アップル - Power Mac G5 - パフォーマンス

アップル - Power Mac G5 - パフォーマンス
仕様
アーキテクチャ
パフォーマンス
拡張性
デザイン
グラフィックス
PowerPC G5は一連のCPU性能テストでPentium 4に勝ります。さらには、
さまざまなアプリケーションを用いた「理論どおりには行かない」現実のパ
フォーマンスでも、その輝きをいっそう増します。PCの「誉れ高い」噂の
真相をその目でお確かめください。
ソフトウェア
ソリューション
Power Mac G5情報
●
環境にやさしいデザイン
Power Mac G5の著しい処理能力は、あらゆる分野のソリューションに威力を発揮します。その比類のないアドバンテージ
は、最高2.7GHzのクロックスピードで動作する64ビットデスクトッププロセッサ―PowerPC G5に始まります。これに加わ
るのが、最高1.35GHzのフロントサイド・バス(FSB)、先進的なシステムコントローラー、超高速な400MHz/128ビット幅
のメモリバス、そして最高水準の拡張性。もはや、PCの勝負する意欲もそがれるようなマシンであることがご理解いただけ
るでしょう。(1)
デザイン・出版
出版業界のプロの方に
デザイン・出版分野のプロフェッショナルはPower Mac G5のおかげ
で、思いついたアイデアを片っ端から実現できるようになりました。飛
躍的な処理速度を誇るG5プロセッサによって大容量の画像も複雑な
ページレイアウトも難なく処理できるほか、最大8GBのメモリによっ
て大容量ファイルや素材メディアも素早く読み込めます。また、シリア
ルATA方式のハードディスク、ギガビットEthernet、高速な入出力
ポートを標準装備しているため、プリンタ、スキャナ、カメラ、スト
レージ、ネットワークなど、各種の周辺機器とのデータ入出力も迅速に
実行できます。Mac OS XのQuartzグラフィックエンジンがコンテン
ツの描画を息をのむほど美しくこなす一方で、ColorSyncは入力∼編
集∼出力の全工程において正確な色を維持します。AppleScriptで反復
的な作業を自動化すれば、作業効率は大幅に向上します。また、Mac
OS Xにネイティブ対応したAdobe Creative SuiteやQuarkXPressと
いった出版ツールはPowerPC G5プロセッサによってその威力を存分
に発揮できるので、アイデアを印刷物やWebコンテンツとして表現す
るのも思いのままです。このようにPower Mac G5が個々の作業で力
を発揮してくれるので、日常業務が効率化されていることを実感できる
はずです。現在お使いのシステムの生産性と比較してみてください。
Pentium 4の約2倍のスピード
Photoshopの45種類のフィルタを実行するテストでは、
Dual2.7GHz、Dual2.3GHz、Dual2GHz Power Mac G5はそれぞ
れ、3.6GHz Pentium 4ベースのPCに対して98%、78%、59%速く
処理を完了しました。さらに、デュアル3.6GHz Xeonシステムに対し
ても、それぞれ72%、56%、38%速く処理を完了しました。(1)(2)
http://www.apple.com/jp/powermac/performance/ (1/4)2006/01/11 8:04:55
Power Mac G5の優れた性能を実証するため、プロのクリエイターの
間で広く使われているAdobe Photoshop CS(8.0)を使ってテスト
を実施しました。PhotoshopはMacintoshとWindowsの両方に最適化
されているため、プラットフォームの異なるシステムの性能比較に効果
的です。テストには600MBのPhotoshopファイルを使って、ファイル
の保存、画像の調整、画像モードの変更、フィルタ処理など、よく使わ
れる45種類のアクションとフィルタを実行しました。それぞれのフィ
ルタや機能の実行にかかった時間を計測し、結果をグラフ化して比較し
ています。
アップル - Power Mac G5 - パフォーマンス
フィルム・ビデオ
DVのレンダリング
SDのレンダリング
HDVのレンダリング
映像業界のプロの方に
フィルム・ビデオ制作では、Power Mac G5のパワーによってDV、
SD、HD、フィルム、HDVなど、あらゆるフォーマットで映画制作ス
タジオ並みのプロジェクトを制作できます。高速なG5プロセッサに
よって、同時に再生できるストリームやリアルタイムエフェクトの数が
増え、ビデオ処理やレンダリングが高速化します。業界最先端をいく
アップルのFinal Cut Pro Studio、Alias Maya、Adobe After
