大分自然博物誌ーブンゴエンシスー の引用文献の書き方 本文中

大分自然博物誌ーブンゴエンシスー
の引用文献の書き方
■本文中における引用文献の書き方
全角コンマ
Ⅰ.単著文献の場合
例 1)
・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(山本,2014)。
例2)
・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(Yamamoto,2014)
。
例3)
山本(2014)では,・・・引用内容が含まれた文章・・・と述べられている。
全カッコ
例4) Yamamoto(2014)によって,
・・・引用内容が含まれた文章・・・であることが証明された。
著者と著者の間に全角中点(・)を入れる
Ⅱ.2 人著者の文献の場合
例5)
・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(山本・永野,2014)。
例6)
・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(Yamamoto & Nagano,2014)。
例7) 山本・永野(2014)では,・・・引用内容が含まれた文章・・・と述べられている。
例8) Yamamoto & Nagano(2014)では,
・・・引用内容が含まれた文章・・・と述べられている。
著者と著者の間に『「半角スペース」
「半角&」「半角スペース」』を入れる
Ⅲ.3 人以上の著者の文献の場合
例9)
第1著者名のみ記載,共著者は「ら」と省略
・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(山本ら,2014)。
例 10) ・・・・引用内容が含まれた文章・・・・(Yamamoto et al., 2014)
例 11) 山本ら(2014)では,・・・引用内容が含まれた文章・・・と述べられている。
例 12) Yamamoto et al.(2014)では,
・・・引用内容が含まれた文章・・・と述べられている。
第1著者名のみ記載,共著者は「et al.」と省略。et al は斜体
Ⅳ.未発表データ・印刷中論文・インターネット情報,行政資料などの場合
例 13)未発表データ・・・(山本,未発表) or 山本(未発表)
or(Yamamoto, unpublished data) or Yamamoto(unpublished data)
(山本,印刷中)or 山本(印刷中)
例 14)受理済だが,出版されてない論文を引用する場合は・・・
or(Yamamoto, in printing)or Yamamoto (in printing)
例 15)ネット情報を引用する場合・・・(山本,2014)と論文と同じように書く。
*ネット情報は頻繁に更新され,普遍的情報ではないので,できる限り文献を引用する。
*ネット情報の中には信頼性の低いものもあるので,そのような情報は引用しない。
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*著者にあたる人が,特定できない場合は,できる限り引用しない。
*辞書サイトや Wikipedia は,引用文献としては好ましくないが,
(Wikipedia,2014)として
引用文献とすることも可。ただし,Wikipedia では,編集者(著者)が明記されている場
合もあるので,それが書かれていたらその編集者を著者として(山本,2014)のように論
文と同じように書く。
例 16)行政資料や報告書を引用する場合。
例 16-a)環境省のレッドデータブックの奥付には,『編集/環境省自然環境局野生動物課』
と書かれているが,
『(環境省,2006) or 環境省(2006)』と一番大きな組織だけを書く。
例 16-b)環境省のレッドデータブックの『オオクワガタの章の文章』を引用したい場合は,
「本にている論文や章」と同様に,「オオクワガタの章を書いている著者」を著者として
『(森本,2006) or 森本(2006)』のように書く。
*オオクワガタが絶滅危惧種であるというだけの情報を引用する場合は『(環境省,2006)
or 環境省(2006)』と書き,その本文(備考欄)に書かれている絶滅危惧理由などの
文章を引用したい場合は『(森本,2006) or 森本(2006)』と書く。
Ⅴ.同じ著者・同じ年の複数文献を引用する場合
例 17)山本(2013a)では,・・・。山本(2013b)では,・・・。山本(2013c)では,・・・。
■引用文献リストの書き方
Ⅰ.出典の並べ方
*著者名をアルファベット昇順(A→Z 順)に並べます。日本語文献など著者名がアルファベット
以外の文字で書かれている場合は,著者名をローマ字に置き換えて判断していきます。例えば
「山本」なら「Yamamoto」と考えて並べていきます。
*同じ著者で本や論文の発行年が違う場合は,早く出版された文献から先に並べます。
*同じ著者が同じ年に複数の本や論文を出している場合は,発行年の後に「a」
,「b」とアルフ
ァベットを記入して区別します。
*同じ著者が単独で書いた文献と他の人と書いた文献がある場合は,単著文献を先に並べて,そ
の後に共著者文献を並べます。その際の順序は,第2著者名のアルファベット昇順で並べます。
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Ⅱ.論文の場合
雑誌名は斜体。
例)
:57-63.
