パッシブハウス認定 PASSIVE HOUSE JAPAN 有効床面積の算出ルールに関して Update : 27.03.2011 パッシブハウス認定で用いられる床面積は、 原則床面積は間仕切りなどを差し引いた、有効床面積で計算します。 この面積の算出は、通常の確認申請などで求める法定床面積よりも大分小さくなりますので、 PHPP計算の際には注意が必要です。 パッシブハウス認定の審査中に床面積が減ってしまうと、外壁からの熱損失や窓からの日射取 得が同じでも、床面積あたりの年間冷暖房負荷が増えてしまい、認定条件をクリアできない可 能性があります。 床面積に含まれるもの 扉、窓台、巾木などのスペース ストーブやエアコンなどの設備(固定であっても可動であっても) バスタブ、シャワーキャビネット 家具(固定であっても可動であっても) 可動式のもの全て 床面積に含まれないもの 外壁、室内の間仕切り 3段以上ある階段 出窓等によって生じた空間で、床まで連続しないもの 床まで連続していても、奥行きが0.13m以下のもの 煙突、独立柱など、高さが1.5メートル以上あり、面積が0.1m2以上のもの 天井高によって以下の通り算出方法が異なる事に注意 天井高さが2メートル以上の空間 天井高さが2メートル以下で1メートル以上の空間 天井高さが1メートル以下の空間 100%で計算 50%で計算 0%で計算 床下の扱いと仮想床面積に関する留意点 居住スペースと同じレベルに無い日本の床下のような空間は、高さが1メートル以上あっても 残念ながら有効床面積に含めることができません。また、日本のQ値やC値計算の際に適応さ れる仮想床面積の概念はPHPP 計算で使う事が出来ません。
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