日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 公益社団法人 公益社団法人設立記念式典・祝賀会を開催 日本社会福祉士会 NEWS No.179 MARCH.2016 ホームページのURL http://www.jacsw.or.jp/ 第23回アジア太平洋ソーシャルワーク会議、タイ・バン コクにて開催 1 2016年ソーシャルワーク、教育及び社会開発に関する 合同世界会議(韓国・ソウル)にご参加ください 5 意見書・要望書等を発出しました 6 認定社会福祉士制度の定着に向けて 8 2015年度臨時総会の議案について 9 2016年7月に愛媛県松山市で全国大会を開催します10 2017年度の全国大会は「福島県」で開催します 11 「故仲村優一先生を偲び、お別れする会」が開かれました11 事務局職員情報交流連絡会を開催しました 12 社会福祉専門職団体協議会 ハンセン病委員会 ハート 相談センターの活動について 13 生涯研修制度2015年度専門課程修了認定申請について14 2016年度「社会福祉士海外研修・調査」参加者募集17 情報コーナー 17 BOOK/ 四谷事務局だより 18 第23回アジア太平洋ソーシャルワーク会議 タイ・バンコクにて開催 第23回アジア太平洋ソーシャルワーク会議が、ア ジア太平洋ソーシャルワーク教育連盟(APASWE) と国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋地域 (IFAP)の共催で2015年10月21日から24日、タイ のバンコク市内にあるデュシタニ・バンコクホテル で開催されました。 会議には、主催国であるタイをはじめ、25カ国か ら約250人のソーシャルワーカー、教育者、学生の 参加がありました。会議の全体テーマは「アジア太 平洋の成長と危機:ソーシャルワークと政策論」で、 著名な講師の基調講演、全体会、分科会、ポスター 22日開会式での木村真理子IFAP会長のスピーチ 発表に加えフィールドビジットなど豊富なプログラ 方針なども決定しました。 ムが用意されていました。また、同時に開催された 本号では、会議における開催内容を中心にお伝え IFAPの総会にて、今後のアジア太平洋地域の活動 します。 ■基調講演 調講演から分科会に至るまで、その根底には新自由 主義批判の潮流が確認できました。経済成長への偏 第23回アジア太平洋ソーシャルワーク会議はテー 重が、人々の自由と尊厳をむしろ毀損しているとい マとして、「成長と危機-ソーシャルワークと政策 う訴えです。 対話」が掲げられている大会です。それゆえに、基 基調講演は2人の登壇者で行われ、その内の1 1 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 基調講演 人、Jim lfe氏(オーストラリア・カーティン科学技 重要である」と話されました。 術大学教授)は、いま目の前にある危機として①自 両氏の基調講演に共通することは、社会構造を俯 然環境汚染②経済環境における危機③社会的危機- 瞰視するマクロ領域に対する焦点の重要性であり、 を挙げ、これらの要因の一つが新自由主義の伸長に それがなされなければ真のソーシャルアクションは あると話され「新自由主義は、規制緩和政策を実施 敷衍することはできないというものでした。また、 しているのに、人間に規制緩和政策を実施していな このマクロレベルへの着眼は、新しいグローバル定 い。新自由主義によって、私たちは自由にならない 義とも整合するこれからのソーシャルワーク実践の ということである。新自由主義のせいで貧富の差は 課題として捉え直すこともできます。私たちの実践 拡大されている。私たちは新自由主義に代わる新た を人々の権利擁護に資するためには、社会構造を的 な選択肢を探さなければならない。世界の開発はど 確に捉え、その課題を浮き彫りにし、その変革を迫 れぐらいまでいけるのか、私たちはまだ分からない るソーシャルアクションが重要であり、そこに日本 が、現在の状況をみると限界を超えているのではな を含めたアジア太平洋におけるソーシャルワークの いかと私たちは思っている。重要なことは持続可能 課題があるというものです。 な開発である。でも、現在の状況を見るとなかなか 以上の基礎的な潮流に乗って、分科会を経て、最 持続可能な開発はできていない。経済的な成長は限 後に、IFAP会長である木村真理子氏が、来年度6 界を超えている。どのようにすればよいのか。不平 月に韓国で開催される世界大会に向け力強いメッ 等を解消するためどんな解決方法があるのか。探さ セージを投げかけて閉幕しました。 なければならない」と提言されました。 