就労継続支援事業B型「グランひまわり」工賃支給規程 (目的) 第1条 この規程は、障害者自立支援法の基準省令第 192 条(賃金及び工賃)に基づき、利 用者に対して工賃として配分するための基準を定めるものである。 (定義) 第2条 工賃とは、当事業所が生産活動を通じて得た事業収入から生産活動に係る事業に 必要な経費を控除した額に相当する金額を工賃として支給する。そのことにより利 用者が自立した日常生活または社会生活を営むことを支援するために支給する。 (作業の範囲) 第3条 一日の所定作業時間は、原則 9 時から午後 16 時とし、所定作業時間内であれば 個別支援計画書に基づき行った作業に対して、時間単位で工賃を支給することが 出来る。 (賃金の種類と支給額) 第4条 工賃の種類は、基本工賃、及び一時金とする。 1 基本工賃は、時間給とし一時間あたりの時給に一ヶ月の総労働時間を乗じて得 た額とする。時間単価は、第 5 条に基づいて算定されるものとする。 2 一時金は、8月と12月に支給する。支給額は生産活動事業実績に応じて支給し その都度決定する。 (工賃及び一時金の財源) 第5条 1 工賃・・・時間単価は、前年度収支実績もしくは年度当初予算を基に、生産活動 における事業収入から、必要経費を差し引いた額に相当する金額を財源とす る。 2 一時金・・・当年度の生産活動における事業収入実績を勘案し、支給額を決定 する。 (支給日) 第6条 毎月の工賃の支給日は、翌月の10日とし、一時金は8月にあっては8月10日、1 2月にあっては12月20日とする。ただし、その日が休日に当たる場合は、前日を支 給日とする。 (工賃計算の単位) 第7条 工賃計算の単位は、円とし円未満の単位は、切捨てとする。 (皆勤手当て) 第8条 事業所もしくは班が設定した作業日に、遅刻・早退・欠勤・作業放棄なく作業を行っ た利用者に対して、皆勤手当てを 500 円支給する。 (諸記録) 第9条 工賃の支給状況を常に明確にするために、次の諸記録を備える。 1 出勤簿(タイムカード) 2 給与明細表 3 工賃支給台帳 附則 この規定は、平成 23 年 4 月 1 日から施行する。
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