしですか。今年も環境にやさしい
エコな生活を心がけたいですね。今回は台所で簡単にできるエコな
工夫をご紹介します。おばあちゃんの家では、着られなくなった洋服や
新聞紙を縦 10cm、横 20cm ほどに切ったリサイクルの雑巾を常備して
います。これを重ねて、使用済のボックスティッシュの箱に収納。お料
理が終わったあとのフライパンやお鍋は、古布でおおまかな汚れをふき
取ってから洗います。
家庭のなかで使用される生活排水のうち、約 40%は台所から出されて
いるそうです。ちなみに、おしょうゆ大さじ 1 杯を排水として流して
しまうと、魚が住める品質に戻すためには、風呂おけ 2.2 杯分の水が
必要、使用済みの天ぷら油 20ml には 20 杯分もの水が必要だと言われ
ています。食器を洗うときには洗い桶を使用して、洗剤や水の量を
少なく抑えたり、お米のとぎ汁は流さずに、植木の水やりに使用する
のもいいですね。
ほんのひと手間の工夫で、環境にやさしい生活が実践できるのです。
さあ、今年もみなさまからのエコな知恵や取り組みをたくさんお送り
くださいね。楽しみにしています。