J UL . 2016 No.2 GOVERNOR’S MONTHLY LE T T ER 7 ❷ 画題 「甘木祗園山笠」~夏は山笠 子どもも元気~ 佐野 至 2016~2017 年度 国際ロータリーのテーマ 「人類に奉仕するロータリー」 2016~2017年度 第2700地区ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 国際ロータリー 第 2700 地区 ガバナー 富田 英壽 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 2016~2017年度 国際ロータリー第2700地区 地区研修・協議会 日時 2016年4月30日土 13:00~18:00 場所 アクロス福岡(福岡市天神) プログラム ●12:00~13:00 ●13:00~14:55 S.A.A:馬場 昭典(甘木RC) 受 付 本会議 ガバナーエレクト ・開会・点鐘 ソングリーダー ・国歌斉唱 ・ロータリーソング 「奉仕の理想」 ・ 「2700のマーチ」 ソングリーダー ・開会挨拶 ・歓迎の言葉 ・来賓紹介 ・次年度方針 ・講話 ガバナー ホストクラブ会長 次年度地区幹事 ガバナーエレクト 研修リーダー 富田 英壽(甘木RC) 坂井 圭子(甘木RC) 坂井 圭子(甘木RC) 本田 正寛(福岡RC) 鷲渕 雅男 (甘木RC) 矢野 清博(甘木RC) 富田 英壽(甘木RC) 井手 和英(久留米RC) 休憩・移動 ●15:10~16:30 部会別協議会 休憩・移動 ●16:40~18:00 本会議 ・部会別発表 ・所 感 ・講 評 ・閉会の言葉 ・閉 会・点 鐘 2 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 各部会リーダー ガバナーエレクト 富田 英壽(甘木RC) ガバナー 本田 正寛(福岡RC) ホストクラブ次年度会長 野村 佳正 (甘木RC) ガバナーエレクト 富田 英壽(甘木RC) ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 新年度に向けて 国際協議会報告および2016~2017年度方針 RI第2700地区ガバナー 富田 英壽 (甘木ロータリークラブ) 国際ロータリー 2016~17 年度テーマ 「人類に奉仕するロータリー」 第 2700 地区ガバナーメッセージ 「基本に返って、魅力あるロータリーに」 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 3 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 国際協議会報告と 本年度方針 ガバナー 富田 英壽(甘木 RC) ●国際協議会報告 ガバナーエレクトの研修セミナーである国際協議会 は、1月17日から22日までの約1週間、アメリカはカ リフォルニア州サンディエゴのマンチェスター・グラン ドハイアット・サンディエゴで挙行されました。約200 カ国から535名のガバナーエレクトとその配偶者や関係 者を含め約1500名参加のもと盛大に開催されました。 1. 2016~17年度RI会長の紹介がされた [ジョンF.ジャーム氏] Chattanooga ロータリークラブ所属 米国(テネシー州) エンジニアリングのコンサルティング会社、 Campbell and Associates社の理事兼CEO。 1976年にロータリー入会。 約76歳位(詳細不詳) 2. 2016~17年度の国際ロータリーのテーマが発表された 「人類に奉仕するロータリー」 (ROTARY SERVING HUMANITY) ジ ョン F . ジ ャ ー ム 国 際 ロ ー タリー 会 長 エ レクト は、2016〜17年度のテーマとして、 「人類に奉仕するロ ータリー」 (ROTARY SERVING HUMANITY) を選びま した。社会貢献への熱意をもつ職業人が集うロータリー 独自の力を生かせば、大きな目標も達成できる、とする ジャーム会長エレクト。 「世界でもっと大きな『よいこ 4 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER と』をする推進力となるために、固い決意でポリオ撲滅 を成し遂げ、ロータリーをさらに前進させながら、これ までの成功をバネに飛躍するときが来たのです」と述べ ています。詳細は、別資料にあります。 3. 2016~17年度国際ロータリーの目標が発表 〈優先項目1:クラブのサポートと強化〉 目標1 最近の退職者および若い職業人に働きかけて、 会員増強を図る 目標2 会員の積極的参加とクラブの充実化を図り、会 員維持率を向上させる 目標3 会長賞へのクラブの参加を増やす 目標4 ロータリー財団に対するロータリアンの知識、 参加、寄付を向上させる 〈優先項目2:人道的奉仕の重点化と増加〉 目標5 永久にポリオを絶滅する 目標6 年次基金へのクラブ寄付平均、および財団補助 金へのDDF(地区財団活動資金)拠出を高める 目標7 ポリオ撲滅への支援を続けるために、クラブと 政府からの寄付を増やす 目標8 財団の補助金と6つの重点分野を通じて、ロー タリーの人道的奉仕の質と影響を高める 目標9 青少年や若きリーダーの支援、およびロータリ ーの6つの重点分野と関連したプログラムや活 動において持続可能性を高める 〈優先項目3:公共イメージと認知度の向上〉 目標10 ロータリーに対する人びとの認識を高める 目標11 ロータリーの功績と、 「世界でよいこと」をし てきた財団の100年の歴史について広報する 4. 研修セミナーの要点 ①ガバナーは国際ロータリーの役員であるので、国際 ロータリーの批判をしてはいけない ②国際ロータリー会長テーマの発表「人類に奉仕する ロータリー」 ③ロータリーのテーマは、国際ロータリー会長テーマ だけである。地区も、クラブもテーマを作ってはい けない ④2016~17年度国際ロータリーの目標の発表 ⑤ポリオ撲滅が対外的最優先事項である ⑥会員増強が内部における最重要事項である …若い人、女性会員、退職者 ⑦2017年は、ロータリー財団100周年記念 …祝いを如何にするか 5. 総括的感想 ①全日がRIの戦略計画推進のためのセミナーであった ②とくに、ロータリー財団100周年記念をどのように 祝うかが主題であった ③上意下達のもので、如何に行動するかの討議であった ④想像はしていたが、ロータリーの魅力を感じたり、 感動的なことは少なかった ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに ⑤日本のロータリーと国際ロータリーとの違和感が大 になってきているように感じた ⑥34名の同期のガバナーエレクトと交友を深め、他地 区の現状を知り、アイデアの交換ができたのは、良 き収穫であったと思う 6. 詳細は 「国際協議会に参加して」 (前年度月信3月号掲載済み)を 参照ください。 ●ガバナーメッセージ 「基本に返って、魅力あるロータリーに」 今ロータリーが大変変化してきております。1業種 1会員制の廃止、例会の軽視、Eクラブの導入、職業奉 仕の軽視、専業主婦の入会などの変化です。そのためロ ータリーの基本が失われ、魅力が少なくなってきていま す。日本のロータリーと国際ロータリーとの違和感が大 きくなってきております。 今こそロータリーの基本とは何か、ロータリーの魅力 とは何かを考える時です。そしてロータリーの基本に返 って、魅力あるロータリーにしていきたいものです。説 明詳細は月信7月−2号に掲載します。 ●第2700地区方針 『地区方針』として「3つの重点目標」と「6つの目標」を作 りました。 〜『3つの重点目標』〜 1. 魅力あるロータリーに ロータリーの基本(すなわち、決議22-23号の精神 など)で、クラブが自主性を持って運営し、活動して戴 きたい。先進国では会員減少が続いているのも、ロータ リーに魅力が少なくなって来ているのにも原因がありそ うです。 ①魅力あるロータリーにするためには、ロータリーの 基本をよく理解すること ②精神的親睦を大切にし、例会を大事にすること ③奉仕の基本である職業奉仕に理解を深め、各自が 進んで実践して行くことが必要であります。それか ら、他の四大奉仕へと広がっていきます ④各クラブが主体となって、入りたい、入れてもらい たい、そして辞めたくないロータリークラブにして いきましょう 2. 会員増強が最重点事項 会員基盤がしっかりしてないと財政的にも、活動にも 支障を来します。 ①会員増強の長期計画をクラブで立てよう(3~5年) ②女性会員、若い会員の入会を目指す。退職者にも入 会を勧めましょう 女性会員は、世界は20%、日本5%。地区の目標を6 %に ③会員増強の目標を、国際ロータリー会長賞受賞資格 の目標数にしています 小クラブは(会員50名以下) 少なくとも1名の純増を 大クラブ (会員51名以上)は少なくとも2名の純増を お願いします ④魅力あるロータリーにして、公共イメージをアップ し地域社会の人たちにロータリークラブを知っても らうことが大事で、会員入会の支援になります ⑤Eクラブが発足する予定ですので、このEクラブを 育成発展させていきましょう 3. ロータリー財団100周年記念にあたって ポリオ撲滅を最優先事項として、ロータリー財団は世 界で良いことをしてきて100年になります。2018年を 目標にして、ポリオ撲滅はあと少しになりました。 ①ロータリー財団の使命と補助金活用の理解を深める 例会を ②財団100周年記念を祝うイベント・広報などをクラ ブで企画実施して頂きたい ③グローバル補助金や地区補助金を利用した財団100 周年記念プロジェクトを企画 ④財団100周年記念寄付を推進し、大きな支援を会員 に呼びかける (年次基金、ポリオプラス基金、恒久基金、平和セン ター、大口寄付) ⅰ年次基金寄付…目標を150ドルに 私たち2700地区の年次基金寄付は(2014~15年 度)、全国34地区中32位と大変寄付率が低いのでありま す。当地区の年次基金寄付は年間1人83ドル。日本平均 は135ドルです。日本の目標は150ドルであります。 財団100周年記念に際して、年次寄付推進に一層の努 力をしてください。 ⅱポリオプラス基金…目標を1人30ドル 地区のDDFの20%をポリオプラス基金に寄付をする。 〜6つの目標〜 4. 青少年奉仕活動を更に推進 ◯若い人たちに社会貢献を ◯未来のロータリアンを育成 *当地区の青少年奉仕活動は、素晴らしいものがあり ます。さらなる推進をしていきたいものです。 5. 米山記念奨学会への更なる貢献 ◯奨学会事業の理解と推進 ◯奨学会への寄付の増進 *全国平均の約75%で低迷している。特に特別寄付に 力を入れたい。 6. ロータリー研修を推進 ◯ロータリーの理念・基本を学ぶ ◯クラブでの研修をさらに推進 *ロータリーの理解のために絶え間ない研修を。 7. 