H25 1学期終業式 挨拶 H 25・7・24 今、ダイアナ先生のお別れの言葉をお聞きし、さみしい思いでいっぱいです。 丸子北中の生徒のために、本当に献身的に力を尽くして下さいましたこと、心から 感謝しています。これからのご活躍を生徒・先生方全員が心から祈って入ります。 本当にありがとうございました。 先ほど、1学期の様々な大会で力を出し尽くした皆さんに、賞状伝達を行いました。 賞状を渡しながら、上を目指し自分の力を発揮して「自分の心と根」を鍛 える努力をしてきたことが、人間として、うれしくてたまりません。 また、終業式で発表をしてくれた各学年の代表の3人も、そして、多くの 皆さんが、部活や学習、生活の中で、自分と葛藤しながらも、前進する努力 をしてきました。決して後ろ向きではなく、迷いながらも、前を向きながら 努力してきたことは、決して自分にとって無駄なことではありません。前を 向き、もがいた分、自分の力になってます。 さて、過日の校長講話で、「三つの我慢」の話をしました。 我慢をしようと思うけれどできない、我慢強く続けようとしても続かない。 どうしたら、我慢強く続けられるのでしょうか? 我慢できない人や我慢が続かない人の「共通点」があります。 それは、「工夫しないこと」だと言われています。 工夫しないから、掃除も勉強も飽きてしまう。どういうことでも「工夫を 重ねていく」と「打ち込み続ける力」に変わっていく、そうして、「工夫して 打ち込み続ける力」が自分に身についていくと言われます。 ここに、北中生のこんな作文があります。 【昨年度の3年生の作文「2学期を振り返っての成果」の一部より】 自分の毎日の学習の仕方を工夫してみました。今までのテストを全てもう 一度、解いてみるなど、勉強の方法を根本的に変え工夫してみたところ、なん とか元の点数まで戻すことができました。 -1- テストの点数が下がってしまった自分と向き合って、そこで投げ出さないで、 逃げ出さないで、「工夫し打ち込み続ける力」を身につけた成果が、自分で、 自分の学力を伸ばし、「強い心」を育ていった姿に表れています。 今日で1学期が終わります。明日からは、1年はキャンプ、2年生は登山、 3年生は職場体験学習です。まず、自分一人で何ができるか試される時です。 その後は、夏休みです。 昨年度の3年生の1つのクラスでは、この夏休みの学習時間が100時間 を超えた人が何人もいました。 1日平均4時間。一番時間の多い人は、156時間で1日平均6時間でした。 本年度も、昨年度と同じ26日間の夏休みです。 学習の時間だけではないのですが、学力はもちろん、工夫して打ち込み続 けた力や心の強さの「差」は、とても大きいと思います。 この夏休み、どれだけ自分で「工夫し打ち込み続ける力」を身につけられるか、 自分との戦いです。 この一学期に身につけた力をさらに上に伸ばすために、自分の心を鍛え、下へもど っしりと根も伸ばし、自分の力を思いっきり広げてほしいと思います。 この一学期、私たち一人一人や丸子北中学校に力を与え、支えて下さった 全ての人に感謝し、1学期を終わりたいと思います。 本当にありがとうございました。 -2-
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