2016.01.26No.26-974

会報 26
2016.1.26
Vol. 974
松 本 城 (まつもとおしろ)ロータリークラブ
Be a Gift to the World
2015~2016年度RIテーマ
例会場;ホテル ブエナビスタ/例会時間;第 1・2 火曜日 19:00~20:00,第 3・4・5 火曜日 12:30~13:30
「今できることから始めよう」
点
鐘 12:30
司
会 S.A.A.・プログラム
斉
唱「手に手つないで」
征矢会長
塚本クラブ管理委員長
会長あいさつ
征矢会長
厳しい寒さが続いて
いますが、皆様の健康は
大丈夫でしょうか。道路
の氷もなかなか解けま
せんが、すべって転ばな
いようにすることにも
だいぶ慣れてきたとこ
ろです。
さて、厳しい寒さの中、最近の明るい話題と
言えば、大相撲初場所で琴奨菊が日本生まれの
力士として10年ぶりに優勝したということです。
大関になってから長かったのですが、優勝する
と予想した人はほとんどいなかったのではと思
います。優勝の内容も3横綱を破って14勝1敗
ということですから、すばらしいものでした。
日本生まれの力士が優勝するとすれば、稀勢の
里だろうと言われていました。琴奨菊の優勝の
理由は、本人稽古のたまものと、美人の奥様の
内助の功もあったとは思いますが、あまり周囲
から期待されておらず、精神的な重圧がなかっ
たことも一因ではないかと思います。
方や、長野県出身の御岳海は、初日から3連勝
して大いに期待したものの、その後4連敗してイ
ンフルエンザで2日間休場し、5勝8敗の成績に
終わりました。もしかしたら、我々の期待がプレ
ッシャーになってしまったのかもしれません。来
場所は番付が相当下がると思いますので、あまり
期待しないで応援したいと思います。
幹事報告
丸山幹事
①次回2月2日例会終了後、定例理事会開催。
②各RC例会変更のお知らせ。
[大町RC]2月10日(水) 移動例会、2月17日
(水) 移動例会(夜間例会;創立記念例会)/[松
本RC]2月11日(木) 休会 (クラブ指定)/[松
本東RC]2月19日(金) 移動例会 (夜間例会;半
日講習会)
出席報告
塚本クラブ管理委員長
会員総数 23 名(内出席規定適用免除欠席者 3 名)
本日の欠席者 7 名(他 1 名は事前メイキャップ済)
出席率 65%
前々回(1/12)修正欠席者 6 名 出席率 68.42%
ニコニコボックス報告 塚本クラブ管理委員長
コメント ◇寒いです。だいぶ慣れてきましたが…。
征矢君 ◇自己小伝;山崎さん、卓話;宮澤さん、
楽しみにしています。丸山君 ◇本日は、自己小
伝の発表。大先輩の皆様の前でキチンと発表でき
るかドキドキです。果して結果は?…。よろしく
お願いします。山崎君 ◇心温まるお話をと思っ
て参りましたが、寒さのため何も思いつきません。
あしからず。宮澤君 ◇本日の自己小伝とても楽
しみにしています。井筒君 ◇新年を迎えたころ
の、あの暖冬は何だったのでしょうか?と思って
しまいます。本当に冷えます。でも冬らしいと言
えば冬らしいですが。中島君 ◇日曜日は、1日
当番医でしたが、雪のためか受診者なくて赤字で
した。藤田君 ◇雪が融けずに大変!西川君 ◇今
日、都合で早退。ゴメン。田内君 ◇寄る年波を
感じます。若い人はいいな~。塚本君
~ プログラム ~
≪自己小伝≫
山崎 圭子 会員
明治18年創業の浅
間温泉玉之湯の跡取
り娘として、昭和33
年、2人姉妹の長女に
生まれました。
私の祖母わごえは、
公的な仕事に携わっ
ていた祖父に代わっ
て旅館を切り盛りし
てきましたが、本郷村時代に村長選挙で2度落選
してしまった祖父の後に、村会議員から松本市と
の合併後市会議員として計5期議員を務め、また
蟻ヶ崎高校の同窓会長も長年務め女傑と言われ
た人でした。
半面、私の母は私と同様に2人姉妹の長女として
玉之湯の跡取り娘に生まれたのですが、幼年の頃大
病を患ったため、身体も精神状態も弱く、表に出る
会長;征矢芳友/幹事;丸山隆則/クラブ広報委員長;児野登/松本城ロータリークラブ事務所;〒390-0815 長野県松本市深志 1-5-8 深志ビル 4F,Tel0263-32-7507, Fax0263-32-6907
ことを嫌っていました。三才山から婿に来た父は、
私と妹が保育園の時に36歳で病気で亡くなって
しまいましたので、私は祖父母から「お前が玉之
湯を継ぐんだよ」と言われ続けて育ってきました。
ですから、私の人生は「玉之湯を継ぐ」と言う基
