「新聞の楽しみ方&活用術」第1回 講座開催 4 月 20 日(日) 新聞は、知を切り拓く力に! 高齢化が進む今、心身ともに健 康で幸せに過ごすため、社会との 絆を持ち続ける事の重要性が言わ れています。もちろん認知症の予 防にも。その最初の1歩は家庭で の読書、会話。最も身近な素材の 一つである新聞を活用しない手は ありません。そこで、スタートし たのが元朝日新聞記者・高山修一さんによる 新聞講座「新聞の楽しみ方&活用術」 。4月 20 日、白井市保健福祉センターで、その第 1回講座が実施されました。 長年新聞に親しんできたおとな世代に、改 めて掘り下げて記事を読む楽しみ、活用法を 伝えたいというのがそのコンセプト。さらに は新聞と身近につきあって来たおとな世代 が、 “活字離れが進む若い世代にそのつきあ い方を伝授してほしい” 、そんな思いも、そ の背景にはありました。 「産業革命が盛んだったイギリスより、日本 の子どもの方が圧倒的に識字率が高かった。 湯島聖堂って知ってますよね……」 第1回目の講座は、高山さんの豊かな知識 あふれるお話で始まりました。 「活字には、 読み進むと新しい世界が拓けてくる楽しさが あります。新聞の情報量は岩波新書 2 冊分。 難しいことをわかりやすく書いていて、新聞 を読むことは知を切り拓く力になります」 。 参加者の席には、前日 19 日の朝日新聞と 講師の髙山さん ★ シニア世代にとって新聞は家にあって当たり前の存在。けれどそれを しっかりと読み、日々の暮らしに役立てているかと問われれば、案外首 をかしげる方も多いのではないでしょうか。そんな新聞を読み解き、さ らには脳トレにもつなげようというユニークな講座がこのほどスタート。 50 代から 80 代まで、35 名が参加して第1回目の講座が行われました。 天声人語の書き写し ノートなど……。記事 の見出しや、ドラえも んのクイズの見方な どを学んだ後は、脳 の活性化につながる新聞の楽しみ方を実践。 まずは全員で声を出して、用意された文章を 読みました。 「黙読は短い時間で内容をつかむためには 大切ですが、脳を活性化するには音読が一番 効果的! 滑舌も良くなり、その結果コミュ ニケーションがしっかりできるので、人間関 係が円滑、円満に動いていきます」 。毎日新 しいものが届く朝刊を声を出して読むのがベ スト。毎朝5分、天声人語、さらにプラスし て社説も読むことを勧めました。 その後は、天声人語の抜粋を一人ひとり順 番に少しずつ音読。程よい緊張感が会場に漂 いました。終了後、 「おもしろかった。続け て来ます」と参加者。 講座の開催は2か月に一度。次回は6月 20 日(金)14:00 から、白井コミュニティセ ンターにて開催します。以降は 8、10、12、 2 月に開催予定です。詳細はその都度お知ら せしますので、どうぞお見逃しなく。多くの 方のご参加をお待ちしています。
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