本大会を成功裏に収めるに当たって、木村氏の存 加えて、多様性の尊重、民主主義、持続可能なコ 在は、私たちの想像を上回るはるかに大きなものが ミュニティが構築される新たな社会に向けて、ソー あり、本会としても木村氏を全面的に支持していく シャルワーク実践が貢献すべきことを力強く訴えて 必要があることを再確認しました。 いました。 2人目の登壇者は、Monthian Buntan氏(タ 2 開会式にて、主催者一同 ■オークションとエコバックの販売 イ・上院議員)で、元ストリートチルドレンで重度 IFAPでは、「人間の価値と尊厳の促進」という の視覚障害があり、障害者の権利擁護を使命に実践 国際ソーシャルワーカー連盟のテーマの共通理解と を展開している方です。氏は、そのためには社会変 財源確保を目的に、会場にてエコバックの販売と 革が重要であると示唆し、「現在のソーシャルワー オークションを実施しました。多数の販売はできま クの社会的活動は、現状を維持することにとどま せんでしたが、多くの国の会員からさまざまな身の り、その重要性が理解できていないのではないかと 回り品を寄贈してもらい、5万円程度の売り上げが 考える。社会変革を真剣に考えていかなければなら ありました。エコバック (1個 1 , 0 0 0 円/ 税 込 )は引 ない。現状の社会環境のままで良いのか、ここに障 き続き販売していますので、この場をお借りして、 害者の社会的権利の保障があるのか、という問いが 会員の皆さまへの協力もお願いしたいと思います。 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) た。最後に参加者が小グループに分かれて感想を述 べ合い、政策提言に繋げるよう今後のIFAPの新し いプロジェクトとして取り組む提 案がなされました。 ■グローバルアジェンダに関するフォーラム 1 0 月 2 2 日の午後は、I F A P ・ A P A S W E 合同 企画のグローバルアジェンダに関するフォーラム と、APASWE企画のアジア太平洋地域のソーシャ ルワーク新定義をめぐるフォーラムとが同時に進 行されました。グローバルアジェンダフォーラム IFAPブースではオークションとエコバッグ販売が行われました。 は、APASWEのBala Nikku氏とIFAPのRose Henderson氏が企画・司会進行を務め、アジア11カ 国から各国約10分ずつ「尊厳を守るソーシャルワー ク実践」に関して報告がなさまれました。日本から は、日本医療社会福祉協会の小原眞知子氏(日本社 会事業大学)が報告を行いました。 ■IFAP総会 10月22日の夕方から、IFAPの総会が木村真理子 会長(日本)、Irene Leung事務局長(香港)の 進行で開催されました。出席者は、役員のほか、シ ンガポール、マレーシア、バングラデシュ、韓国、 4色のエコバックにはグローバルアジェエンダがプリント されています。 (文責:日本社会福祉士会 国際担当理事 中島 康晴) ■プレカンファレンスワークショップ (IFAP とタイソーシャルワーカー協会の共催) オーストラリア、ニュージーランド、インドネシ ア、中国、日本、インド、ネパール、ミャンマー、 カンボジアの代表でした(インドとネパールは新た に加盟)。主な議事は、会長報告、会計報告、広報 報告に加え、アジア太平洋地域のソーシャルワーク 新定義の進捗状況、新たにIFAPの規約を整備する こと、(公財)社会福祉振興・試験センターの助成 金による新たな活動展開ならびに次回会議開催国 本会議に先立ち10月20日に、プレカンファレン (中国で調整中)などが協議されました。 ス(ワークショップ)がタイソーシャルワーカー協 また、今回のプレワークショップを契機に新たに 会とIFAPの共催で開催され、12カ国170人のソー シャルワーカーの参加がありました。このワーク ショップの企画は、IFAPの木村真理子会長の指揮 のもとで日本が中心となって進めました。 ワークショップのテーマは「ソーシャルワーク実 践の代替的解決」で、午前の部では「ソーシャル ワーク実践におけるジェンダーへの配慮」、午後の 部は「子どもの権利擁護-児童労働と移動する子 ども達-」に関するパネルディスカッションと発 表、そしてグループワークを行いました。午後の部 では、インド、ネパール、バングラデシュ、タイの スピーカーから児童労働に関する発表が行われまし 22日IFAP総会後 前列が役員 3 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 「児童労働と人身取引」に関するプロジェクトを立 ソーシャルワーカー協会が担当したプレカンファ ち上げることが提起されました。 レンスワークショップについては、日本が企画・ ■全体会ⅠⅡⅢⅣ、閉会式 IFAPが支援し、共催という形で行いました。実務 的にはタイとのコミュニケーションが難しい場面も 1 0月2 3日の午前中には2つのパネルディスカッショ ありましたが、最終的には100人を超すタイ現地の ンが用意されていました。