筑波大学 工学システム学類

理工学群
建築研究所●
●防災科学技術研究所
東大
土木研究所●
●筑波技術大学
筑波大学
つくばエクスプレス
●国立科学博物館
筑波実験植物園
●筑波学院大学
●つくばエキスポセンター
●つくばセンター
つくば駅
研究学園駅
工学システム学類
●研究交流センター
●物質・材料研究機構
●筑波宇宙センター
筑波西部工業団地
●産業技術総合研究所
つくば中央IC
万博記念公園駅
▲
水
り
通
大
西
東光台研究団地
常
磐
自
動
車
戸
道
通り
国土地理院●
桜土浦IC
●気象研究所
●国立環境研究所
つくばJCT
谷田部IC
つくば牛久IC
葉
東京
JR常磐線
▲
秋
2016
荒川沖駅
●食品総合研究所
原
みどりの駅
▲
ひたち野うしく駅
Access
国立大学法人 筑波大学
[つくばエクスプレスをご利用]
◉秋葉原駅からつくば駅まで最速 45 分
College of Engineering Systems
つくばセンターから
「筑波大学中央」行バス
(10 分)
School of Science and Engineering
「筑波大学循環(右回り)
(左回り)」バス
(10~15 分)
www.esys.tsukuba.ac.jp
[高速バスをご利用]
◉東京駅八重洲南口から
「筑波大学」行バス
(65~80 分)
[JR 常磐線をご利用]
◉ひたち野うしく駅バスターミナル東口から
「筑波大学中央」行バス
(40~50 分)
(東口からタクシーで20~25 分)
◉荒川沖駅バスターミナル西口から
「筑波大学中央」行バス
(30~40 分)
(西口からタクシーで20~25 分)
◉土浦駅バスターミナル西口から
「筑波大学中央」行バス
(25~35 分)
(西口からタクシーで15~20 分)
上野駅
ひたち野うしく駅
60min.
JR常磐線
荒川沖駅
5min.
筑波大学中央行
つくばセンター行
秋葉原駅
筑波大学中央行
筑波大学中央行
つくばセンター行
つくばセンター行
30min.
45min.
つくばエクスプレス
土浦駅
5min.
筑波大学
第三エリア前
10min.
つくば駅・つくばセンター
東京駅八重洲南口
10min.
65min.
高速バス
つくばセンター
東京
桜土浦IC
70km
8km 10min.
東大通り
筑波大学 理工学群 工学システム学類
College of Engineering Systems, University of Tsukuba
〒305-8573
茨城県つくば市天王台 1-1-1
Tel:029-853-6030
Fax:029-853-7291
E-mail:[email protected],jp
※本パンフレットのデータは、すべて2015 年 7 月現在のものです。
写真 : 齋藤さだむ(一部除く)
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
Message
工学システム学類長
教授
坪内 孝司
工学博士
01
学類における教育の目標
02
学習・教育到達目標の
各項目に対応する科目一覧
04
卒業後の進路と入試情報
在学生からのメッセージ
06
主専攻分野案内
08
学類担当教員と専門分野
10
研究紹介と卒業研究課題概要
12
学類長からのご挨拶
学類長からのご挨拶
横断的に広く学び、専門的に深く極める、未来を担う技術者へ。
Index
筑波大学 理工学群 工学システム学類は、機械工学、情報工学、電気電子工学、建築学、土木工
学、システム工学、原子力工学、エネルギー工学、環境工学、ロボット工学、航空宇宙工学、リスク
工学など非常に広範囲な分野を専門とする教員を擁しています。それは一般的な大学工学部の大半の
学科を網羅する守備範囲の広さともいえるでしょう。工学システム学類では、担当教員がこのように広
い分野にまたがる集団をなすことを生かし、それらをできるだけ横断的に融合した教育プログラムを
用意しています。この教育プログラムによって様々な工学分野の壁を超えた広い知識を習得できます.
広い視野にたち、斬新であり卓越したアイデアを創造できる人材の育成を目指しています。工学シス
テム学類は知的工学システム、機能工学システム、環境開発工学、エネルギー工学の 4 主専攻分野
で組織され、そこには平成 26 年 5 月 1 日現在、総勢 586 名の学生が在籍して勉学に励んでいます。
そのうち 51 名(約 8.7%)は女性、19 名(約 3.2%)は留学生です。
当学類ではシステム情報系に所属して世界水準の研究を行っている73 名の教員が専任で教育を担当
しており、全教員で構成する
「工学システム学類教育会議」
を毎月開催して、学類における教育の議論を
活発に行っています。また、各学年 6 名ずつの教員をクラス担任として配置し、学生の修学状況を把握
しながらきめの細かい学生指導につとめています。加えて、カリキュラム・学生生活・学内施設などに
おいて学生からの多面的な要望を聞き、学類担当教員・支援室職員との意見交換を行うため、定期的
(年 3 回)
にクラス連絡会を開催しています。そこでの要望などにより、学類カリキュラムから学内道路の
補修にいたるまで、様々な改善も行われています。
以上のような教育・点検・改善の恒常的努力が認められ、工学システム学類は JABEE(日本技術者
教育認定機構)
から
「工学(融合複合・新領域)関連分野」
での認定を受けており、すでに 1567 名の修了
生を輩出しています。これにより工学システム学類の卒業生は日本においては技術士の一次試験が免
除されています。アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなどワシントン協定加盟国ではほとんど
の有力校が同様の認定を受けており、それらの大学の卒業者と同等の資格であると認められます。今
後エンジニアとして世界を舞台に活躍したいと考えている方にはこの点も考慮すべきポイントでしょう。
■知的工学システム主専攻
■機能工学システム主専攻
研究紹介と卒業研究課題概要
これからも教職員と学生が心を合わせ、多くの方に「選んで良かった」
と思っていただけるような工学
14
うという、熱意ある学生諸君の参加をお待ちしています。
■環境開発工学主専攻
■エネルギー工学主専攻
Tsukuba Campus Life
システム学類を築いていきたいと考えています。エンジニアや工学研究者として人類の未来を開拓しよ
16
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
学類における教育の目標
目標とする技術者像
前記の項目において到達すべき水準は以下のとおりであり、
工学システム学類における教育が目標とする技術者像は、
それらは講義科目を習得することによって達成される。
(ii) エンジニアリング・デザイン能力