山本一成(2014)溶存酸素がヤマアカガエルの成長に及ぼす影響.竹田里山研究誌,15(3)
*著者名(出版年)論文タイトル.雑誌名,巻(号),開始頁-終了頁.
山本一成・永野昌博(2014)両生類を指標とした水田の環境評価-棚田と整備水田の比較-.中
津自然研究誌,34:73-84.
1 つの文献が2行以上になる場合は,2行目以降は2文字下げる。
Yamamoto K. (2014) The amphibians fauna in Himeshima Island. Journal of Himeshima
natural history, 10(5): 179-196.
Yamamoto K., Nagano M. & Tanaka M. (2014) The reptiles fauna Himeshima Island. Journal
of Himeshima natural history, 7: 55-65.
Ⅲ.本をまるごと引用する場合
例)
青木淳一(2011)「むし学」東海大学出版会,神奈川県.
*著者名(出版年)「本タイトル」出版社,出版社所在地.
永野昌博・澤畠拓夫(2009)「森を支える小さな戦士-落ち葉の下の生きものたち-」松之山出
版,新潟.
Clutton-Brock T. H.(1991)
「The evolution of parental care」Princeton university press, New
Jersey.
Choe J. C. & Crespi B. J.(1997)「Social behavior in insects and arachnids」Cambridge
university press, Cambridge.
Ⅳ.本の中のある章を引用する場合
例)
三橋弘宗(2010)生物多様性情報の整備法.
『鷲谷いづみ・宮下直・西廣淳・角谷拓(編)
「保全
生態学の技法」東京大学出版会,東京』:103-128.
*章の著者名(出版年)『本の編著者名「本タイトル」出版社,出版社所在地』:開始頁-終了頁.
森田祐介(2012)タワヤモリ.
『大分県(編)
「レッドデータブックおおいた 2011-大分県の絶滅
のおそれのある野生生物-<普及版>」大分県生活環境部,大分県』
:160.
Saito O. & Shibata H.(2012)Satoyama and saoumi, and ecosystem services.『Duraiappah A.
K., Nakamura K., Takeuchi K., Watanabe M. & Nishi M. (eds.)「Satoyama-satoumi
ecosystems and human well-being」United nations university press, Tokyo』: 17-59.
日本語文献の場合,編集者名の後に(編)を付ける。
欧文献の場合,編集者が1人の場合は(ed.)を複数の場合は(eds.)を付ける。
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Ⅴ.訳本を引用する場合
Mayhew P.(2006)
「Discovering evolutionary ecology: Bringing together ecology and evolution」
Oxford university press, Oxford.(訳)江副日出夫・高倉耕一・巖圭介・石原道博(2009)
「こ
れからの進化生態学-生態学と進化学の融合-」共立出版,東京.
*原作著者名(原作出版年)「原著本タイトル」原作出版社,原作出版社所在地.
(訳)訳者名(訳本出版年)「訳本タイトル」訳本出版社,訳本出版社所在地.
Ⅵ.インターネット情報を引用する場合
<例>
アグリ・ネクト・ジャパン制作委員会(2012)水田の生物多様性.『http://agrinext.jp/archive/
tayousei/』(2014 年 8 月現在)
林野庁(2000)森林の公益的機能の評価額について.
『http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/9gatu/
kinou.html』(2014 年 8 月現在)
*サイト管理者(サイト立ち上げ年)引用情報タイトル『引用情報掲載 URL』
(情報確認年
月 現在)
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