平成28年6月27日

平成28年6月27日
みな穂もも振興会
みな穂農業協同組合
新川農林振興センター
○6月 下 旬 ~7月 ももの作 業チェック表
作業内容
ポイント
出荷準備
実施日
実施適期
・袋かけ数から、販売果実数を品種ごとに見積もる
6月 下 旬 ~
袋 か け 数 ×収 穫 率 (目 標 80% ) ×商 品 化 率 (目 標 80% ) = 販 売 個 数
(袋かけ
・贈 答 用 の 予 約 を 受 け 付 け 、上 記 の 計 算 か ら 、ど の 時 期 に ど の
終了後)
(自 己 記 入 )
程度出荷するか計画を立てる
・出荷用資材を準備し、選果・販売所を整理整頓する
・ 新 梢 管 理 、枝 つ り 、支 柱 入 れ を 実 施 し 、樹 冠 内 部 ま で 光 が 届
着色管理
くようにする
3.着色
管理参照
・除袋破袋し、着色シート等も利用して着色を向上させる
灰星罹病果
・ 罹 病 果 実 を 切 除 し 、園 地 外 で 処 分 す る 。罹 病 果 実 ・ 枝 を 触 っ
の切除
随時
た手で他の健全な果実を触らない
防除の実施
・散布ムラが生じないように、十分な量を丁寧に散布する
2.病害虫
・ 散 布 は 10日 以 上 間 隔 を あ け な い よ う に 留 意 す る
防除参照
1.生育状況
(1)「あかつき」の収穫予測と肥大状況(果樹研究センター測定値)
・本年の「あかつき」収穫開始予測は7月 21 日頃~
・6/21 時点(満開後 74 日)で果実横径 57.2mm(前年比 104・平年比 111)
(2)硬核指数(果樹研究センター測定値)
・6/24 時点(満開後 77日)で硬核指数 4.00 となり、硬核期が終了した。
(3)生育状況
・肥大が進み、側枝が重さで折れそうになっている樹体がある。枝つり、支柱入
れを早急に実施する。
2.病害虫防除
<結実樹対象>
回
数
散布
時期
11
7月5日~
7日頃
12
対象
病害虫
モモハモグリガ
シンクイムシ類
カメムシ類
灰星病
7月15日
~17日頃
モモハモグリガ
(あ か つ き 等
シンクイムシ類
除袋後)
カメムシ類
薬剤名と希釈倍率
モスピラン水溶剤または
モスピラン顆粒水溶剤
(展着剤 マイリノー)
アンビルフロアブ ル
ス ミ チ オ ン 水 和 剤 40 ※
20,000倍
1,000倍
1,000倍
5cc
100cc
100g
(展着剤
20,000倍
5cc
マイリノー)
4,000倍
100㍑
当たり
薬剤量
25g
散布量
㍑10a
防除日
(自 己
記入)
400
400
※重要! 12 回目散布のスミチオン水和剤40の使用は、収穫3日前までである。
本年「あかつき」の収穫が例年より早まる予想であるため、散布時期に注意す
る。また、
「あかつき」より収穫が早い品種に対し、かからないように留意する。
<未結実樹対象>
回
数
散布時期
対象
病害虫
7月18日~
20日頃
モモハモグリガ
6
7
8月4日~
6日頃
薬剤名と希釈倍率
ス ミ チ オ ン 水 和 剤40
100㍑
当たり
薬剤量
1,000倍
100g
20,000倍
5cc
モモハモグリガ
1,000倍
100g
(展着剤
マイリノー)
ス ミ チ オ ン 水 和 剤40
20,000倍
5cc
100
シンクイムシ類
カメムシ類
防除実施日
(自 己 記 入 )
100
シンクイムシ類
カメムシ類
散布量
㍑10a
(展着剤
マイリノー)
★農薬散布にあたっては、周辺の他の作物に薬剤が飛散しないように十分注意してください!
★ 園の近くに民家がある場合等は、散布日時を連絡するなどの配慮にも努めてください。
3.着色管理
(1)除袋・葉摘み
・除袋は、収穫1週間~10 日前ぐらいに実施する。
(「あかつき」における本年の収穫開始予測は、
7月21日頃。着色の難易で除袋の時期を加減する)。
・葉摘みは、除袋時に果実に密着して光をさえぎって
いる葉があれば、2枚程度摘み取る。
(2)支柱立て、新梢管理
・枝折れや下垂を防ぎ、樹冠内を明るくするため
支柱立てや枝吊りを実施する。
・徒長的で、樹冠内部への光の透過を妨げるような
新梢に対しては、捻枝や切除 等の新梢管理を実施
し、樹形の維持、着色向上、翌年の結果枝の確保
に努める。
・成木となり、強勢な新梢の発生がほとんど無い樹
では、新梢を切除しない(過度の切除は樹勢を弱
めるため)。
(3)反射シートの設置
・果実の着色促進等を図る場合は、除袋前後から
反射シート(銀マルチやタイベックシート等)を
設置する。おおむね着色したら、反射シートは除
去して鮮紅色に仕上げる。
・長期間敷き過ぎると暗赤色となり、微裂果も目立
つようになるため注意する。
支柱立てや枝吊り