公共イメージと認知度の向上 ◯ロータリーデーの推進 ◯外部広報でイメージアップと会員増強のために GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 5 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY ガバナーメッセージ 『基本に返って、魅力あるロータリーに』 8. 長期計画を作成 ◯地区に長期計画委員会を設置 ◯クラブでも長期計画委員会を *長期計画を立て、継続性をもたせ目的遂行に努める ことが地区でもクラブでも求められています。 9. 国際ロータリー会長賞受賞推進 会長賞を受賞することは、国際ロータリーの目標を実 践することになります。また地区の3つの重点目標と6 つの目標を実践することにつながります。 是非、全クラブとも「国際ロータリー会長賞」を受賞 することに努力して下さい。 受賞資格要件は別項に記載しております。 クラブがあって、国際ロータリーがあるのです。クラ ブ会長をはじめ理事会がリーダーシップを取って、クラ ブが自主性を持ち、元気で、楽しく魅力あるロータリー クラブ活動を行っていきましょう。クラブ会長さん方の 下には、ガバナー補佐や地区委員会などの地区チームメ ンバーが、相談や支援を待ち受けています。 (おわり) 最今のロータリーには、多くの変化が起きています。 そのためロータリーの基本が失われ、魅力が少なくなっ てきているように感じます。 【今ロータリーがどのように変化しているのでしょうか】 まず、あれほど長い間守ってきた、そしてロータリ ーの特徴でもあった「1業種1会員制」が崩れてきまし た。また、Eクラブ、すなわちインターネットクラブな るものが考え出されました。例会で顔を合わせないで、 心からの友情を深められるのでしょうか。 さらに、昨年度から大変なことが決まりました。仕事 をしたことがない人、また仕事を中断している人を正会 員として認めることになりました。職業人の集まりであ りましたロータリーに、専業主婦も入会を認めるように なったわけです。それに、衛星クラブなるものが考えら れ、法人会員や準会員などの、会員増強も計画されてい ます。 また、ロータリーでのサーヴィス(奉仕)は、職業サ ーヴィスを根幹とするということで今まで大切にして来 ました。しかし、昨今職業サーヴィスが軽視されている のにも気になります。 次に低開発国の慈善奉仕活動に、重きが置かれて来て いるように感じます。そのため資金を多く集めたいため でしょうか、会員増強に一所懸命になっているように思 います。とはいえ、誰でも彼でも入会させていくわけに はいきません。ロータリーの誇りと魅力が失われていき そうです。 ロータリーの根本は、 「Fellowship(親睦・友情)」 と「Service(サーヴィス・奉仕)」です。世界のロー タリーでは、この二つの根本の基本が軽視され、社会奉 仕、とくに世界人道的支援活動に重点が置かれてきてい るように思います。ロータリーは、単なる慈善奉仕団体 ではありません。 日本のロータリーは、人生道場的であり精神的親睦を 大事にし、国際ロータリーは職業サーヴィスを軽視し、 社会奉仕活動推進に重点が置かれてきています。ですか ら、活動せよ。Take actionです。日本のロータリーと 国際ロータリーとの違和感が非常に大きくなっていま す。しかし、日本のロータリーは両面において比較的バ ランスよく活動しているように感じます。 【ロータリーの魅力とはどんなものでしょうか】 魅力とは、人の心を引きつける力であります。 「魅力あ るロータリー」とは、人を引きつけ、興味を持たせ、喜び を与え、刺激を与えるロータリーということになります。 ロータリーの魅力とは、 「ロータリーに入りたい。入れて もらいたい」と感じるものでありましょう。既にロータリー に入っておられる人たちには、何時までも在籍したいと思 わせ、辞めたくないと思うことでしょう。 6 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに ロータリーの第1の魅力は、 「 Fellowship ( 親睦・友 情)」にあると思います。親睦には感性的親睦と精神的 親睦とがあります。ゴルフや飲み会などの親睦は感性的 親睦で、これはこれで意義あるものと考えますが、これ ばかりに耽っていてはなりません。 ロータリーで大事なのは精神的親睦です。精神的親睦 とは、ロータリーの例会や活動の中で、地域の色々な職 業のリーダーである人たちや立派な尊敬する異業種の方 々とふれ合う中で、自分の教養を高め、人格を高めてい き、立派な職業人となっていくことであります。自分の 職業倫理性を高め、その職業によって人のために、社会 のために役に立つことを学び地域の良き指導者として育 っていくのです。ロータリーは人を作る団体であるとい われています。「入りて学び、出でて奉仕せよ」という 言葉があります。 さて、ロータリー のもう1つ の 魅 力は 、職 業 サ ーヴ ィスという、自分の職 業 で 皆のために役に立つことで す。Fellowship(親睦・友情)の中から、先ず職業サー ヴィスを学んでいくことになります。 「最もよく奉仕する 者、最も多く報いられる」という職業サーヴィス理念に基 づいた日常の職業生活のことを、ロータリーでは、本来の 「サーヴィス(奉仕)」と考えられているのです。それから 社会サーヴィスがどんなものか学ぶことになるのです。さ らにクラブサーヴィスを、青少年サーヴィスや世界サーヴ ィスを学んでいくことになります。 「みんなのために自ら 進んで役に立とう」ということです。 【ロータリーの基本とはどのようなものでしょうか】 ロータリーの根本は、 「Fellowship(親睦・友情) 」 と 「Service(サーヴィス・奉仕) 」です。 まず、第一にロータリーの根本の一つ「Fellowship(親 睦・友情) 」では、精神的親睦を大事にすることがロータ リーの基本です。 ロータリーの最終の目的は、世界平和です。戦争の ない世界を作ることです。それは世界の良識ある職業人 が、一人でも多く親しい友人になり、ネットワークを 作り、すなわち国際親善によって戦争をなくそうと願 っているものです。その根本がロータリーの「Fellowship(親睦・友情)」であります。 もう一つの根本であるService (サーヴィス・奉仕) の基 本は、決議23-34号の精神を守ることにあります。 ポール・ハリスは、親睦、友達作り、助け合いを目 的にロータリーを創設し、その後、利己的な目的だけ ではいけないと、サーヴィス、すなわち「人を思いや り、人の役に立つように」しなければいけないとサー ヴィスの概念が入ってきます。その後、社会サーヴィ スか職業サーヴィスか、個人サーヴィスか団体サーヴ ィスかの思想の対立が起こり、あの 「決議23―34号」 とな るわけです。 この決議でロータリーの奉仕哲学が、規定され、利己 と利他との調和をどのように取っていくかに奉仕の哲学 がおかれました。 「Service Above Self」 (超我の奉仕) (サーヴィス第1、自己第2)という奉仕理念が定めら れ、 「One Profits Most Who Serves Best」 (最もよく 奉仕する者、最も多く報いられる)が実施理念とされた のであります。これにより、ロータリーがやっと成人に なったと言われています。 決議23-34号は、ロータリーの「奉仕理念」を確立 した唯一のドキュメントであります。ここにロータリー の奉仕の基本がありますので、決議23-34号をよく理 解することが大切です。 世界のロータリーでは、職業サーヴィスが軽視され、 社会奉仕に、とくに世界人道的支援活動に重点が置かれ てきています。決議23-34号を「手続き要覧」から削 除しようと、国際ロータリーで図られたことがありまし た。幸い日本の国際ロータリー理事さん方の懸命なる努 力で削除を免れたそうです。 私たちロータリーには、変えていいものと変えてはい けないものがあると思います。ロータリーの管理運営に ついては、その時々に必要があれば変えられてよいと思 いますが、ロータリーの心である「奉仕の理念」は変え てはならないと思います。 以上より、ロータリーの基本は、Fellowship(親 睦・友情)の基本を大事にすること、及び決議23-34 号の精神を守ることであります。 【ロータリーの魅力を取り戻すためにはどうしたら良い のでしょうか】 それは、ロータリーの基本に返ることではないでしょ うか。 第1にFellowship(親睦・友情)の基本を大事にす ることです。 そのためには例会を大事に、それによって自己啓発が でき、したがって家庭、職場、地域に役に立ち、そうな れば職業の倫理性向上につながり、社会に、世の中に役 に立つことになります。ですので、例会の回数、1業種 1会員制の堅持、質の良い会員の入会、資金集めのため の会員増強の阻止、職業奉仕、職業分類の堅持などを検 討することが大事となります。これらのほとんどがクラ ブの意向で、Fellowshipの基本を大事にする方向に運用 できるものであります。 第2に、ロータリークラブの活動は、クラブが自主性 を持つことであります。 決議23-34号にあるように、国際ロータリーとクラ ブの役目をはっきりさせて考えなければなりません。ロ ータリー運動の中心は、国際ロータリーではなく、クラ ブとロータリアンであることを良く認識して、クラブと ロータリアンは、ロータリーの基本を守っていくことが 大事であろうと思います。 第3に、「ロータリーの目的」を良く理解し、推進す ることであります。 以上のことより『基本に返って、魅力あるロータリー に』にしていくことが、今こそ大事であります。そして 一番大切なことは、「みんなのために自ら進んで役に立 とう」ということであります。 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 7 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 地区研修 協議会講話(要約) [当地区の現況並びにRIの動向] クラブ方針や活動計画を立案するに当たっては、自 クラブの現状並びに地区やRIの現況を把握しておく ことが大切であります。 〈当地区の現況〉 ●会員基盤 ―――――――――――――――― 当地区の2015年6月末のクラブ数は61クラブ、会 員数3,112名(うち女性会員138名)、1クラブの平均 会員数51名。 会員数は1996年の3,945名をピークに16年間連 続して減少、2012年6月末に3,086名となる。 しかし ながらここ3年間は僅かながら増加傾向にある。 ( 13 年17名、14年18名の増加、15年は△9名) 会員数3,112名は34地区中6位、1クラブ平均会 員数51名は2位と、会員基盤は他地区に比べ比較的 研修リーダー パストガバナー 井手 和英(久留米 RC) 良好である。