麻布十番オートバイ専用駐車場自動ゲートシステム仕様書

麻布十番オートバイ専用駐車場自動ゲートシステム仕様書
1.件名
麻布十番オートバイ専用駐車場の精算機器等の購入について
2.履行期限
契約日から平成21年2月28日まで
3.納入場所
麻布十番オートバイ専用駐車場
港区麻布十番一丁目4番10号
4.内容
(1)自動ゲート装置一式
(2)入出庫管理装置一式
(3)判別装置(車種判別・自転車入庫制限)一式
(4)設置に係る配線及び機器調整一式
(5)P看板に満空表示までの通線一式(精算機器と連動させること。)
5.ゲートシステム構成概要
(1)自動ゲート装置については、入・出庫別通路型とし、各々1箇所のバイク通路を確保す
ること。
(2)入庫管理装置は、一時利用券発行・読取機能を有する装置とし、入庫通路に1箇所設置
すること。
(3)出庫管理装置は、一時利用料金精算・一時利用券回収機能を有する装置とし、出庫通路
に1箇所設置すること。
(3)入出庫管理装置は、バイクの伴連れ(1台分の一時利用券で複数台の入出庫)が極力で
きないシステムとすること。
(4) 判別装置は、自転車とオートバイの識別を機械的かつ自動的に入庫時に行えるものとし、
自転車を認識した際には入庫管理装置から一時利用券を発行しないシステムとすること。
(5)P看板に別途満空表示の通線を設置すること。その際、精算機等と連動して行うこと。
6.機器寸法
本駐車場の構造上、機器一式を次の寸法以内に納めること。
幅(入出庫通路含む)3,900mm
長さ 2,500mm
7.料金設定
60分毎
100円
(12時間最大800円)※変更あり
※12時間800円。駐車時間12時間以降は、引き続き60分100円づつ課金されるこ
と。変更時は速やかに無償で変更するものとする。
8.取り扱い紙幣及び硬貨
紙幣
1000円札
硬貨
10円・50円・100円・500円
9.安全・防犯対策
設置機器は十分な配慮・対策を講じること。
(1)入出庫時のゲート開閉の際に利用者の挟み込み等の障害を防止し、オートバイ等に損傷
を与えない開閉を行い、利用者が安全にゲートを通過できるよう対策を講じること。
(2)ゲートは駐車場内に不正にオートバイが容易に出入できないようにすること。
(3)入出庫時のセンサー反応箇所は、図面のとおりとする。また、出庫時に既定のセンサー
ラインまで車両がきていない場合は、アナウンス等の音声注意喚起で対応すること。
10.一般仕様
仕様電圧
電圧
交流 100V(単層)
周波数
50/60Hz
設置規格
D 種設置
過電流保護及び雷落雷対策
漏電・過負荷用ブレーカーによる保護を行う
飛来祈祷の対策を講じること
設置場所及び設置方法
直接、降雨等があたらない箇所に設置
台風、暴風雨に耐えるよう固定すること
上記項目以外は、各メーカーの仕様によるものとする。
11.自動ゲートシステム、入出庫ゲート及び判別機
(1) 出口と入口のゲート機構を個々に有すること。
(2) ゲートは自転車とオートバイ(原動機付自転車含む)を判別できる機能を備えているこ
と。
(3) バイクの伴連れ(1台分の一時利用券で複数台の入出庫)が極力できないシステムとす
ること。
12.入出庫管理装置
入出庫管理装置「共通」事項
(1)将来の利用料改定に対応できること。
(2)操作は防雨・防水対応の耐久性を有する操作部を基本とすること。
「入庫管理装置」(発券機)
(1)人及び自転車で発券されないこと。
(2)発券の際は、駐車券を取ることによりゲートが開くこと。
(3)発券された券には、入場年月日、時刻が印字されること。
(4)発券後ゲートを通過しなかった車両の一時利用券は精算時無効にできる機能を有すること。
(5)台数設定により、満車の信号を出せるようにすること。
