平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 子どもを対象にする指導者の為の子どもの遊び講習会 「子どもが夢中になる遊びのいろいろ」 講 師:九州あそびの研究所 中島 宏先生 日 時:平成27年6月14日(日)10:00~12:30 会 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 52名 二人組ではなく2~3人組の大切さをはじめ、失敗しても大丈夫な雰囲気づくり、フォロ ーする気持ちを持てるように指導者が配慮することでみんなが気持ちよく楽しめることを 教えて頂きました。 グループゲームではそのグループでどうしたら良くなるかみんなで考 える大切さに気付きました。全員で遊ぶ。意見を出し合う。場が盛り上がると知恵が出てく る。楽しみも増え意気が上がる。こうした事が「みんなであそぶって楽しいね!」の感情を 引き出すのだと感じました。 参加者からは「言葉のえらび方や子どもへの対応など指導の難しさを改めて感じました。 日々の子どもたちへの声掛けをふりかえってみると反省点が多いです。気を付けなければ。」 などの感想があり、学びの多い講座となりました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 子どもを対象にする指導者の為の子どもの遊び講習会 「こころはずむゲームのいろいろ」 講 日 会 師:ヒューマンコミュニケーション研究所 添田 譲二先生 時:平成27年6月14日(日)13:30~16:00 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 46名 「すごい!」 「やったね!」 「できた!」 「いいね!」 「嬉しい!」この言葉は感動した・やり きった・協力した・友達になったときにでてくるプラスの言葉。この言葉を口にするとき、 きっと子ども達はプラスの行動変容をおこしていることでしょう。このことを遊びをとおし て子どもたちに伝えたいといわれる添田先生。 講義と実技をとおして共感することの楽しさ・達成感など味わうことができました。また 本日展開された実技はジャンケンを中心にしたもので1年生から6年生までが一緒に楽し むことが出来るよう工夫されたものでした。ルールを単純なものから複雑なものに変化させ ることでアレンジできることも教えて頂きました。子どもたちの様子を見ながらルールを積 み重ねていく方法は実践に結びつけられそうです。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 高齢者を対象にしたレクリエーションの実技講習会 「うたっち体操と楽しいレクリエーション」 講 師:福祉レクリエーション・ワーカー 山嵜 朋枝先生 日 時:平成27年7月19日(日)10:00~12:30 会 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 43名 高齢者の現場で長年働いてこられた経験をベースに「介護・認知症予防と維持」に生かせ るレクリエーションの理論と実技を分かりやすく教えて頂きました。先生の「愛してる・し あわせで・元気になってね」の想いを常に抱き、対象者との大切に関係をつくってこられた これまでの活動をふまえた講義をうけて、レクリエーションはひとりひとりの豊かで楽しい 生活の実現をめざして行われる行為だと改めて感じました。 歌を歌うことの効果、身体を動かすことの意味、小道具をつかってその気になる雰囲気を つくることなど盛りだくさんの内容でわかりやすく解説していただき大変充実した講座と なりました。なにより先生の生き生きとした姿は参加者をやる気を引き出し、盛り上げ、人々 を魅了すると感じました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 高齢者を対象にしたレクリエーションの実技講習会 「脳を活性化する遊びのいろいろ」 講 師:ヒューマンコミュニケーション研究所 添田 譲二先生 日 時:7月19日(日)13:30~16:00 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 44名 本日は高齢者を対象としたレクリエーションの展開として、敬意を持って接することの大 切を教えて頂きました。特に印象に残っているのは、 「褒め上手・聞き上手になりましょう」 という言葉で、具体的な事例を交えての講義は大変参考になりました。 