但し、多様性が重視され、女性の活躍が 叫ばれている時代にもかかわらず、当地区の女性会員 比率は低い。 (当地区4.4%、日本5.5%、全世20%)。 今後一段の努力が必要である。 [地区研修・協議会の目的] 地区研修・協議会は、次年度のクラブ指導者(会 長、幹事、各委員長)が各自の役割について学び、次 年度の活動に備えると共に、次年度の地区指導者(ガ バナー・エレクト、 ガバナー補佐、地区委員会)並びに 他クラブの指導者と交流、連携を図ることを目的とし ております。 本協議会で発表されるガバナー・エレクト並びに 次年度地区委員長の方針を持ち帰り、自クラブの活 動方針決定の参考としていただきたい。各クラブの活 動は、決議23-34の第5項(社会奉仕に関する1923 年の声明)により、 クラブの自主性に委ねられておりま すが、地区指導者の方針と連動することが好ましい。 クラブ指導者の役割は、 ガバナー及び地区役員の 支援、協力の下に活気ある効果的なクラブづくりを行 うことにあります。 ●例会出席率 ――――――――――――――― 年々低下傾向にありますが他地区に較べ良好であ る。2015年度の年間平均出席率89.65%(前年度 89.75%) は34地区中6位。 ロータリーは何故に例会出席を重視するか、今一 度学習すると同時に例会の在り方を見直し、内容の充 実を図っていく必要がある。 ●奉仕活動 ―――――――――――――――― 青少年奉仕部門は比較的活発であるが他の奉仕 部門は今一歩である。特に寄付行為においては他地 区に較べ見劣りする。 昨年度のR財団への1人当り年次基金寄付額は、 当地区の84ドルに対し、34地区平均は134ドルと なっている。米山記念奨学会への寄付についても、昨 年度の1人当たり寄付額11,280円と34地区平均 15,996円に較べ少ない。 ●研修制度 ―――――――――――――――― クラブによっては独自のテキストを作成し計画的に 研修を行っているが、全体的には研修制度が未整備 なクラブが多い。今後、各クラブとも新会員研修をは じめ研修制度の充実が必要と思われる。 8 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 〈RIの最近の動向〉 ●戦略計画の推進 ――――――――――――― ロータリーは、1905年に4人の若者により誕生して 以来、今日まで紆余曲折を経ながらも年々拡大、発展 を続けてきた。 しかしながら、21世紀に入りその勢い に陰りが見られ、会員の伸び悩み-特に先進国にお ける長年に亘る会員の減少、会員の高齢化、活動の マンネリ化など様々な問題が発生してきている。 このためRIは、ロータリーがこれからも元気な組織 であり続け、活動を一層活性化していくため戦略計画 を策定し、3年毎に改定していくことになった。現在、3 つの優先項目(クラブのサポートと強化、人道的奉仕 次年度は、100周年を絶好のチャンスとして各地 の重点化と強化、公共イメージと認知度の向上) を柱 区、各クラブにおいて100周年を記念する各種プロ とする2010~13年の戦略計画を推進中であります。 ゼクトやイベントを積極的に推進し、会員はもとより地 ●会員増強が最大の関心事―――――――――― 域のみなさんにロータリー財団に対するイメージと認 現在の全世界の会員数は120万名程度で足踏み 知度の向上を図っていくことを強く求められています。 している。 これは新興国においては会員が増加してい るものの先進国において減少しているからである。RI [推薦図書] としては会員数を早期に130万名にすることが最大の 次年度の指導者の皆さんは、 この1年間、自分を研 関心事となっている。 このためEクラブをはじめ様々な 鑽する良い機会を与えられたものと前向きに捉え最 新しい形態のクラブの設立や会員資格の拡大(職業 善を尽くしていただきたい。自分が引き継いだ時より に従事したことのない主婦層など)積極的に推奨して も、地区・クラブを少しでも良くして次年度に渡してい いる。 ただきたい。 また、折角の機会ですので下記推薦図書 ●人道的奉仕への傾斜 ――――――――――― RIは奉仕活動分野においては、 ポリオと6つの重点 に目を通して、ロータリーについての知識を深め、関 心を一層高めていただくことを願っております。 分野に特に力を入れてきている。 このことはRIの戦略計画ならびに2013年度より改 ●クラブを成功に導くリーダーシップ会長編他 定されたR財団の補助金制度においても明確に示さ ●2013年手続要覧 れている。 また、ロータリーの強調月間も本年度よりこ ●ロータリー情報ハンドブック の主旨に沿った方向で変更されている。 ●ロータリーの心と原点 ●ロータリーのイメージアップを強調―――――― ●ロータリーの理想と友愛 ロータリーは良いことを沢山している割には世間に ●ロータリー・モザイク 認知されていないところがある。 このためRIは戦略計 ●第2700地区史(RI創立110周年記念) 画にもありますように、ロータリーが行なう良い事は 極力周りの人々にも知ってもらえるよう努力すること (陰徳から陽徳への転換) を積極的に推奨している。 ●ロータリー財団創立100周年記念 ―――――― ロータリー財団は、1917年アーチ・クランフRI会 長がアトランタ国際大会において、財団の前身となる 「ロータリー基金」 を提唱して、来年度で100年を迎え ることになります。 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 9 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 会長・幹事部会 本田 正寛(福岡 RC) リーダー 富田 英壽(甘木 RC) 副リーダー 矢野 清博(甘木 RC) カウンセラー 稲葉次年度会計長から予算説明がなされました。 その後、全員賛成で承認されました。 富田ガバナーエレクトからは、次年度地区方針と題 して3つの重点目標と6つの目標がパワーポイントを 使って解りやすく説明がなされました。 (希望クラブにはエレクト方針資料を配布した) 当日はどんなテーマで協議をするかを考え、事前に 各クラブの次年度会長様にアンケートを実施しており 4月30日 アクロス福岡において、地区研修・協議 ました。内容は 「貴方の所属するクラブを運営するに 会を開催いたしました。 当たり、問題点はありますか?」です。 プログラムの1つ 部会別協議会(80分)は、地 沢山のクラブが問題点ありとの回答でした。問題点 区委員会を10部会と新設1部会で会場を分け、全て は以下の通りです。 の部会にパストガバナーにカウンセラーを務めて頂 きました。 ガバナーエレクトと次年度地区幹事は会長・幹事部 会を担当いたしました。 2)老齢化、高齢化問題 3)出席率の低下問題 4)財団寄付金額問題 次第は以下の通りです。 1.ガバナー事務所からの伝達 事務局長 菅原 志典 2.審議事項 2016~2017年度 地区予算 次年度会計長 稲葉 武彦 3.富田ガバナーエレクトメッセージ講話 ガバナーエレクト 富田 英壽 4.アンケート集計 クラブ運営の問題点 次年度地区幹事 矢野 清博 5.カウンセラー講評 1)会員減少問題 ガバナー 本田 正寛 5) クラブ財政の貧窮問題 6)奉仕活動に消極的 7) メークアップ (島内) の場所がない 8)転勤族が多い 上記の問題点に対し、 問題点を克服した成功事例の 報告や、現時点での取り組みが次々と報告をされ次年 度会長幹事さんには大変参考になったと思われます。 最後に本田正寛ガバナーより暖かい励ましの講評 を頂き会長・幹事部会を閉会いたしました。 (副リーダー 矢野 清博) 10 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 拡大・会員増強部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 小山田浩定(博多イブニング RC) 久保田晋平(福岡西 RC) 鈴木 公利(苅 田 RC) 今年度も4月30日に地区研修・協議会が開かれま した。拡大・会員増強委員会では、地区の現状とEクラ ブの設立に関する説明、ロータリークラブの紹介 DVD上映を行い、各クラブの皆様にご理解を頂いた と感じています。 ブを目指しています。 地区委員会の目的は第2700地区の会員増強です 皆様にはEクラブの特性をご理解されて、既存クラ が、 これは地区委員が個別に担当することではなく、各 ブに入会が厳しい方には積極的にご案内していただ クラブの皆様にご尽力いただかなくてはなりません。 私 きたいです。 達は情報提供などのお手伝いをすることで、 よりスムー ズな勧誘活動ができるようバックアップを行います。 最後に女性会員の増強に関しては、 順調に増加して おりますが、 世界的にはまだまだ低い割合ですし、 地区 ロータリーでの会員増強の目的は 「趣旨に賛同す の7つのグループ別に見ますと、非常に偏りがござい る仲間を増やす」事で、各クラブの人数競争ではあり ます。異性という意識ではなく、 「ロータリーの仲間」 と ません。 よって、会員が他地域の友人をその地域のク 認識していただき、 「相互理解」 の下にロータリー活動 ラブに推薦する、福岡を離れる会員が次の勤務地で の協力者として、 さらなるご理解と勧誘をお願いします。 ロータリークラブに入会する手配等、地域を越えた会 余談になりますが、地区研修会で上映した「ロータ 員増強は私たち地区委員会が担当するべきと思って リーの紹介DVD」の最後には、ロータリークラブに在 います。 籍した世界の著名人が紹介されています。 そんな活動をモットーとして表すならば、 「お互いの 政治家ではフランクリン・D・ルーズベルト、 ジョン・ 理解と協力」 と表現できるでしょうか。個々のクラブの F・ケネディ、ウィンストン・チャーチル、マーガレット・ みならず、地区そしてロータリー全体としての活動を皆 サッチャー、飛行機を発明したライト兄弟のオービル・ さんと協力して推進していければと考えています。 ライト、宇宙飛行士のニール・アームストロング、医師 また、委員会は地区の62番目のクラブ「Eクラブ」 のアルベルト・シュバイツアー、 フライドチキンのカー の設立に取り組んでおり、地区の拡大を図りたいと考 ネル・サンダース、 ミッキーマウスのウォルト・ディズ えております。Eクラブの特徴はインターネットでの例 ニー、 マイクロソフトのビル・ゲイツ、 そして日本人では 会になりますので、地理的・身体的に例会に参加しに 千玄室さんです。 くい方や出張が多く時間の余裕がない方、ローターア 時代は違ってもこんなに活躍した人達と同じ組織の クトや学友会のOBで年齢的に会費を抑えたい方など 一員と思うと、私は自分まで誇らしいように錯覚してし が参加しやすいクラブになると思います。 まいます。 しかし、ロータリークラブは 「Face to Face」が基本 このDVDは短い時間ながら、 分かり易くまとめてあり です。