これまでに学習した広範囲な工学的知識を用い
安心と安全、快適さと豊かさをあわせ持った持続可能な社会
を工学面から支え・牽引できる人材である。その目標を達成
するために、分野ごとに細分化された従来の縦型の学問では
1. 広い分野に応用できる基礎能力: 1.1 論理的・数学的な思考力と解析力
広い教養をベースに、異なる文化を背景とする人々
考案すると共に、その過程で課題の定義を明確
とも円滑にコミュニケーションをとることができる。
3.2 プレゼンテーション能力
にすることができる。
大学の一般教養課程ならびに専門課程にふさわしい
教育体系を構築し、1. 人間、機械、情報、社会基盤などの
数学の基礎的な知識を身につけた上で、適切に使う
デザインしたシステムを複数のメンバーと協調し
ことができる。
て完成させる過程で、チームとして特定のプロ
遂行能力、3. 社会人・職業人としての人間基本力、を身に付
けた技術者・研究者を養成するための教育を行う。
身に付けておくべき知識・能力は以下の通りである。
道を立てて第三者に分かりやすく表現することができる。
3.3 自主性と行動力
問題に対して柔軟な思考を行い、かつ深い洞察に基
ジェクトをマネジメントすることができる。
づいて主体的に行動することができる。
2.5 実務において新たな技術を企画・立案する能力
それらを用いて基本的な実験ができる。
学習・教育到達目標
プレゼンテーションや文書等によって、自分の考えを筋
(iii)
チームワーク力
1.2 物理的な自然現象に対する理解
力学、電磁気学に関する基礎的な知識を身につけ、
3.1 国際的にも活躍できるコミュニケーション能力
て、提示された問題に対する具体的な解決策を
なく、横断的にそれらを再構築した工学を基盤とする新しい
広い分野に応用できる基礎能力、2. 広い視野を持った仕事の
3. 社会人・職業人としての人間基本力:
社会における技術開発の事例などに触れ、新たな技
1.3 コンピュータを利用し情報を取得・処理する能力
3.4 社会性と責任感・倫理観
工学者の持つべき倫理観・価値観について客観的に
術を企画・立案することができる。
大学の一般教養課程ならびに専門課程にふさわしい
考えることができる。
計算機リテラシーを身につけ、実用的なプログラミ
1. 広い分野に応用できる基礎能力:
ングをすることができる。
1.1 論理的・数学的な思考力と解析力
1.2 物理的な自然現象に対する理解
1.3 コンピュータを利用し情報を取得・処理する能力
2.1 科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理解
2.1 科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理
解する能力
2.2 広範囲な工学知識を基に、専門分野における最新
知識を獲得する能力
人文・文化学群
社会・国際学群
人間学群
2. 広い視野を持った仕事の遂行能力: する能力
2. 広い視野を持った仕事の遂行能力:
教育組織
生命環境学群
学 群
理工学群
情報学群
医学群
広い視野から学問のあり方や人間の生き方を考える
体育専門学群
ことができる。
芸術専門学群
2.2 広範囲な工学知識を基に、専門分野における最新知
識を獲得する能力
ビジネス科学研究科
料、バイオテクノロジー、人間、社会基盤に関する
物理物質科学研究科
2.4 具体的なシステムを設計し運用する能力
最新の事柄を理解することができる。
(ii)エンジニアリング・デザイン能力
指導教員の指導のもとで研究テーマを決め研究に取
(iii)チームワーク力
り組む過程で、実現可能な解を適切な手法により導
2.5 実務において新たな技術を企画・立案する能力
化学類
応用理工学類
工学システム学類
人文社会科学研究科
大学の工学系学部の専門教育課程にふさわしい、材
2.3 計画的に仕事を進め、まとめる能力
物理学類
社会工学類
2.3 計画的に仕事を進め、まとめる能力
(i) 問題解決能力
数学類
大学院
システム情報工学研究科
博士前期課程(修士課程)2 年
博士後期課程(博士課程)3 年
知的工学システム主専攻
機能工学システム主専攻
環境開発工学主専攻
エネルギー工学主専攻
知能機能システム専攻
生命環境科学研究科
構造エネルギー工学専攻
人間総合科学研究科
リスク工学専攻
図書館情報メディア研究科
コンピュータサイエンス専攻
社会システム・マネジメント専攻
き出すことができる。
2.4 具体的なシステムを設計し運用する能力
3. 社会人・職業人としての人間基本力:
(i) 問題解決能力
3.1 国際的にも活躍できるコミュニケーション能力
システムを設計する上で必要な設計理論、シス
3.2 プレゼンテーション能力
テム設計に関する知識を身につけた上で、適切
3.3 自主性と行動力
3.4 社会性と責任感・倫理観
に使うことができる。
JABEE認定「工学(融合複合・新領域)関連分野」
筑波スタンダード 学士課程における「教育宣言」
JABEE(日本技術者教育認定機構)
とは、大学など高等教育機
これは、教養教育、専門基礎教育及び専門教育の目標とその達成方法及び教育
関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水
内容の改善の方策を含む教育の枠組みを簡素にまとめ、
目に見える形で学内外
準を満たしているかを外部機関が公平に評価し、要求水準を
に公表するものです。
満たす教育プログラムを認定する専門認定制度です。
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
学習・教育到達目標の各項目に対応する 科目一覧
対応科目
※工学システム学類の卒業要件を満たすためには、学習・教育到達目標の各項目に対応する科目を少なくとも一科目以上修得する
必要がある。これによって、工学システム学類の卒業生は、全員、学習・教育到達目標に記載されている到達水準の知識・能力
を習得できていることが保証される。
学習・教育到達目標
1
広い分野に
応用できる
基礎能力
1.1 論理的・数学的な
思考力と解析力
確率統計
論理回路
離散数学
ディジタル信号処理
システム最適化
情報理論
④力学系科目群
力学Ⅰ
力学 II
物理学実験
電磁気学 I
電気回路
電子回路
応用からの微分方程式
システムダイナミックス
電磁気学 II
熱力学 I
熱力学 II
物理化学概論
熱工学
気体力学
伝熱工学
材料力学 I
材料力学 II
構造力学 I
振動工学 I
流体力学
振動工学 II
構造力学 II
流体工学
量子力学序論
燃焼工学
②情報・論理系科目群
情報(講義)
情報(実習)
プログラミング序論 I
プログラミング序論 II
プログラミング序論 III
数値解析
OS とネットワーク
コンピュータアーキテクチャ
画像処理
データ構造とアルゴリズム
