ILASセミナー:オープンエデュケーション入門

ILASセミナー :オープンエデュケーション
授業科目名 入門
<英訳>
ILAS Seminar :Introduction to Open
担当者所属 高等教育研究開発推進センター 教授
職名・氏名
飯吉 透
Education
群
開講年度・
開講期
曜時限
少人数群
単位数
2単位
受講定員
2017・前期 (1回生定員) 10 (10) 人
火5
教室
1共302
週コマ数 1コマ
授業形態 ゼミナール
配当学年 1回生
対象学生 全学向
使用言語 日本語
キーワード Open Education / 教育とグローバル社会 / インターネットと教育 / 教育の自由化と無償化
[授業の概要・目的]
世界のどこにいてもインターネット環境さえあれば、誰もが無償で提供されるさまざまな講義ビ
デオや教材から学ぶことを可能にするオープンエデュケーションは、グローバルな社会で進行中の
教育革新であり、知識基盤社会における教育の制度や在り方を大きく変えつつある。
本ゼミでは、国内外の様々な事例や文献を通して、オープンエデュケーションの意義や可能性、
将来的課題について幅広く学び考えつつ、ゼミ参加者の個人的な教育との関わりを通じて、これか
らの社会や人生における教育の意味や目的を探究する。
[到達目標]
到達目標は、「オープンエデュケーションに関する基本的な概念、事例、可能性、課題について理
解する」、「オープンエデュケーションを、自らの学習環境としてどのように活用できるかを考え
られる」、「個人・グループとして、考えをまとめ、議論し、発表、相互評価する能力を習得する」
とし、それぞれの達成度について評価をおこなう。
[授業計画と内容]
授業は、講義、文献・資料の読解、オープンエデュケーション・プロジェクトの事例調査・分析
やウェブ教材利用体験などに基づいたグループディスカッション、受講者によるプレゼンテーショ
ンなどを織り交ぜ、 インターネットやマルチメディアなどを活用しながらインタラクティブに行う。
授業トピック・テーマ:
・「知の宝庫」としてのインターネット
・格差解消装置としてのオープンエデュケーション
・グローバルな世界で生き抜く力をどう習得するか
・学びと職の新たな関係
・教育のローカル性・グローバル性
・オープンエデュケーションが生み出すスター教師たち
・オープン・テクノロジー、オープン・コンテンツ、オープン・ナレッジ
・オープンエデュケーションにおける世界のエリート大学の挑戦
・「オープン・テキストブック」による教科書の無料化・低価格化
・参加型の学びと学習コミュニティー
・Massive Open Online Coursesの高等教育へのインパクト
・「より開かれた21世紀の大学」の新たな姿
・デジタルネイティブが切り拓く新しい教育の可能性
・オープンエデュケーションをこれからの学びや仕事にどう活用できるか
ILASセミナー :オープンエデュケーション入門(2)へ続く↓↓↓
ILASセミナー :オープンエデュケーション入門(2)
[履修要件]
特になし
[成績評価の方法・観点及び達成度]
授業への参加、ディスカッションやグループ・プロジェクトへの貢献、プレゼンテーションやレポ
ート等によって 総合的に評価を行う。詳細は授業中に説明する。
[教科書]
梅田望夫・飯吉透 『ウェブで学ぶ : オープンエデュケーションと知の革命』(筑摩書房、2010年)
ISBN:9784480065674
[参考書等]
(参考書)
授業中に紹介する
(関連URL)
http://www.ashita-lab.jp/special/550/(取材記事)
[授業外学習(予習・復習)等]
オンライン上でのビデオ等や教材、ディスカッションフォーラムなどを利用した予復習や、オープ
ンエデュケーション関連のイベントへの参加等。
[その他(オフィスアワー等)]
オフィスアワーは、要望があれば、メール等で連絡してもらい、調整の上、随時設定する。