最初は、” Global Crisis” ソーシャルワーカーの参加を得て、成功裡に終わ と題し、Loring Jones氏(アメリカ・サンディエ りました。さらにIFAPが招聘したインド、バング ゴ州立大学教授)とJude Irwin氏(オーストラリ ラデシュ、ネパールの講師たちが中心となり児童労 ア・シドニー大学教授)のディスカッションで、 働・人身取引に関する新しいプロジェクトを立ち上 サッチャーの新自由主義の影響で、人々は地方から げるという成果がありました。 都市へ、さらに国境を越え移住し、ソーシャルワー 木村真理子氏がIFAP会長に就任して初めての カーは社会的正義と社会的包摂を原則に災害対策な IFSWアジア太平洋ソーシャルワーク会議でした ど支援を行う必要があると論じられました。2つ が、新たにインドやネパールと南アジアにまで加盟 目は”Social Work and Policy in Response to 国を拡げ、これまであまり積極的ではなかった中国 Global Crisis”と題し、IFSW会長のRuth Stark に次期会議の開催立候補を決意させるなど、木村会 氏、IASSW会長のVimla Nadkarni氏、そして 長の功績は大きいと思われます。アジア太平洋地域 APASWE前会長の秋元樹氏により、ソーシャル のソーシャルワークのネットワークは、以前より広 ワークの対応が論じられました。 域になり、質的にも高いものになりつつあると実感 10月24日の午前中も、2つのパネルディスカッ できる会議でした。 ションが行われました。パネルディスカッションⅣ (文責:IFAP会計担当 平田 美智子) では、IFAP会長木村真理子氏はAPASWE会長の Fenity Nugroho氏らとアジア太平洋地域の危機に 対するソーシャルワークの対応について論じました。 午後2時半より閉会式が行われ、第23回アジア 太平洋ソーシャルワーク会議の成功が確認されました。 ■ 会議全体を通じて 今回のアジア太平洋ソーシャルワーク会議は、当 初APASWEの 単 独 開 催 が 予 定されていました が、2014年10月にIFAPの木村真理子会長の努力 でタイソーシャルワーカー協会との調整がつき、 APASWE・IFAPの共催が実現しました。タイ 21日フィールドトリップ後の昼食を終えて 4 21日のレセプションー講師と参加者 プレカンファレンスの昼食風景―左から2人目がタイソー シャルワーカー会長アンヤマニー氏 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2016年ソーシャルワーク、教育及び社会開発に関する 合同世界会議(韓国・ソウル)にご参加ください! Joint World Conference on Social Work, Education and Social Development 2016 本会が加盟している国際ソーシャルワーカー連 盟(IFSW)は、国際ソーシャルワーク学校連盟 (IASSW)、国際社会福祉協議会(ICSW)の共 催により、2016年6月27日(月)から30日(木) まで、韓国・ソウルのCOEX(コエックス)にて合 同世界会議を開催します。「人間の尊厳と価値の促 進」というテーマで、基調講演、シンポジウム、分 科会などが行われます。全体会には日本語通訳がつ く予定です。 会議ホームページ: http://www.swsd2016.org/jpn/index.php ■会議参加を支援するツアーを開催します 本会が参加する社会福祉専門職団体協議会では、 ソーシャルワーク関係団体の協力を得て、皆さまの 会議参加を支援するツアーを開催します。 本年は、近隣国での開催ということもあり、「選 択可能な発着地」「安心で便利な会場隣接ホテ ル」「懇親パーティーの開催」など、ますます充実 したツアー内容となっています。 以下に概要を掲載するとともに、ツアーのチラシ を本会ホームページに掲載します。晩餐会、施設見 学、日中韓特別企画など、多くのプログラムが企画 され、世界の社会福祉に携わる人々が共に学び、交 流し合う祝典です。多くのご参加をお待ちしています。 1.旅行日程: 2016年6月26日(日)~6月30日(木)(5 日間) 2.募集人員: 羽田発着コース15名、関空・福岡・広島発着 コース10名 3.利用ホテル: インターコンチネンタル ソウルCOEX 4.旅行代金: 98,820円(羽田発着、2名一室利用、税込) 91,820円(関空発着、2名一室利用、税込) 93,820円(福岡発着、2名一室利用、税込) 100,820円(広島発着、2名一室利用、税込) ※シングル追加代52,000円 上記旅行代金の他、会議参加登録料(早期 割引料金68,400円~)、空港使用料、空港 税、燃油サーチャージ、航空保険料等が かかります。詳細はチラシをご参照ください。 5.