パターン認識
応用プログラミング
計算機序論
数値計算法
2.1 科学技術と社会・
全世界・地球全体と
の関連を理解する能力
総合科目
体育
環境リモートセンシング
地圏気圏の環境論
水環境論
エネルギー学入門
2.2 広範囲な工学知識を
基に、専門分野に
おける最新知識を
獲得する能力
③材料・バイオ系科目群
バイオシステム基礎
メカトロニクス材料概論
材料学 I
材料学 II
コンクリート工学
複合材料学
宇宙工学
建築制振技術特別講義
色彩学特別講義
建築構造計画特別講義
知的情報処理
ヒューマンインタフェース
人工知能
土質力学
鉄筋コンクリート構造学
防災工学
鋼構造学
地盤工学
建築設備
建築環境工学
パワーエレクトロニクス
電磁力工学
電力工学
エネルギー機器学 II
エネルギー機器学 I
燃料電池工学
自然エネルギー工学
超電導エネルギー工学
1.3 コンピュータを利用し
情報を取得・
処理する能力
2
広い視野を
持った
仕事の遂行能力
2.3 計画的に仕事を進め、
まとめる能力
広い視野を
持った
仕事の遂行能力
対応科目
解析学 I
解析学 II
解析学 III
線形代数 A
線形代数 B
数学序論
複素解析
1.2 物理的な自然現象に
対する理解
2
卒業研究 B
特別卒業研究 B
インターンシップ
卒業研究 II
(i)
2.4
具体的なシス 問題解決能力
テムを設計し
運用する能力
①設計・システム系科目群
システム工学
機械設計
計測工学
メカトロニクス機構学
システム制御工学 A
システム制御工学 B
システム制御工学
信頼性工学
機器運動学
機械設計工学
システム信頼性工学
安全工学
メカトロニクス機能要素概論
ロボット工学
システム制御工学 II
建築設計製図 I
建築設計製図 II
建築設計製図 III
(ii)
エンジニアリン
グ・デザイン能力
卒業研究 A
特別卒業研究 A
卒業研究 I
特別卒業研究 I
つくばロボットコンテスト
近未来マルチメディア
コンテンツ工学システム
(iii)
チームワーク力
知的工学システム応用実験
機能工学システム応用実験
環境開発工学応用実験
エネルギー工学応用実験
2.5 実務において
新たな技術を
企画・立案する能力
知的財産と技術移転
システム開発論
研究・開発原論
情報通信システム論 I
情報通信システム論 II
産業技術論 I
産業技術論 II
設計計画論
インターンシップ
3.1 国際的にも活躍できる
コミュニケーション能力
第一外国語
第二外国語
フレッシュマン・セミナー
専門英語 A
専門英語 B
専門英語演習
3.2 プレゼンテーション能力
知的工学システム基礎実験A
知的工学システム基礎実験B
機能工学システム基礎実験A
機能工学システム基礎実験B
環境開発工学基礎実験A
環境開発工学基礎実験B
エネルギー工学基礎実験A
エネルギー工学基礎実験B
3.3 自主性と行動力
知的工学システム専門実験
機能工学システム専門実験
環境開発工学専門実験
エネルギー工学専門実験
研究者入門 I
研究者入門 II
3.4 社会性と責任感・倫理観
工学者のための倫理
工学システム原論 I
工学システム原論 II
応用数学
複素関数 I
複素関数 II
卒業研究 III
特別卒業研究 II
3
社会人・職業人
としての
人間基本力
⑤社会技術系科目群
工学システム学類の主専攻と専門分野
知的工学システム主専攻
機能工学システム主専攻
環境開発工学主専攻
エネルギー工学主専攻
コミュニケーション
ロボティクス
システムデザイン
インフラストラクチャ
環境
エネルギー
通信システム
制御システム
システム理論
防災工学
地球規模環境
エネルギー変換
マンマシンシステム
医療福祉工学
複雑系
運輸・交通機器
大気・水圏環境
新エネルギー
仮想現実
メカトロニクス
設計論
建築物・構造物
水質浄化
省エネルギー
人間機械協調
通信網
航空宇宙機器
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
卒業後の進路と入試情報
その他
4%
企業
8%
公務員
2%
その他
5%
進学
7%
公務員
3%
卒業の進路
入試情報
工学システム学類の卒業生は、多くの分野の様々な企業、官公庁、研究所などで活
学類生の進路
(H26 年度)
躍しています。
また、大学院への進学者も多く、
その割合は 85%程度になります。
大学院生の進路
(H26 年度)
主な就職先(学類卒業及び大学院修了後の就職先)
日立製作所、日本電気、東芝、パナソニック、ソニー、三菱電機、トヨタ自動車、
本 田 技 研工業、日産自動車、マツダ、日野自動車、いすゞ自動車、デンソー、
進学
86 %
キャノン、富士ゼロックス、三菱重工、川崎重工、IHI、三井造船、小松製作所、
クボタ、日立建機、住友重機械工業、東日本旅客鉄道、東京ガス、三菱化学、
入学定員
130
個別学力入試募集人員
AC 入試募集人員
企業
86 %
前期
82
後期
20
第Ⅰ期
8
第Ⅱ期
若干名
推薦入試募集人員
ソフトバンク、ヤマハ、NTT データ、リクルート など
20
*受験を希望される方は、必ず当該年度の募集要項を参照してください。
在学生からのメッセージ
知的工学システム主専攻
機能工学システム主専攻
環境開発工学主専攻
エネルギー工学主専攻
2 年・和田 朱里
3 年・遠山 弘晃
4 年・佐 藤 完
4 年・王 念 祖
中高校生の頃、
ものづくりをしたくても知識
工学技術の中でも、特に福祉医療工学や
高校の頃から理科が好きだったので大学に
私は子供の頃からミニカーや積み木が好
が 幅広く必要で一人では作れないという経験
運動支援技術に興味がありました。工学シ
進学するなら工学系の学部に進もうと考えて
きで、機械系に進むか、建築系に進むかで迷
を何度もしました。一つの問題を解決するの
ステム学類では福祉医療工学の分野でも最
いましたが、
どんな分野について学びたいの
いました。
でも、工学システム学類は、一年生
に、
いくつもの手段があって、私は知識がない故に最適とは言えない方
先端の研究が行われており、工学という分野を幅広く学ぶとともに、
か具体的なビジョンはありませんでした。
そこで、
分野の枠にとらわれず
で工学基礎知識を学んだ後、主専攻を決めるという体系な上、エネル
法で問題解決をしたりしていました。
その中で別のことを学べば別の視
工学と医療など、他分野と複合した新しい技術を作るために必要な
幅広い勉強のできる工学システム学類を選択しました。
2年生に進級す
ギー工学主専攻と環境開発工学主専攻の授業がほぼ同じで、機械系と
点から物事を見る事が出来ると知り、
より広い分野の事を学んでから何
知識を学ぶことができます。また、幼い頃よりものづくりに興味があ
るときに主専攻振り分けがあるので、それまでに工学の様々な分野に
建築系の授業がともに充実しており、
「一緒に学ぶことができるの?
