平成 28 年 10 月更新 ●最初にビアロ専用下地シートが貼られていることを確認してください。また、シートに膨らみやジョイント部分に浮 きがある場合は、適切な処理をしてください。 適応下地 ●その他の下地には、施工しないでください。 ●加水量は、ビアロ 10kg に対して、水は基本 8L です。 (季節や現場状況に応じて多少加減してください。但し、入れすぎには注意してください。水だれを起こす原因となり 練り方 ます。) ●ステンレス製の練り樽を使用して下さい。 (樹脂製のものは、ハンドミキサーに擦られ破片が材料に混ざる事があり ます。) そこへビアロを入れ、 ビアロカラー 分 残り水 水 <ビアロ専用骨材を入れてテクスチャー仕上げにする場合> ビアロ専用骨材は、ビアロ 10kg に対して 3kg までとします。あらかじめ、ビアロとビアロ専用骨材を、5 分程度カラ練りしてください。 加水量は、上記と同じ 8L です。季節や現場状況に応じて多少加減してください。但し、入れすぎには注意してください。 加水量の約 8 割の水に、カラ練りしたビアロと専用骨材を入れ、ハンドミキサーで十分混練します。あとは、上記➌➍と同じです。 注意:他の骨材は使用しないでください。 ●ビアロは砂骨材ローラー又はコテで塗ります。その他のローラーは使わないでください。 ●ビアロのスタンダード仕上げの場合は、細目砂骨材ローラー又はコテでの 1 回塗りとします。目安塗布量 450g/m2 ●ビアロのテクスチャー仕上げの場合は、荒目砂骨材ローラー又はコテでの 1 回塗りとします。目安塗布量 600g/㎡2 表面の水が引かないうちにすぐに追っかけで各種道具にて仕上げてください。 ●取り合い部・入隅部は、各コーナー専用砂骨材ローラーや刷毛で塗って、追っかけにて各砂骨材ローラーで仕上げて 塗り方 ください。*(施工面の取り合い部、入隅部を全て先に塗っていかないようにしてください。乾くと上から塗った部分 が厚くつき、塗りムラのようになりますので、必ず追っかけにて施工してください。) ●枠廻り・チリ・入隅部等は、刷毛を通して仕上げることをお薦めします。 ●1回塗りの仕上げが基本ですので、塗りムラがないように、縦横にしっかりと丁寧に塗り、最後にはローラーの目を、 そろえてください。 ●薄い塗りムラが生じた部分は早く乾いて白くなりますのでその廻りがまだ水持ちしている間に上からもう一度塗って ください。完全に乾いてから塗ると塗り継ぎのようになりますので注意してください。 ●面積が広い天井や吹抜け等の大壁は、表面が乾かない内に複数人で一気に仕上げてください。 ●塗り継ぎはしないでください。 ●施工前には、巾木、廻り縁、枠、床などの養生を確実にしてください。 ●白木部はマスキングテープ等で養生してください。強アルカリ性なのでアクが出てシミになる場合があります。 ●白木部などに塗材が付着した場合は、「無水エタノール」で速やかに拭き上げると効果的です。 ●施工時もしくは施工後に、5℃以下になる恐れのある場合は、施工しないでください。 施工上の注意事項 ●➍の攪拌時間および練り置き時間が短いと、ダマの原因となり施工性、仕上りにも影響をおよぼしますので、 ご注意ください。4 ●練り置きや休憩後に施工される場合は、2 ~ 3 分程度攪拌してください。 ●残った塗材は、マスカー等で完全密閉しておくと 4~5 日程度は使用可能です。再使用の際は、水をあまり足さず 10 分程度攪拌してください。 ●テクスチャー仕上げの場合は、水が引き表面が少し固くなり始めたら触らないでください。 *施工要領の詳細に関しましては、弊社ホームページ(http://viaro.jp/)をご覧ください。
© Copyright 2024 Paperzz