◎携帯電話用ヘルス・ソリューションを大幅更改 中国の IVT 社 【北京１１日 PRN＝共同 JBN】 中国の IVT 社（IVT Corporation）は１１日、モバイル・ヘルス・ソリューショ ン（http://www.mhealthservice.com）の大幅アップデートを行い、５月開催予 定のアメリカン・テレメディスン・アソシエーション２０１０（ATA2010）とイ ンド・メディカ（INDO MEDICA）で 3 つの主要な慢性病（高血圧、心臓病、糖 尿病）のための初の 3G システムを基盤としたモバイル・ヘルス・ソリューショ ン３件を実演すると発表した。今回のアップデートは、次の特徴を含んでいる。 １．IVT は同社の初代携帯電話（S120）で使用しているモバイル・ヘルス・シス テム用のソフトウエアをウィンドウズ・モバイルとアンドロイドのプラットフ ォーム上に移植し、３種類の 3G システム（CDMA 1X/EVDO、TD-SCDMA、WCDMA） をサポートできる。これにより、ウィンドウズ・モバイル携帯電話ないしはア ンドロイドユーザー携帯電話を持つユーザーは、新しい電話に変更する必要な くモバイル・ヘルス・ソリューションを楽しむことができるようになる。さら に、モバイル・ヘルスのプロバイダーはさまざまな携帯電話接続事業者をサポ ートする電話の選択肢が広がることになる。 ２．血圧計、心電図（ECG）、パルス酸素濃度計に加え、新ソリューションには 血糖測定が追加されている。これによって IVT 社は、血圧、心臓の調子、血糖 値を同時にモニターできるターンキーのモバイル・ヘルス・ソリューションを 基盤とした 3G システム３種を世界で初めて保有することになる。 ユーザーはこのソリューションのデバイスキットを利用することで、血圧を測 定でき、心臓活動、血中ブドウ糖値、血中酸素値を精査できる。生命維持の証 を表すこの測定結果は、電話機に表示され、データが保管されリアルタイムで 解析が行われる遠隔サーバー上のユーザー所有のパーソナル・E ヘルス・レコー ド（Personal E-Health Record）に送信される。すべての手順は全自動で行わ れる。検査結果はまた、ショートメッセージを利用して第３者に送信され、親 族がユーザーの医学的状況を容易にモニターできるようになる。 IVT は中国のエンドユーザーにモバイル・ヘルス・サービスを提供するだけでな く、同社はまたオンライン・プラットフォームとデバイスキットを含むシステ ム一式を中国以外にも輸出する。IVT はオンラインの E ヘルス・レコード・プラ ットフォームを現地語化することができる。IVT は現在、このようなサービスを 世界中で提供できるパートナーと代理店 を求めている。 ※このニュースは、共同通信の許可のもとに掲載しています。
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