5,本時のねらい :公園について自分が思っていること、感じていること、家族にインタビューし てきたことなどが書いてあるポートフォリオを俯瞰し、自分がどんな公園をつく っていきたいのか、そう考えた理由を明確にすることができる。 ね つ か む と り く む ら い 学 習 活 動 指 導 ・ 援 助 ○ プロジェクト全体 ○これまでやってきたことを俯瞰し、改めてプ ○子どもたちにこれま のテーマを確認し、 ロジェクト全体のテーマを子どもたちと確認 でやってきたこと全 自分たちの取り組 する。 体を振り返らせるた みをふりかえるこ めに、拡大図を掲示 とができる。 「みんなが喜ぶ公園をつくろう!~子ども しておく。 たち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、 おばあちゃん、体の不自由な人たち、みん なのために~」で進めていきたい自分の願 い、理由をはっきりさせよう。 ○ プロジェクトのテ ○今日身につく力を確認し、プロジェクト学習 ○ファイルに入れてあ ーマをうけて、自 で進めていきたい願い、その理由をシートに る今までの資料をよ 分がどんな公園を 書く。 く眺めながら、自分 考えていきたいか、 ・ぼくは小学生の子がみんな楽しめるような遊 の願いを明確にする どうしてそう考え 具を考えたいよ。理由は近くの公園にはおも ように助言していく。 たのかを明確にす しろい遊具がないから。 ることができる。 ・僕は幼稚園の弟や妹が楽しめるような遊具を ○子どもたちの「 願い」 考えてみたいよ。僕も弟といっしょに遊びた を見ながら、おおよ いから。 その分類(カテゴリ ・ぼくはきれいな公園にしたいよ。理由は遊具 ー)を白紙に書いて、 などが汚いと、だれも使いたいと思わないか 教室の壁に間隔を置 ら。 いて掲示する。 ・わたしはおじいちゃんやおばあちゃんがゆっ くりできる公園にしたいよ。今までに公園を 探検してきたけれど、お年寄りがゆっくりで きる場所があまりないから。 ・わたしは障害がある人たちも楽しめるような 公園にしたいよ。近くの公園は階段があった り、水飲み場も車いすの人は飲めないから。 ○子どもたちの「願い」の分類(カテゴリー) の説明を聞く。 ふ り か え る ○ 自分の願いがどの ○自分の願いがどのカテゴリーに当てはまるか ○友だちと相談するの カテゴリーの中に 考え、そのカテゴリーが書いてある場所に移 ではなく、一人一人 入るのかを考える 動する。 自分の頭で考えさせ ことができる。 ~予想されるカテゴリー~ るようにする。 (楽しめる遊具がある公園) (ゆっくりくつろげる公園) (健康づくりができる公園) (体が不自由な人も利用できる公園) (自然が楽しめる公園) (ゴミがないきれいな公園) など ○ 今日の授業をふり ○今日の授業の自己評価をする。 ○自分の願いを明確に かえり、次時に対 ・ぼくは、健康づくりができる公園にしたいな できたことを大いに するやる気をもつ と考えた。それは、おじいちゃんやおばあち 認め、次時への励ま ことができる。 ゃんに健康で長生きしてもらうために、すこ しをする。 しでも運動ができる公園にしたいと思ったか らだ。今日は自分で願いをはっきりさせられ たから自分で決める力がついたと思う。
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