可能な限り顔を合わせる機会を増やし、そして ますので、ロータリーの紹介ツールとしてはお薦めで 他のクラブの例会や奉仕活動、地区の大会などにも す。 ご希望の方は地区委員会までお問い合わせ下さい。 積極的に参加して、将来はインターネットからリアル例 会のクラブに移籍していただけるような、 そんなEクラ GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 11 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 広報・I T 会報・雑誌部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 原田 光久(小 倉 RC) 在津 吾朗(福岡城東 RC) 石村 悟(福 岡 RC) 吉田 尚史(筑 後 RC) 野中 英朗(福岡城東 RC) ■広報・IT 委員会 地区研修・協議会では、今年も広報・IT 委員会 と会報雑誌委員会との合同協議会を開催いたしまし た。地区広報 IT 委員会が担当した 2 部におきまして は、ロータリー戦略計画を核に、ロータリーの公共 イメージと認知度の向上というテーマに、地区一丸と なって取り組んでいける様、認識の統一を図りました。 所属するロータリークラブや日々のロータリー活 動を「広報」しようとする際に、広報系の委員長が 抱えがちな悩みや課題、またクラブが抱えがちな IT 関連の問題点などについて情報共有し、それぞれが 抱える課題を解決するにあたって、ぜひ地区広報 IT 委員会を活用していただける様に、ここ数年の地区 委員会の取り組みについて、また現在までの成果に ついて、次年度以降に取り組み予定の内容について 解説させていただきました。これらの具体的な詳細は、 秋に予定している実践広報セミナーで情報提供してい きますので、少しでも関係のある方はぜひご参加いた だきたく思います。マイロータリー、ロータリークラ ブセントラルなどに見られる「ロータリークラブ運営 の IT 化」という荒波への対応や、2700 地区版 E クラブの設立、ロータリーの公共イメージと認知度 の向上を目指す上での取り組みの具体化、拡大会 員増強につながる広報活動の実践などなど課題は山 積していますが、地区 3000 人以上のロータリアン の衆知を結集できるネットワークの実現に向けて、今 後も引き続き取り組んでまいります。 (リーダー 在津 吾朗) 12 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ■会報・雑誌委員会 1) 2016-2017年度 各グループ地区委員は下 記の方にお願いしました。 ●カウンセラー ●委員長 ●副委員長 原田 光久(PG) 石村 僐悟(福岡RC) 野中 英朗(福岡城東RC) ●ロータリーの友地区代表委員 坂井 圭子(甘木RC) 第1グループ 大江 俊良(豊前RC) 第2グループ 廣澤 元彦(小倉東RC) 第3グループ 平嶋 守(直方中央RC) 第4グループ 千々和英博(宗像RC) 第5グループ 野中 英朗(福岡城東RC) 第6グループ 桧枝 泰秀(久留米RC) 第7グループ 原田 宗喜(大川RC) 2) 会報・週報コンクールを今年度も行い、 4月中に 審査会を開催致します。なお、 コンクールにおい ては、ガバナー賞(1クラブ)会報・雑誌委員長 賞(1クラブ)優秀賞(数クラブ) アイディア賞(数 クラブ) を選び地区大会において発表表彰を行 う予定です。 3) 前年度より 「雑誌月間」が無くなり、代わりに日本 独自の月間として 「ロータリーの友月間」が9月 に新設されました。各クラブの会報雑誌委員の 皆様には、卓話等の実施により「 、ロータリーの友」 の存在意義の周知徹底をお願いします。 又、 会員 の 「友」 への投稿を促進して戴きたいと思います。 4) 会報雑誌委員会の行事スケジュールは下記の 通りです。 9月/ロータリーの友月間 12月/ 「IT・広報委員会」 と合同で、地区研修会開催 4月/会報・週報コンクールの実施 (リーダー 石村 僐悟) ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 職業奉仕部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 熊澤 淨一(小倉東 RC) 井手 郁夫(鳥 栖 RC) 中村 泰隆(戸畑東 RC) 江﨑 善隆(久留米北 RC) ■ビデオ鑑賞 ◎RIの歴史・日本RCの歴史 ◎ポール・ハリスが語るロータリーの将来への願望 (1942年録画) 上級社会・下級社会や人種・宗教・政治思想を問わ ■熊澤カウンセラー卓話 職業奉仕はロータリーの基本であると言われてい ずあらゆる人達に善意の使節として活動し、寛容・忍 ますが、具体的なことは認識されていないことが多い 耐・援助・親切・隣人愛・友愛の伝承者となり、 「奉仕の ようです。 理想」に結ばれた職業に携わるものが全世界にわた ポール・ハリスが4人で始めたロータリークラブは る親睦を通して国際理解・善意を増進させ全人類の 異業種の集まりで、様々な情報を交換して商売に活か 幸福を目指して協力するという目標を達成すること。 し、そして親睦に努めようとしていました。2001年まで は1業種1会員で、非常に意味があったと思います。 ■職業奉仕について (井手委員長) 異業種が集まるロータリークラブは業界の代表者・ ロータリーの目的である 「奉仕の理念(The Ideal of 職業の専門家から得られる様々な情報交換の場とし Service)」つまり 「人のニーズを良く理解し、そのニー て貴重で、 その情報を集めて自分の職業に活かすこと ズを理想的で最高なかたちで満たす」 ことを最も身近 ができ、情報を得てスキルアップを図り自分に反映さ で効果的な方法は、自分の職業の中にあると言われ せることが目的の一つです。ロータリークラブの大き ています。 なメリットがここにあります。 仕事をする上で、やり方・考え方・進め方が倫理的・ クラブ奉仕と共に職業奉仕はロータリークラブの 道徳的に正しいのかを自分自身に問い、社会のニー 基盤です。 クラブで行う様々な奉仕活動に関与して、 そ ズや必要とする物を提供し、 その仕事(サービス)に満 の活動を認識・理解・サポートすることが職業委員会 足してもらう。 その結果、顧客、従業員、取引先さらに多 活動の一つと考えます。そして委員会間の架け橋とな くの人に幸せをもたらし社会に貢献できるのではない りクラブの方針を職業奉仕の立場でアドバイスするこ でしょうか。そして自分自身が最も報いられることにな とが大切ではないでしょうか。 ります。 (He Profits Most Who Serves Best) 人のニーズに応えるためには、人道的倫理・道徳を 勉強することが必要です。週に1回ロータリークラブ 例会において、業界の代表者・スペシャリスト・地域の ロータリアンになったことを生きがいにする事がで きるようにするために職業奉仕委員会は活動して欲し いと思います。 (リーダー 井手 郁夫) 有力者と接することができ自己研鑚できる機会は他の 団体にはない特徴です。 以上の考え方をロータリアン個々の企業やクラブ 活動に取り入れようと働きかけることが職業奉仕委員 会の活動です。 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 13 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY ロータリー情報部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 廣畑 富雄(福岡西 RC) 江口 秀人(福岡東南 RC) 角田 成弘(苅 田 RC) ロータリー情報部会では、 当地区の情報委員長にご 出席いただき、第一部新年度の活動方針等 第二部 2016年規定審議会の若干の成立案件についての報告 及び質疑応答を行いました。 内容は以下のとおりです。 第一部 新年度の活動報告等 (1)ロータリー情報委員会の役割について クラブのロータリー情報委員会は、全会員、特に新 会員がロータリーを十分理解し、ロータリー会員の特 典と責務を把握できるように注力すること。 (2)地区ロータリー情報委員会の活動方針とスケ ジュール ①富田ガバナーエレクトのメッセージ「基本に返っ て、魅力あるロータリーに」 を各クラブが理解し、 実践するために必要な情報を発信していく。 ②「職業サービス」 は、ロータリーの大きな魅力であ り、 この理念の浸透に努める。 ③四つのテストは、職業サービスの行動指針である ことを銘記し、普及に努める。 ④他のサービス理念(社会・国際・クラブ・青少年) について有用な情報を提供する。 ⑤クラブの運営上、定款・細則は重要であり、相談・ 助言により支援する。 ⑥規定審議会等の国際ロータリーの動向を把握 し、各クラブに伝達する。 (3)地区情報委員会の年間活動内容 ①ロータリー研修会の実施 前年に引き続き、年2回の研修会を開催し、ロー タリー情報の普及に努める。 ②地区情報委員長会議の実施 地区内の各クラブの情報交換の場とする。同時 にロータリー研修を行う。 ③各クラブへの卓話の実施(希望クラブ) ④規定審議会等の国際ロータリーの動向に関する 情報提供。 (4)各クラブにおけるロータリー情報委員会の活動内容 事前に各クラブにアンケートを実施し、集計した結 果を報告し、討議を行いました。 アンケートは、 ①ロータリー情報委員会の活動内容等について ②ロータリーの魅力についての2項目について実 施しました。 第二部 2016年規定審議会の若干の成立 案件について 廣畑カウンセラーにより、規定審議会を通過した重 要な立法案6項目について、議事録を基に詳細な説 明が行われました。 この6項目は、以下のとおりです。 1)例会の自由化(理事会提案は、毎週の例会から完 全な自由化に修正され、結局月2回以上) 2)会員資格の自由化(現在の管理的地位の人、それ を外す、 いわば誰でも良い) 3)2にも関係するのですが、ローターアクトの会員は ロータリーの会員ともなれる (兼任できる) 4) クラブは入会金を取らないこと (会員を増やすため) 5) RIへの人頭分担金の大幅な値上げ 6)普通のクラブと、Eクラブの境をなくす (クラブの例 会は、ウエブ上でも良い) 上記6項目については、多くの質問があり、 判断が 分かれるような事項もありました。今後の検討課題と いえます。 最後に、廣畑カウンセラーから講評をいただき、部 会別協議会を終了しました。 ご出席いただきました各 情報委員長には、感謝申し上げます。 (リーダー 江口 秀人) 14 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 社会奉仕部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 穴井 元昭(博 多 RC) 廣重 悟(福岡城南 RC) 野﨑 千尋(小 郡 RC) 2016-2017年度 国際ロータリー第2700地区 地区研修・協議会 「社会奉仕部会」では、プログラ ムに従い廣重委員長の開会挨拶(野﨑副委員長の代 読) よりスタートしました。 続いて、穴井 元昭カウンセラーに講話をお願い いたしました。 演 題 は「 社 会 奉 仕 は 人 間 最 上 の 道 楽 である」 (Public service is the best kind of hobby) という いつもと少し違う視点からのお話で、大変興味深いも のでした。 次は、野﨑副委員長による社会奉仕活動のアン ケート結果報告で、各クラブ毎に知恵を出し合って 様々な社会奉仕活動を行っておられるのが印象に残 りました。 今回は、各クラブ毎の活動のうち ①第5グループ 糸島ロータリークラブの山口会長より、 「松の植樹と清掃活動について」 ②第6グループ 久留米中央ロータリークラブの 城井青少年奉仕委員長より 「薬物乱用防止教室について」 ③第4グループ 福岡東南ロータリークラブの土井幹事より 「ハーモニカ・フレンズの慰問演奏活動について」 の事例発表を行いました。 この様に独自の活動状況を発表していただくと新 たな奉仕活動の参考になると感じました。 社会奉仕活動としては、先ず実践する (行動する)た めに各クラブ間の情報を共有し社会奉仕活動に生か してまいります。 (リーダー 廣重 悟) GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 15 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 青少年奉仕部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 立花 寛茂(柳 川 RC) 中島 裕之(大 川 RC) 熊澤 淨一(小倉東 RC) 本田 正寛(福 岡 RC) 田村 志朗(福岡東 RC) 岡本 勇治(鳥 栖 RC) 山本 啓之(若松中央 RC) 井上 明秀(八 女 RC) 貞包 忠(大 川 RC) 大楠 正子(福岡平成 RC) ロータリークラブの定款では、 「青少年奉仕(Youth 今回の地区研修・協議会では、 まず最初に上記の点 Service) は、ロータリーの第5奉仕部門に位置し、指 をご参加いただいた各クラブの委員長・副委員長さ 導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕 ん達に説明させていただきました。 プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深 その後、各委員会(危機管理委員会を含む)の地区 め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者 委員長さん達に10分ずつという限られた時間の中で によって、好ましい変化がもたらされることを認識する はありましたが、委員会方針、スケジュール、現在抱え もの」 となっています。 ている課題などについてご発表いただきました。 上記の定款内容をしっかりと理解し、今年度のRI 当地区の青少年奉仕活動は、他地区に比べますと テーマである 「人類に奉仕するロータリー」に則る形 大変活発ではあるのですが、それでも各委員会には で、青少年奉仕委員会の活動基本方針を「未来の 様々な課題もあることが分かりました。一つひとつ、 こ ロータリアンを創る」 といたしました。 れらの課題に青少年奉仕委員会全体で取り組んでい さて、当地区における青少年奉仕委員会の構成は、 「インターアクト」、 「ローターアクト」、 「RYLA」、 「国際 青少年交換委員会」 といった4委員会であります。 地区青少年奉仕委員会は上記の各委員会を統括 する立場のように見えますが、実はそうではありませ ん。 目的は未来のロータリアンを創ることであり、その ために各委員会がより良い活動を行うにあたっての 全体的なサポートをするのが青少年委員会の存在意 義であります。 このためにも 「危機管理委員会」 との連 携は欠かせません。 16 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER きたいと思います。 皆さまお一人おひとりのご理解とご支援のほどを何 卒よろしくお願いいたします。 (リーダー 田村 志朗) ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに ■インターアクト委員会 活動基本方針 1)各提唱ロータリークラブがインターアクトの設立意 義、目的について理解を深め、積極的に関わりを持 つことにより、インターアクト活動が活性化するよ うに努める。 2)「青少年奉仕」についての理解を深める。 3)各提唱RCの費用負担を軽減できるような方策を検 討する。 4)インターアクトクラブ提唱校を増やしていくよう努 力する。 〈具体的な活動方針〉 1.地区協議会・地区研修会を通して、提唱ロータリー クラブのインターアクト担当者に目的・意義の再認 識を促す。 2.地区研修会・指導者講習会を通じて、顧問教師と ロータリアンのより良い関係を構築するよう努力 する。 3.ホームページ等を利用し、情報提供や情報交換がや りやすくなるような取り組みを行う。 4.青少年奉仕の他の委員会との連携を深め、相互理解 と協力ができるようにする。 〈具体的な活動計画〉年間行事予定 1.地区研修会 7月2日 (土) (例年7月第1土曜日) 〈参加者〉●IAC顧問教師 ●提唱RCインターアクト委員長 〈目 的〉年度初旬に、顧問教師と各提唱RCイン ターアクト委員長とで本年度の方針と活 動内容等を確認する。 〈内 容〉①本年度の方針と活動および行事予定を 確認する。 ②指導者講習会と年次大会のホストおよ びコ・ホストを決定する。 ③各IACの現状と情報および意見交換 を実施する。 3.海外短期研修2017年3月 (例年3月下旬の木曜~土曜日2泊3日) 〈参加者〉●各IAC代表アクター1名 ●顧問教師若干名 〈目 的〉海外での交流や体験を通じて、国際理 解・国際親善といった国際感覚を身につ ける。 〈内 容〉①訪問国について事前に歴史や文化等を 学習する。 ②近隣アジア諸国(近年は台湾) へ研修旅 行を行う。 ③現地の高校を訪問し、高校生と交流を 深める。 4.年次大会 毎年4月29日 (昭和の日) 〈参加者〉●IAC部員 ●顧問教師 ●提唱RCロータリアン 〈目 的〉各IACの年間活動報告と総括を行い、 アクター同志の交流を深める。 〈内 容〉①前年度の活動に対しての優秀クラブの 表彰 ②講演や活動内容発表 ③各IACの年間活動報告の展示 ④アトラクション ⑤プログラムについては、ホスト校が主 体となって企画し、ホストRCはその サポートを行う。 その他 ①各エリアごとに年1回以上の合同例会 を開催する。 ②九州4地区・インターアクト地区委員 会の連絡協議会へ参加する。 ③全国インターアクト研修会へ参加する。 ④2018−2019年度全国インターアクト 研究会開催に向けての準備。 (インターアクト委員会 委員長 岡本 勇治) 2.指導者講習会7月23日 (土) ~24日 (日) (例年7月下旬~8月上旬の土曜または日曜日) 本年は数年ぶりの一泊研修 〈参加者〉●IAC会長・副会長・幹事等役員 ●顧問教師 ●提唱RCインターアクト委員長 〈目 的〉新役員対象の研修として、IAC指導者 同志の友好を深め、地区内のIACの結 束と交流を促進する。 〈内 容〉①地域奉仕、国際理解、リーダーシップ等 に関するテーマでのセミナーを行う。 ②講演のあとに、より実践的な分科会を 設けるなどして、親密で活動的な研修 を実施する。 ③プログラムについては、ホスト校が主 体となって企画し、ホストRCはその サポートを行う。 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 17 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY ■ローターアクト委員会 近年ロータリークラブの変化が顕著になってきています。ロ ータリーの変化と共にローターアクトも変化しています。時代の 変化や環境の変化と共に変わっていかなければいけない部分 もあると思いますが、変わってはいけない部分も数多くある筈 です。富田ガバナーのメッセージ「基本に返って、魅力あるロー タリーに」もそういう思いから来ているのだと思います。 1968年にロータリーが立ち上げたローターアクトプログラ ムも半世紀が近づいてきてます。将来のリーダーとなり得る青 少年を育成し地域の発展や世界平和に寄与する事を目的に作 られたプログラムです。また2010年にはインターアクトやRY LA等を含めた第五の奉仕部門、青少年奉仕部門が立ち上げ られ、ロータリーにとって不可欠なものになっています。富田ガ バナーの【6つの目標】の一つにも「青少年奉仕活動を更に推 進」と掲げられています。今年度、私たちローターアクト委員会 ではローターアクトの標語である『奉仕を通じて親睦を』念頭 に置きローターアクトと共に3つの目標を立て活動していきます。 〈活動目標〉 ①例会の充実を基本として、提唱ロータリーのみならず地 区内ロータリアンの認知度を深める。 ②各クラブ毎若しくは地区においてロータリーとの共同事 業を行う。 ③SNS等を通じて最新のローターアクト活動を多くの人 たちに広報する。 (ローターアクト委員会 委員長 山本 啓之) ■RYLA・青少年育成委員会 RYLA・青少年育成委員会は地域における将来のリー ダーの育成を目的に例年セミナーを開催してまいりまし た。2015-16年度も2016/6/4~5に第35回RYLA セミナーを、高校生から社会人までの(RYLAの対象 者は15~30歳)103名の受講生を迎えて国立夜須高原 青少年自然の家にて行いました。 セミナーでは、的場亮先生より「一瞬の感動を人生の きっかけに」と題しての講義を聴き、その上でグループ ワークを行い、本年度のテーマである「私たちのリーダ ーシップで世界に誇れる日本を!」を達成するためには どのようにすべきかを討議してもらいました。夜遅くま で熱心に論議する中では、チームワークとリーダーシッ プが芽生えてくるのを感じてもらえたと思います。 二日目には、「ロ―タリアンと語る」では、グループ ごとに参加ロータリアンが入り、受講生からの質問に答 える形式で論議しました。ロータリアンへの過去から現 在そして未来に渡る質問責めに、ロータリアン自身も自 らを見つめなおす時ともなったようです。そして、最後 は、それぞれのグループの発表です。趣向をこらして、 中には寸劇形式の発表もあったりして、素晴らしい内容 で感激のフィナーレとなりました。 大自然に囲まれた環境で、1泊2日の研修では、受講 生が自らの可能性を感じるここと幅広い仲間との集いの 中で、貴重な体験を提供できたと思います。 