盤の上に成り立ってきました。
高校は祖母、母姉妹も出た蟻ヶ崎高校に行き、
その後 短大で済まそうとした祖父母を押し切っ
て立教大学の観光学科に編入学し、4年間は東京
で社会勉強をさせてもらいました。学生生活はボ
ランティア活動に没頭し、その経験が、現在玉之
湯がバリアフリーに力を入れるきっかけになっ
たと思います。
無事?に4年間の大学生生活を終えて玉之湯
に来た時は、忙しい祖母の目が行き届いていない
最低のサービスしかできない旅館となっており、
祖父もやる気をなくしていたようでした。特に調
理師達には手を焼いていた様で、私もいざという
時は調理できるようにと、祖父が理事をしていた
松本調理師学校に通いました。そこで、たまたま
愛知県岡崎市から来ていた良弘さんと知り合い、
大変なプロセスを経たものの、約1年後に24歳で
結婚しました。良弘さんは名古屋の大企業で働い
ていたのですが、大企業の歯車の一員では終わり
たくないと、知人から薦められた山小屋経営の為
に調理師の資格を取りに来ていたのでした。
婿に入った当初は大企業で培った経営観念を
なかなか受け入れてもらえず、祖母としょっちゅ
う言い争いになっていました。その後、良弘さん
の頑張りが徐々に認められるようになり、昭和63
年の大改装を皮切りに経営の大方を私達夫婦が
担うようになりました。以来今年までに大小9回
の改装を行いバリアフリーの宿に定着してきま
した。その間に私は5人の子供に恵まれ、子育て
は子供のいなかった同居している叔母が皆にな
ってくれました。旦那さんの先見の目で、いち早
く団体客対象から個人客中心に経営方針を変更
した事が功を成し、なんとか順調に営業して来れ、
こうやってロータリーのお仲間にも入れていた
だけるようになりました。
旅館は借金の絶えることのない儲からない商
売ですが、お客様に幸せな時を過ごしてもらい、
笑顔でお帰りいただける事を生き甲斐に今後も
頑張って行きたいと思います。幸い長男が跡を継
ぐよう、頑張ってくれるようになりました。
現在の私の大きな課題は、寂れ行く浅間温泉
に何とか活気が戻せるよう、取り組んで行くこ
とです。
≪会員卓話≫
宮澤
徹 会員
「私の職業;印刷会社(電算印刷㈱)」
成した、自社紹介パンフ
の最新版です。在庫がな
かったので、本日出席者
分だけ出力してもらいま
した。つまりそういうこ
ともできます。
新聞記事は暮れに信毎
に掲載されたものでこの
5年間を記者がストーリーにまとめてくれたも
ので、ご覧になった方もおありだと思います。
もうひとつは業界の会報で、中の写真は30年前
の会報で中の写真は当時会長をしていた父です。
実は只今の山崎圭子さんのお話にありました
山崎さんのおじいさんと私の父が45年前に作っ
た会社が現在の会社で、実は明日が株主総会です。
もともと山崎さんの方の会社は戦前からあった
活版印刷の会社。私の方は戦後、謄写版から和文
タイプ、手動写植と来た会社でした。当時の通産
省の産業高度化資金を活用し最新鋭の電算写植
機を導入しようと考えた父が、山崎さんのおじい
さんに呼びかけ誕生した合併会社です。(今日は
本当に偶然ですね)。
その後技術は更に進歩し、30年前の記事でも父
が「今年はOA化情報化はもっと進む」と年頭の
あいさつをしておりますが、今やそのご本尊の様
な電算写植機も電算室もなく、オフィスにパソコ
ンが並んでいるだけです。
出版不況が言われて久しいのですが、業界のマーケ
ットは90年代初頭の9兆円をピークに、今や5.9兆
円。最新のデータで5.6兆円と縮小しています。最
新といっても2~3年前の数字ですから、実態はもっ
と進行していると思われます。
新聞記事では地元に軸足を、と強調しています
が実は年々東京での売上比率が増しています。
東京は競争が激しく利益も薄いのですが、大学
関係を中心に若い営業が頑張っています。先日の
スキーバスの事故では得意先大学の学生さんが
ずいぶん亡くなられ心を痛めました。
最後に「ときどきおまけ」とあるのは弊社のニ
ューズレターで、毎月1日に女子社員数人が自主
的に制作し、得意先に配布しているものです。東
京の出版社などでもこれを毎月楽しみにしてお
られる編集者の方もおられます。
大変な時代ですが、勝ち残り、生き残りをか
けて頑張っています。ご静聴ありがとうござい
ました。
点
鐘 13:30
配布資料の説明から、「かいしゃのえほん」こ
れは2年ほど前に会社案内のサンプルとして作
征矢会長
[写真;中島]
2月9日例会プログラム/外来者講演
世界寺子屋運動キャンペーンの御協力をお願い致します。