フィリピン∼ バスーラ の子どもたちを救う - regional innovation 地域

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フィリピン∼ バスーラ の 子どもたちを救う、
トラットリア・エンの 手 作り焼き菓 子 。
※バスーラ:フィリピンの首都マニラ北にあるスモーキーマウンテン近くのゴミ捨て場。『東洋一のスラム』と呼ばれ、多くの貧困層がゴミ拾いで生計を立てている。
ボランティアの拠点『バスーラの家』では、今日も日本人スタッフが支援活動を精力的に続けている。
当店では焼き菓子の売上の 50%を
フィリピン∼バスーラの子どもたちの
教育支援活動に寄付しています。
TRATTORIA EN
焼き菓子をお買い求めいただくと、フィリピンの子どもたちを救えます。
バスーラの子どもたちのために
いま、わたしたちができること
TRATTORIA EN オーナー 涌井
康年
いつも、ご愛 顧 頂きありがとうございます。
当店では、
このたび、
7月末までの期 間 限 定で 焼き菓 子 の
売り上 げ の 5 0 % を 2 0 1 0 年 春 に フィリピ ン に 完 成し た
「 バスーラの家 」を通じて、ゴミ山(ゴミ捨て場)に暮らす
子どもたちへの「日本人による子供たちへの給食プログラム」
「 教 育 支 援」などの寄 付に充てさせて頂くことにしました。
正直に告白しますと、つい数ヶ月前までフィリピンの正確な
位 置も、私は知りませんでした。
映画『BASURA バスーラ』
製作協力: 独立行政法人 国際協力機構(JICA)
監督・編集:四ノ宮 浩(しのみや ひろし)
協 力: 社団法人 企業メセナ協議会
製作プロデューサー :森崎偏陸/長島洋
配給プロデューサー:金子学
協 賛: 株式会社資生堂
後 援: 財団法人 日本ユニセフ協会
フィルム協力:富士フィルム株式会社
共同配給:浦安ドキュメンタリーオフィス
撮 影:大廣康夫/瓜生敏彦 (『忘れられた子供たち スカベンジャー』)
共同製作:映画 5000 人製作委員会
整 音:久保田幸雄
製作・配給:オフィスフォープロダクション
エンディングテーマ曲:坂本龍一「hwit」(アルバム『out of noise』より)
音楽協力:Wong Wing Tsan
2009 年 製作 / 上映時間 103 分 / HDCam
推奨・認定:文部科学省選定(青年向け、成人向け、家庭向け)
東京都推奨映画
※バスーラ:フィリピンの首都マニラ北にあるスモーキーマウンテン近くのゴミ捨て場。
『東洋一のスラム』と呼ばれ、多くの貧困層がゴミ拾いで生計を立てている。ボランティア
の拠点『バスーラの家』では、今日も日本人スタッフが支援活動を精力的に続けている。
【 製作 ク レ ジ ッ ト 応 援 メ ッ セ ー ジ 】
こ の ような作品が作られ、
多 く の人々の目に触れるべきだ と の 必 要 性 を 痛 感 し て い ま す 。
― ― 坂本龍一(音楽家)
ひ と り一人の人生、ひとり一人 の い の ち 。
人 間 とは、生きるとは。
根 源 的なことがこの映画から鋭 く 迫 っ て き ま す 。
わ た したちはここに登場する人 た ち と 、
決 し て無関係ではないし、
無 視 して通り過ぎることはでき な い 。
ア ジ アの深い繋がりのなかで生 き て い る こ と を 、
改 め て突きつけられます。
― ― 大石芳野(写真家)
想 像 を絶する光景である。まさ に こ の 世 の 地 獄 だ 。
ス モ ーキーマウンテンに暮らし て い る 者 は 、
こ こ で生まれ、ここで死ぬ運命 に あ る 。
生 と 死の境界線など何もない。
茫 漠 とした天と地の果てしない 相 克 が あ る だ け だ 。
絶 対 の貧困があるだけだ。
こ の 絶対の貧困は、権力による 人 為 的 な 所 産 で あ る 。