2016-17年度も今年以上の感激を提供できるように 以下の内容で、委員全員参加で計画を進めてまいりま す。各クラブの皆様には、セミナーへのご理解と積極的 18 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER な参加をお願いいたします。 〈実施計画〉 2016-17年度 国際ロータリー第2700地区 第36回RYLA(Rotary Youth Leadership Awards) ロータリー青少年指導者養成プログラム ◇開催期日(予定) :平成29年6月10日 (土)~11日 (日) ◇会 場(予定) :国立夜須高原青少年自然の家 ◇募集人員(予定) :受講生100名/ロータリアン50名 (RYLA・青少年育成委員会 委員長 井上 明秀) ■国際青少年交換委員会 人生を変えるような貴重な経験を学生たちに味わって もらいたい。そんな思いをかたちにできるのが「ロータ リー青少年交換」です。学生たちが異国の文化や習慣に 触れることで、グローバルな理解が芽生え、世界平和の 土台が築かれていきます。その恩恵はこの事業を通して 経験した学生たちだけでなく、交換留学生をお世話する ロータリークラブやホストファミリーにも及びます。 本年度富田ガバナーも青少年奉仕活動の更なる推進を 目指されております。我々地区委員会としても、青少年 交換の実施主体である2700地区、ホストクラブ、スポ ンサークラブ、学校関係者、父兄、ホストファミリー等 の関係者相互の連携の強化に心掛け、青少年交換の事業 としての品質の向上、安全、安心感をより感じられるよ うな活動にしていきます。 (国際青少年交換委員会 委員長 貞包 忠) ■危機管理委員会 ロータリー活動と危機管理、なんとも相容れない語彙 のようであるが、2008年、RIからの通達により全国各 地区で新たに作る事となった委員会である。 設立当初の危機管理委員会の主たる役目は、青少年交 換プログラムに参加する学生からハラスメント、アビュ ーズなどの被害にあったという訴えのあった場合には、 ロータリーの管理責任を明確にし、当該青少年の安全を 確保・保護するというものであった。 ところが東北大震災が起こった時、派遣国から問い合 わせのある中、被災地では交換学生の所在が何日も掴め なかったり大混乱に陥った。この時の経験から危機管理 委員会が扱う事態は、自然災害・事故を含めて「すべて の好ましからざる事態が発生した際の関係青少年の安否 確認・保護」と拡大されることになった。 これを契機として危機管理委員会が保護する対象は 青少年奉仕活動全般、すなわち青少年交換学生のみなら ず、インターアクト、ローターアクト、ライラ、米山奨 学生、ロータリー財団学友まで、ロータリーが行うすべ てのプログラムに参加する青少年(未成年)へと拡大さ れて扱われる事となったのである。 まだ新しい委員会である事、活動にはRIから課せられ た色々な規定がある事などから、今後研修を通じて各関 係委員会、クラブへの周知をはかりたいと考えている。 (危機管理委員会 委員長 大楠 正子) ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 米山記念奨学部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 安増 惇夫(宗 像 RC) 吉田 知弘(福岡東 RC) 島 信英(久留米東 RC) クラブ米山委員長は、 ①米山奨学事業をクラブの会 員に啓発すること、 ②米山奨学事業の意義を理解して寄 付の増進に努めることが、 その職務の要点です。 このこ とをご理解いただくため、 地区委員会から、 大きく分けて 3つのことを説明しました。 (1)米山記念奨学事業は 「日本国内全地区合同奉仕事業」です 米山記念奨学制度は、米山梅吉氏の遺徳を称えて 東京クラブの提唱で創立され「ロータリー日本国内 全地区合同プロジェクト」 として発展・定着しています。 これまでに累計124か国19,195人の外国人留学生 を支援してきました (2016年4月現在)。 世話クラブ・カウンセラー制度を支えとして、学問を 究めた知日家・親日家に育て、国際平和と親善の懸け 橋として世界に羽ばたかせることを狙いとし、 「目に見 える」日本独自の国際奉仕活動として顕著な功績があ ります。 (2)米山奨学会への個人平均寄付額の目標を 14,000円としたいこと 米山記念奨学会の会計にはRIからの補助金等はな く、日本のロータリアンの寄附のみを財源としていま す。 「普通寄付」 と 「特別寄付」の年額約15億円の寄付 金で運営されており、その大半が奨学金として支払わ れ、事務諸経費は利息等の収入により支出されていま す。 地区には奨学生受入れ人数枠の指定があり、 この 枠は 「個人寄付額」や「地区寄付総額」が多ければ増 え、少なければ減る仕組みです。2700地区の寄付実 績は長く低迷しており、個人平均寄付額は,全国34地 区中毎年25~29位、会員数に占める特別寄付者数 割合は全国最下位が定位置です。 (2014~15年度: 2700地区10.0%/全国平均41.6%) その一方、 この数年は弱含みながら改善傾向も見 受けられ、直近年度にはこの傾向がかなり著明になっ ています。 これは、米山功労者の数のみに頼らず、少額 の寄付単位を設けて多くの会員に寄付参加を促す取 組みが広がりつつあることに拠ります。 当地区では、米山功労者を増やすことに重点を置 いて寄付増進を図っており、 この姿勢は今後も変わり ません。ただし、寄付増進を図る上では、少額の寄付を 重ねて広く寄付参加を促す方がより効果的です。 この ため、各クラブには①特別寄付の少額単位を設けて 寄付参加を容易にすること②普通寄付の単位金額を 少々でも増額し、寄付増進を図ることをお願いしてお ります。 特に、②普通寄付の単位金額の増額については、 穴井ガバナー年度以来各ガバナーにご支持をいた だき、普通寄付単位額を10,000円とするようにご尽 力をお願いしております。当年度もこの方針を維持しま すので各クラブには、 ご理解とご尽力をお願いいたし ます。 (3)10月の米山月間に限らず米山を啓発する 卓話の時間を計画してください 2016~17年度も、米山記念奨学事業の意義の啓 発と寄付増進のお願いのため、奨学生や地区委員に よる例会卓話を積極的に進めてまいります。例年同 様、7月2日に奨学生全員を対象として卓話研修会を 実施いたします。 この卓話は、広く多くのロータリアン と触れ合う機会となることから奨学生のためにも有意 義です。是非、奨学生を卓話にお招きください。 (リーダー 吉田 知弘) GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 19 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY ロータリー財団部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 井手 和英(久留米 RC) 岩崎 員久(八幡西 RC) 倉田 正平(久留米 RC) 大原 和司(福岡イブニング RC) 4月30日(土) アクロス福岡において富田ガバナー 年度の地区研修・協議会が開催されました。 第1部本会議において、富田ガバナーエレクトの次 年度方針、井手研修リーダーによる規定審議会につい ての講話があり、休憩ののち部会別協議会へと進みま した。 ロータリー財団部会では、 まず次年度がロータリー 財団創立100周年の記念すべき年度である事を報告 しました。 そして、ロータリー財団最大の使命としてポリオ撲 滅が掲げられていることや皆さんからお預かりした寄 付金がどのように利用されているかを説明、 また地区 補助金(DDF) ・グローバル補助金(WF) のしくみにつ いて説明しました。 その後大原副委員長がパワーポイントを使用して ●ロータリー財団・補助金セミナーのご案内 地区補助金の申請方法や申請プロジェクトの審査方 9月3日(土) 13:30~ 法を解説し、ひとつでも多くのクラブが補助金を活用 (登録開始 13:00~) したプロジェクトに参加いただけるようお願いすると 福岡市中央区天神 天神ビル 共に、ロータリー財団活動をご理解いただき、富田ガ バナーの推奨される一人当たり150ドルとポリオ50ド ル寄付が達成できますようご協力いただきたい旨お話 しして、ロータリー財団部会を終了いたしました。 (リーダー 岩崎 員久) 20 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 〈セミナー内容〉 地区補助金利用プロジェクトの申請について 〈出席者〉 各クラブのロータリー財団委員会委員長 ※詳細は改めて各クラブ様へご案内いたします。 ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 国際社会奉仕(ICS)部会 カウンセラー リーダー 副リーダー 大島 英二(鳥 栖 RC) 片岡 孝市(苅 田 RC) 村上 学(小倉南 RC) 本年度国際社会奉仕(ICS)部会別協議会において のご報告をさせていただきます。 過去3年間の各クラブとICS委員会海外人道支援 事業を、中心に会議を進めてまいりました。協議会は下 記の内容になっております。 ■2013~14年度 直方ロータリークラブ主管事業フィリピン台風 被害緊急支援。行橋みやこロータリークラブ主管タ イ浄水器支援。福岡城西ロータリークラブ、八女 ロータリークラブ、福岡平成ロータリークラブ3クラ ブによるフィリピン・セブ島北端高校の修復の為の 台風支援事業。 4グループ、5グループによるネパール学校支援、 主に雨水浄水システムの設置 八幡ロータリークラブ主管事業、タイ国バンコ ク、図書館に箱及び本棚設置、 スポーツ用具の充実 ■2014~15年度 門司西ロータリークラブ、 フィリピン台風支援、門 司ロータリークラブ、 フィリピン台風支援、苅田ロー タリークラブ、ネパール学校支援事業(4グループ、 5グループ継続事業) 第3グループ主管、 フィリピン・レイテ島パロ町パ イン小学校食糧支援プロジェクト 壱岐ロータリークラブ、 フィリピン・ルバング島ア クガワヤン村水利支援 ■2015~16年度 浮羽ロータリークラブ タイ国東北地方の小学 校へ浄水器、図書、 行橋みやこロータリークラブ タイ国僻地の小学校へ浄水器とフイルター、 糸 島ロータリークラブ ミヤンマー口腔衛生活動支 援、壱岐ロータリークラブ フィリピン・ルバング島 アクガワヤン村水利支援、門司西ロータリークラブ ミヤンマー・ヤンゴン周辺の小学校識字率向上 支援、久留米中央ロータリークラブ フィリピン・ク ラークフィールド先住民族アエタ族への水利事業 支援、小倉南ロータリークラブ ネパール震災に おける学校支援 以上が過去3年間のICS委員会がサポートした支 援事業です。