ÛÐÒÝ 第 4 回 オーストラリアのビザを取得するためには ビザ・コンサルタント FASTRACK VISAS 今回は、ビザ取得方法についてご説明します。ビザの種類によっては取得に 1 年以上か かるものもありますので、何事も計画的に。オーストラリアの移民法はそのときの経済状 況や失業率によって頻繁に変わることがあるため、タイミングを見計らうのも重要です。 ビザ申請の流れ 申 請の際の注意点 A もし、オーストラリア国外から、かつ、オーストラリア国外のビ 1 申請するビザを選定 滞在目的を決め、発給条件を確認してください。 A ザオフィスに申請する必要のあるビザを申請する場合、その国にある オーストラリア大使館のウェブサイトの情報も必ず確認してください。 2 必要書類のリストと申請書を入手 たとえば、TAFE で就学予定のビザ申請者は、下記のページにリンクがあります。 http://www.immi.gov.au/students/students/572-1/how-to-apply.htm 3 申請書、必要書類の準備 申請書に記入し、必要な書類を揃えます。英語以外の言語の書類は、英語訳を 準備します。 英語以外の言語で発行された書類の原本の翻訳 B 【オーストラリア国内にある場合】 すべて NAATI 登録の翻訳者による英訳を 一緒に添えて提出する必要があります。 C 岡崎晴彦 1997 年に渡豪し、2003 年より移住手続認 定代行業者(ビザ・コンサルタント)となる。 約 10 年もの経験を有し、年間 100 案件以 上ものコンサルティングを行う。 B NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)登録の翻訳者については、http://www.naati.com.au/ をご覧ください。 C 認証コピー(Certified copy)は、日本国内ではオーストラリア 領事部にて作成されたもののみ有効となります。認証コピー作成の 手続き方法および手数料などについては、直接最寄りのオーストラリ ア領事部 (http://www.australia.or.jp/en/consular/notarial/) にお問い合 わせください。オーストラリア国内では、ビザ・コンサルタント(移住 手続 代行業 者認定 局〈Office of the Migration Agents Registration Authority - Office of the MARA〉に認定された移住手続認定代行業 者)の 他、Justice of the Peace、医者、看護士、弁 護士、薬 剤 師、 ポストオフィスのマネージャーなどの職業の方も作成できます。 【オーストラリア国外にある場合】 翻訳を職としている人の翻訳が 必要です。 書類は特に原本を請求されない限り、認証コピーを提出します。また、書類によっ ては申請時に提出する必要のないものもあります。 D オンライン申請の場合は、特に請求されない限り、提出書類もスキャ 4 申請書類の提出、申請料金の支払い 提出書類は必ずコピーを作成し、領収書と共に保管してください。ビザの種類によっ ては、オンライン申請が可能です。 D ンしたファイル(PDF ファイルが好まれる)を添付することで提出可能です。 E 面接を求められることはまれであり、求められても審査担当オ 5 追加書類の提出や面接 フィスから距離がある場合は、電話で行われる場合がほとんどです。 必要に応じて、追加書類の提出や面接が求められる場合があります。 E F 現在、ほとんどのビザは電子ビザで、パスポートにビザラベル が貼られることはありません。 6 結果通知 審査が終わると、結果通知が手紙もしくは電子メールで送られてきます。 G 入国目的と一致しない場合、不法就労もしくは不法滞在(オー F 7 国外で発給された場合のオーストラリアへの入国 手荷物と入国審査官の質問に対する答えが、入国目的と一致しなければなりません。 G バーステイ)しようとしているのではないかと疑われます。例えば、 観光ビザで入国する場合に、仕事のための書類や道具を持参してい る場合などです。 ビザ発給を拒否された場合 1. 移民再審裁判所(MRT,RRT, AAT) 2. 大使館または移民局 再審請求権があり、かつ成功の可能性が高い場合は 通常は 1 へ。明白な理由がある場合は、2 にあるよ うな手紙で簡単に決定が取り消される場合もありま す。再審請求権がない場合、2 または 3 となります 。 各種書類などを、オーストラリア国内にいる場合は 21 日以内 、国外にいる場合は 70 日以内に該当オフィ スに提出し、聴聞会(hearing)に証拠書類を準備 して出席する。可能であれば証人を立てる。申請可 能期間は状況によって異なるので、必ず確認する。 手紙に証拠を添えて、大使館もし くは移民局に提出。手紙が取り上 げられず、再審請求権もない場合 は、コモンウェルズ・オンブズマ ンに訴えることもできる。 3. ビザの再申請 まず元の申請書類の返却を求める。担当 オ フィス が 返 却 に 応 じ な い 場 合 は、 Freedom of Information Act 1982 (FOI Act) に基づいて正式に請求し、必要な証 拠や手紙と共に申請し直す。 このコーナーでは、読者の皆さんからのビザに関する疑問や質問をお待ちしています。宛先は E メール:[email protected] まで。 「住みたい」 を叶えるためには、段階によって各種ビザを取得する必要があります。自分にあったビザを取得し、 ぜひその思いを成就してください! 当記事の内容やビザに関するお問い合わせは FASTRACK VISAS έ ȜΑΠ ρ Λ · ! Ϋ Ύ FASTRACK VISAS Accelerated Australian Migration Visas Pty Ltd ABN 93 124 913 944 MARN 0321242 Member of Migration Institute of Australia Membership Number 2512 住 所 : Suite 9, 2nd Fl. Hubbard House 6-10 Douro Place West Perth 電話番号 :+61 (0) 8 9226 2842(日本語専用 : 0417 970 396) Email: [email protected](日本語専用) Web: www.fastrackvisas.com.au www.wanet.info 注>ビザについての最新情報も含め、移民法(Migration Act 1958) や移民 〔教育〕法(Immigration 〔Education〕Act 1971) などの法律は頻繁に変更されます。最新の情報については、 ビザ・コンサルタントなどの有資格者より情報収集を行ってください。 Information and proofreading supplied by FASTRACK VISAS, Haruhiko Okazaki (MARN 0321242)
© Copyright 2024 Paperzz