平成19年度 「観光 CS 調査アンケートシステム改修」 に係る委託事業 募 集 要 領 平成20年1月 財団法人日本交通公社 JAPAN TRAVEL BUREAU Foundation 1 1.委託の背景と目的 財団法人日本交通公社は、旅行観光分野を対象とした公益事業およびシンクタンク・コ ンサルタント業務を行っている財団法人です。 当財団では、経済産業省の平成 19 年度「集客交流経営人材の在り方に関する調査研究事 業」の業務委託を受けています。本事業の一環として、昨年度に引き続き今年度も、観光 客の観光地における満足度を測定し、その構造を明らかとすることを目的として、全国 50 地域、10 万人規模(回収は 1 万人を想定)にて「観光客意識調査」を実施しています。 昨年度の「観光客意識調査」の実施段階において、インターネットおよびデータベース を利用したアンケート回収、データ蓄積、分析システム(仮称 CSTsystem)を構築しまし たが、約 1 年間の運用を通して、当財団(管理人)と各地の調査参加団体双方にとって、 より使いやすく見やすいシステムが必要となってまいりましたので、このたび、本システ ムの改修に着手することとなりました。 しかしながら、当財団で本システムを改修することは、技術的、時間的等の理由から困 難であるため、本システムの改修業務について、専門のスキルと体制を有した事業者に委 託することを検討しています。 2.システムの仕様 委託する改修業務の対象となるシステムの仕様については以下のようなものとなってい ます。http://cs-t.jp/data6/area/をあわせて参照ください(なお、参照に際しては、パスワ ードを発行いたしますので、連絡先までお問い合わせください) 。 今回、特に改修を要している事項は、下線部分となります。 本システムは、アンケート調査票などの設計・開発を行う「開発システム」、入力され た情報の集計分析を行う「分析システム」の2つに大きく区分されます。 本システムは、開発システムおよび分析システム共に、WEB ベースで動作します。 利用するスクリプトおよびデータベースは、PHP および mysql です。 システムを格納するサーバーは JTBF が用意しているものを引き続き使います。 (PHP、 mysql の利用が可能な一般的なレンタルサーバーです) 調査地点や調査項目などは固定とせず、今後とも利用できるような汎用的な設計とな っています。 対象となる地点および調査項目を指定(入力)することで、認証から入力までの各種 ページおよびデータベースをスクリプトにて新規構築(修正)を行うシステムとなっ ています。 認証ページを設け、そこで地域コードを入力することで、当該地域に対応した調査票 を表示するものとなっています。 (本調査では当面 50 地域を対象としていますが)対象地域はシステム上 100 地域以上 2 登録できる仕様となっています。調査対象地点は、システム上で任意に設定できるも のとなっています。 (対応する地域コードは、乱数などを利用してユニークなものを自 動発生させる機能を備えています。) パソコンからだけでなく、携帯電話からの入力も可能とし、認証ページにて自動識別 し、それぞれの調査票ページ(自動生成)を表示します。 認証ページおよび調査票は、システムにて、調査地点名や調査項目を入力することで、 自動生成されます。細かいデザインについては手動で修正することも可能です。 調査票は、基本的に全地域同一ですが、2~3問程度、地域独自の設問が設定できる ようになっています。 パソコン版と携帯電話版では、調査項目を変更する事ができます。 調査票の内容をデータベースに入力する際には、二重登録防止や、必須入力事項や誤 記入(メールアドレスや数値入力項目への文字入力など)などに対する入力チェック 機能を設けています。 (必須入力事項や、項目属性などは、調査項目設定時に指定でき ます)。 登録されたデータを、ブラウザにて参照、修正、削除などの作業を行うことが出来る ものとなっています。 CS に関する回答結果より、満足度点、満足度率をレコード別に算出します。さらに、 単純集計や、地域別や主要属性別といったクロス集計、総合満足度に対する影響度と いった集計が行われます。 データの原票および集計結果を、エクセルに出力する機能を有しています。 2.改修項目について 今回の改修は、この現システムについて、大きく2つの改修を行うことを目的としていま す。 1.調査システム構築部の改修 2.分析結果表示部の改修 調査システム構築部の改修について 本システムは、「基本仕様」で示したとおり、調査項目や地点を任意に設定できるような仕 組みとなっています。本システムを、より設問設置者に使いやすく、回答者にも使いやす くなるような改修を検討しています。具体的には以下のような改修を予定しています。 調査項目の追加作業において、既存設問と同様スタイルのものを設定する場合、一か ら設定せずとも、コピー機能により容易に追加ができるものとします。 オリジナル設問を設定する場合、複数地域に対して同時適応できるようにします。 各設問の調査票上での設定(見栄え)を、現状では、文字色やフォントのアレンジが 限定的なので、より多様なアレンジが可能とします。 