Effects、Newtek LightWaveといったソフトウェアを利用すれば、
シーケンスの編集、エフェクトの生成、イメージの合成、DVDの編
集、キャラクターアニメーションの作成といった作業は驚くほど短時間
でこなせるようになります。Power Mac G5、Mac OS X、
QuickTimeを基本とするワークフローを構築すれば、任意のフォー
マットで映像制作に柔軟に取り組めるようになり、XMLを利用してア
プリケーション間でプロジェクトを共有する拡張性も同時に手に入れら
れます。さらに、高速なストレージ装置であるXserve RAID、PCI-X
ベースの入出力カード、FireWire搭載のデッキを用意すれば、Power
Mac G5を中心とする最新鋭の映像スタジオを簡単に構築できます。
映像のレンダリング:Pentium 4よりも81%∼187%高速
HDレンダリング:複雑なHD(ハイビジョン映像)プロジェクトのレ
ンダリングを実行するテストでも、Dual2.7GHz、Dual2.3GHz、
Dual2GHz Power Mac G5はそれぞれ、3.6GHz Pentium 4ベースの
PCに対して84%、66%、49%速く処理を完了しました(デュアル
3.6GHz Xeonシステムについては、これまでの結果から書くまでもあ
りません)。HDのレンダリングテストでも、Power Mac G5はFinal
Cut Proを使ってPCシステムに圧勝しましたが、その弟分であるFinal
Cut Expressではさらに目を引くほどの速さであったことをお伝えしま
しょう。HDVカメラのネイティブフォーマット(Long GOP MPEG2)をそのまま編集するFinal Cut Proとは異なり、Final Cur Express
では中間フォーマットを使ってHDV映像を編集します。この中間
フォーマットはパフォーマンスを重視しているため、HDVネイティブ
よりも画質的に劣りますが、PCベースの編集ソリューションで使われ
る画質と同等であるため、同じレンダリングテストを実施してみまし
た。その結果、Dual2.7GHz、Dual2.3GHz、Dual2GHz Power Mac
G5はそれぞれ、3.6GHz Pentium 4ベースのPCに対して187%、
166%、145%も高速に処理を完了しました。(1)(3)
3Dレンダリング:Pentium 4よりも2倍以上高速
LightWave 3Dは高速なレンダリングエンジンを内蔵する、ポピュ
ラーなデジタルコンテンツ制作アプリケーションです。その機能性の高
さは多数のフィルム、テレビ番組、ゲームタイトルでよく知られていま
すが、さらには印刷物やWebコンテンツなど、3Dグラフィックが必要
とされるあらゆる媒体で利用されています。そこで、Power Mac G5
の性能を実証するため、Mac版およびWindows版のLightWave 3Dを
使ってシーンレンダリングを実行し、作業が完了するまでの時間を計測
しました。
http://www.apple.com/jp/powermac/performance/ (2/4)2006/01/11 8:04:55
フィルムまたはビデオプロジェクトの最終工程にはプロセッサを酷使す
るレンダリング作業がありますが、これはシステム性能を測るベンチ
マークに利用できます。映像のレンダリング性能を示すため、Final
Cut ProとPower Mac G5、Adobe Premier Proと各種PCというシス
テム構成で、同じ内容のプロジェクトのレンダリングをDV、SD、HD
の3種類のフォーマットで実行しました。
フィルム、ビデオ、DVD、Webコンテンツに、アップルのMotionや
Adobe After Effectsといったアプリケーションを使って、モーション
グラフィックスやビデオエフェクトを利用する機会が多くなっていま
す。そこで、ビデオエフェクトのレンダリングにおけるPower Mac
G5のハードウェア性能を実証するため、Adobe After Effectsを
Power Mac G5と競合のPCシステムの両方で実行してみました。
After Effectsは、G5とPCの両アーキテクチャに最適化されているた
め、プラットフォーム間の差異を最小限に、それぞれの性能を比較でき
ます。
ビデオエフェクト:Pentium 4の約2倍のスピード
フィルム、ビデオ、DVD、Webコンテンツに、アップルのMotionや
Adobe After Effectsといったアプリケーションを使って、モーション
グラフィックスやビデオエフェクトを利用する機会が多くなっていま
す。そこで、ビデオエフェクトのレンダリングにおけるPower Mac