かに集中して勉強をしてみたいと思い工学システム学類を選びました。
り、様々なアイディアを構想してきました。大学では自分のアイディア
触れ、
自分が本当にやりたいジャンルを見つけようと考えていました。
ま
やった!」と思い、決めました。高校生の時にストリートダンスをやり始
大学では様々な知識を持った人がいます。大学生活でそんな様々な
を形にできる幅広い技術を身につけたいと思い、工学システム学類
た、私の場合は筑波大学を選んだ大きな理由の一つにラグビー部の存
めたのがきっかけで、
日本のダンサーも好きになっていました。
「日本の
知識を持った人と意見交換などを通して自分の足りない事や強みを
を選びました。自分が研究に携わりたいと考える、福祉医療工学に
在がありました。昔からラグビーをしていたので、全国区の強豪である
ダンサーたちからダンスを学びたい」ということも、来日の一つの理由
知っていきたいです。私は中高でいくつか研究室を見せてもらった経
必要な知識を身につけられると思ったからです。また、シラバスや主
筑波大学のラグビー部でプレーしたいと思い、
進学を決めました。
です。
サークルに入り、
ダンス仲間を作って、
日本のダンサーと交流しな
験があり、そこで見た医療ロボットにあこがれました。機械でも人を救
専攻公開を見て、ロボット作りやエンターテインメント技術など多くの
1年生の講義に各主専攻の先生方の研究内容を聞くものがあり、そ
がら勉強することは、
大学に入学してやりたかったことのひとつです。
今
うために何かできるという事に魅力を感じ、
自分もそんなロボットをつ
魅力的な分野を学ぶことができると思いました。
の授業を通して様々な分野について触れることが出来ました。自分の
は、本格的な工具で挑戦するモノづくりにも、
ドキドキしながら楽しんで
くりたいと思いました。
そこで機械の知識を広く学べそうなこの専攻を
ここでは、幅広い知識を持つことで、広い視野を持つことができ、
面白いと思った分野の専攻を考え、環境開発主専攻を選びました。
挑戦しています。あと、工学系の歴史に関する本にとても面白いものが
選びました。
また、学生もそれぞれのやりたいことを目指してさまざま
様々なアイディアを想像することできるようになります。今後、新しい
主専攻振り分けまで1年間の猶予があるのは大きな魅力だと思い
あったのがきっかけで、
歴史や哲学にも少し興味を持っています。
な分野の勉強をしており、新しい方面の知識をつけたいと思ったとき、
技術を作っていくためにはこのような広い視野が必要だと思います。
ます。入学の時点で専攻を絞らざるを得ないような大学だと、進学し
私は機械系ですが、建築系の授業とほぼ同じ内容になっていて、
これ
友人やその知識に詳しい人が身近にいるということが良いと思いま
興味があること、やってみたいことにはぜひ積極的に取り組んでみて
た後で実は自分の思うような勉強が出来なかったということがある
らの授業が選択できるというのは、利点の一つだと思います。
また、工
す。人から教えてもらいどのような方法がもっともはやく習得できるか、
ください。そうすれば自分にできることがどんどん増えていきます。
かもしれません。
しかし、工学システム学類なら1年生の間に専門分
学分野で大切なモノづくりについても、実験の授業で挑戦できることは
また自分が探しているものはどんな探し方をしたら見つけるのかとい
筑波大学にはそのために必要な環境が整っています。自分の人生を
野のイメージを大まかにつかむことが出来るので自分の満足いく選
良い点だと思いました。パソコンが好きでも、
ロボットが好きでも、エン
うのを友人やその友人から教えてもらうことができるからです。
変える大きな出会いもあるでしょう。自分の進みたい分野がぼんやり
択ができるでしょう。
ジンが好きでも、建物が好きでも、エシスに入って、一年間の基礎知識
工学システム学類では学生も面白いものを作ったりしていて周囲に
していても、知識を身につけるうちに「こんなものを作りたい!」
という
大学は自分次第で様々なことを経験できます。私の場合、工学システ
の勉強を通じて各主専攻を具体的に理解しながら、
自分に最も適した
感化される環境が常にあります。自分の知らないことが目の前に広
ものがきっと見つかると思います。もの作りに大切な知識やアイディ
ム学類で工学について学び、
ラグビー部で全国レベルを経験し、私生
進路を選ぶことができる、
ということが一番のメリットだと思います。
がっており、毎日が発見の連続です。
自分で行動するにはまだ勇気がな
アは常に身の回りに溢れています。いろいろなことに挑戦してたくさ
活では友達と3人でルームシェアし、毎日が楽しく充実しています。皆さ
大学は新たなスタートです。それまでの学生時代と違って、もっと
いという人は是非足を踏み入れてみてほしいです。
んの発見をしてください。
んも筑波大学に入って充実したキャンパスライフを送ってください。
自主的に自分の未来を広げることが大事だと思います。
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
主専攻分野案内
学ぶ心を満たす独自の教育システム
1 年次は、各主専攻の区別なく共通の基礎として、数学、物理学、計算機や情報処理の基礎、工学システム原論などについてしっ
かり学びます。2 年次になると各主専攻にわかれますが、各主専攻にわかれた後は、細分化された各分野にとらわれることなく広い
視野で専門内容を学習し、物事をシステム的に取り扱うための方法論と手法を学んでいきます。4 年次には、工学者の論理について
学びます。また、異なる年次の学生が一緒に参加してシステム設計・製作を学ぶ「つくばロボットコンテスト」
も開催されています。
知的工学システム主専攻
機能工学システム主専攻
環境開発工学主専攻
エネルギー工学主専攻
現 在 の 高 度 情 報 化 社 会 に お い て は、人 工 知 能 や、
機能工学システム主専攻では機械、電気、コンピュータ等
環境開発工学主専攻では、機械工学、土木工学、建築学、
エネルギー工学主専攻では、従来の機械工学、航空宇宙
存を目指した知的で人に優しいシステムの構築が重要となっ
す。情報技術を中心にしつつ、機械等のハードウェアや、そ
を支える工学分野を総合的に勉強します。その教育目標は、
テム工学などを融合した勉強を行います。その教育目標は、
