第4回 新ごみ処理施設広域化作業部会 日 時 平成 26 年 4 月 23 日（水）午後 2：00 より 会 場 南魚沼市 可燃ごみ処理施設二階会議室 出席者 南魚沼市、魚沼市、湯沢町、コンサルタント 1. 議題 （1）広域処理と 2 市 1 町単独処理の処分経済比較について （2）各市町の協議事項 （3）その他 連 絡 会 報 告 書 会 議 名 第4回 日 時 平成 26 年 4 月 23 日 14:00～15：30 新ごみ処理施設広域化作業部会 場 所 南魚沼市 環境衛生センター 会議の要旨 １.開会 ２.議題 1）広域処理と 2 市 1 町単独処理の処分経済比較について コンサルタ ント説明 最終処分場を含めた形での建設費、維持管理費の比較をしてみました。 建設費で比較しますと、可燃ごみ処理施設、不燃ごみ処理施設、最終処分 場を建設した場合、広域処理で 204 億 7 千万円、2 市 1 町単独での合計（魚 沼市 99 億 2 千百万円、南魚沼市 176 億 7 千 5 百万円、湯沢町 42 億 2 千 万円）が 318 億 1 千 6 百万円という金額になります。維持管理費では 20 年間の維持管理費で比較します。広域の場合の数字では約 190 億円、2 市 1 町それぞれでの合計が約 280 億円となり約 100 億円の差がでます。以上 の事から経済性でいいますとはるかに広域のほうが良いという形が現れ てきました。今の段階ではこのような状況です。 コンサルタントへの質問及び意見 湯沢町 2 市 1 町単独と広域の場合の経済比較をして頂きましたが、南魚沼市、 湯沢町を含めた南魚沼地域と魚沼地域でつくった場合の比較資料を作る ことはできないでしょうか。 コンサルタ ント 南魚沼市 分かりました。これについては細かな部分が入ってくるのでお話を伺い ながら行いたいと思います。 PFI（民間が事業主体としてその資金や経営能力、技術を活用して、公 共事業を行う方式）になると、交付金、補助金は国からの対象にはならな いのでしょうか。 コンサルタ DBO（公共が資金調達を負担し、設計・建設、運営を民間に委託する方 ント 式）だと交付金、補助金はあるのですが、PFI の場合は対象になりません。 民間が作ると PFI で建物の財産権は役所にあって、もし財産が民間にあっ た場合、税金的に難しいです。 南魚沼市 電気を買う東北電力では、バイオマスでの発電単価は高いのですが、ご み発電の単価は安いと聞いたのですが、売電もなかなかできないのでしょ うか。 コンサルタ ント 湯沢町 メタンガスか何かを作る方が有利なことが書いてありました。確か環境 省のホームページに新しい要綱がでています。 3 月議会で広域化の話をした所、現在の可燃ごみ処理施設の耐用年数が 何年でいくらかかったのかという話がでました。一般的には耐用年数はど れくらいなのでしょうか。 コンサルタ ント 環境省のデータで平成 24 年度の調査を見ると全国で廃止して更新する 年数ですが 20 年から 24 年がピークです。 南魚沼市 長く使うのは規模が大きいとか小さいとかによるのでしょうか。 コンサルタ これは焼却炉の時代のもので意外と長持ちします。今は、溶融炉の時代 ント 南魚沼市 に入っているので、20 年がぎりぎりかなと思います。 スラグの話になるのですが、湯沢町さんと魚沼市さんに協力願いたい事 なのですが、本当にスラグをどう利用したら良いか困っている所です。今 年度スラグの有効利用方針を作ってコンクリート二次製品の中に、砂の代 わりにスラグを混ぜて造るという道筋が出来ました。発注工事でスラグ入 りコンクリート二次製品を使用してくださいと発注書の特記事項に入れ てもらえば使用すると思います。是非とも湯沢町さん、魚沼市さんにおい ても協力をお願いします。 南魚沼市 衣類の分別の話になりますが南魚沼市でも魚沼市さんでも衣類は可燃 ごみとして焼却処分していますが、十日町市から電話がありまして、埼玉 の会社で古着を集めて海外に輸出する会社があるようです。プラットホー ムに余裕さえあれば衣類はこの中に入れてくださいと住民に周知すれば、 ごみの焼却をしなくて良いので減量化になり進めたいなと思っています。 湯沢町に来たのは柏崎の業者でした。基準が厳しいということですが。 湯沢町 柏崎の業者は、値段は同じで、着ることができれば多少汚れがあっても 南魚沼市 問題ないとのことです。ごく汚れたものはウエスとして切って使うそうで す。 柏崎の業者は私が聞いたときはそんなに厳しくはなかったです。靴やバ 魚沼市 ックとかベルトも受け取るとの話を情報として聞きました。 市は市民に周知をして古着を施設に持ち込んでもらえば良いだけです。 南魚沼市 何時頃から開始する予定ですか。 湯沢町 まだ話が来たばかりなので、話を合わせて一緒にやりたいと思っていま す。 南魚沼市 今年の作業部会ですが、どの辺りまで進める予定ですか。 南魚沼市 議会に報告することが一つ、それから基本構想の部分、用地選定の方法 まででしょうか。 南魚沼市 議会報告は資料が必要になりますので用地選定から何をしていくか、何 を処理場にしていくかを同時に進めていかないと間に合わないのではな 南魚沼市 いのでしょうか。用地についても地権者との関係、取り掛かりの作業日数 が違うので、ある程度は決めた方が良いのではないでしょうか。 作業部会で焼却方式をある程度決めるのは良いでしょうか。 南魚沼市 ここで決めないと次の事務局が何をすればいいのか分からなくなりま す。ある程度方針を立てたうえで事務局は突き進んでいくのではないでし ょうか。 コンサルタ ント 一番良いのは、経済性と維持管理性が大事という方針を立ててその方向 に向かって突っ走ることだと思います。 南魚沼市 環境省の指針も確認したほうが良いのではないでしょうか。 コンサルタ 環境省の補助金交付要綱は完全に変わっています。あくまで熱回収を中 ント 心に変わってきていますので、もし聞ける手段があれば話を聞いて貰いた いです。 －以上 15：30 終了－
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