壱岐ロータリークラブの支援事業は3年 計画で本年が最後になります。又久留米中央ロータ リークラブの支援事業も2年計画の本年度で終わり ます。多くのクラブにICS活動資金を活用していただく ために2~3年計画を実施しています。 久留米中央ロータリークラブとRID3810パサイウ エストロータリークラブとの共同事業フィリピン・ク ラークフィールド先住民族アエタ族の水利支援事業 が、RIによりアジア地区幾多の支援事業の中から優 良支援事業として選ばれ表彰されました。 【ICS委員会の要望】 地区ICS活動資金を別会計にしていただきたい、 人道金年間千円は海外の人道支援をするため徴収し ています。目的がはっきりしていますので一般会計と一 緒にせず、青少年や米山のように別会計にすべきだと 思います。 【グループ別の国際奉仕委員長会議の報告】 1グループ 2015年7月21日 行橋リコフェスタ 12名参加 2グループ 2015年7月28日 小倉よしかぜ 17名参加 3グループ 2015年 8月 4日 黒崎はつしろ 12名参加 4グループ、5グループ合同 天神 花万葉 28名参加 6グループ 2015年9月17日 久留米翠香園 17名参加 7グループ 2015年9月24日 柳川 御花 11名参加 (合計 53クラブ 97名の参加をいただきました。) 本年度もグループ別会議実施致しますので各クラ ブの国際奉仕委員長の参加をお願いいたします。グ ループ、各クラブのプロジェクト案をサポートさせて 下さい。 2700地区ICS委員会ホームページ http://2700ics.jp/ 予算の7パーセントぐらいがホームページの費用 になりますがお金の出入りから、申請書の書き方、過 去の実績まで、すべての詳細が書き込まれてあり。 2700地区で一番透明度の高い委員会だと思ってい ます。 (リーダー 片岡 孝市) GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 21 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY 規定審議会決定の対応について、 ガバナー所感 2016.7.7 ガバナー 富 田 英 壽 ① 基本的には、クラブの自主性に任される問題である。 ② 国際ロータリー事務総長ジョン・ヒューコ氏の別記の書簡「2016 年規定審議会:クラブ運営に大幅な柔軟性」を参考にしてご検討く ださい。 ③ ただし、日本ロータリーが、統一的見解を12月初めに出す予定 (7月1日第1回ガバナー会での斉藤直美RI理事談話)であるの で、それまでは細則などを変更しないでほしい。 ④ もし、それ以前に細則を変更する場合は、2700地区は地区大会で 「良き伝統を守り、継承していく」と決議しているので、事前に協 議させていただきたい。 22 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 2016年規定審議会:クラブ運営に大幅な柔軟性 今年4月、世界中のロータリー地区の代表議員がシカゴに集まり、ロータリーの方針の見直しを行い、クラ ブ運営に大幅な柔軟性を認める決定をしました。これらの決定には、例会の頻度、場所、方法、および会員種 類に関する変更が含まれます。 ●なぜ変更が必要なのか? 一部の国や地域でロータリーが急速に成長している一方で、会員数の減少や会員平均年齢の高齢化といった 問題に直面している国や地域もあります。 これまで15年間、ロータリーでは、会員資格、職業分類、クラブ運営に革新性を取り入れた試験的プログラ ムを実施してきました。これらの試験結果や会員からの報告によると、例会方法、会員資格、クラブへの参加 方法などについてクラブが決定できる柔軟性が多ければ多いほど、クラブに活気が生まれ、成長する傾向にあ ることが分かっています。 今回の規定審議会の決定により、すべてのロータリークラブは、例会や出席、クラブの構造、会員種類につ いて、規定審議会が承認した新しいオプションを取り入れてクラブ細則を修正することが可能となります。た だし、これらの変更を加えないことを選択するクラブは、従来と同じ方法を取り続けることができます。 ●例会の頻度、形式、出席に関する柔軟性 規定審議会の代表議員は、ロータリークラブ例会の運営方法に関する制約をなくすという制定案を圧倒的多 数で採択し、クラブの健全さは出席率だけで決まるものではないと認識しました。RI理事会と審議会代表議員 は、クラブに以下の裁量を与えることに同意しました。 ・例会の曜日と時間を自由に決定する ・必要に応じて例会を変更または中止する ・奉仕プロジェクトまたは社交行事を「例会」とみなす ・直接顔を合わせる例会、オンラインでの例会、その両方を交互に行う例会、あるいは両方の方法を同時に 用いる例会(例:直接顔を合わせる例会にオンライン[ビデオチャットなど]で参加する)のいずれかを選ぶ ・出席要件、または出席要件を満たさなかった会員の終結に関する方針を緩める(または厳しくする) クラブは、少なくとも月に2回、何らかの方法で例会を行う限り、例会頻度を減らすことができます。ただ し、各月の最終例会後15日以内に月次出席報告をガバナーに提出するという要件は変わりません。 これらの規定審議会の決定は、標準ロータリークラブ定款の現行の規定に変更を加えるものではありませ ん。例会や出席、クラブの構造、会員種類について変更を採用することをクラブが選択する場合、クラブ細則 を修正する必要があります。一方で、これらの変更を加えないことを選択するクラブは、従来と同じ方法を維 持することができます。 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 23 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY ●Eクラブとロータリークラブ 例会方法に関する大幅な柔軟性を全ロータリークラブに認めることを決定した2016年規定審議会は、Eクラ ブと従来型クラブを区別する必要性がなくなったことを認識しました。この理由から、国際ロータリー細則と 標準ロータリークラブ定款からEクラブに関する言及が削除されました。ただし、Eクラブは、オンラインのみ (または主にオンライン)で例会を開くことを強調するために、引き続き同じ名称を使い、Eクラブとしての立 場を維持することができます。 ●会員種類に関する柔軟性 RI細則と標準ロータリークラブ定款の規定では、 「正会員」と「名誉会員」の2つの会員種類があります。クラブ 細則を修正することにより、クラブは、地元のニーズに応じて新しい会員種類を追加できます(例:準会員、 法人会員、家族会員など)。 ・国際ロータリーに記録され、会員への全恩典を享受できるのは、RI人頭分担金を支払う正会員のみとなり ます。 ・追加の会員種類を設けるクラブは、これらの会員を「正会員」としてロータリークラブに報告すべきで す。また、これらの会員のRI人頭分担金が支払われるようにすることは、クラブの責任となります。 ・クラブと地区は、これらの会員のRI人頭分担金以外の会費(クラブ会費、地区賦課金、食事代など)、出席要 件、奉仕活動への参加について独自の方針を定め、これをクラブ細則に反映させます。 ・元会員や移籍会員の入会についての要件は、各クラブの裁量で決められます。これには、現ローターアク ターの入会をクラブが認めるかどうかも含まれます。 ●ローターアクターの二重会員身分 審議会は、国際ロータリー細則を変更し、ロータリークラブ入会の資格を満たす現役ローターアクターが、 ローターアクト会員であり続けると同時にロータリークラブに入会できることを認めました。 ロータリークラブ入会資格をもつ若いリーダーに、ローターアクトへの関与を維持できる方法を提供すると 同時に、例会の形式と頻度に大幅な柔軟性を認めることによって、ローターアクターがロータリークラブにス ムーズに移行できると期待されます。ロータリーファミリーの一員であるローターアクターは、世界市民とし ての意識を持ち、かつ奉仕、世界理解、平和というロータリーの目標を共有する人たちです。 ●クラブは今後も新会員から入会金を集めることができますか? はい。審議会の決定により、RI細則とクラブ定款から「入会金」が削除され、新会員は入会金を支払わなく ても入会できるようになりましたが、各クラブの裁量で今後も入会金を徴収できます。クラブは、入会金(やそ のほかの費用)に関する規定をクラブ細則に加えることができます。 24 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに ●一連の変更によって、ロータリーの評判やブランドが損なわれることはありませんか? 2016年審議会で採択された制定案は、例会や会員種類に関するクラブの柔軟性を認める一方で、ロータリー の本質からの逸脱を認めるものではありません。 ・ロータリアンは、事業や専門職および地域社会のリーダーであることに変わりはありません。会員の資格 に変更はありません。 ・ロータリーの基本的信条である「ロータリーの目的」に変更はありません。 ・ロータリーの本質を表した文「リーダーのネットワークへ」「アイデアを広げる」「行動する」に変更は ありません。 ・親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップというロータリーの価値観に変更はありません。 ・ロータリーの最も大切な特徴の一つである「四つのテスト」に変更はありません。 審議会による変更は、ロータリー会員の資格や資質を脅かすものではありません。むしろ、これらの変更 は、第2世紀においてロータリークラブが今日的な意味を持ち続け、変化する環境に適応していく能力を与え るものです。 ●変更はいつ有効となりますか? 2016年7月1日に有効となります。現会員および地元の職業人や市民リーダーのニーズと関心にクラブが応 えるために、クラブがどのような変更を取り入れるべきか(または取り入れないか)を、今から話し合うこと をお勧めします。 (以上) 2016.6.20 RI事務総長 ジョン・ヒューコ GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 25 R I のテーマ 「人類に奉 仕するロータリー」 ROTARY SERVI NG HUMANITY RI第2700地区5月末出席報告 クラブ名 小倉中央 第2グループ 小 倉 東 小 倉 南 小 倉 西 門 司 門 司 西 戸 畑 戸 畑 東 若 松 計 95.2 88.4 87.9 100.0 98.0 86.2 84.1 92.1 90.9 90.9 81.0 第3グループ 直 方 直方中央 遠 賀 八 幡 八幡中央 八 幡 南 八 幡 西 計 第4グループ 太 宰 府 福 岡 福岡平成 福 岡 東 89.4 96.7 福岡城南 福 岡 南 総 計 93.4 当月平均 89.9 63 40 65 70 56 41 47 24 20 22 22 470 76 43 38 52 46 53 46 47 401 51 122 55 72 60 100 2 2 3 4 2 3 8 3 1 17 2 2 13 100 0 6 0 15 4 78 60 13 4 11 -1 -5 -6 1 5 -1 5 8 6 -3 0 -2 26 481 75 38 32 53 51 52 51 55 407 48 122 53 21 0 3 0 3 7 3 0 0 16 3 1 14 3 1 10 1 -5 1 -1 -1 3 0 -1 1 4 66 41 75 71 51 42 46 23 23 22 21 0 12 0 0 0 2 2 2 0 3 0 4 2 4 17 60 221 3 15 7月1日会員数 3,121 0 (内女性) 138 7月1日 5月末 期首から 当月出席率 会員数 (内女性) 会員数 (内女性) の増減 福岡東南 博多イブニング 宗 像 対 馬 計 福岡中央 福岡イブニング 96.5 92.5 82.4 85.5 89.8 90.1 7.14 福岡城西 久留米中央 久留米東 久留米北 小 郡 鳥 栖 計 筑 後 久留米南部 大 川 大 牟 田 大牟田北 大牟田南 八 女 625 59 60 107 29 71 134 68 42 31 53 100.0 94.3 64 80 福 岡 北 福 岡 西 博 多 壱 岐 壱岐中央 糸 島 計 甘 木 久 留 米 72 36 42 15 97.9 87.1 96.9 97.3 86.3 95.6 88.6 91.7 福岡城東 浮 羽 第7グループ 90.4 94.9 95.1 78.1 84.5 77.1 99.5 91.0 92.6 89.1 89.0 85.2 87.9 飯 塚 56 219 -1 0 0 -2 1 2 1 3 2 5 31 11 35 44 40 2 1 3 2 4 第6グループ 若松中央 85.4 88.0 32 11 35 46 39 第5グループ 小 倉 97.8 80.0 82.0 91.4 91.5 クラブ名 第4グループ 第1グループ 豊 前 豊 前 西 苅 田 田 川 行 橋 行橋みやこ 計 7月1日 5月末 期首から 当月出席率 会員数 (内女性) 会員数 (内女性) の増減 ※ ( ) 内は前年同月末会員数 90.3 654 6 8 5 1 55 0 6 0 1 0 0 0 0 0 0 7 1 3 75 40 51 16 643 58 55 114 31 71 140 66 45 35 52 667 65 80 7 9 7 1 60 13 1 6 4 2 1 -2 -3 1 2 -4 1 -4 5 2 2 -2 4 0 1 2 39 61 76 56 55 42 474 35 11 40 59 34 31 17 89.3 274 6 289 7 計 5月末会員数 1 2 24 55 (内女性) 3,182(3,194) 149(141) 7 2 0 6 -2 3 4 -1 5 1 5 4 2 2 0 18 0 0 0 2 1 0 22 53 -1 -5 1 41 64 75 54 59 41 478 30 9 38 61 30 31 88.0 80.3 18 4 95.9 92.5 100.0 87.5 76.4 83.7 91.3 86.6 77.3 100.0 96.0 92.6 93.4 柳 川 3 4 9 1 1 0 2 1 1 3 2 2 15 期首からの増減 61 (20RC:27 人) RI第2700地区5月新会員ご紹介 ~ご入会おめでとうございます~ クラブ名 お名前(敬称略) 豊田 重典 博多イブニング 牛島 優子 小 倉 山本 泰弘 福 岡 水田 祥代 小倉東 藤田 光博 小倉南 岩崎 哲夫 グループ クラブ名 お名前(敬称略) 第1グループ 行橋みやこ 第2グループ 門 司 八幡中央 第3グループ 26 八幡西 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 下田 裕 グループ 第4グループ 福岡東 村田 和久 クラブ名 お名前(敬称略) 福岡イブニング 福田 宏樹 博 多 工藤 青史 青屋 信作 久留米 加藤 基弘 清水由鶴乎 久留米北 刀禰 晋輔 小 郡 水城 優 森 慎吾 第5グループ 第6グループ 財間 樹 岩井 尚彦 福岡南 伊藤 秀志 奥田 俊博 福岡東南 縄田 泰之 櫻井 久紀 グループ 第5グループ 福岡イブニング 八田 健一 鳥 栖 第7グループ 秋山 聡 久保州 弘 大 川 木村 洋明 大牟田北 平河 孝洋 ガバナーメッセージ 基本に返って、魅力あるロータリーに 寄付者紹介(5月分) *ロータリー文庫* ポールハリスフェロー 岩崎員久 鳥谷 潤 鳥谷博昭 川村一弘 村上 普 井上邦康 樋口健蔵 塩月啓司 広滝 学 城井輝久 山内範蔵 田中康彦 君 (八 幡 西RC) 君 (豊 前RC) 君 (豊 前RC関係) 君 (小 倉 西RC) 君 (小 倉 西RC) 君 (甘 木RC) 君 (福 岡 城 東RC) 君 (太 宰 府RC) 君 (田 川RC) 君 (久留米中央RC) 君 (久留米中央RC) 君 (行橋みやこRC) 米山功労者 藤下 敏 楢﨑勝宣 渡邊和義 江頭啓介 向江健治 平山通博 平山敏史 木村謙一 緒方正憲 竹本一美 君 (田 川RC) 君 (糸 島RC) 君 (苅 田RC) 君 (福 岡RC) 君 (福 岡 城 南RC) 君 (若 松 中 央RC) 君 (若 松 中 央RC) 君 (行橋みやこRC) 君 (行橋みやこRC) 君 (行橋みやこRC) Multiple Multiple Multiple Multiple Multiple 〈訂 正〉 ・月信6月号7ページ 坂本氏の文中「福岡東南RC」 は 「福岡東南RAC」の誤りと の事でございました。 ・月信7月1号24ページ 1【対象学生】の欄の①の文中に誤りがありましたので訂 正しておわび申し上げます。 誤) 「~出発時に満15歳以上18歳未満6ヵ月までの学生」 正) 「~出発時に満15歳以上18歳6ヵ月までの学生」 ・月信7月1号27ページ 7月1日からのロータリーレート 「110円」にて掲載致して おりましたが、正しくは 「102円」になりました。 文庫通信の号数を 「334号」 と掲載致しておりましたが、正 しくは 「344号」 の誤りでした。 〈変 更〉 ・月信7月1号19ページ 地区組織図の「米山記念奨学委員会」委員の西村 真人氏 (行橋みやこRC) は西村 勝氏(行橋みやこRC)へ交代にな りました。 345 号 「ロータリー文庫」 は日本ロータリー50周年記念事業 の一つとして1970年に創立された皆様の資料室です。 ロータリー関係の貴重な文献や視聴覚資料など、約2 万4千点を収集・整備し皆様のご利用に備えております。 閲覧は勿論、電話や書信によるご相談、文献・資料の出版 先のご紹介、絶版資料についてはコピーサービスも承りま す。 また、一部資料はホームページでPDFもご利用いただ けます。 クラブ事務所にはロータリー文庫の「資料目録」 を備え てありますので、 ご活用願います。以下資料のご紹介を致 します。 表彰回数 1 1 10 1 4 2 1 4 5 1 文庫通信 RYLA 他 ■「新世代奉仕 RYLA」 田中作次 2015 7p (第 7 回全国 RYLA 研究会報告書) ■「RYLA・その理論と実践 その1~3」 深川純一 2015 3p (純ちゃんのコーナー PartⅩⅣ) ■「RI 戦略計画と青少年奉仕」 南園義一 2015 7p(第 7 回全国 RYLA 研究会報告書) ■「RYLA における中核的価値観とリーダーシップ」 南園義一 2015 12p ■「リーダーの心-第 37 回 RYLA セミナーにおける 総括講義」 深川純一 2015 16p(純ちゃんのコーナー PartⅩⅣ) ■「ロータリー平和センターの意義とロータリーに期待する事」 日比谷潤子 2015 7p (第 43 回ロータリー研究会報告書) ■「オリンピックとロータリー」 水野正人 2016 4p(D.2690 地区大会記念誌) ■「遺伝子オンにして可能性を引き出す」 村上和雄 2016 2p(D2710 月信地区大会特集号) [上記申込先:ロータリー文庫 ] 申込先 〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-15 黒龍芝公園ビル3階 TEL(03)3433-6456・FAX(03)3459-7506 URL http://www.rotary-bunko.gr.jp 〈開館〉午前10時~午後5時 〈休館〉土・日・祝祭日 GOVERNOR ’S MONTHLY LE T TER 27 今月の郷土紹介 「朝倉三連水車」 朝倉市には、菱野の「三連水車」 、三島の「二連水車」、久重の「二連水車」の7基の水車が稼働しています。 その数は日本最多であり、川面より高所の耕地に水を送る灌漑装置です。水を供給する範囲は約35haにも 及び、水車は5年ごとに作り変えられています。福岡県を代表する観光資源として多くの人々を魅了している 水車群は、平成2 (1990) 年に「堀川用水及び朝倉の揚水車」として国の史跡に指定されました。 夏の夜にはライトアップされ静けさの中 に響く水の音や、ライトに反射してきら きら輝く水しぶきは幻想的で必見です。 ●水車の機能と構造 朝倉の三連水車の揚水量は一回転のスピー ドと柄杓数、柄杓一個の容量で決定されま す。特に水車の構造上注目すべき点は、柄 杓の角度(勾配)です。角度を深くすると 落水が遅すぎて樋まで上がらず、逆に浅く すると水は樋の先端近くに落ちてしまいま す。そこで生まれたのが三寸四分(19 度) の勾配。この角度と水きりによって水は無 駄なく汲みあげられるようになっています。 第 2700地区「ガバナー月信」 国際ロータリー第2700地区 編集委員会連絡所 月信担当 地区副幹事(甘木 RC) 綾部茂明・井上慶一郎・才田善之・坂井圭子・山部裕文 連 絡 先 井上紙工印刷(株)ガバナー月信担当 秋本 〒838 -0015 福岡県朝倉市持丸 625 -1 TEL 0946 -22 -3951 FAX 0946 -22 -0131 URL ht t p://e-is p. jp ガバナー事務所 〒812 -0011 福岡市博多区博多駅前 2 -1 -1 福岡朝日ビル 5F TEL 092 -481 -2650 FAX092 -481 -2651 菅原志典事務局長 / e-mail : goch eef@rid27. jp 事 務 所 / e-mail : ri2700go@ rid27. jp [執務時間]平日 / 9:30~17 :00 土曜日・日曜日・祝日 / 休務 題字/富田英壽ガバナー ※「ガバナー月信」は地区ホームページでもご覧いただけます。 URL http://www.rid2700.jp/
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