「環境Eco選書 チョウの分布拡大」特別割引価格販売のご案内 2016.9 北隆館では『環境Eco選書 チョウの分布拡大』(編集:井上大成/石井 実)を,期間限定で特別割引 価格販売を行います。この機会にぜひご購入ください。 「環境Eco選書 チョウの分布拡大」 【体裁】A5判,460頁+カラー口絵4頁 (平成28年10月20日刊行予定) 編集:井 上 大 成(森林総合研究所多摩森林科学園)/ 石 井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科) チョウの分布拡大は,気候温暖化ばかりでなく,様々な要因で起こっています。そこで,本書はチョウの分布拡大 を広く扱い,種や地域などの視点から現状を記録し,その実態を浮き彫りにすることを目的として編集しました。 【本書について】(「はじめに」より) 気候温暖化が顕著になり,農業が近代化さ れ,山村では林業が衰退し,国内外の物流が多様化し,チョウの分布は,それを取り巻 く人為的・非人為的な環境の変貌とともに,この30年余りで大きく変わってき た。・・・急速に分布拡大した種はマスコミにも取り上げられ,その原因が注目の的に なる。しかし,研究者・愛好者以外の一般の人の目にも触れる単行書としてこれらをま とめたものは,出版されたことがなかった。本書では,・・・全国から執筆者を集め, チョウの分布拡大の経緯と現状を,種ごと,地域ごと,そして他の生物とのかかわりな どの多くの観点から解説していただいた。昆虫の分布は常に動いている。恐らく5年を 経ずして本書の内容は古くなるだろう。研究者・愛好者には今後も継続してデータを蓄 積し,それをまとめる努力を続けて欲しい。一般の人にも,身近な環境の変化を,生き 物を通して見つめることの大切さに気付いて欲しい。 ■特 別 割引価 格 販 売について(特別価格のお申し込みは必ず下記の北隆館担当者宛で直接お願い致します) 【特別価格】 3, 9 7 4 円( 2 0 %引き。税 送 料 込 。但し国 内 発 送 分に限る) [ 定 価は4 , 9 6 8円( 税 込 )です] 【 特 別 割引価 格 販 売 実 施 期 間 】平 成 2 9 年 2月末日まで 【 商 品の送 付 方 法 】専 用の申込 用紙でF A Xいただくか, 下 記 宛にメール・お電 話などにてお申し込みいただくと, まず郵 便 振 替用紙をお送りし, ご入 金を確 認の上, 商 品をお送り致します( 払 込 手 数 料はお客 様 負担となります)。 【本件に関するお申し込み・問い合わせ先】 まで E-mail:[email protected] ㈱北隆館 編集部 角谷(かどや) 〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-17-8 Tel.03-5720-1161 / Fax.03-5720-1166 特別割引申込用紙(i2-5) 株式会社 北隆館 編集部 行 (Fax.03-5720-1166) 「環境Ec o選書 チョウの分布拡大」(特価3,974円)を 【 冊】申し込みます。 ■お 名 前: ■ご 所 属: ■ご 住 所:(〒 - ) ■お電話番号: ■e-mail: 【本書の目次】 総論①:様な要因によるチョウの分布拡大(井上大成) Ⅰ.注目される種の分布拡大の経緯と現状 1ミカドアゲハの分布拡大と遺伝的分化(長田庸平)/2茨城県周辺におけるウスバシロチョウの分布拡大(佐々木泰 弘)/3愛知県矢作川流域のウスバシロチョウの動態(間野隆裕)/4富士山麓におけるウスバシロチョウとオオムラ サキの分布拡大(清 邦彦)/5神奈川県におけるスギタニルリシジミの分布拡大(岩野秀俊)/6クロマダラソテツシ ジミの爆発的分布拡大(平井規央)/7ツマグロヒョウモンはなぜ北上したのか(津吹 卓)/8神奈川県におけるコム ラサキの分布拡大(針谷 毅)/9アオタテハモドキの分布拡大 (平井規央)/ ホシミスジの分布拡大と化性 (福田晴 男・美ノ谷憲久)/ 長野県におけるクロコノマチョウの分布拡大(中村寛志・井原道夫・江田慧子)/ カラフトセセリの侵 入と分布拡大(島谷光二) Ⅱ.