アミューズメント機器向け評価ボード& SDK

アミューズメント機器向け評価ボード&SDK
Graphics LSI
&
Development
VREngine/AM-SH4 は、アーケードゲーム、パチンコ、パチスロ等のアミューズメント機器のグラフィックス機能を対
象とした評価・開発のためのボード及びSDK (Software Development Kit) のパッケージです。VREngine/AM-SH4で
は、
グラフィックス・エンジンとして台湾SiS社のSiS315を使用しています。SiS315ファミリーは、
本来PC用のグラフィック
ス・アクセラレータ・チップですが、
株式会社リアルビジョンでは、
同チップを評価・開発するためのSDKを用意することで、
ア
ミューズメント機器への応用を可能としました。業界最高水準の2D/3D描画性能や、
多様なビデオ・インタフェイス機能、
さら
に圧縮伸長機能の一部を使用することで、
従来のアミューズメント機器から一歩進化した新たな製品の開発を可能にします。
Software Development Kit (SDK) の特長
リアルビジョンの提供するソリューション
アプリケーションの構築を容易にする開発環境
プログラミングの負荷を軽減
SiS315グラフィックスLSIとSDKを合わせて提供することにより、
以下のソリューションを提供することが可能です
3Dグラフィックスのアプリケーションへの導入を支援
アプリケーションに最適化されたドライバの供給
標準3Dモデリング・ツールのデータをファームウエア化可能
・ハードウエアの開発リードタイム無しで開発を開始可能
PC上でのビューワーによる迅速な動作確認
・業界最高水準のグラフィックス性能
構成
・多様なビデオインタフェイス
・VDPチップの開発コスト無し
・開発用ボード (VREngine/AM-SH4)
・データ変換ツール
LightWave用シーンファイル・コンバータ
・アプリケーションライブラリ (RVLIB)
RV_OS(SH4用ブートコード)
ローレベル・グラフィックライブラリ
ハイレベル・グラフィックライブラリ
・ハード的な差別化が可能
・アプリケーションに最適化されたライブラリ
・扱い易いPCベースの開発環境
・PC用ビューワー
・サンプルプログラム
SDK
開発環境
ライブラリ
対象CPU
SIS315
・日立社製 SH-4 (SH7751あるいはSH7751R)
SDK
開発で他に必要なもの (推奨品)
Software Development Kit
FOR SiS315
・開発プラットフォーム (PC)
・3DCGソフト (LightWave3D)
・コンパイラ、
デバッガ (日立製作所 HEW2)
・ICE (京都マイクロコンピュータ PARTNER ETII)
株式会社リアルビジョン
〒222-8505 横浜市港北区新横浜3-1-1
tel.045-473-7331 fax.045-473-7330
註)HEW : Hitachi Embedded Workshop
ボード概要
Flash ROM
ICE I/F
SDRAM for SH4
'2003 RealVision Inc. All Right Reserved Worldwide. Printed on January 2003. Rev. 2.0
SH4
Serial I/F
Frame Buffer(SDRAM)
SiS315
LCD I/F(VGA)
CONSULTING
& DESIGN
SERVICE
Graphics LSI
&
Development
SDK (Software Development Kit)
ソフトウエアディベロップメントキットの仕様
SDKの概要
ソフトウエアディベロップメントキット (SDK) は、
データ変換ツールと、
ライブラ
リ、動作評価用ビューワーから構成されています。現在は、3Dグラフィック・ツ
ールとして代表的なツールである、LightWave3Dで制作された3Dコンテンツ
を、
アミューズメント機器用にファームウエア化し、SiS315での描画が出来ま
す。データ変換ツールは、LightWave3D用として独立したシーンファイルコン
バータとして供給されます。ファームウエア化のために変換されたデータは、
PC上で動作する動作評価用ビューワーにより、
レンダリング時の見え方やア
ニメーションを確認することが出来ます。ライブラリは、高速・高性能なSiS315
の描画性能及び機能を最大限に発揮できるよう設計されています。また、多
様なSiS315の機能に対応したライブラリの拡張も計画してます。
データ変換ツール
・モデリングソフトからの頂点データ、頂点属性データをライブラリで扱える形
式に変換し、同時にアニメーションデータの変換も行います。
・変換ツールを使用して取り出すデータ
3Dモデルデータ
3Dモーションデータ
カメラモーションデータ
ライトモーションデータ
・対応するモデリングソフトウエア (対応ツール名)
LightWave3D Ver. 6.5/7.0/7.5 (シーンファイルコンバータ)
ライブラリの機能
・モーフィング機能
・ボーン機能
・3Dモデルモーション制御機能
・カメラモーション制御機能
・ライトモーション制御機能
・FOGモーション機能
・マテリアルアニメーション制御機能
アプリケーション開発フロー
モデリング
データ
モデリングツール
ユーザー
プログラム
ROMデバイス
動作評価用Viewer
モデリング
データ
開発環境概要図
LCDパネル
ICE
PC
評価ボード
動作評価用ビューワー
データ変換ツールにより変換されたデータを元に、パソコン上でユーザーが作
成した3Dアニメーションの形状や色、動きを確認するためのビューワーです。
ファームウエア化されるのと同じデータを見ることが出来るため、
このビューワ
ーにより制作されたアニメーション等の確認することが出来ます。
対象CPU
SiS315の制御用CPUとして、SH-4を使用することが出来ます。PCIバス
に直結可能な下記の機種が対象となります。
・日立社製 SH-4 7751あるいは7751R
パッケージの構成
・ソフトウエア・メディア (CD-ROM)
・SiS315評価ボード
(VREngine/AM-SH4)
・
ドキュメント
SDKユーザーズ・マニュアル
ライブラリ・リファレンス・マニュアル
註1.)SDKには、ホストCPU用のコード生成ツール (アセンブラ、コンパイラ、リンカー)
やCPUボード、ICE等のデバッグツールは付属しません。
SiS315使用のVDPシステム概要図
VDP
(Video Display Prosessor)
PAL
(FPGA)
HOST
CPU
CPU LOCAL BUS
SDRAM
SH-4
MASK
ROM
FRAME BUFFER
VIDEO RGB Out
SDRAM
コンテンツ制作における特長
・ライブラリのサポートする多様な機能と表示コントローラの高い性能に基づく、
「多様な表現」
・コンテンツの展開にアクセントを与えることを可能にする「柔らかい表現」
・従来のゲーム機などの二次元、三次元表示のあり方にとらわれない「新たな
表現」の実現をサポートして行きます。
LCD PANEL
註)
・この資料の内容は、
お知らせすること無しに変更される場合があります。
・この資料で使用されている、下記の登録商標あるいは商標は、
それぞれを所有する会社あるいは組織に帰属します。
SiS, SiS315, LightWave3D, SH-4, PCI, AGP
株式会社 リアルビジョン
〒222-8505 神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-1
電話)045-473-7331 ファックス)045-473-7330
電子メール)[email protected] ホームページ)www.realvision.co.jp