点から問題解決にあたることが要求されます。本主専攻では
ラクション)
を視野に入れて、高度に機能化されたシステムの
圏・地圏・水圏の環境の創造と保全、衛星の企画や製作など
その制御を学習し、未来のエネルギーのあり方について、充
ケーション、エンタテインメント、バーチャルリアリティ、ソ
ム制御、システムデザイン、ロボティクス、医療福祉、マンマ
Internet of Things(IoT)、ビッグデータなど、人間との共
ています。そのためには人間の特性に配慮した総合的な観
人に優しい、高度に知的なシステム構築のため、コミュニ
の技術を組み合わせた、複合的な工学システムを対象にしま
れを動かす制御技術、さらに、人間や周囲との係わり
(インタ
あり方を学ぶのが本主専攻の特徴です。そのために、システ
環境工学、エネルギー工学、航空宇宙工学など、今日の社会
我々の生活を支える社会の基盤的システムの設計や維持、気
の広い分野に共通する工学的知識を学び、見識の広い技術者
や研究者を育成することです。力学およびコンピュータに重点
フトコンピューティング、システムデザイン、知的情報処理、
シンインターフェース等をキーワードとした専門科目を準備し、
を置いた教育を経て、社会で直面する課題に対応できる能力
つ、総合的に問題解決にあたれる人材の育成を目指してい
指しています。本主専攻が目指す高度に機能化された複合的
分野および一般輸送機器の高度化を支援する先端材料の応用
人工知能などをキーワードとした専門科目を準備し、柔軟か
柔軟にかつ、総合的に問題解決にあたれる人材の育成を目
ます。本主専攻が目指す人に優しいシステムを実現するため
システムを実現するためには人工知能やコミュニケーション等
ステム主専攻をはじめ、他の主専攻の授業科目を自由に選
じめ、他の主専攻の授業科目を自由に選択することができま
を超えた学習が行える柔軟性を持っています。
る柔軟性を持っています。
には機械・電気系技術の活用が不可欠なため、機能工学シ
択することができます。専門性を重視しながらも、専門の枠
カリキュラム
の技術の活用が不可欠なため、知的工学システム主専攻をは
す。専門性を重視しながらも、専門の枠を越えた学習が行え
カリキュラム
を獲得することを重視します。関連の研究室では、航空宇宙
工学、原子力工学、電気工学、化学工学、制御工学、シス
エネルギーの変換・輸送・貯蔵と、それらの統合システムや
分な見識を身につけた技術者や研究者を養成することです。
熱、流体、電気、電磁気、力学、化学、数値解析等が主要
科目となります。関連の研究室では、宇宙機の大気圏再突入
時における最適設計、次世代宇宙機のエンジン開発、MHD
発電、航空宇宙実験による無重力下の液体現象の解明、自動
技術開発、計算工学に基づくロボットの機構制御法の開発、
車や宇宙機器用の燃料電池の開発、光学技術および画像処
生直後に現場に急行して調査を行いその結果を基に適切な震
用の材料の応用技術開発、環境調和型エネルギーシステムの
大模地震が起きても安心して暮らせる建築物の開発、地震発
度算定法を定める研究、大規模な火災によるビル崩壊の防
止、より安全な原子力発電所の設計、マイクロ・ナノバブル
による水の浄化、衛星リモートセンシングによる環境計測な
ど、社会生活を支える様々な研究を行っています。
理を多用した最新の固体・流体計測、エネルギー・宇宙機器
構築など、エネルギーに関連した幅広い分野の研究を行って
います。
カリキュラム
プログラミング序論、複素解析、電気回路、知的工学システム基礎
プログラミング序論、複素解析、電気回路、機能工学システム基礎実
実験、確率統計、論理回路、システム工学、離散数学、システム制
験、確率統計、論理回路、システム工学、離散数学、システム制御
御工学、機械設計、メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、
工学、機械設計、メカトロニクス材料概論、メカトロニクス機構学、
複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、環境開発工学基礎実験、
学、振動工学、機器運動学、計測工学、システム制御工学、量子力
専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、バイオシステム
専門英語、コンピュータアーキテクチャ、応用数学、バイオシステム基
応用数学、材料力学、構造力学、材料力学、構造力学、材料学、土
学序論、専門英語、材料学、複合材料学、計算機序論、物理化学概
基礎、数値解析、データ構造とアルゴリズム、ディジタル信号処理、
礎、数値解析、データ構造とアルゴリズム、ディジタル信号処理、電
質力学、コンクリート工学、流体力学、熱工学、システム制御工学、
論、電子回路、電力工学、パワーエレクトロニクス、流体工学、伝
電子回路、応用からの微分方程式、システムダイナミックス、システ
子回路、応用からの微分方程式、システムダイナミックス、システム
電気回路、計測工学、専門英語、計算機序論、物理化学概論、振動
熱工学、気体力学、エネルギー学入門、エネルギー機器学、自然エ
ム最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、知的
最適化、画像処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、知的情
工学、鉄筋コンクリート構造学、複合材料学、流体工学、気体力学、
ネルギー工学、環境リモートセンシング、地圏気圏の環境論、超電導
情報処理、システム信頼性工学、安全工学、情報理論、計測工学、
報処理、システム信頼性工学、安全工学、情報理論、計測工学、情
伝熱工学、信頼性工学、防災工学、機器運動学、機械設計、数値計
エネルギー工学、燃料電池工学、燃焼工学、機械設計、数値計算
情報通信システム論、パターン認識、応用プログラミング、OSと
報通信システム論、ロボット工学、メカトロニクス機能要素概論、研
算法、鋼構造学、地盤工学、環境リモートセンシング、地圏気圏の
法、産業技術論、信頼性工学、エネルギー工学専門実験/応用実
ネットワーク、研究・開発原論、知的工学システム専門実験/応用実
究・開発原論、機能工学システム専門実験/応用実験、コンテンツ工
環境論、設計計画論、産業技術論、水環境論、建設設備、建設設計