各地で何が起こっているのか? 1北海道におけるチョウの分布拡大(黒田 哲)/2東北地方におけるチョウの分布拡大(阿部剛)/3南関東における チョウの分布拡大(久保田繁男)/4長野県におけるチョウの分布拡大(田下昌志)/5静岡県におけるチョウの分布拡 大(諏訪哲夫)/6石川県におけるチョウの分布拡大(松井正人)/7近畿地方におけるチョウの分布拡大(森地重博)/ 8四国地方におけるチョウの分布拡大(窪田聖一)/9中国地方におけるチョウの分布拡大(淀江賢一郎・後藤和夫・難波通 孝)/ 九州及び南西諸島におけるチョウの分布拡大(金井賢一) Ⅲ.様な視点からチョウの分布拡大を捉える 1熱帯におけるチョウ類の分布拡大と人為のかかわり(松本和馬)/2九州におけるタテハモドキの分布拡大とコンピ ューターシミュレーションによる今後の予測(紙谷聡志)/3大陸産アカボシゴマダラの移入・拡散による在来種ゴマ ダラチョウへの影響(松井安俊)/4名古屋市におけるムシャクロツバメシジミの発生と駆除活動(間野隆裕)/5オオ モンシロチョウの分布拡大と天敵寄生蜂の関係(田中晋吾)/6外来植物を利用する希少種Ⅰ―ミヤマシジミ―(江田慧 子・中村寛志)/7外来植物を利用する希少種Ⅱ―シルビアシジミ―(坂本佳子)/8外来植物を利用する希少種Ⅲ―ツ マグロキチョウ―(高橋匡司)/9海外におけるチョウの分布拡大と動態(北原正彦)/ 在来種の放チョウによる分布 拡大(矢後勝也) 総論②:分布型と生活史特性からみたチョウ類の分布変化(石井実) 索引:チョウ種名索引/その他の生物名索引 ▼執筆者(五十音順) 阿部 剛(日本鱗翅学会) 清 邦彦(静岡昆虫同好会) 石井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科) 高橋匡司(名古屋昆虫同好会) 井上大成(森林総合研究所多摩森林科学園) 田下昌志(日本鱗翅学会) 井原道夫(日本鱗翅学会) 田中晋吾(北海道大学大学力強化推進本部URAステーション) 岩野秀俊(日本大学生物資源科学部応用昆虫科学研究室) 津吹 卓(元・十文字学園女子大学人間生活学部教授) 長田庸平(九州大学大学院農学研究院) 中村寛志(信州大学名誉教授) 金井賢一(鹿児島昆虫同好会) 難波通孝(日本鱗翅学会) 紙谷聡志(九州大学大学院農学研究院) 針谷 毅(相模の蝶を語る会) 北原正彦(山梨県富士山科学研究所) 平井規央(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科) 久保田繁男(西多摩昆虫同好会) 福田晴男(日本鱗翅学会) 窪田聖一(愛蝶会) 松井正人(百万石蝶談会) 黒田 哲(十勝蝶の会) 松井安俊(元・産業技術総合研究所) 江田慧子(帝京科学大学こども学部) 松本和馬(国際環境研究協会) 後藤和夫(山口むしの会) 間野隆裕(日本鱗翅学会) 坂本佳子(国立研究開発法人 国立環境研究所) 美ノ谷憲久(日本鱗翅学会) 佐々木泰弘(茨城県立太田第一高等学校) 森地重博(NPO法人 日本チョウ類保全協会) 島谷光二(北海道昆虫同好会) 矢後勝也(東京大学総合研究博物館) 諏訪哲夫(静岡昆虫同好会) 淀江賢一郎(山陰むしの会)
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