これまでの美術館のように、作品のところへ見に行くのではなく、まちの人

SSKW
No.6
2005.2.13
【編集人】特定非営利活動法人 海から海へ
〒182-0024 東京都調布市布田 1-43-3
オリエントマンション 108 うつわ和季内
TEL & FAX 0424-41-2958
http://umi.or.jp
[email protected]
これまでの美術館のように、作品のところへ見に行くのではなく、まちの人たちのところへ、作品をお
届けします(出前します)。アートはいのちの表出です。いのちのすばらしさに気づき、人と人とが、暮
らしの中で自然なこととしてつながることに、少しでも役立てればと思います。
1 ヶ所につき、1, 2 点展示いたします。1 月ごとに展示換えにお伺いします。今後、計 20 箇所ほどに
出前をしたいと考えています。車で運べる範囲でしたら、どこへでも出前いたします。
2005 年 2 月現在、次のところに出前しております。
うつわ和季 調布市布田 1-43-3-108
西照寺 調布市若葉町 1-39-3
澤歯科医院 調布市西つつじヶ丘 3-34-6
竹内歯科医院 調布市佐須町 2-17-1
つつじヶ丘動物病院 調布市東つつじヶ丘 1-16-1
船田歯科医院 調布市小島町 1-5-1
出前先から届けられたことば
・・・院長が治療にいらした方と一緒に絵を飾りました。・・・
・・・この場所の雰囲気が変わりました。うれしいです。・・・
・・・色がすばらしい。大切な瑞木さんの絵をお持ちいただいて、感謝しております。
・・・
・・・毎日絵に励まされています。(元気が出ますね!)・・・
神戸で開催の座談会「命を語ろう」(チラシ参照)にも絵を 3 枚出前し、副理事長が現状を報告します。
本活動には、「コミュニティ活動支援センター」から助成をいただいております。ご支援に厚く感謝申しあげます。
➊ 西照寺(酒井先住職と住職ご夫妻)
➋つつじヶ丘動物病院(院長・スタッフと瑞木さん)
➌ 澤歯科医院(院長とスタッフ)
2
➏船田歯科医院(船田院長)
➍ 竹内歯科医院(歯科衛生士の愛さんと瑞木さん)
➎うつわ和季(店主ご夫妻)
3
座談会「命を語ろう」
学習会のお知らせ
∼神戸・中越・東京 を結ぶ市民の夕べ∼
2005 年 3 月 5 日(土)13:30∼17:00 神戸酒心館ホール
こころとふくしの研究所では、2005 年
主催:障がい者から学ぶ会・NPO 法人「海から海へ」
4 月より、心理専門家による<体験学習
(内容の詳細は添付のチラシをご覧ください。)
会>と<勉強会>を開催いたします。
1.体験学習会
阪神淡路大震災に遭った神戸の人々が、10 年後にしてそ
の意味を語り出しました。「地獄を味わった」震災の深い
◆人との出会いを自然に・大切にする
苦しみを経て、自然の大きなつながりの中で生かされてい
ために(自分を知り、相手を知る)
2.勉強会
◆ケース・スーパービジョン(個人)
◆カウンセリング研究会
◆童話・神話などを通して心の深層を
学ぶ会(初級・中級・上級)
お問合せ・お申込
下記にご連絡いただければ、詳しい
パンフレットをお送りします。
Tel 0424-41-2958(火・水・土の午後
1 時∼5 時)
Fax 0424-41-2958
Email [email protected]
る命の輝きに気づく人々がいます。新潟中越地震の中で、
暮らしを破壊されながら、支援に来る人にありあわせの食
事をふるまい、明るく労をねぎらう人々がいます。障がい
をもつ人から教えを受け取り、共に生きようとする人たち
がいます。体験から学ぶ人々の姿です。
本座談会は、自らの体験の意味を生の深みから問い直す
ことにより、人間の営みから生まれる力、愛と励ましを強
く感じあい、人々がさらに深く広く連帯することを目的と
して神戸にて開催されます。
障がいや自然災害は、命の不思議さと自然の大きさを伝
え、明るさや励ましを通して、生きていることのかけがえ
のなさを気づかせます。神戸、中越、東京の人々の生きる
編集後記
力を通じて、大きな福祉の実現できる世界へ意識を拓く契
機としたいと思います。
「障害者自立支援法案」が 10 日、国会に提出された。
新聞には、「障害者『一割負担』重く」、「財源不足の解消
理由に」などの見出しが…。人々が孤立し不安を覚える中
みずき美術館をはじめるために
で、カネを尺度にせざるを得ない今の社会の象徴と思う。
日々の暮らしはつなぐこと、すなわちいのち輝く絆を深
―作品展示しています―
めることへ向けてのものだ。ひとり一人はかけがえなく、
前号でお知らせした「田中瑞木と神戸の仲間展」は、2005
ひとり一人はつながっている。
年度後半の開催に変更されました。そのため 2/13∼3/31
障がいをもつ人とともにある社会では、それが当たり前
は、瑞木さんのアトリエにて、引き続き以下の作品を中心
の事実であることを自然に気づかされる。出前先のまちの
に展示いたします。どうぞお気軽にお出かけください。
人のことばがそれを証明している。
作品
9.
タイトル
サイズ(mm)
おひなさま
455x530
11.
人形
606x727
29.
藤咲さん
727x910
30.
自転車に乗ったねこ
530x652
31.
きものを着た由紀ちゃん 727x606
32.
泰三くんと紘子ちゃん
43.
やぎたちの午後
50.
家族
53.
ブランコ
特定非営利活動法人 海から海へ
http://umi.or.jp
[email protected]
2005 年 2 月 13 日 海から海へ No.6
編集責任者
阿部公輝
〒182-0024 東京都調布市布田 1-43-3
727x606
オリエントマンション 108 うつわ和季内
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Tel & Fax 0424-41-2958
発行所
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〒157-0073 東京都世田谷区砧 6-26-21
特定非営利活動法人障害者団体定期刊行物協会
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定価 200 円
火・水・土 13:00→17:00 open (3/5 休)
無断転載禁止
月・木・金・日・祝 closed
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(輝)