験、インターンシップ、卒業研究など
験、コンテンツ工学システム、近未来マルチメディア、インターンシッ
学システム、近未来マルチメディア、インターンシップ、卒業研究など
製図、環境開発工学専門実験/応用実験、インターンシップ、卒業
プ、卒業研究など
カリキュラム
研究など
複素関数、確率統計、電磁気学、熱力学、エネルギー工学基礎実
験、応用数学、電気回路、電磁力工学、材料力学、流体力学、熱工
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
学類担当教員と専門分野
(2015年6月現在)
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
固体力学・
材料工学分野
構造・防災・
信頼性工学分野
Takehisa Onisawa
Yasumichi Aiyama
Takashi Tsubouchi
Noriyuki Hori
Hiroki Koga
Toshihiro Kameda
Daigoro Isobe
鬼沢 武久
相山 康道
坪内 孝司
堀 憲之
古賀 弘樹
亀田 敏弘
磯部 大吾郎
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
固体力学・
材料工学分野
Masahiro Kawasaki
Hiroo Iwata
Yasushi Nakauchi
Yuka Maeda
Yoshinari kameda
Masamichi Kawai
川崎 真弘
岩田 洋夫
中内 靖
前田 祐佳
亀田 能成
河井 昌道
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
固体力学・
材料工学分野
Shinichi Shirakawa
Hirotaka Osawa
Yuki Hashimoto
Seiji Yasunobu
Itaru Kitahara
Tokuro Teramoto
白川 真一
大澤 博隆
橋本 悠希
安信 誠二
北原 格
寺本 徳郎
構造・防災・
信頼性工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
Kyosuke Yamamoto
Hikaru Okuno
Takayasu Fujino
奥野 光
構造・防災・
信頼性工学分野
流体・
環境工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
Tetsuya Kanagawa
Hideaki Monji
金久保 利之
京藤 敏達
Toshiyuki Kanakubo
Harumichi Kyotoh
構造・防災・
信頼性工学分野
流体・
環境工学分野
Yuki Sakai
Hidenobu Shoji
境 有紀
正司 秀信
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
固体力学・
材料工学分野
構造・防災・
信頼性工学分野
流体・
環境工学分野
Takeshi Shibuya
Hiroaki Kawamoto
Kiyoshi Hoshino
Hiroshi Yabuno
Jun-ichi Hoshino
Sankei Hori
Gaku Shoji
Naoki Shirakawa
澁谷 長史
河本 浩明
星野 聖
藪野 浩司
星野 准一
堀 三計
庄司 学
白川 直樹
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
固体力学・
材料工学分野
構造・防災・
信頼性工学分野
流体・
環境工学分野
Takayuki Niizato
Hideaki Kuzuoka
Hiromi Mochiyama
Tomoyuki Yamaguchi
Koichi Mizutani
Akihiro Matsuda
新里 高行
葛岡 英明
望山 洋
山口 友之
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
Hajime Nobuhara
Yoshiyuki Sankai
Hiroaki Yano
Naoto Wakatsuki
延原 肇
山海 嘉之
矢野 博明
若槻 尚斗
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
人間・機械・
ロボットシステム
コミュニケーション
システム分野
Manabu Hasegawa
Kenji Suzuki
Jun Yamashita
Takehito Utsuro
長谷川 学
鈴木 健嗣
山下 淳
宇津呂 武仁
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
Tsutomu Maruyama
Keiichi Zempo
Yohei Kawamura
Tadashi Ebihara
丸山 勉
善甫 啓一
川村 洋平
海老原 格
システム
デザイン分野
人間・機械・
ロボットシステム
計測・
制御工学分野
コミュニケーション
システム分野
Masahiko Morita
Fumihide Tanaka
Hisashi Date
Hideki Kakeya
森田 昌彦
田中 文英
伊達 央
掛谷 英紀
水谷 孝一
ソフト
コンピューティング
分野
遠藤 靖典
Yasunori Endo
ソフト
コンピューティング
分野
金野 秀敏
Hidetoshi Konno
松田 昭博
固体力学・
材料工学分野
松田 哲也
Tetsuya Matsuda
固体力学・
材料工学分野
渡部 修
Osamu Watanabe
藤野 貴康
山本 享輔
田中 聖三
武若 聡
Seizo Tanaka
Satoshi Takewaka
構造・防災・
信頼性工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
Takashi Matsushima
Yutaka Abe
金川 哲也
文字 秀明
熱流体・エネルギー
工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
Akiko Kaneko
Shigeru Yokota
金子 暁子
横田 茂
熱流体・エネルギー
工学分野
巨大システム
リスク分野
嶋村 耕平