実技では身近なものが工夫次第であんなに楽しいレクができるなんて目からウロコの時 間でした。「発想がゆたかでおどろきました。私もゲームがつくれるようになりたいです。」 「日常のレクリエーションの時間に取り入れやすい。明日から実践できそうです」など参加 者の反応がありました。 先生のほのぼのとしたやさしい語り口は参加者の心をひらき、会場の雰囲気をやわらげ盛 り上げると感じました。楽しんでもらうには、まず指導者自身が楽しまないといけないのだ と改めて感じる講座となりました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 子どもを対象にする指導者の為の子どもの遊び講習会 「グループで遊ぶ・集団で楽しむ遊びのいろいろ」 講 日 会 師:レクリエーション・コーディネーター 原田 弘美先生 時:平成27年8月9日(日)10:00~12:30 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 38名 子どもたちが集団で遊ぶことは学びの場であることを確認しながら、大人がどうかかわっ ていけばよいのかを考える時間となりました。「いつもあなたたちのことを見ているよ」と いう気持ちが大切で、指導者の立ち居振る舞いや声掛けなどがいかに重要か、また集団がた のしく遊ぶためには思いやりが何より大切だという事を学びました。 集団で遊ぶときの遊びの選定・指導の進め方については実技を交えてご指導頂き、プログ ラムの導入部分を大切にすること(アイスブレーキングの技術)で子どもたちのやる気や意 欲を引き出すことが大切だと学びました。さらに、遊びのなかにどんなメッセージを込める のか提供する側が常に考えていく事が大切なことも教えて頂きました。実技を一緒に行うな かで、参加者同士が自然に会話を楽しんだり、はげましあったり協力しあうことができ、と ても充実した時間をすごすことができました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 子どもを対象にする指導者の為の子どもの遊び講習会 「協力・協調を引き出す遊びのいろいろ」 講 日 会 師:レクリエーション・コーディネーター 片本 仁先生 時:平成27年8月9日(日)13:30~16:00 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 38名 子どもたちの協力・協調を引き出す遊びの色々をテーマに「忍者大作戦!」という児童会 館で展開している事業をベースに講座を進めて頂きました。児童会館であそぶ子どもたちの 様子から現状の課題などがあげられ、その課題を解決するために遊びをとおして子どもたち に感じてほしいこと・体験してほしいことを考えそれを、子どもたちのやってみたいことに どう合わせていくかということを実際の例をふまえて講義していただき、子どもたちの活動 を考えるうえで大切にしたいポイントや楽しく進めるための工夫等分かりやすく教えて頂 きました。 一番印象に残ったのは「忍者への変身」。参加者全員がずきんをかぶることで忍者に変身 しその気になって遊ぶことを体感しました。数々の遊びは、身体を器用に使うこと、友達と 話し合うこと、ルールを守ること、自らルールを作り出すことなど遊びをとおして感じるこ とが出来ました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 高齢者を対象にしたレクリエーションの実技講習会 「健康レクササイズの体験」 講 師:健康レクササイズ 会長 黒田幸子先生 日 時:平成27年9月6日(日)10:00~12:30 会 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 70名 健康レクササイズは高齢者の元気づくりを中心に展開されているイスに座ってできる有酸 素運動です。100才を超えてもたのしめる工夫が取り入れられ、さらに参加者が一体とな って体操をしている楽しさがとても気持ちよかったです。 体に負担がないようにストレッチ・筋トレ・歌レクサ・リラクゼーションストレッチと進め ていくなかで、どこを動かすとどこによいのかという解説がとてもためになりました。さら に黒田先生の楽しいトークと分かりやすい指導が会場をもりあげ、あっという間に時間がす ぎました。参加された皆さんも、「明日からすぐ実践します」と満足した表情でした。 