(6)発券機付近に発券方法、料金等を定める看板を設置すること。
(看板の仕様は、別途指示
する。独立基礎タイプ自立型)
(7)発券機の発券箇所は2口とする。
「出庫管理装置」(料金精算機)
(1)7.の料金設定に対応可能なものにすること。
(2)将来、利用料金が改定された場合(一定時間の無料化、最大料金時間の改定等)に容易
に対応できるシステムとすること。
(3)釣銭は循環形式とし、新・旧硬貨及び紙幣に対応すること。
(4)釣銭用硬貨は各60枚以上収納できるものにすること。
(5)釣銭用硬貨を増量する必要がある場合、対応可能なものにすること。
(6)領収書が必要な場合は発行ボタンにより発行できること。
(7)精算機から集計表の印字ができること。
(印字内容の詳細は契約後別途指示する)
◎必要な集計表
○日報
台数・金額が記載されたもの
○時間帯別駐車台数(駐車車両の駐車時間がわかるもの)
○月報
台数・金額が記載されたもの(日毎の集計を印字)
(8)精算機付近に精算方法、料金等を定める看板を設置すること。
(9)精算機に防犯装置を設置すること。
(10)出庫時に既定のセンサーラインまで車両がきていない場合は、アナウンス等の音声注意
喚起で対応すること。
(11) 領収書等のジャーナルを予備で10巻用意すること。
(12) 駐車券の予備を10巻用意すること。
(13) コインメックを予備で 2 ヶ用意すること。
13.料金精算機保守委託に関わること
(1)料金精算機導入後の維持管理保守委託費用として、減価償却期間6年間分の費用を計上
すること。1年目は瑕疵担保により無償対応とすること。又、1年間の保守期間中に、
2回の定期点検を行うこと。
(2)装置制御プログラム上の不具合を発見・指摘された場合は、速やかに内容の調査・報告
を行い、修正等の対策を講じること。なお、この場合保証期間、保守契約の有無に関係
なく無償とすること。
(3)装置上重大な欠陥及び不具合を発見・指摘された場合は、速やかに内容の調査・報告を
行い、部品交換及び改修等の対策を講じること。なお、この場合、保証期間、保守契約
の有無に関係なく無償とすること(消耗品部品は除く)
(4)装置動作において不具合及び障害が発生した場合には、管理者が対応できるよう技術提
供を行うこと。
14.留意事項
(1)特注品、納期に日時を要する構成部品については、迅速な保守が可能となるよう在庫を
有しておくこと
(2)装置制御プログラム上の不具合を発見・指摘された場合は、速やかに内容の調査・報告
を行い、修正等の対策を講じること。なお、この場合保証期間、保守契約の有無に関係
なく無償とすること。
(3)装置上重大な欠陥及び不具合を発見・指摘された場合は、速やかに内容の調査・報告を
行い、部品交換及び改修等の対策を講じること。なお、この場合、保証期間、保守契約
の有無に関係なく無償とすること(消耗品部品は除く)
(4)装置動作において不具合及び障害が発生した場合には、管理者が対応できるよう技術提
供を行うこと。
(5)1年目は瑕疵担保により無償対応とすること。
(6)請負者は、工事において、他の業者と連携を取り、十分打合せ等を行うこと。
(7)一時電源の確保は公社が行う。二次側電源に関しては、請負者の施工とする。また、精
算機器等側及び満空標識の電源、通信線に関しては地中埋設式とする。
(8)精算機器等の工事において、他の業者と交錯するので、遠隔監視用の配管工事は、精算
機器設置業者が行うものとする。(参考:E50
1 本)
(9)取扱説明書等の説明は竣工検査時に公社担当部署に行うこと。
(10)駐車機器等の色については公社のBIシステムガイドラインによること。
(公社と協議の
上、決定すること。)