発行日:2013/8/8 Cosmetic Lab News Letter:Vol 4 第2回 加計学園 コスメティックサイエンスシンポジウム 第12回コスメティックサイエンスシンポジウム 報告 第一部 演者:市橋正光 神戸大学名誉教授 同志社大学客員教授 「紫外線による皮膚の老化促進作用とその対策」 演者:呉 尚久 花王株式会社 ビューティーケア研究センター長 「化粧品業界の現状と今後」 第二部 「加計学園の化粧品コース(パネルディスカッション)」 千葉科学大学 化粧品科学コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教授 坂本一民 教授 辻野義雄 助教 山下裕司 倉敷芸術科学大学 アロマサイエンスコース ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教授 岡 憲明 岡山理科大学 コスメティックサイエンスコース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教授 安藤秀哉 *(各大学の学生発表を含む) シンポジウム会場 「岡山理科大学」 パネルディスカッション 会場の様子 第二部の学生発表では、本研究室から修士1年 山﨑貴広、山﨑 舞 の二人が各々の研究内容報告を 行いました。今までどういった研究をしてきたか、研究テーマの面白みなどを約5分間で説明しました。 今回はただ研究内容の説明を行うだけでなく、スライドにも工夫を凝らし他大学の先生方や学生さらには 一般の方にも本研究室を知っていただけるようアピールしました。 また岡山理科大学の学生の発表も行われ、互いにどういった研究を行っているのかを知ることのできた良い 機会となりました。 岡山理科大学:学生発表 *発表を終えた2人にアンケート ①初めてのアウェイでの発表で緊張しました。 ②恥ずかしながら、周りを見るのが怖かったので わからないです。 ③今回は詳細な原稿を作らず、気持ちで発表に 向かったのですが、難しく次につなげたいです。 ④自分の研究ぐらい原稿なしでしゃべれるようになりたいです。 ①発表をしての感想をお願いします。 ②来場者の反応はどうでしたか? ③シンポジウムに参加して学べた事、思った事は? ④今後に活かしていきたい事はありますか? 目指せ!スティーブ・ジョブズ! ①すごく緊張しましたが、少しづつ大勢の人達に聞いてもらえてると 感じることができ嬉しくも思えました。 ②学生さんが多かったのですが、「分かりやすかった。」「伝わってきた。」 とおっしゃっていただけて、少しですが自信に繋がりました。 ③学生のうちに貴重な体験ができ、伝えるまでが研究なんだと改めて実感し、 今後の研究では意識していこうと思いました。 ④熱意と理解力があれば、伝えられることを学んだので、 このことを今後の研究でも大切にし、活かしていきたいと思います。 1 発行日:2013/8/8 Cosmetic Lab News Letter:Vol 4 オープンキャンパス、災害救助演習:実施報告 7月25、26日に開催された千葉科学大学オープンキャンパスでは、本研究室も高校生や地域の方に 研究室の説明や実際に肌の水分量測定などといった体験をして頂きました。 また災害救助演習では、災害や事故などで負った傷跡を悩みとしているケースを題材に研究室メンバーが 医者と患者を演じて実践を行い「リハビリメイク」という化粧品の持つ新たな一面をアピールしました。 製剤/化粧品科学研究室 恒温恒湿室(皮膚測定) 恒温恒湿室は温度、湿度が一定に管理され(22±1℃、50±5%)、 環境変化の影響を受けやすい肌の測定などを行う場所です。 今回はこの部屋を実際に体験してもらいました。 この部屋では角層水分蒸散量、皮膚粘弾性の測定が行われました。 製剤/化粧品科学研究室の器具や乳化機、攪拌機などの 機械の紹介、本研究室の研究内容を説明しました。 災害救助演習・・・(医者役、患者役に分かれて演技) 生命薬科イベント 生命薬科イベントでは、薬学部の3研究室が簡単 な実験のデモンストレーションを行いました。 製剤/化粧品科学研究室からは乳化機を用いた 乳化の説明、サンスクリーン剤の処方内容や日焼 けのメカニズム、UVについて説明をしました。 また角層内の水分量測定も同時に行われました。 毎年7月のオープンキャンパスで催される災害救助演習に、 製剤/化粧品科学研究室から初めて参加しました。 災害で負った傷跡が原因で悩んでいる患者に対し、医師は化粧品を利 用した対応策=リハビリメイクを実演を交えて紹介しました。 会場では来場者により理解してもらえるよう、実際に痣に化粧を施し、 痣が目立たなくなった写真の掲示をしました。 お知らせ:千葉科学大学 薬学部 製剤/化粧品科学研究室のHPができました!! http://www.cis.ac.jp/~kesyohin_labo/ ←HPのURL 今までに開催されたシンポジウムの詳細や発行されたニュースレターの閲覧が可能です。 情報量はまだ少ないですが、どんどん更新していきますのでぜひアクセスしてみてください! 各検索エンジンで「化粧品研究室」で検索しても出てきます!! 2 編集:手谷萌美
© Copyright 2024 Paperzz