ル・アンジェ サービス 業務委託基本契約 (以下「甲」という)とル・アンジェ株式会社(以下「乙」という)とは、甲が 乙に注文をし、乙が業務の完成又は処理を行う業務委託契約について、次のとおり業務委託基本契約(以下「本 契約」という)を締結します。 第1条 1. 契約の目的と基本的義務 甲は、乙に対し、本契約及び乙が別途定める細則に従って、ベビーシッティング、家事代行及び 教育シッターの業務を委託し、乙は自己の裁量と責任で受託業務(以下「本件業務」という)を 行う義務を負います。 2. 前項の細則は、乙が甲の承諾を得ることなく、随時変更することができるものとし、乙は、甲か ら、最新の細則の内容に従い、本契約の業務を受託します。 3. 本件業務は第 4 条に定める方法にて契約を締結した業務についてのみ行います。 4. 甲は、委託者として乙の本件業務の遂行に必要な協力をします。 5. 本契約は、本契約の有効期間中に行われるすべての個別委託契約に適用します。 第2条 入会金及び年会費の支払い 1. 甲は、乙に対し、別途定める細則に従って、入会金及び年会費を支払います。 2. 入会金及び入会後最初の年会費は、最初の利用予定日の前月 25 日までに下記口座に振り込みます。 記 銀行名: 三菱東京 UFJ 銀行 六本木支店 名義人: ル アンジェカブシキガイシャ 口座番号: 普通 1621168 3. 振り込みにかかる銀行手数料は甲が負担します。 4. 2 年目の年会費は、入会年の翌年の入会月に対応する前月までに支払うものとし、3 年目以降の年 会費の支払いについても同様とします。なお、甲及び乙が別途合意した場合には、本契約と異な る支払い方法を定めることができるものとします。 5. 第3条 乙は、いかなる場合も甲が一旦支払った入会金及び年会費を返還する義務を負いません。 個別委託契約と金額 この基本契約に基づき甲が乙に注文する個別委託業務の内容等の決定については、第 4 条に定め る方法とします。個別委託業務の種類、委託料の基準は別途定める細則に従うものとし、同基準 は甲の事前の承諾なくして乙が必要に応じて変更をなし得るものとします。ただし、同変更は既 に成立した個別委託契約については適用がないものとします。 第4条 1. 個別委託契約の締結 甲は、乙に対して、必要に応じて、電子メール、FAX 又はその他の通信手段にて、業務内容、業 務提供場所、業務提供時間、業務開始日その他の条件等の個別の委託業務を通知します。 2. 乙は、前項の通知を受けた後遅滞なく、電子メール、FAX 又はその他の通信手段にて甲に返信し、 乙の返信が甲に到達したときをもって個別委託契約の成立とします。 第5条 契約の一身専属性 甲は、本契約に基づいて有する権利を第三者に譲渡、貸与又は担保供与することはできません。 第6条 情報の変更 甲は、住所その他乙に提出した書類に変更があった場合には、速やかに乙へ通知し、乙による所 定の書式に記載し提出します。甲からの提出が速やかでなく、乙の業務遂行に支障が生じ委託業 務を遂行できないとき、乙はその責を免れるものとします。 第7条 委託料の支払方法 第 3 条の個別契約の委託料の支払方法などの条件は次のとおりとします。 1. 委託料の計算期間は、毎月 1 日より当月末日を締め切った期間とします。 2. 乙は、毎月 15 日までに、前月に発生した委託料の請求を、甲に対してなすものとし、甲は 27 日 の銀行の自動口座振替制度を利用し、支払います。支払い日が金融機関休業日の場合は、翌営業 日までに支払います。自動口座振替制度の手続きが完了していないとき、甲は請求のあった月の 20 日までに下記銀行口座へ振り込みをします。いずれの支払い方法においても、振込手数料は甲 が負担します。なお、甲及び乙が別途合意した場合には、本契約と異なる支払い方法を定めるこ とができるものとします。 記 銀行名: 三菱東京 UFJ 銀行 六本木支店 名義人: ル アンジェカブシキガイシャ 口座番号: 普通 3. 1621168 甲は、乙に対する前項の委託料の支払について訂正若しくは支払遅延等の特別事情が生じたとき は、直ちに乙に連絡し、協議します。 4. 甲の個別委託の追加、変更により、あらかじめ受託している業務以外の業務を乙が処理した場合 においても委託料の支払方法は前項までに定める方法によるものとします。 5. 甲が、乙に対する委託料の支払を遅延した場合には、遅延日数に対し年 14%の割合による遅延損 害金を支払います。 第8条 期限の利益の喪失 甲は、次のいずれかに該当した場合は、乙からの請求により、本契約に基づいて発生した債務に ついて期限の利益を失い、直ちに残債務の全額を乙に支払います。 1. 支払いを遅滞したとき 2. 本契約の義務に違反し、その違反が本契約の重大な違反となると乙が判断したとき 3. 甲の信用状態が著しく悪化したと乙が判断したとき 第9条 1. 契約業務の履行及び指揮命令 本契約の受託業務の履行にあたり、乙は関係諸法令を遵守し、誠実にこれを遂行しなければなら ないものとします。 2. 乙は、本契約の実施にあたり、完全な履行をなしうるよう乙の従業員又は乙から業務を受託する 第三者の業務遂行についての時間管理を行い、業務処理の成果を把握、管理するよう努めます。 