3 表組みができる設問設定が現状では「満足度」設問のみの対応となっていますが、そ れを他の箇所においても設定できるように改修します。 管理者画面やサブ管理者画面の作成方法、パスワード設定方法、権限による表示の制 御等のマニュアル(ドキュメント)を作成します。 分析結果表示部の改修 分析システムは、データベースに格納された情報を対象に、データの修正、削除などを行 ったり、各種の集計を行ったりするシステムです。今回の改修では、集計結果を、調査参 加団体が各自で参照しやすく、視覚的によりわかりやすいものとすることを大きな目的と しています。具体的には、以下のような改修を予定しています。 未回答を含まない%表示機能の追加 結果のグラフ表示機能の追加 印刷用レイアウト機能の追加 定型の結果レポート(JTBF より指示)作成、表示機能の追加 改修の方向性、内容は以上のとおりですが、今後の検討によって、新たな改修が追加とな る場合があります。その場合は、別途、協議とします。 なお、システム改修後は、運用やシステム改善に必要なる各種情報をとりまとめたドキュ メントを作成、提出して頂きます。 3.提案にあたって 提案いただく場合には、以下の資料を提出ください。 1. 提案者の名称および担当者の連絡先(様式1) 2. 提案のアピールポイントを示した企画提案書 3. 業務実施体制および責任者および担当者の履歴、実績 4. 見積書 5. 会社概要 なお、提出にあたっての留意点は以下の通りです。 名称及び連絡先については、本書類添付の「様式1」を参考としてください。 円滑な審査をすすめるために、企画提案書として、御社ならではの強み、本システム 改修にあたってのポイント、実績などを端的に示した資料を作成ください。 また、提示している仕様に対する改善点、追加点などがあればご指摘下さい。 業務実施体制は責任者と担当者を明確にしたものとします。また、責任者など主要担 当者については、履歴および、類似プロジェクトにおける実績を記してください。 見積書は、各社のフォームでかまいません。ただし、作業内容との対応が解るような 4 ものとしてください。 会社概要は既存の会社紹介資料でかまいません。ただし、近年の主要な事業実績およ び過去 3 年程度の財務状況を含むものとします。 4.スケジュールについて 2 月中旬までに、設問設定を含む入力システムを改修 2 月下旬までに、分析システムを改修 その後、3 月 17 日までに、全体の最終仕上げ、ドキュメント作成といったスケジュールを 想定しています。 5 5.募集にあたって ■募集期間 募集開始 平成 20 年 1 月 21 日(月) 募集締切 平成 20 年 1 月 25 日(金) (※締切日必着。持参不可。メール可) ■応募書類の提出先 財団法人日本交通公社 研究調査部 CST システム担当(五木田、石山) 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-8-2 第一鉄鋼ビル 9F ([email protected]) ※ 応募書類は、郵送もしくはメールにより財団法人日本交通公社に提出して下さい。 ※ 事業概要など既存印刷物を添付する場合には、可能な限り郵送で提出して下さい。 ■審査について 応募書類を元に、以下の審査基準に基づいて審査を行い、委託先を選定します。 (審査結果 については、申請者の提出書類に基づき、JTBF より電話、郵送、e-mail のいずれかによ り、平成 20 年 1 月 30 日(水)までに行います。) 1. 企画提案書の内容に関する評価 JTBF が要求する事項に合理的、効果的に対応しているか。 2. 体制および実績に対する評価 提案事項を着実に実施できるかどうかを、社内体制の体系や実績から評価します。 3. 費用の妥当性に対する評価 提案事項を実施するにあたって費用が申請者の中で相対的に安価であるか。また、そ の内容が合理的に試算されているかを評価します。 ■問い合わせなどについて 本募集要領に関する問い合わせは e-mail のみとし、電話、FAXでの問い合わせは原則、 受け付けません。 問い合わせ締め切りは、平成 20 年 1 月 24 日(木)17:00 といたします。 問い合わせ先: e-mail [email protected] ※ 事業内容に大きく関わると考えられる問い合わせ内容(いわゆる FAQ)は、他事 業者に対しても伝達する場合があります。 6.その他 適当な提案が無い場合には、中止又はその他の方法によることがあります。 企画書の作成、提出に関する費用は、提出者の負担とします。なお、提出された企画 書は返却しません。 6 様式1 受付番号 財団法人日本交通公社 御中 平成19年度「観光 CS 調査アンケートシステム改修」に係わる 委託事業申請書 企業・団体名 申請 者 代表者役職・氏名 印または署名 〒 所在地 企業・団体名 氏名(ふりがな) 連絡 担当 所属(部署名) 窓口 役職 所在地 〒 電話番号 (代表・直通) FAX番号 E-mail 7
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