そんな 私 がフィリピンの 子どもたちの 支 援をすることに
なったのは、
2月のはじめ「田無ソーシャルメディア研究会」
鈴 木 剛さんとの出 いがきっかけでした。
4 歳 の 子どもを 持 つ 鈴 木さん から、フィリピンの 子ども
たちの 笑 顔 の ため に 一 緒 に 何 かしませ ん か?と。聞 け ば 、
去 年 偶 然 に『 バ スーラ』という映 画 を 観 て、子どもたちの
支 援 がしたいという思 いを持 つに至ったとのこと。
僕 にも4 歳 の 子どもが いることもあり、
「 や れる範 囲 で
やりましょう」ということで 、 期 間を区 切って取り組んで
みようということになりました。
まずは、5月から 2ヵ月間、7月末までに集まったお金を
「バスー
ラの 家日本 事 務 局 」を通じて寄 付 することにしました。
みなさんにご協力いただいたお気持ちを大事に届けたい
と思 います 。
ま た、8月 上 旬 に、水 道 橋 に ある「 バ ス ー ラの 家 日 本
事 務 局 」に 寄 付 金 を 届 けに 行 った 際 に、事 務 局 の 佐 々木
経 司さんと「 田 無 地 域でできる今 後 のサステナブル( 持 続
可 能 )な 支 援 の 方 法 」 に つ い て 気 軽 な 意 見 交 換 を 計 画
しています 。
少しでも興 味を持っていただいた方 は 、スタッフにひと
声 か けてい ただくか 、涌 井 宛 てにメー ル をい ただけ れ ば
詳 細をご 案 内します(
。e-mail:[email protected])
最 後までお 読みいただき有り難うございました。
またのご 来 店を心よりお 待ちしております 。
権 力 に群がる恥知らずな連中に 、
私 は 激しい怒りを覚えずにはい ら れ な か っ た 。
̶ ̶ 梁石日(作家・「闇の子 供 た ち 」)
こ の 現実を目のあたりにしたと き 、 認 識 は 行 動 へ と い ざ な う 。
何 が できるのか。もはや無関心 で は い ら れ な い 。
― ― 有田芳生(ジャーナリス ト ・ 新 党 日 本 副 代 表 )
【『BA S U R A バ ス ー ラ 』 を 観 て 】
持 続 する意思の力と感受性に、
心 か らの共感と感謝をもって私 は 伝 え た い 。
「 非 力 ながら、ほんとに無念な ほ ど 非 力 な が ら 、
こ こ にあなたの仲間がいる」と 。
― ― 落合恵子(作家・子ども の 本 の 専 門 店 主 宰 )
涌 井 康 年のつぶやき 1 9 8 0 年 栃 木 県 茂 木 町 生まれ 。
不 景 気と言っても多くの 人 は 、 衣 食 住 に 困らず 生 活できる日 本 。 最 低 限 の
生 活 環 境も整わないフィリピンの 貧しい 子 供 達 のことを考えると、ぬくぬくと
生きている自分は「申し訳なさ」を感じます。そんな僕と、フィリピンの子ども
たちを田 無ソーシャルメディア研 究 会さんが 偶 然の縁で、 繋 いでくれました。
もともと店 名 のトラットリアは 大 衆 食 堂 、エンは「 縁 」「 人とのご 縁 」を意 味
しています。
ちなみに関 係 ない かもしれませんが 、「たった一 度 の 人 生で 何を成すか 」 が
僕の大 事にしているテーマです。
世界の貧困の現実の一端を知ってほしい。見てほしい。
みんなで関わって変えていく。
腹 が 立つ!ムカつく!
子 供 たちの夢や希望を奪い取る 腐 敗 し た フ ィ リ ピ ン 政 府 。
ど う にかせねば・・・
そ ん な正義感(感性)を奮い立 た せ て く れ る『 全 く 腹 が 立 つ 映 画 』だ 。
― ― ドン小西(ファッション デ ザ イ ナ ー )
関連URL:バスーラの家(BASURA HOUSE)http://www.basurafoundation.org
企 画:田無ソーシャルメディア研究会有志 デザイン:TAKA(田無在住ソーシャルデザイナー)