G5のハードウェア性能を実証するため、Adobe After Effectsを
Power Mac G5と競合のPCシステムの両方で実行してみました。
After Effectsは、G5とPCの両アーキテクチャに最適化されているた
め、プラットフォーム間の差異を最小限に、それぞれの性能を比較でき
ます。
アップル - Power Mac G5 - パフォーマンス
Dual2.7GHz Power Mac G5は3.6GHz Pentium 4ベースのPCに対し
て117%、デュアル3.6GHz Xeonシステムに対して24%速く処理を完
了しました。(1)(4)
After Effectsベンチマークでおなじみの「Night flight」のレンダリン
グテストで、Dual2.7GHz、Dual2.3GHz、Dual2GHz Power Mac
G5はそれぞれ、3.6GHz Pentium 4ベースのPCに対して86%、
60%、40%速く処理を完了しました。また、デュアル2.7GHz、デュ
アル2.3GHzモデルはデュアル3.6GHz Xeonシステムに対しては、そ
れぞれ25%、8%速く処理を完了しました。(1)(5)
音楽・オーディオ
サウンド業界のプロの方に
Power Mac G5があれば、自由自在に作曲・録音・編集・ミックス・
演奏に取り組める音楽制作環境が手に入ります。PowerPC G5プロ
セッサにとって、音色の合成やエフェクトの適用はいとも簡単な作業で
す。また、最大8GBものメモリを利用できるため、トラックを好きな
数だけ使って作曲やミックスができます。Power Mac G5は光デジタ
ル入出力ポートとアナログ入出力ポートの両方で新旧のオーディオ機器
に対応するほか、FireWireとUSBポートも標準装備するため、実質的
にあらゆるオーディオ、MIDI、ストレージ装置が利用できると言える
でしょう。高速なスループットを誇るPCI-Xスロットには、DSP処理専
用のハードウェアや外付けのストレージ装置も接続できます。Mac
OS Xのシステム標準オーディオアーキテクチャのCore Audioを通じ
てオーディオ入出力を複数のアプリケーションから同時に利用したり、
同じくシステム標準のプラグインアーキテクチャであるAudio Unitsを
通じて、同じプラグインを複数のアプリケーションで共有することもで
きます。加えて、アップルのLogic ProやSoundtrack Pro、
Digidesign社のPro Tools、MOTU社のDigital Performer、
Steinberg社のCubase SXとNuendoなど、数々の優れたアプリケー
ションを利用すれば、湧き上がるインスピレーションを自由に形にでき
ます。
同時再生できるプラグイン数:Pentium 4の約3倍
Dual2.7GHz、Dual2.3GHz、Dual2GHz Power Mac G5の各モデル
で再生できたプラグインの数が、それぞれ180、159、144であったの
に対し、Dell Dimension XPS Gen4では最大42、Dell Precision
670では最大106でした(1)(6)
Power Mac G5の音楽制作におけるアドバンテージをわかりやすくす
るため、Logic Pro 7を使ってテストを実施しました。テストに用いた
プロジェクトはプロセッサを酷使するもので、内容が異なる複数のオー
ディオトラックを用意し、標準リバーブプラグイン5つを各オーディオ
トラックに割り当てています。この状態で、どちらのプラットフォーム
がより多くのプラグインを再生できるかテストしています。
科学・技術
プロの研究者の方に
Power Mac G5があれば、研究に要する時間を大幅に短縮できます。
64ビットプロセッサであるPowerPC G5は、2つの倍精度浮動小数点
演算ユニットと、計算能力を著しく高めるべく最適化されたVelocity
Engineを備えています。また、オープンソースのUNIXを基本とする
Mac OS Xは処理能力・互換性・安定性のいずれの面でもハイレベルを
実現し、複雑な科学アプリケーションやコマンドラインツールと、
Microsoft ExcelやAdobe Photoshopといった生産系アプリケーショ
ンを同時に実行できる柔軟性も備えています。つまり、1台のコン
ピュータ上の同一のオペレーティングシステムの下で、日常的な作業と
カスタムアプリケーションの開発が同時にできるのです。さらに、デュ
アルディスプレイによってデスクトップ領域を広げたり、強力なグラ
http://www.apple.com/jp/powermac/performance/ (3/4)2006/01/11 8:04:55
