北海道教育大学日本学生支援機構奨学金返還免除候補者選考基準 制 定 平成17年３月15日 北海道教育大学日本学生支援機構奨学金返還免除候補者選考規則（平成16年規則第 150号）第３条の規定に基づく奨学金返還免除候補者（以下「候補者」という。）の 選考基準については，この基準の定めるところによる。 第１ 学生の専攻分野に係る教育研究の特性に十分配慮し，特に優れた業績を挙げた 者の認定に当たっては，次に掲げる学内外における業績を点数化し，総合的に評 価して行うものとする。この場合において，大学院における教育研究活動等に関 する業績を「A」とし，専攻分野に関連した学外における教育研究活動等に関する 業績を「B」とする。 (1) 学位論文その他の研究論文 「A」ア 修士論文が特に優れている。（10点） イ 修士論文以外の研究論文が特に優れている。（10点） ウ 民間財団等が公募している競争的資金を獲得した。（10点） 「B」ア 国際的又は全国的な学会賞，学術賞の受賞がある。（30点） イ 国際的又は全国的な学会誌，学術雑誌への論文掲載がある。（10点） ウ 国際的又は全国的な学会等での発表がある。（10点） (2) 大学院設置基準（昭和49年文部省令第28号）第16条第２項に定める特定の課題 についての研究の成果 「A」 修士論文に代わる特定の課題（北海道教育大学学則（平成26年学則第1号。 以下「学則」という。）第58条第２項の課題をいう。）についての優れた研 究の成果がある。（10点） (3) 著書，データベースその他の著作物（前２号に掲げるものを除く。） 「A」優れた著書，データベースその他の著作物がある。（10点） 「B」社会的評価が顕著な著書・データベースその他の著作物がある。（10点） (4) 発明 「A」「B」優れた発明がある。（10点） (5) 授業科目の成績 「A」ア 取得科目の単位がすべて「優」である。（10点） イ 学則第58条第１項の規定により修業年限の短縮が認められた。 （30点） (6) 研究又は教育に係る補助業務の実績 「A」ア ティーチング・アシスタント等による教育活動への貢献が顕著である。 （10点） イ 科学研究費補助金等による研究活動への貢献が顕著である。（10点） 「B」ア 非常勤講師等による教育活動への貢献が顕著である。（10点） イ 科学研究費補助金等による研究活動への貢献が顕著である。（10点） (7) 音楽，演劇，美術その他芸術の発表会における成績 「B」ア 教育研究活動の成果として全国的なレベルの発表会等での顕著な成績が ある。（10点） イ 教育研究活動の成果として国際的なレベルの発表会等での顕著な成績が ある。（30点） (8) スポーツの競技会における成績 「B」ア 教育研究活動の成果として全国的規模のスポーツ競技会での顕著な成績 がある。（10点） イ 教育研究活動の成果として国際的規模のスポーツ競技会での顕著な成績 がある。（30点） (9) ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績 「A」 教育研究に関するボランティア活動が顕著である。（10点） ｢B｣ 教育研究活動の成果としてボランティア活動により顕著な社会貢献，国 際貢献がある。（10点） 第２ 候補者の選考は，第１に掲げる業績の評価項目についての総合評価点の高い順 に行う。 附 則 この基準は，平成17年３月15日から施行する。 附 則（平成27年３月26日 改正） この基準は，平成27年４月１日から施行する。
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