BE International Corporation 株式会社 ビー・インターナショナル 〒105-0011東京都港区芝公園1丁目2番9号 Tel 03-3436-8500 Fax 03-3436-8508 作成日 平成22年12月10日 製 品 安 全 デ ー タ シ ー ト 1.製品及び会社情報 製品名 会社名 住所 担当部門 電話番号 Fax番号 2.組成、成分情報 単一製品・混合物の区分 化学名又は一般名 成分及び含有量 化学特性(示性式) 官報公示整理番号 CAS No. 危険有害成分 3.危険有害性の要約 有害性 環境影響 物理的及び化学的危険性 分類の名称(分類基準は日本形式) GHS分類 物理学的危険性 健康有害性 5水硼砂 (V-BOR) Searles Valley Minerals Inc. 8300 College Boulevard Overland Park, Kansas 66210 USA International Sales Dept. Sales Support Num. 800-637-2775 913-338-7997 単一製品 四硼酸ナトリウム5水和物 四硼酸ナトリウム5水和物 99.0%以上 Na2B4O7・5H2O 化審報 1-69 安衛法 公表 11130-12-4,12179-04-3,12045-88-4 四硼酸ナトリウム5水和物 皮膚、眼などを刺激することがある。粉塵を吸入すると、鼻、のど、 皮膚 眼などを刺激することがある 粉塵を吸入すると 鼻 のど 気管が刺激され咳、咽頭痛などを起こす。 データーなし 不燃性であり、危険性は特にない。 分類基準に該当しない。 急性毒性 (経口) 区分5 皮膚腐食性/刺激性 区分2 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A 生殖毒性 区分2 標的臓器/全身毒性(単回暴露) 区分1 (腎臓、神経系、呼吸器) 区分3 (気道刺激性) 標的臓器/全身毒性(反復暴露) 区分1 (腎臓、神経系、呼吸器) 区分2 (精巣) 環境に対する有害性 ※上記に記載のない危険有害性は、分類対象外、分類できないもしくは区分外 ラベル要素 絵表示 注意喚起語 警告 危険 4.応急処置 吸入した場合 皮膚に付着した場合 目に入った場合 飲み込んだ場合 5.火災時の措置 消化剤 使ってはならない消化剤 特定の消化方法 6.漏出時の措置 人体に対する注意事項 環境に対する注意事項 除去方法 7.取扱い及び保管上の注意 取扱い 技術的対策 注意事項 直ちに新鮮な空気の場所に移動する。 直ちに付着部を水で十分に洗い流す。 直ちに流水で洗い流す。刺激がある場合は、医師の処置を受ける。 直ちに水又は食塩水を飲ませて吐かせ、医師の処置を受ける。 この製品は不燃性である。 特になし。 速やかに容器を安全な場所に移す。移動不可能な場合は、容器 及びその周辺に散水して冷却する。 消火作業の際は、必ず保護具を着用する。 作業の際は適切な保護具を着用し、飛散したものが皮膚に付着し たり、粉塵を吸入しないようにする。 流出した製品が河川などに排出され、環境へ影響を起こさないよう に注意する。清掃時に環境水域を汚染しないように注意する。 飛散したものは掃き集めて空容器に回収する。 皮膚への付着、粉塵の吸入がないよう必要に応じて適切な保護具 を着用する。 みだりにエアロゾル、粉塵が発生しないように取扱う。 保管 適切な保管条件 容器は密栓して冷暗所に保管する。 安全な容器包装材料 ガラス、ポリエチレン、ポリプロピレンなど。 8.曝露防止及び保護措置 設備対策 管理濃度 許容濃度 取扱いについては、できるだけ密閉された装置、機械又は局所排気 装置を使用する。 設定されていない。 日本産業衛生学会に設定されていない。 TLV値 5mg/m3 保護具 呼吸器用の保護具 手の保護具 眼の保護具 必要に応じて防塵マスクを着用する。 不浸透性保護手袋 ゴーグル型保護眼鏡 9.物理的及び化学的性質 物理的状態 形状 結晶 色 白 臭い 無臭 PH 9.24 (1%溶液) 20℃ 物理的状態が変化する特定の温度/湿度範囲 沸点 不適 融点 128℃で結晶水の蒸発が始まり、742℃で無水物の固体 引火点 不燃性である。 比重 1.82 溶解性 水 3.7% 20℃、 50.1% 100℃ 有機溶媒 エタノールに難溶 10.