Kohei Shimamura
巨大システム
リスク分野
Tomonori Nakayama
Yuko Hatano
中山 知紀
羽田野 祐子
熱流体・エネルギー
工学分野
阿部 豊
構造・防災・
信頼性工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
熱流体・エネルギー
工学分野
Akira Yasojima
Masayoshi Ishida
Nobuko Hanada
石田 政義
Keiichi Okajima
熱流体・エネルギー
工学分野
松島 亘志
八十島 章
岡島 敬一
西岡 牧人
Makihito Nishioka
花田 信子
ソフト
コンピューティング
分野
宮本 定明
Sadaaki Miyamoto
www.esys.tsukuba.ac.jp
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
研究紹介と卒業研究課題概要
鉄道車両のブレーキ制御
遠隔共同作業支援システム
自立移動型ロボット
ヒト型ロボットハンド
ディジタル制御
視覚暗号
脳とニューラルネット
温度場の可視化
屋外型複合現実感
環境知能化
小型無人航空機
ロボットと人工知能
ロボットスーツ HAL
サイバニクス研究室
Cybernics Laboratory
自由視点サッカー映像配信
没入歩行リハビリテーション
エンタテイメント
コンピューティング
3次元立体ディスプレイ
バーチャルリアリティ技術
サイバネティクス、
メカトロニクス、情報科学を中核として、
ロ
ボット工学、脳・神経科学、IT技術、感性・人間工学、生理学、社
会科学、
倫理学など、
人・機械・情報系が融合複合した新領域、
「Cybernics
(サイバニクス)
」なる領域を開拓しています。
知的工学システム主専攻/機能工学システム主専攻
システムモデリング分野
計測・制御工学分野
鬼沢 武久
人とコンピュータのインタラクションによる創造・発想支援システムの実現
川村 洋平
地震防災、斜面防災、地盤防災および資源開発防災に資するシステム開発
澁谷 長史
試行錯誤によって能動的に学習を行うシステムに関する研究
伊達 央
空圧駆動ヘビ型ロボット・実世界環境自律移動ロボットの制御、GPUを用いた実時間最適化制御
白川 真一
進化計算や機械学習に関する研究とそれらの画像処理を中心とした分野への応用
堀 憲之
ディジタル制御手法の開発とその電気機械系への応用
延原 肇
小型無人航空機を用いた戦略的時空間アーカイビング
前田 祐佳
日常生活中の生体計測に向けたウェアラブルデバイスの開発
長谷川 学
メタ戦略によるシステム最適化における解探索特性の解析と応用
藪野 浩司
非線形力学系の解析と制御 ,ロボット, 触覚センサ , 車両ダイナミクス, エネルギーハーベスタ等への応用
丸山 勉
画像処理の高速化に関する研究、遺伝子情報処理の高速化等の研究
山口 友之
マルチメディアセンシング、画像処理、小型移動ロボティクス、身体的音響メディア技術
森田 昌彦
人間の情報処理機構のモデル化、脳型情報処理システムの研究
若槻 尚斗
振動センサ・アクチュエータ、音響イメージング、音源探査、楽器シミュレータ
人間・機械・ロボットシステム分野
コミュニケーションシステム分野
相山 康道
ロボットによる人間のような器用な物体操作.次世代産業用ロボットの研究
宇津呂 武仁
自然言語処理、ウェブ検索、音声言語情報処理、感情理解、娯楽・教育コンテンツの理解と創作
岩田 洋夫
VR 空間における力覚と歩行感覚の生成
海老原 格
新しい無線通信方式の設計とそれを応用した新しいアプリケーションの創成
大澤 博隆
意図を持つシステム、意図を伝達するプロトコル、人間らしい振る舞いの探索と応用
掛谷 英紀
背景付き空中立体像表示装置の開発/ 国会議事録に基づく政党の類似度マップ作成
河本 浩明
人間ーロボット一体化、生体制御システム、生体運動・生理解析、ロボット治療
亀田 能成
マッシブセンシング、知的画像処理・映像理解、複合現実感技術の実社会への応用
葛岡 英明
遠隔コミュニケーションシステム、人とロボットのインタラクション、科学教育支援
北原 格
画像情報を用いた環境の認識・理解、自由視点映像などの次世代映像メディア技術
山海 嘉之
サイバニクス:人間・ロボット・情報系の融合複合新領域
古賀 弘樹
情報理論,秘密分散法や電子指紋符号などの情報セキュリティ技術
鈴木 健嗣
人工知能、ソーシャル・ロボット、サイバニクス・人支援技術、感性・情動・音楽研究
星野 准一
デジタルストーリーテリング、ゲームテクノロジー、エデュテインメントの研究
善甫 啓一
センサー信号の大規模データ活用・統合、レコメンドや異常検知などのサービスシステム
水谷 孝一
楽器の創生、音響信号処理、超音波ディジタル通信、バイオ・環境計測、高機能センシング
田中 文英
人間や社会の能力を引き出すロボット、人支援技術、子ども-ロボット研究、良心学
坪内 孝司
ロボティクス基盤技術を応用する屋内外作業の自律移動機械や計測・マッピング技術に関する研究
ソフトコンピューティング分野
中内 靖
ヒューマン・ロボット・インターフェース、環境知能化、ヘルス・モニタリング・システム
遠藤 靖典
橋本 悠希
人間の知覚・認識特性の解明と、それを利用したインタラクティブシステムの開発
星野 聖
ヒト型ロボットハンドを用いた脳の運動制御と見まね機能の解明、生体計測と医用応用
望山 洋
柔軟ロボット学:やわらかい構造体の力学を活用した新しいロボット・触覚デバイスの開発
矢野 博明
VR 環境での歩行リハビリテーションや非装着型力覚提示
山下 淳
ユビキタスコンピューティングの遠隔・共同学習への応用と実践、基礎技術の開発
ソフトコンピューティングの基礎、機械学習・パターン自動分類の理論と応用、鉄道車両ブレーキシステムのファジィ制御
2016
College of Engineering Systems
School of Science and Engineering
研究紹介と卒業研究課題概要
大型水路による土石流実験の
高速度カメラ画像
鹿島灘・霞ヶ浦の水域環境
解析に使用する衛星データ
移動物体周りの流れの
可視化計測
高性能繊維補強コンクリートを
用いた複層立体トラス構造
1kw 級燃料電池スタック
固定電話伝送網を介した
災害時情報流通
炭素繊維複合材料の特性を
