履 名前:嶋津 格(しまづ 歴 書 いたる) 生年月日:1949 年 1 月 31 日 email:[email protected] 学歴 1967 年 3 月 同年 4 月 洛星高等学校(京都) 東京大学文科Ⅰ類 1969 年 1 月~12 月 卒業 に入学 Seton Hall 大学(米国)留学(Political Science の special student として)(こ の間、東京大学は休学) 1969 年 12 月 東京大学復学 1970 年 10 月 東京大学法学部第一類(私法コース)に進級 1973 年 3 月 同年 4 月 同上卒業(法学士となる) 東京大学法学部第三類(政治学コース) 1974 年 3 月 同上卒業 1976 年 4 月 東京大学大学院法学政治学研究科 1979 年 3 月 同上修了、法学修士となる 同年 4 月 に学士入学 に入学(法哲学専攻) 同大学院博士後期課程に進学(法哲学専攻) 1982 年 12 月 同上修了、法学博士となる 試験・資格等 1973 年 10 月 1979 年 9 月 司法試験合格 弁護士(千葉県弁護士会)(1987 年 8 月海外研修のため退会) 職歴・研究歴 1974 年 4 月 司法研修所修習生(1976 年 3 月まで) 1984 年 4 月 亜細亜大学専任講師(1987 年 3 月まで) 1987 年 4 月 同上助教授(1992 年 3 月まで) 1987 年 9 月 スタンフォード大学フーバー研究所(アメリカ合衆国)客員研究員(1988 年 8 月まで) (ACLS のアメリカ研究フェローシップによる) 1992 年 4 月 千葉大学教授(法経学部法学科) (2014 年 3 月定年退官) 2017 年 4 月 獨協大学特任教授(法学部総合政策学科) 教育歴および授業担当科目 大学院(社会文化科学研究科(博士課程)、社会科学研究科(修士課程)、人文社会科学研究科(博士前 期および後期課程)において) :社会秩序論、法哲学(演習、特殊講義を含む)、同(医学薬学府、修士・ 博士課程において):生命倫理学概論 1 学部専門科目:法哲学、法哲学演習、法思想史、法思想史演習、外国語文献購読(英語)、 学部普遍科目:法学、Theories of Justice(J-PAC:外国人学生向け英語授業)、Defenses of Liberty(J-PAC)、 The Rule of Law in Japan(J-PAC)、基礎演習 その他:先端技術と倫理(学部教養オムニバス授業)、高齢社会を生きる(学部教養オムニバス授業)、 慶応大学大学院(文学部哲学科)、東京大学大学院(法科大学院)を含むいくつかの大学で非常勤講師 役職等(学内) 2001 年 4 月 千葉大学大学院社会文化科学研究科長(2003 年 3 月まで) 2003 年 4 月 千葉大学評議委員(2004 年 3 月まで) 2004 年 4 月 千葉大学法経学部法学科長(2006 年 3 月まで) 2006 年 4 月 千葉大学言語教育センター長(教育研究評議会委員)(2009 年 3 月まで) 2007 年 4 月 千葉大学経営協議会委員(2008 年 3 月まで) 2009 年 4 月 千葉大学理事・副学長(組織担当)(2014 年 3 月まで) 役職等(学外) 1998 年 11 月 千葉県(教育委員会) 県立高等学校将来計画協議会 副座長(2000 年 1 月まで) 2000 年 7 月 千葉県(教育委員会)県立高等学校再編計画策定懇談会 座長(2001 年 9 月まで) 1989 年 11 月 日本法哲学会理事(現在にいたる) 2005 年 11 月 日本法哲学会理事長(2009 年 11 月まで) 2000 年 6 月 2007 年 12 月 2004 年度 日本学術会議会員(2005 年 9 月まで) 東京弁護士会懲戒委員会委員(現在にいたる) 研究拠点形成費補助金(21 世紀 COE プログラム)レフェリー 2008 年 2 月 大学評価・学位授与機構 国立大学教育研究評価委員会専門委員(2008 年 6 月まで) 2008 年 5 月 大学評価・学位授与機構 法科大学院認証評価委員会専門委員(2010 年 4 月まで) 2008 年 1 月 日本学術振興会 グローバル COE プログラム委員会専門委員(2009 年 11 月まで) 所属学会 日本法哲学会、法と経済学会、 Mont Pelerin Society(会員)、IVR(国際法哲学社会哲学学会連合) 2 研究業績 【英文】 ・Spontaneous Order and Peace, in S. Panou ed., Law and Peace, A.Sakkoulas (Publishers) - Athens 1986, (later, in Asia Univ. Law Review 21-2, pp. 1-5) ・Who to Suffer from Misfortune, University of Hawai'i Law Review, vol.15, no.2, 1993, pp. 590-595 ・Legal Mind as Basic Faculty for the Citizens of Liberal States, Svein Eng ed., Proceedings of the 21st IVR World Congress, ARSP Beiheft Nr.97, 2005, Franz Steiner Verlag Part II: Law and Practice, pp. 55-60 ・The Individual and Collective Decisions: Concept of Law and Social Change, in Law and Justice in a Global Society, IVR 2005, Granada, anales de la catedra francisco suarez no.39, 2005, pp. 475-504 ・Captives of Ideas; Old and New, (2002 年、ロンドンでの Mont Pelerin Society の general Meeting で 全体会報告を行い、配付論文集に収録された。