安定性及び反応性 安定性 反応性 避けるべき条件 通常条件で安定である。湿気で部分的に水酸化物を形成する。 酸化剤と接触すると反応することがある。 日光、熱 11.有害性情報 急性毒性 局所効果 刺激性 皮膚 眼 感作性 慢性毒性・長期毒性 発ガン性 変異原生 催奇形性 生殖毒性 標的臓器/全身毒性 (単回暴露) 標的臓器/全身毒性 (反復暴露) 12.環境影響情報 移動性 残留性 生態毒性 魚毒性 13.廃棄上の注意 残余廃棄物 容器 経口摂取すると、嘔吐、腹痛などを起こす。 軽度急性経口毒性 ラット LD50 3,200~3,400mg/kg (体重) 無傷の皮膚からは、吸収されない。 軽度急性経皮毒性 ウサギ LD50 > 2,000mg/kg (体重) ウサギでは、軽度の炎症が認められた。 50年間の長期の曝露調査では、人への障害の報告はされていない。 データーなし データーなし EPA及びIARCの発ガン物質のリストに記載されていない。 変異原生の報告は特にない。 データーなし 親動物に一般毒性は影響が出ていない用量で、親動物の生殖能や児動物の 発生に対して影響が見られる。 ヒトについては、「腎臓障害、中枢神経系の抑制、血管虚脱」、「呼吸器疾患、 肺疾患、胸部X線映像の異常、呼吸器への刺激性」があることから、腎臓、神経系、 呼吸器が標的臓器と考えられる。 ヒトについては、「全身及び局所的な交差性運動発作、易刺激性、尿細管の混濁 腫脹や顆粒変性」、「呼吸器疾患、肺疾患、胸部X線映像の異常、慢性気管支炎」 等の記述、実験動物については、「精巣全体の萎縮」等の記述があることから、 神経系、腎臓、呼吸器、精巣が標的臓器と考えられる。 データーなし データーなし ホウ素は、海水中に約5mg B/L存在する。 紅鱒(Rainbow trout) 24時間 LC50=150mg B/L 金魚(Goldfish) 3日間 LC50=178mg B/L 都道府県知事の許可を得た廃棄物処理業者に委託処理をする。 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去した後に処分する。 14.輸送上の注意 国連分類 国内規制: 適用法令なし 分類基準に該当しない 輸送の特定の安産対策及び条件 輸送に際しては直射日光を避け、容器の漏れのないことを確かめ 落下、転倒、損傷がないように積み込み、荷くずれの防止を確実に 行う。 15.適用法令 化学物質管理促進法 毒物及び劇物取締法 労働安全衛生法 水質汚濁防止法 土壌汚染対策法 PRTR法 第1種指定化学物質(政令405号 ほう素化合物) 非該当 施行令第18条の2名称等を通知すべき有害物(政令544号 ) 施行令第2条有害物質 施行令第2条特定有害物質 5水硼砂中のほう素(B)含有率 14.84% 16.その他の情報 参考文献 American Conference of Govemmental Industrial Hygienists (ACGIH) 1986 American Conference of Govemmental Industrial Hygienists (ACGIH) 1990 International Agency for Research on Cancer (IARC) 1987 National Library of Medicine (NLM) 1991a National Institute for Occupational Safety and Health (NIOSH) 1991b National Toxicology Program (NTP). Division of Toxicology Research and Testing 1991 GHS-NET Searles Valley Minerals,Inc. MSDS 緊急連絡先情報: 株式会社 ビー・インターナショナル 〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目2番9号 ハナイビル5階 TEL.03-3436-8500 FAX.03-3436-8508 担当者 増田 次男
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