「伝える」ことが使命! - 埼玉県ふじみ野市教育委員会学校教育課

学校だより
ふじみ野市立葦原中学校
校長
星鏡奏輪
第45期生徒会スローガン
岩渕ナオミさん(3-1)
斉藤
実
第14号 27. 2. 5
嶋影里菜さん(2-2)
遠山優那さん(2-4)
「伝える」ことが使命!
標題の言葉を聞いたのは、あるTV番組です。「命」のギャグで有名なTIMゴルゴ松本さん(埼玉
県深谷市:旧花園町出身)。松本さんは、3年前から漢字をツールとして子どもたちに生き方のヒント
を伝えるゴルゴ塾を始めているそうです。その番組は、少年院で授業をしている特集でした。ご覧に
なった方も多いのではないでしょうか。考えさせられたので、その授業の内容を抜粋します。
例えば「難」という字。「苦難」「困難」「災難」という熟語がある。それらが無いことを「無難」と
いう。でも無難な人生を歩んできた人なんていない。「無」を「有」に変えると「有り難い」という言
葉になる。苦難・困難・災難から世の中なのつながりや、様々なことを学ぶのは「有り難い」こと。
「始」という字。女偏に台と書く。全ての始まりは女の人で、土台がしっかりしていればいろいろ
なものが始まっていく。だから女の人を大事にしないといけない。
「吐」は、口偏に+(プラス)-(マイナス)と書く。辛いことがあると人は愚痴をこぼしたり、
弱音を吐いたりする。でも夢に向かって頑張るとマイナスなことを吐かなくなってくる。マイナスを
とると「叶」。夢は叶う。
日本人は「あいうえお」の母音から教わる。五十音の最後は「わをん」。「あい」(愛)から人は生ま
れて、勉強して、働いて、最後に「おん」(恩)、感謝で終わる。これが日本人のルーツ。
他は割愛しますが、「普段使っている漢字から生き方のヒントを得て、それを伝える。そして僕の話
を聞いた人が、また次の人に伝えていく。人偏に云うで『伝える』です。」と言っていました。
ゴルゴ松本さんの人柄と生き方に感動するとともに反省させられました。我々大人は、子どもたち
の成長のために、先に経験していることを日頃から伝えているでしょうか。特に、教育の仕事に携わ
っている私たちは、日々、生徒にものの見方や考え方を伝えているだろうか。思ったら実行です。子
どもたちに必要なことを伝え、指導助言し、教育実践してまいります。
2月は、まだ寒さが厳しく着物を更に重ねて着ることから「着更着(きさらぎ)」とする説がありま
す。インフルエンザも収束していません。生徒の健康に留意しながら、生きる力の育成を進めてまい
ります。どうぞよろしくお願いいたします。
十五の春の試練が始まっています!
3年生に栄光あれ!!
平成27年私立高校受験が、1月22日より始ま
っています。
2学期から、3年生一人一人と面談してきました
。真剣に自分の将来を考え、精一杯頑張っている姿
に、爽やかな感動を覚えました。3学期に入り、実
際に面接のある高校を受ける生徒を対象に、2回目
の面接練習を行いました。みんな緊張した面持ちで
校長室に入ってきます。みんな真剣です。志願理由
や高校で頑張りたいこと、理想の高校生像など明瞭
な声と輝く瞳で話してくれます。
3年生は本当によくがんばっています。心から誇
れる葦原中の最上級生です。3月2日には県公立高
校の受検があります。3年生全員の合格と進路決定
を心から祈っています。自分を信じて十五の春の試
練に立ち向かってください。
「努力は人を裏切らない!」
自然科学部! 入間地区
理科研究発表会で大活躍!!
1月16日(金)入間地区理科研究発表
会で自然科学部代表生徒が研究発表をして
きました。
自然科学部テーマは“新河岸川の自然”
西部地区銀賞が評価され、研究発表会出場
となりました。
「継続は力なり」です。今後も研究観察を
積み重ねて県展出場を目指してください!
保護者学校評価アンケートのご協力、ありがとうございました!
12月に実施させていただいた保護者学校評価アンケートのご協力、大変ありがとうございました。72%の
ご家庭からご回答をいただきました。以下のように結果を集計しました。
数値は、A:そう思う B:だいたいそう思うの合計です。 (
)内は昨年度との数値の比較です。
①子どもはすすんで登校している
②子どもは意欲的に授業に取り組んでいる
③子どもは家庭学習に計画的に取り組んでいる
④子どもは学校行事に積極的に参加している
⑤子どもは部活動に積極的に参加している
⑥学校へ行ったときに、よい雰囲気を感じる
⑦学校は、学力の向上を図る教育を目指している
⑧学校は一人ひとりの生徒の個性を伸ばす教育を目指している
⑨学校は社会のルールを守る態度の育成を目指している
⑩学校は家庭への連絡を適切に行っている
⑪学校は情報交換の機会を設け、日頃の教育活動を公開している
⑫学校は子どものことについて適切に相談に応じている
⑬学校は子どもの活動や学習を適切に指導、評価している
⑭学校の施設設備は充実している
96%
89%
60%
94%
96%
92%
78%
65%
83%
85%
85%
75%
79%
63%
(+1)
(+5)
(+5)
(+1)
(+4)
(+14)
(+22)
(-23)
(±0)
(-3)
(+11)
(-1)
(+33)
(-21)
生徒が授業に取り組む意欲や学力向上、学習指導と評価、社会性の育成という観点では伸びていますが、個性
の伸長、家庭学習などに課題があります。学力向上は重要課題ですので、教師の授業力向上や一人一人を輝か
せる生徒指導と併せて充実を期していきます。施設設備につきましては、特別棟は整備されてきましたが、教室棟は
今年の夏に改修工事を行います。来年度の評価で改善がみられるよう努力いたします。
記述欄においても、教師の資質向上や部活動の活性化、学校行事の見直しなど、様々なご意見をいただきまし
た。今後もご家庭と連携しながら、お子さんの健全な成長のために指導・支援を続けてまいりたいと思います。
引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
3月の行事予定
日
1
2
3
曜
行事等
日
月 公立高校学力検査 あいさつ運動①
火 公立高校実技面接 あいさつ運動②
日
21
22
23
曜
行事等
土 春分の日
日
月 水曜日課短縮4時間
新入生体験入学
4 水
あいさつ運動③
24 火 1 ・ 2 年 生 給 食 最 終 日
5 木
6 金 3年生を送る会
あいさつ運動④
あいさつ運動⑤
25 水 3 時 間 授 業
26 木 修 了 式
金曜日課短縮4時間
PTA本 部 会
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
保護司による授業(3年生)
公立高校入学候補者発表
卒業式予行
卒業式前日準備
3年生給食最終日
卒業式
振替休業日
専門委員会(後期最終)
1・2年生授業参観・保護者会
月曜日課短縮5時間
27
28
29
30
31
金
学年末休業日
土
日 吹奏楽部全日本リコーダーコンテスト
月
火
4
1 水
2 木
3 金
4 土
5 日
6 月
7 火 準備登校
8 水 入学式・始業式
月
春季休業日