精密に測定
地震の
速度応答スペクトルの比較
ITF-1「 結」
筑波大学「結」プロジェクト
亀田敏弘研究室
Kameda Laboratory
小型自動車用
高効率パワートレイン実験のための試作車両
2014 年 2 月に打ち上げられた筑波大学初の超小型人工衛
星。世界の多くの人々が信号受信を行い、その共有体験を
活かしたつながりを持てるよう、衛星本体だけでなく、簡便
な受信装置は魅力的な受信報告アプリケーションも含めた
総合的なシステムとして設計されていることが特徴です。現
在、2016 年度に国際宇宙ステーションから放出予定の 2
号機 ITF-2「結 2 号」
を開発中。
SPring-8
マイクロX線CTによる
月面砂の堆積構造の可視化
軽量・高強度な
炭素繊維強化複合材料
2007 年新潟県中越沖地震で
数多くの木造建物が倒壊した
柏崎市の住宅地の様子
電磁デバイスを用いた
爆破解体実験システム
海岸部道路網の
津波脆弱性評価
強力超音波の
音響定在波によって空間に
浮遊状態となった液滴
人間活動がもたらす
河川環境の変容を計測
レーザーを用いた
ガラス粒子材料の可視化実験
環境開発工学主専攻/エネルギー工学主専攻
固体力学・材料工学分野
流体・環境工学分野
亀田 敏弘
応用力学・計算力学を用いた様々な材料特性の把握と予測手法の構築
京藤 敏達
渦崩壊とマイクロバブルの生成、液膜の安定性とコーティングに関する流体力学的研究
河井 昌道
航空・宇宙構造機器に用いられる炭素繊維強化複合材料の変形・損傷・破壊に関する実験的及び数値解析的研究
白川 直樹
河川環境に関するフィールドワーク、モデリング、経済評価、風土論
寺本 徳郎
磁束センサーを用いた軟鋼の材質劣化検知
武若 聡
リモートセンシングによる国内と海外の沿岸環境・海岸侵食に関する研究
堀 三計
工作機械や機械加工に関する研究.機械加工における超音波を利用したインプロセス計測
松田 昭博
エネルギー機器およびスポーツ器具を対象とした高分子材料工学研究
松田 哲也
先進材料に対するマルチスケール・シミュレーション技術の開発およびその応用
構造・防災・信頼性工学分野
熱流体・エネルギー工学分野
磯部 大吾郎
建物の崩壊現象、ロボット機構の制御等に関する計算工学的・構造工学的研究
阿部 豊
エネルギーシステムや環境ならびに宇宙利用に関連する熱流体工学
金久保 利之
新材料を用いたコンクリート構造物や長期供用された構造物の耐震性能、維持管理手法に関する研究
石田 政義
燃料電池、新規水素プロセス、次世代蓄電技術等を適用した環境調和型エネルギーシステムの構築
境 有紀
大地震時の構造物の動的挙動を力学的に解明し、それを地震災害軽減へ結びつける研究
金川 哲也
熱流体力学と非線形音響学を用いた気泡と液滴に関する諸問題の解明と応用
庄司 学
交通インフラ、電力・ガス、水処理、及び情報通信等のライフライン構造物の地震・津波に対するシステム信頼性に関する研究
金子 暁子
エネルギー・環境問題を視野においた様々な混相流の流動現象に関する研究
田中 聖三
防災・減災のための数値シミュレーション手法の開発、適用に関する研究
嶋村 耕平
レーザー等の電磁波を利用した航空・宇宙機(ロケット)への無線エネルギー 伝送技術に関する研究
松島 亘志
月面地盤や深海メタンハイドレート地盤の力学特性、液状化から土石流までの地盤流動特性
中山 知紀
超電導・水素・エネルギー貯蔵技術を応用したエネルギーシステムの研究開発
八十島 章
環境問題、維持管理、リサイクルを考慮した建築構造、建築材料の耐震・防災に関する研究
西岡 牧人
超希薄燃焼、バイオ起源燃料の燃焼、固体推進薬燃焼、着火現象の基礎的研究
山本 亨輔
土木構造物のデザインとメンテナンス
花田 信子
水素エネルギーシステムのための水素貯蔵・生成技術とその材料に関する研究
藤野 貴康
プラズマ・電磁流体のエネルギー・航空宇宙分野への応用研究
文字 秀明
発電システムや化学プラント内の流動、自動車列や自転車列周りの流れ
横田 茂
次世代宇宙機用エンジン
(電気推進機・レーザー推進機等)
に関する研究
巨大システムリスク分野
岡島 敬一
太陽光発電・燃料電池発電を中心とした新エネルギーシステムに関する研究
羽田野 祐子
自然環境中の汚染物質の移行挙動モデリング・土壌汚染修復のための吸着実験
Tsukuba Campus Life
約 258 万㎡(東京ドーム約 56 倍)のキャンパス森林公園を
基調とした景観の中に、変化に富んだ斬新なデザインの施
設が効率よく配置され、歩行者・自転車専用道路(ペデスト
一の矢学生宿舎
リアン)
と環状道路等で機能的に結ばれています。
その中でも豊かな緑に囲まれた 4 つの地区に学生宿舎が
あります。クラスメイトと散歩気分で歩いたり、賑やかに自
転車で風を切りながら、また、学内を循環するバスに乗っ
農林技術センター
て、教室・施設間を移動することができます。
在学中は、本学類の施設だけでなく、我が国の大学では
最大級の図書館、学術情報センター、外国語センター、保
北駐車場
健管理センターが利用できます。また、研究室への配属後、
大学院進学後には、各研究室の最先端研究施設の利用が可
能となります。学生宿舎の収容人員は約 4,300 人で、新入
理工学群
生は優先的に入居できます。
A
各部屋は個室で(一部 2 人部屋)、全室にベッド、机、椅
筑波大学中央
本部棟
第三エリア前
子、洗面台などが備え付けられています。また、各フロアー
中央口
案内センター
毎に共同のキッチン、洗濯室があります。更に、各部屋に
は電話機が取り付けてあり、キャンパス内には無料で通話が
中央図書館
でき、学生宿舎の利用料金は月額 1 万円程度です。宿舎近
くには共用棟があり、ここには食堂、売店、美容室、喫茶
店、浴場、娯楽室などが完備されています。なお、大学近
大学会館
辺の民間の標準的なアパートは都心に比べて広く、しかも
半額程度の住居費で済みますから経済的です。
体芸専門学群
D
Campus Map
F
G
A
B
C
D
E
F
G
つくば駅周辺
通り
西大
学園
E
学 園 東 大 通り
C
B
体育・芸術エリア5C棟
筑波大学学園祭「雙峰祭」
自習室・図書館
大学会館前
図書館前
筑波大学中央口
平砂学生宿舎
追越学生宿舎
附属病院
松見口案内センター
バス停留所
案内センター
駐車場
図書館情報専門学群
春日学生宿舎