楽しく身体を動かし体も気持もすっきり、利用者さんに伝えながら実践していきたい・もっ と勉強したいと言う声をたくさん頂きました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 高齢者を対象にしたレクリエーションの実技講習会 「楽しい遊びとリズム体操」 講 師:レクリエーション・コーディネーター 大久保 優美子先生 日 時:平成27年9月6日(日)13:30~16:00 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 69名 今、高齢者が置かれている現状を知るところから講座がスタートしました。元気で長生き すること=健康寿命(自立的に生活できる期間)を長く持つことが、自分も幸せであると同 時に社会貢献へ繋がっていることも教えて頂きました。さらに健康寿命を長くするには「適 度に身体を動かすこと」がいかに大切か、そのためにリズム体操をどう活用するかもわかり やすく教えて頂きました。 ソング&リズム体操では、みんなで歌いながら身体を動かすことで楽しさが増し、お互い に支え合って動いていることを感じることもできました。あわせて、脳トレのレクリエーシ ョンやクラフトもあり充実した講座となりました 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「ボディパーカッションの体験」 講 師:ボディパーカッション協会 山田俊之先生 日 時:平成27年10月18日(日)10:00~12:30 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数: 30名 ボディパーカッションとは「楽器が無くても楽譜が読めなくても歌が上手に歌えなくても 誰もがたのしめる音楽です。」と先生がいわれるとおり、身体すべてを楽器にみたててリズ ムを刻む楽しさと表現することの心地よさを体験させて頂きました。 本格的なボディパーカッションに入る前の導入「リズム遊び」がいかに大切かということ も感じました。心と身体をほぐすことや自分を表現できるよう互いにかかわりを深めていく 段取りが楽しく進められていくことが協調性や一体感を引き出すためにとても大切なのだ と感じました。特別支援学級のA君のエピソードを交えながら、うけいれることの大切さ・ みんなでつくる一体感など子どもたちの感性に働きかけることがやがて自己実現に結びつ いていくことを教えていただきました。表現することの楽しさを感じる講座となりました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「脳を活性化させるお手玉遊びのいろいろ」 講 師:日本のお手玉の会 副会長 春田智明先生 日 時:平成27年10月18日(日)10:00~12:30 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数: 33名 「手から心へぬくもりを」と、おばあちゃんから孫へと受け継がれてきたおてだま遊びの 楽しさをあらためて感じる講座となりました。高齢者にとっては懐かしい遊び、子どもたち にとってはスポーツ感覚で楽しめる遊びとして親しまれていることや、おてだま遊びの効果 などわかりやすく解説して頂き遊びの価値を再確認。特に先生の手ほどきでおてだま遊びが 上達するにつれ、 「おてだま遊びで自信がつくことにより積極的になり笑顔が生まれてくる」 という効能を実感することになりました。 お手玉を活用した体操やあそびなどをとおしてお手玉のもつあたたかさやふれあうこと をとおして自然と笑顔がでることを感じることができ、コミュニケーションを深めるお手玉 遊びのよさを実感することが出来ました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「障がいのある子とない子どもがともに楽しみ喜びを分かち合うレクリエーション」 講 師:福岡こども短期大学 教授 瀧 信子先生 日 時:平成27年11月8日(日)10:00~12:30 会 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 30名 瀧先生が長くかかわってこられた障がい児レクリエーション教室「つくしんぼ」。その発 足となったきっかけをお伺いすることから講座がスタートしました。社会との接点がもちに くい子どもたちと同じ悩みをかかえる保護者の交流の場がいかに大切なのかを感じました。 その後、運動機能の発達・知的機能の発達・情緒の発達・社会性の発達についてわかりやす く講義していただき、障がいを持つ子どもの主体的な活動を引き出すには、まわりのスタッ フの適切な援助が必要不可欠であることを感じました。 