アップル - Power Mac G5 - パフォーマンス
フィックプロセッサ(GPU)を利用して科学データを視覚化すること
もできます(ビジュアライゼーション)。PyMOLを使った分子モデリ
ング、BLASTを使ったDNAの相同性検索、SPSSを使った統計分析、
Mathematicaを使った数式モデリング、アップルのXcodeを使ったプ
ログラミングなど、Power Mac G5は研究テーマを追求し、その成果
を発表するためのパワーを惜しみなく与えてくれます。
科学分析:Pentium 4の約2倍のスピード
プロセッサの高い処理能力が要求される科学データ解析における、
Power Mac G5の処理能力のアドバンテージを実証するため、BBSv3
(Bioinformatics Benchmark System version 3)を使ったテスト
を実施しました。このベンチマークでは、バイオインフォマティクス分
野で利用されている最新のアプリケーションとデータセットを用いるた
め「標準的な科学研究者の日々の作業量」を如実に現すことができま
す。現在のベンチマークでは、NCBI BLAST、HMMERという2つのア
プリケーションが用いて作業量を算出しています。アップルが実施した
テストには、2005年1月1日時点のFASTAデータベースのデータセッ
ト、NCBI BLAST version 2.2.10、HMMER version 2.3.2を用いま
した
1. 量産前のPower Mac G5 デュアルプロセッサモデル(2.0GHz、2.3GHz、2.7GHz)を使って2005年4月に実施されたアップルの社内テストに基
BBSv3のデュアルプロセッサの性能テストでは、Dual2.7GHz、
づく。その他のシステムは、すべて市販品を使用。
Dual2.3GHz、Dual2GHz
Power Mac G5はそれぞれ、3.6GHz
Pentium
4ベースのPCに対して82%、72%、54%速く処理を完了し
2. ファイルサイズ=600MB。PCシステムのキャッシュサイズ(いずれも二次キャッシュ):Dell
Dimension XPS Gen4=2,048KB、Dell Precision
ました。さらに、デュアル2.6GHz
Opteronシステムに対しても、そ
670=2,048KB、Alienware Aurora
5500=1,024KB、Box Tech Series 7300=1,024KB。
れぞれ33%、26%、12%速く処理を完了しました。(1)(7)
3. Power Mac G5のテストにはFinal Cut Pro 5プレリリース版、PCシステムのテストにはAdobe Premiere Pro 1.5.1を使用。PCシステムのキャッ
シュサイズ(いずれも二次キャッシュ):Dell Dimension XPS Gen4=2,048KB、Dell Precision 670=2,048KB、Alienware Aurora 5500=
1,024KB、Box Tech Series 7300=1,024KB。
4. テストに使ったシーン=Skull_Head_Newest。PCシステムのキャッシュサイズ(いずれも二次キャッシュ):Dell Dimension XPS Gen4=
2,048KB、Dell Precision 670=2,048KB、Alienware Aurora 5500=1,024KB、Box Tech Series 7300=1,024KB。
5. PCシステムのキャッシュサイズ(いずれも二次キャッシュ):Dell Dimension XPS Gen4=2,048KB、Dell Precision 670=2,048KB、Alienware
Aurora 5500=1,024KB、Box Tech Series 7300=1,024KB。
6. Power Mac G5のテストにはLogic Pro 7.0、PCシステムのテストにはSteinberg Cubase SX 3.0.1を使用。PCシステムのキャッシュサイズ(いず
れも二次キャッシュ):Dell Dimension XPS Gen4=2,048KB、Dell Precision 670=2,048KB、Alienware Aurora 5500=1,024KB、Box Tech
Series 7300=1,024KB。
7. BBSv3(Bioinformatics Benchmark System)、2005年1月1日時点のFASTAデータベース、NCBI BLAST version 2.2.10、HMMER version 2.3.2
を用いたテスト結果に基づく。
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