3年生のどうとく 56・57 ページ 15 手紙を書くね ●今日の道徳の授業のねらい 礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する心情を育てる。 ●お話のあらすじ 夏休み、みきは従兄弟のたかひろ君のところへ遊びに行き、プールに行ったり,花火大会に出 かけたり,テレビゲームをしたりして、楽しい4日間を過ごした。みきが家に帰る日、みきとた かひろは、互いに手紙を書くことを約束して別れる。 家に帰った次の日、みきは、お母さんの電話での話を聞いて、たかひろ君との約束を思い出し、 あわてて簡単な文面の葉書を書いて送った。 たかひろ君から届いた手紙は、みきが帰ったその日に書いて送ったもので、心のこもった丁寧 な文面だった。みきは、自分の葉書の文面が恥ずかしくなり、手紙を書き直すことにした。 ●子供の様子と学校での指導 子供たちは、登校・下校の際、元気に「おはようございます。」 「さようなら。 」とあいさつをし ます。中には、廊下ですれ違う教師や来客に対して、きちんとあいさつができる子もいます。 しかし、習慣として身についているものの、こうした礼儀や作法がどんな意味をもつのかとい う見方や考えは、まだ十分ではありません。そのため、礼儀を人間関係の中で正しくつかめず、 真心を込めて接しようと言う気持ちにまでは至っていません。 ●家庭で話し合ってほしいこと 礼儀正しくできてだれかに褒められたことや、反対に失礼なことをして相手に嫌な思いをさせ てしまったことがなかったか、話し合ってみましょう。 家庭生活や学校生活の中で、心をこめたあいさつや礼儀正しい行動ができているか、話し合っ てみましょう。 人間関係を円滑にしていく礼儀や作法にどんなものがあるかを挙げ、どんなときにどんな礼を 尽くすのがよいのか、話し合ってみましょう。
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