「基本的には障がいのある子どもとない子どもの遊びはまったく同じです」の言葉に受講 生は納得。そのうえで「まつ」ことの大切さや「ほめる」こと、さらにどうすれば達成感を 味わえるのか工夫することなどを実技を交えながらわかりやすくご指導いただきました。 先生の言われた「出来ることからこつこつと、継続はちからなり・・」がとても印象に残り ました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「笑顔が生まれる 脳がよろこぶ シナプソロジー体験講座」 講 師:シナプソロジー教育トレーナー 津野 恵美子先生 日 時:平成27年11月8日(日)13:30~16:00 会 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 36名 今回のテーマはシナプソロジー。シナプソロジーってなに?というところから講義がスタ ートしました。体験してみると、基本的な動作から聴覚や視覚を刺激させ情報が複雑になる ことで認知機能を刺激していこうという脳を活性化するプログラム。 先生のリードで実際に体験してみると講師の「スパイスアップ」で一つ情報を加わるたび に間違える人が続出し、そのたびに会場には笑い声が広がり、間違うことを楽しみながら脳 を活性化できる楽しい学びのプログラムだという事を実感できました。さらに、情報が複雑 になることに瞬時に反応するシナプソロジーはアスリートもトレーニングに活用している という事で考えることと体を動かすことが合わさる事でさらに効果を高めるのだと感じま した。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「クリスマスとお正月をもりあげるゲームのいろいろ」 講師:九州あそびの研究所 中島 宏先生 日時:平成27年12月13日(日)10:00~12:30 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 57名 今回のテーマは「クリスマスとお正月」たくさんの遊びを紹介していただきました。なか でも手品風の遊びはみなさんの興味を惹きつけたようでした。種明かしの後、少しの打ち合 わせで不思議な世界が広がることに驚きと「これは使える!」というつぶやき。どれもこれ も年齢・対象を選ばずパーティをもりあげる遊びとして大いに役に立ちそうです。 今回、中島先生にはたくさんのレクリエーション財を提供していただきました。中島先生 の指導を受けてそれぞれの実技を提供する際に「一緒に楽しみましょう」という気持ちを伝 えることが大切なのだと感じました。そして、その楽しい雰囲気に参加者を引き込んでいく 技術が必要なのだ、遊びの手順を考えることは参加者の気持ちを考えることだと痛感しまし た。今回学んだレクリエーションでクリスマスやお正月が楽しくなりそうです。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「季節を遊ぼう 講 日 会 新年をたのしむクラフトのいろいろ」 師:九州あそびの研究所 中島 宏先生 レクリエーション・インストラクター 山本 弘美先生 時:平成27年12月13日(日) 13:30~16:00 場:福岡市中央市民センター 第一会議室・実習室 受講者数 : 48名 今回の講座は、クラフトを楽しむことで得られる効果や創作意欲を引き出すポイントなど たくさんの事を学びました。やってみたいという気持ちを引き出すための導入や準備体操、 たくさんのサンプルの紹介など参加者のやってみたいという意欲や自己流にアレンジする 創造性を膨らませる時間となりました。内容は「お正月用の箸袋」 「ポチ袋」 「ギフト箱」 「雪 の結晶のビーズストラップ」 「安全ピンのブローチ」 「万華鏡」 「干支の申がとびだすカード」 などもりだくさんで、それぞれ自分の好みに合ったものを選び、まわりのスタッフや参加者 同士で会話も楽しみながらつくるスタイルで行われました。 つくる過程を楽しむ視点がとても重要なことに気づき、作品をお互いに発表し合うことで 称賛されることの歓びを感じている姿が多くみられました。