技術士業務研究会/平成 24 年 1 月度例会案内

2011 年 12 月 20 日
技術士業務研究会/平成 24 年 1 月度例会案内
☆共
催:(公社)日本技術士会近畿本部
☆開催日時:平成 24 年 1 月 13 日(金)
18:30~21:00
☆開催場所:大阪科学技術センタービル601号室
☆開会のご挨拶:(公社)日本技術士会
☆講
近畿本部長
技術士
福岡
悟
氏
演
1.
(18:35 ~19:35)
【ご講演タイトル】:「環境測定における微量物質分析」
(株)日鐵テクノリサーチ 関西事業所 技術士 和田 克利 氏
【ご講演概要】
環境汚染原因物質としてダイオキシン類、PCB、アスベストなどが知られ、これらは微量であ
っても健康被害があるとされる。このため微量濃度を測定できる方法の開発が課題となったが、
分析機器が発達により ppb、ppt での分析が可能になり、その高度な測定技術を用いた公定法が
制定された。しかし、複雑な工程を要する高コストな公定法は長期モニタリング用途には適さず、
また今後大量廃棄される PCB やアスベストを含む廃棄物の膨大な検体すべてを公定法で分析する
ことは困難である。このため、公定法に代わり迅速かつ安価な測定手段として簡易法が開発され
た。この公定法から簡易法への流れを概観し、今後の微量物質分析の課題を考える。
2.
(19:45 ~20:45)
【ご講演タイトル】:「設計現場における CAE 活用の取り組み」
(株)日本アムスコ CAE 事業部 技術士 森下 智文 氏
【ご講演概要】
CAE はモノづくりで人の手では負えないような大規模な計算を、コンピュータを利用して計算
する設計手法でありその支援システムである。
1950 年代に有限要素法で航空機構造の振動特性を
求めたのが始まりと言われるが、今日では船舶・プラント・自動車など多種多様な分野で CAE を
利用した設計開発がおこなわれており、開発期間短縮やコスト削減にはなくてはならないツール
として広まってきている。またハードウェア・ソフトウェアも格段に高性能になり設計者が手軽
に扱える環境が整ってきている。CAE の特徴や実機の適用事例を紹介し、また適用時の注意事例
を交え紹介する。
☆
☆
質疑・応答、業務研究会連絡事項など
閉会挨拶:技術士業務研究会部会長 技術士
中塚
勉
氏
☆例会後、珉珉にて講師を囲んで懇談会を開催予定、有志の方々のご参加を願います。
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【講師のご経歴】
和田 克利(わだ かつとし)氏 技術士(環境部門)
学歴
同志社大学工学部 機能分子工学科卒
大阪市立大学大学院工学研究科 生物応用化学科 前期博士課程修了
在学中の専門は有機合成化学
職歴
平成 13 年 (株)日鐵テクノリサーチ入社
入社以来、一貫して環境測定を担当。
大気、水質、土壌、騒音・振動など環境測定およびダイオキシン類分析、
PCB 分析、アスベスト分析など微量物質分析に従事
資格
技術士 (環境部門 環境測定)
環境計量士 (濃度関係、騒音・振動関係)
公害防止管理者 (大気 1 種、水質 1 種、ダイオキシン類、騒音・振動)
土壌汚染調査技術管理者
趣味
合気道(三段)
同志社大学体育会合気道部で監督をしています。
森下 智文(もりした ともふみ)氏 技術士(機械部門)
1975 年 10 月 12 日生れ (36 歳)
兵庫県三木市 在住
学歴
1994 年 3 月
1999 年 3 月
兵庫県立兵庫高等学校卒業
日本文理大学 工学部 航空工学科卒業
(卒業研究:人力飛行機用の高効率プロペラの開発)
職歴
1999 年 4 月 竹田設計工業株式会社 入社(クライアント先派遣)
2002 年 5 月 創建不動産販売株式会社 入社 営業部配属
2004 年 9 月 (株)日本アムスコ入社 CAE部配属
2004 年 12 月~2011 年 2 月 HV車用モータ開発業務 (クライアント先常駐)
2011 年 3 月~2011 年 11 月 自社神戸CAE技術室 転属(プラント、熱交換器)
2007 年 11 月~現在 次期 HV 用インバータ ASSY 振動/強度解析(クライアント先常駐)
所属学協会
日本技術士会、日本機械学会、日本材料学会
資格
技術士 (機械部門 文部科学省登録第 72182 号)
計算力学技術者試験 上級アナリスト
FE (Fundamentals of Engineering)
TOEIC 720
以上
◇ 定 員:先着順にて 30 名
◇ 参加費:業務会研究会会員は無料、業務会研究会会員外は
1,000 円
◇ 申 込:2012 年 1 月 10 日(火)までに下記へお願いします。
◎業務研究会 浦崎一明 ([email protected] )
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