第10条 機密保持 甲及び乙は、本契約の委託業務の履行にあたって知りえた各業務上の機密(個人情報を含む)を 正当な理由なく第三者に漏らし、開示し又は不正に利用してはならないものとします。 第11条 報告義務 乙は、本件業務の成果を、甲に報告しなければならないものとします。 第12条 1. 損害賠償責任 本件業務の遂行にあたり、甲は前条の報告に不完全な処理があるときは直ちにその旨を乙に通知 し、追完又は補正を求めることができます。 2. 甲は、前項に定める追完、補正によっても、損害があるときは別途乙に損害賠償を求めることが できます。ただし乙の不完全な履行等が甲の責に帰すべき場合、又は自然災害等不可抗力による 場合にはこの限りではありません。 3. 乙が本件業務の遂行にあたり、善良な管理者としての注意を欠いたことによって甲若しくは第三 者に損害を与えた場合には、乙は、甲又は第三者に対して損害賠償をしなければなりません。 4. 前項における損害賠償につき乙が負う損害の範囲は、直接かつ通常の損害に限り、逸失利益等の 間接的な損害は含みません。また、乙が負う損害額は、公益社団法人全国保育サービス協会の定 める保険(賠償責任保険・傷害保険)の対象内の損害については、その給付水準額(1 事故あた り 10 億円、1 人あたり 2 億円、対物 1 事故 1,000 万円)を上限とし、その他の損害においては、 委託料の 1 年分を上限とします。 5. 前 3 項の定めは、甲の提出した書類に虚偽があり又は不正確であった場合その他甲の責に帰すべ き場合には適用されません。 第13条 再委託の許容 乙は、本件業務を遂行するにあたり、その雇用する従業員に業務を遂行せしめ、又は乙が自己の 責任で、第三者に本件業務を遂行させることができます。 第14条 1. 直接契約、指揮監督の禁止 本契約の有効期間中、甲は、業務を遂行する乙の従業員又は乙から委託を受けて本件業務を遂行 する第三者との間で、本件業務に関連して、直接の契約をしてはなりません。 2. 甲が、前項に違反したとき、甲は、乙に対して違約金として直近 1 年間分の利用料金相当額を支 払わなければなりません。利用実績が 1 年に満たない場合には、利用実績を日割り計算し、その 365 日分相当額を支払わなければなりません。 3. 甲が、本契約に定めのない事項について、または定める以前において、業務遂行者による遂行を 希望する場合は、甲は乙に連絡をし、乙が業務遂行者と協議の上、その遂行の可否、遂行方法及 び手順などを決定するものとし、甲は業務遂行者に直接の依頼をしてはなりません。 第15条 契約の有効期間及び解除 1. 契約期間内においても甲または乙は、当月 15 日までの解約の意思表示をもって、翌月末において 本契約または個別委託契約を解約することができます。解約の意思表示は、書面にてこれを行う ものとします。ただし、相手方の所在不明等により通知が送達されなかったときは、発送の日か ら 2 週間を経過した日に解約の意思表示が到達したものとみなします。 2. 前項の解約の意思表示をした場合には、甲は、第 7 条の支払い方法の定めに従い、解約日までの 委託料を支払わなければなりません。 第16条 契約違反等による解除 甲又は乙が次の各号の 1 に該当したときは、それぞれ相手方に対して、書面で通知する方法によ って、予告なくして直ちに本契約を解除できます。ただし、本契約が解除された場合においては、 その性質に反しない限り、甲及び乙は、業務処理の継続に支障のないよう協力する義務を負うも のとします。また、本条に基づく解除がなされたときは、甲は、解除日後 14 日以内に同日までの 委託料を支払わなければなりません。 1. 本契約に定める重要な事項に違反し、又は著しく履行を怠ったとき 2. 財産上の信用にかかわる差押え、仮差押え、仮処分を受け又は競売、強制執行、滞納処分等を受 けたとき 3. 破産、民事再生の申立があったとき 4. 支払いを継続して 2 ヶ月滞納したとき 5. 乙の信用等を傷つけるおそれがあると判断したとき 6. 甲が乙に提出した書類に虚偽があり又は不正確であり、若しくは事実と異なるとき 7. 甲が反社会的な団体に関与していることが判明したとき 8. その他、甲又は乙の責に帰すべき重大な事由が発生し本契約を継続しがたいとき 第17条 協議事項 本契約に定めのない事項又は疑義の生じた場合には、誠意をもって甲乙協議して定めます。 第18条 準拠法、合意管轄 本規約は、日本法に基づき解釈されるものとし、本規約に関して訴訟の必要が生じた場合には、 東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。 以上、契約締結の証として本契約書を 2 通作成し、甲・乙それぞれ記名捺印のうえ、各自 1 通を保管します。 平成 年 月 日 (甲) 住所 氏名 (乙) 印 ○ 東京都渋谷区桜丘町 15-3 堀ビル 203 ル・アンジェ株式会社 代表取締役 野口 正太郎
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