それぞれの個性が発揮され有意 義な時間となりました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「中高年からの健康的なライフスタイルを学ぼう」 講 師:福岡女学院大学教授 高原 和子先生 日 時:平成28年1月10日(日)10:00~12:30 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 37名 今回の講座は今まで学んできた様々なレクリエーションが健康的なライフスタイルに直 結していることを座学を中心にわかりやすくご指導いただきました。 講座は「運動と健康の関わり」から始まり、 「ニコニコペースでメタボ退治」 「運動は認知 症予防になる」「レクリエーションで体と気分はすっきりできる」と心と体の健康につなが るまとめに受講生の皆さんはまさに「合点!」でした。 講座の後半には、「頭、肩、ひざ、ポン」のリズムに乗ったストレッチ、二人組のジャン ケン、グループでジャンボジャンケン、ジャンケン列車、雪山レスキュー隊、「昆虫太極拳 体操」などたくさんのレクリエーション実技が展開され、それぞれのアクティビティが終わ るたびに脈を測り、レクリエーションの活動を通して運動の強度を実感できる内容になりま した。参加される人々の体力や運動能力などを考慮することの気づきをあたえていただきま した。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「ソング&リズム体操」の体験」~高齢者も無理なくできる動きで介護予防を!~ 講 日 会 師:NPO 法人エコロジカルアクティビティ協会公認 「ソング&リズム体操」トレーナー大久保優美子先生 時:平成 28 年1月10日(日)13:30~16:00 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数 : 38名 ソング&リズム体操は介護状態にならないためにという事に重きを置かれたプログラム で中高年、高齢者を対象に福岡市を中心に 27 ヶ所で教室を展開されています。 季節に合った歌などに合わせてリズミカルに身体を動かす事で、転倒予防、介護予防、ロ コモ予防につながっていくという体操に受講生の笑顔と笑い声が絶えない2時間半となり ました。 ソング&リズム体操は脳を活性化するだけでなく、運動をしながら歌も歌うので、呼吸を 止める事がなく、血圧の上昇も防ぐ事ができ、また「歌を歌う」、 「身体を動かす」という2 つの事を同時にすること(デュアルタスク)で、脳を活性化し、記憶力の改善にもつながっ ていくという大久保先生のお話しに受講生は熱心に耳を傾けていました。明日からすぐに使 えそうなものをたくさん教えていただき、お土産いっぱいの講座でした。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「身近なもので盛り上がるゲームのアラカルト」 講 師:大川市レクリエーション協会 副会長 甲 鶴子先生 日時:平成 28 年 2 月 21 日(日)10:00~12:30 会場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数:41名 甲先生は実際に実技を体験した後、その実技をおこなう目的や効果を解説していただきま した。そのため具体的で大変わかりやすい講座となりました。さらに高齢者と活動している ときに工夫している事や障がいをもった方々との活動の際に工夫している事など実際の例 をあげながら具体的に教えていただき大変参考になりました。 なかでも、身近な道具「新聞紙」の活用については、棒になったり、輪になったり、丸め たり、破ったりと多彩なアイデアで楽しみ方を教えていただき、さまざまな遊びを目的や対 象に合わせることの大切さをご指導いただきました。 楽しみながら活動することで意欲ややる気をひきだし、お互いに楽しさを共有し合うこと の大切さを改めて感じる講座でした 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「大人にも子どもたちにも聞かせたいわらべ歌と手遊び・読み聞かせの世界」 講 日 会 師:博多小学校地域開放図書部会 “はかた文庫” 島 恭子先生 時:平成 28 年 2 月 21 日 13:30~16:00 場:福岡市中央体育館 武道室 受講者数:39名 「博多小学校地域開放図書部会」“はかた文庫”の皆さんを講師にお招きし、レクリエー ション・インストラクター養成講座受講生が「おはなし会」を楽しみ、ワークショップを通 して読み聞かせや手遊びの仕方を勉強するという内容でした。 シーンと静かになった会場で、講師の手ぶり、身振りを交えたペープサート、絵皿、くる くる絵本、すばなし・・・。