ママたちのひとりごと

若葉幼稚園
6月号
http://www.hairu.jp/wakaba/
2010
年5月2
若葉町 24-35
0235-22-2237
なりました。乳幼児虐待のニュースが、後を絶ちません。その子たちは抱きし
められたことがあるのだろうかと思うと、涙で新聞が読めなくなります。子育
ては大変ですが、子どもを思いっきり抱きしめてほしいと、心から思います。
~園長先生のおはなし~
6月は
幼児期の場合、目で見て(凝視)捉えて、触れて、感じて、体感して学
ぶのです。聴覚、嗅覚、味覚は3才までと学びました。
3才迄に心地よい音楽を聴き、親子の対話を十分にしてあげてく
ださい。
3才迄に母の匂いを十分に、家庭の匂いは安心感を与えます。
3才迄に母の味を知る(味覚)
。味は心のふるさとになります。
母に抱かれ家族に守られて安心して個を確立し、すこやかに成長するの
です。小さいうちはわからない、小さいからと適当に、という思いが少し
でもあるなら、安易な思いを反省しなければなりません。幼い者こそ鋭い
感性で周囲の大人をみています。生まれたばかりの赤ちゃんでも幼児でも
すべての人間として、人格を受け入れましょう。
入口
NHK●
ローソン●
幼稚園
教
会
●荘内
病院
10時~。着替えやタオルを
お持ちください。費用はかか
りません。お車は園庭へ。
気軽にお越しください。
2.9.16
23 30日
毎週水曜日
ママたちのひとりごと
「母親は教師になってはいけません」
一日に一度は抱きしめて心を通わせてください。我が子にレールを敷い
て教える親でなく、我が子から学ぶ姿勢が大切です。そして母も父も手本
としての人間の生き方を共に模索していきましょう。
先のみえない不安定な時代に、家庭のあり方から、周囲も社会も変えて
いく時代を、大人達は愛する幼な子のために大切に考えていきましょう。
園 長
5月26日朝日新聞の記事より
テレビドラマで「母乳の出ない母親は肩身が狭いのよね」というセリフを
聞き、長男を出産した27年前のつらい日々を思い出しました。私はほとん
ど母乳が出ませんでした。「赤ちゃんの吸い方は上手なんやから、応えてあ
げんと」と看護師に言われても、何を頑張ればいいのか、分かりませんでし
た。病院は母乳育児を推奨し、一度ミルクの味を覚えると母乳を飲まなくな
るという理由で長男はミルクをもらえず、いつもお腹をすかせていました。
退院して実家にいる時、母に「出ないものはどうしようもない。それよりも、
いっぱい、いっぱい抱っこしてあげればいいんよ」といわれ、とても気持ち
が楽になりました。長男はミルクをたっぷりと飲み、ぐっすりと眠るように
わが娘は慎重派でおっとり、そして、優しい心を持つ4歳児。2歳の弟にも
私以上に優しい声で、
「こっちだよ」と手を引き、
「靴はかせてあげるね」と、
とてもステキなお姉さんです。そんな娘も中国の幼稚園に入園して7ヶ月。中
国の幼稚園はお勉強中心で自由が少ないと聞いていたので、最初は親としてと
ても心配でした。朝は8時半までには登園して、8時35分から授業。基本的
に朝昼晩と3食つき、食間には2回果物が出ます。実際、入れてみて思ったの
が「意外に楽しそう」。担任の先生にもお友達にも恵まれ、結構楽しそうに通
ってくれる娘にホッとしています。それでも、言葉はまだあんまり話せない様
子。「言われていることは完全に理解できているのに、自分からはほとんど話
すことをしない」と先生に言われ、大人が思うほどバイリンガルへの道は易し
いものではないのだなと実感。今回、精神的にも身体的にも栄養をいっぱいも
らって、若葉で自由に思いっきり遊ぶことで自分に自信をつけていってくれた
らと思います。毎朝鶴岡公園を抜けて、幼稚園までゆっくり歩いていく道のり。
本当に緑の豊富な最高の環境で、最高に楽しい幼稚園生活が娘にとっても、弟
にとっても、私にとっても癒しです。
J・S