藤が丘地区センターの ヒマラヤ桜について 横浜市藤が丘地区センター 1 藤が丘地区センターのヒマラヤ桜について • 地域の大勢の皆様が藤が丘地区センターで楽しく交流 するシンボルの木として、藤が丘地区センターが15周年 のときに(平成16年)植樹されました。 – そのとき、ヒマラヤ桜も15年目の苗木でした。 – 苗木は、地域の園芸家の高橋 佳晴様が大事に育てた苗 よしはる 木でした。 • それでは、どうしてヒマラヤ桜は”交流のシンボル“とい うのでしょうか。 ヒマラヤ桜:ヒマラヤ地方に咲くサクラで珍しい桜です。 ネパールの故ビレンドラ国王が留学のお礼に熱海市に寄贈された種 子から育てられた桜としても知られています。 2 ヒマラヤ桜を植樹してから 去年 開花H20.12.7 植樹の記念 H16年6月26日 満開になりました。 初めて咲きました。 H16.11.10 3年目 開花 12月11日 H20.12.20 3 ヒマラヤ桜はどうして“交流のシンボル”なの • 高橋さんのこと – つつじケ丘にお住まいです。 – 園芸家で園芸店を営んでいます。地域の公園や 公共の施設の花壇や植栽を整えたり、園芸技術 の指導などの地域のボランティア活動に長く携 わっていらっしゃいます。 – 20年以上前、初めてネパールのヒマラヤを訪れ たときに、現地の人から過疎でさびれて荒れたネ パールの山村のはげ山の話を聞きました。 4 日本の桜をネパールに、ヒマラヤの桜を日本に • それ以来、はげ山植林の協力を続け、毎年ネパールを訪問 しています。あるとき(15年ほど前)“ヒマラヤの自然と日本の 桜の組み合わせはすばらしい景色”と考えました。サクラの 名所ができれば村を訪れる人も増え、さびしい山村が潤うと 考えました。 – ソメイヨシノの苗木を30本現地に運び、山村の小学校の協力を頂き、 世話をたのみました。 – お礼に、毎年不足している学用品などを持っていきました。 – そして、山村(ナウリコット村)の村人、小学校との交流が深まり、続い てきました。 • ヒマラヤ地方にもヒマラヤ桜とい美しいサクラが咲きます。 – 日本のサクラの先祖といわれています。 5 ヒマラヤ桜を横浜へ • ネパールに日本の桜の名所を作る活動の最中に、“ヒマラヤ の桜を横浜に植えて、大勢の地域の人々に楽しんでもらうこ とは素晴らしい。ネパールと日本の人々の交流にとても役立 つのではないか。”と高橋さんは考えました。 • 横浜の小学校にヒマラヤ桜を植えて、「ヒマラヤ桜とヒマラヤ の日本のサクラが絆となり、交流が始まるとよい。」と思って います。藤が丘地区センターも、それは素晴らしいこと」と思い ました。 • 藤が丘地区センターは、大勢の地域の人たちが楽しく交流 する場所ですので、ヒマラヤ桜が藤が丘地区センターのシン ボルにとても良いと考えました。それで交流のシンボルツ リーとして植樹することにしました。 – 毎年12月の満開の頃には、神奈川県全体から、遠くでは静岡県や茨 城県からも大勢の人々が桜を見に来られる様になりました。 6 ナウリコット村の小学校 • 今では高橋先生が植樹されたソメイヨシノが毎年美 しい花を咲かせるそうです。 • 現地の村では親しみをこめて「タカハシザクラ」と呼 ぶそうです。 • ナウリコット村の小学生たちは、ヒマラヤ桜が絆とな り“横浜の小学生達と交流が出来たらすばらしい な。”と思っているそうです。 • 藤が丘地区センターも、そのような交流は素晴らし い地域の国際交流と考えていますので、応援します。 7 ナウリコット村のソメイヨシノ桜 1 8 ナウリコット村の小学校の様子 9 ナウリコット村の人々 10 ナウリコット村の小学生 11
© Copyright 2024 Paperzz