次々に登場するお話しと巧みな小道具の使い方に目を奪われ、 いつの間にか童心に戻ったように、講師のお話に受け答えする声が受講生から返ってきます。 「おはなし会」が終わるとワークショップです。三つのグループに分かれ手遊びや読み聞 かせ、それに「ふしぎな家」のお話とクラフトを学びました。最後はパネルシアターで「こ わーい話」”あめかいゆうれい“。闇に浮かぶパネルの絵と「ぞくっとするような語り」に 息を飲みました。 地域で行われているプログラムを体験し、ワークショップでその手法を学ぶ、という新し いスタイルの講座となり新鮮な印象を受けました。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 平成 27 年度福岡市レクリエーション・インストラクター養成講習会 「レクリエーションの価値と活用法を学ぼう!」 講 日 会 師:レクリエーション演劇研究所 所長 岩本 勲先生 時:平成 28 年3月13日 10:00~16:00 場:福岡市健康づくりセンター 講堂 受講者数:29名 この日の講座は、昨年の 6 月からのインストラクター養成講習会の最後にふさわしく、スペ シャル講座と銘打って、次のように構成されていました。まず前半でレクリエーション支援 に必要なスキルやいろいろなレク財と活用法を学び、後半は話す・聞く・聴く・語るトレー ニングを通じて「ホスピテリティ・マインド」と「自己開示」を学びコミュニケーションの センスを高め、「ユーモアと愛情」あふれる表現力の向上を目指す、という内容でした。 この日、参加された皆さんは 29 人。この一年インストラクターを目指してきた方々を中 心に、これから資格を目指す方、すでに資格をお持ちでフォローアップとして参加された方 など、さまざまです。早速、午前の講習ではリズム遊びや偶然を楽しむアクティビティ、そ れにふれあいのマッサージなどで、心と頭に幸せと癒しを感じられる参加者の皆さんは、こ れまで学んできたレクリエーションの世界をさらに深めようとされているようでした。 その様子を見ながら、講師の岩本先生は、午後の講習を「翼の下の風を感じて」というコン セプトで行こうと決められたそうです。それは群れなす鳥たちが自らの翼、そして仲間の翼 で起きるわずかな気流の変化を感じながら飛んでいくように、参加者の皆さんが「自己開示」 を通してそれぞれの思いを感じながら、レクリエーションの世界を深めていくことを目指し ていました。 講師の思いに応えるように、 「今まで生きてきて自分が大切にされているな、と感じたとき」 というテーマで、参加者一人一人が発表しました。発表される皆さんのいろいろな体験や思 いが共鳴して「ユーモアと愛情」をコミュニケーションの中で感じあうことができました。 まさに平成 27 年度の講習会の掉尾を飾るにふさわしいひとときでした。 平成 27 年度レクリエーション指導者養成講習会 報告 「ふれあいサロン研修会」 講 師:ヒューマンコミュニケーション研究所 所長 添田 譲二先生 第1回目: 日 時:平成27年10月29日(木)14:00~16:00 会 場:福岡市立東市民センター 第1会議室 受講者数:71名 共 催:福岡市東区社会福祉協議会 第2回目: 日 時:平成27年11月2日(月)10:00~12:00 会 場:福岡県教育事務所 会議室 受講者数:61名 共 催:福岡市東区社会福祉協議会 第3回目: 日 時:平成28年3月7日(月)13:30~15:30 会 場:城南保健所 会議室 受講者数:44名 共 催:福岡市城南区社会福祉協議会 地域のサロンを御世話される方々を対象とした「ふれあいサロン研修」を東区2カ所・城 南区でおこないました。サロンに参加される皆さんが元気で笑顔になって頂くために、レク リエーションの楽しさを知ってもらい、サロン運営のヒントにしていただければと開催した ものです。 当日は、何があるのか不安そうな様子だった参加者も、講座が始まるとすぐに笑顔になり 隣の人と協力しながら、さらに近くの人とグループを作ってレクリエーションを楽しむこと ができました。失敗しても、成功しても大笑いしながらコミュニケーションを深めたり、介 護予防につながる遊びを楽しく体験することができました。ペットボトルや割り箸、折紙な ど身近な道具を活用することで手軽に遊びを取り入れることができることに驚いた様子が みられ、アイデア次第で意欲を引き出すことが出来る遊びに関心する姿がみられました。 さっそくサロンでやってみようと言う声もあり充実した講座となりました。
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