それを改訂して) 千葉大学法学論集 19 巻 4 号、166(1) -148(19)頁、2005 年 ・Conflicting Ideas of Equality, (2003 年、千葉大学で開催した国際シンポジウム「Revival of the Public: Politics, Economy and Ethics」で報告の後、改訂して)嶋津格編『犯罪・修復・責任』千葉大学人文社 会科学研究科研究プロジェクト報告書第 185 集、2010 年 pp.2-8 ・From the Viewpoint of Private Law; A Comment on Professor Tamanaha's Paper, in Kosuke Nasu ed. , Insights about the Nature of Law from History; The 11th Kobe Lecture, 2014, Franz Sterner Verlag, Stuttgart, 2017, pp. 49-56 【日本語】 著書(単著) ・『自生的秩序』、木鐸社(B6判、総頁数 320 頁)、1985 年 ・『問いとしての<正しさ>』、NTT 出版(B6判、総頁数 365 頁)、2011 年 主要論文(上記『問いとしての<正しさ>』所収のものを除く) ・「所有権は何のためか」 、法哲学年報 1991、58-76 頁、1992 年 ・「進化論的契約論素描」 、千葉大学法学論集8巻1・2号、121-145 頁、1993 年 ・ 「「開かれた社会」は開いているか」、長尾・河上編『開かれた社会の哲学』未來社、90-96 頁、1994 年 ・「不法行為法における「不運」の位置について」、棚瀬孝雄編『現代の不法行為法──法の理念と生活 世界──』有斐閣、149-175 頁、1994 年 ・「経済学の洞察と法学──「法と経済学」を論ず──」、岩波講座『現代の法 15 現代法学の思想と 方法』269-303 頁、1997 年 ・「検察官は”遠山の金さん”でいいのか」、This is 読売、1998 年 6 月号、38-45 頁 ・ 「発見の論理と心理──ポパー理論の批判的検討に向けて──」ポパー哲学研究会編『批判的合理主義』 未来社、156-172 頁、2001 年 ・「ハイエクと社会福祉」塩野谷他編『福祉の公共哲学』東大出版会、101-119 頁、2004 年 3 ・「国民への法学教育」ジュリスト No.1266、43-49 頁、2004 年 ・「規制緩和・民営化は何のためか」 、ジュリスト No.1356、2008.5.1.15 合併号、5-11 頁、2008 年 ・ 「治療と設計の間──家族論への挑戦──」家永登・上杉富之編・比較家族史学会監修『生殖革命と親・ 子──生殖技術と家族Ⅱ──』早稲田大学出版部、3-19 頁、2008 年 ・ 「実験動物の法的・倫理的位置と実験目的によるヒト由来物の利用」町野朔・雨宮浩共編『バイオバン ク構想の法的・倫理的検討──その実践と人間の尊厳──』上智大学出版、41-59 頁、2009 年 ・ 「人間モデルにおける規範意識の位置──法学と経済学の間隙を埋める」宇佐見誠編著『法学と経済学 のあいだ』勁草書房、45-61 頁、2010 年 ・ 「自由主義は反自由主義を包摂できるか──アヤーン vs. チャンドラン──」法の理論 No. 30、3-22 頁、2011 年 ・ 「外的根拠としての弱者保護は正義か──尊厳死法または Natural Death Act をめぐって」石井徹哉編 『現代共犯論の日独比較法研究』千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書、第 258 集、83-91 頁、2013 年 ・ 「明晰さの探求は成ったか――碧海先生の哲学世界とその外部――」書斎の窓 No.632、8-11 頁、2014 年 ・ 「民事事件における事実の認定――「言語の内と外」各論として――」法哲学年報 2013、71-88 頁、2014 年 ・「法の権威を立法の権威に解消することの愚かさについて」法哲学年報 2014、23-32 頁、2015 年 ・「動物保護の法理を考える」法律時報 2016 年 88 巻 3 号、56-60 頁 ・ 「平等への妄執(obsession)を抉る――ロールズ論の好著2冊」法と哲学 第 2 号、147-170 頁、2016 年 ・「IT 社会の規範的考察――知的財産法を中心に」Law & Technology 72 号、32-40 頁、2016 年 編集した本 『法の臨界・第2巻 秩序像の転換』東京大学出版会、1999 年、(全3巻を共同編集、第2巻を責任編 集、第2巻に「編者による概観」と「秩序の希少性について」(『問いとしての<正しさ>』所収)を執 筆) 翻訳(単独) ・R・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』木鐸社、1992 年(上巻 1984 年、下巻 1988 年、を 合本) ・S・クレスゲ他編ハイエク著『ハイエク、ハイエクを語る』名古屋大学出版会、2000 年 翻訳(共訳) ・E.トーピッチュ著『認識と幻想』木鐸社、1982 年 ・M.オークショット『政治における合理主義』勁草書房、1988 年(「訳者解説」を含む) 同『増補版 政治における合理主義』勁草書房、2013 年(「増補版訳者解説」を含む) ・B・グレッグ「法の不確実性とプラグマティックな法学の可能性」千葉大学法学論集 1994 年 4 8 巻 3 号・4 号、 ・クカタス、ペティット『ロールズ:『正義論』とその批判者たち』勁草書房、1996 年 ・R.E.バーネット『自由の構造──正義・法の支配──』木鐸社、2000 年 ・F.A.ハイエク『哲学論集』春秋社、2010 年 その他 Ashgate 社の著書シリーズ Law, Ethics and Economics について、C.リュトゲ教授(ミュンヘン大学) と共同シリーズエディターをつとめている(2012 年までに 6 冊を出版)。 5
© Copyright 2024 Paperzz