申込方法: 本会ホームページに掲載しているツアーチラシ の申込書に必要事項を記入し、FAXにてお申し 込みください。 6.申込期日: 第1次締切 2016年4月25日(月) 第2次締切 2016年5月12日(木) ※第1次締切日までにツアー・会議参加登録 を申し込まれた場合、早期割引料金が適用 されます。 ※期日以降の参加については個別に旅行会社 にお問い合わせください。 7.旅程 日付 コース内容 日本各地よりソウルへ 午後:専用車にてソウル観光(仁寺洞 6/26 散策、ショッピング) 1 (日) 夕刻:市内レストランにて懇親パー ティー [朝:× 昼:機 夕:○] 国際会議登録・参加 夜:歓迎レセプション(追加申込) 2 (月) [朝:○ 昼:― 夕:―] 6/27 3 国際会議参加 夜:文化の夕べ(追加申込) (火) [朝:○ 昼:― 夕:―] 4 国際会議参加 夜:公式晩餐会(追加申込) (水) [朝:○ 昼:― 夕:―] 6/28 6/29 昼:国際会議参加 (※広島発着コースは朝空港へ、ソウル 発広島へ、到着後解散) 6/30 午後:専用車にて空港へ(お土産立寄) 5 (木) ソウル発、日本各地へ 日本各地着、解散 [朝:○ 昼:― 夕:―] 8.ツアー問合せ先: (株)日本旅行 新宿法人営業部 担当:石井妹(まい) 、石井萌香(もえか) TEL:03-5369-3927 FAX:03-3225-1005 5 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 意見書・要望書等を発出しました 昨年の11月から本年の1月にかけて、本会は以下の声明および意見書を発出しています。意見書・要望書 等の全文は、本会ホームページに掲載しています。 ○会長声明・声明 発信日 標 題 11月25日 障害者虐待通報者への賠償請求に対する声明 1月29日 マイナンバーカード等の性別記載欄の廃止を求める声明 障害者虐待通報者への賠償請求がなされた事案について、以下の主旨の声明を発出しました。 障害者虐待を通報した職員が当該事業所から損害賠償を求められるという事例が埼玉県と鹿児島県で起き たため、このままでは通報者が萎縮し、結果として障害者虐待防止法の目的が損なわれるおそれがあります。 障害者虐待防止法では通報者に不利益な取り扱いをすることは禁じられていますが、違反した場合の罰則は 定められていません。通報者に不利益が生じないよう法の整備を強く求めます。 マイナンバーカード等の性別記載欄の廃止を求める声明を発出しました。 性別違和当事者間では、マイナンバーカード等を勤務先に提示したくないため既に退職した事例などが複 数発生してます。運転免許証や精神障害者保健福祉手帳からは性別欄が抹消されており、性別違和当事者へ の合理的配慮として、マイナンバーカードからも性別欄を廃止すべきです。また、性別違和が明らかになる ことによる不当な扱いなどを防止するための普及啓発活動を実施する必要があります。 ○意見書 発信日 標 題 11月25日 「新たな子ども家庭福祉のあり方に関 する専門委員会 骨子案」についての 要望 発信先 ・厚生労働省社会・援護局長 石井 敦子 様 ・厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 香取 照幸 様 ・社会保障審議会児童部会新たな子ども家庭福祉のあ り方に関する専門委員会 委員長 松原 康雄 様 ・文部科学省初等中等教育局児童生徒課 11月26日 「不登校児童生徒への支援に関する中 間報告」へのパブリックコメント 11月30日 「新たな子ども家庭福祉のあり方に関 ・厚生労働省社会・援護局長 石井 敦子 様 する専門委員会報告案(たたき台) 」 ・厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 香取 照幸 様 についての意見 ・社会保障審議会児童部会新たな子ども家庭福祉のあ り方に関する専門委員会 委員長 松原 康雄 様 12月2日 「チームとしての学校の在り方と今後 ・文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課教 の改善方策について」 (答申(素案) ) 育公務員係 へのパブリックコメント 1月4日 「子供・若者育成支援推進大綱(案) ・内閣府 に対する意見募集」へのパブリックコ メント 1月6日 障害者虐待通報者への賠償請求に対す ・厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 藤井 康弘 様 る要望 6 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 「新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会 骨子案」についての要望 (公社)日本精神保健福祉士協会、(公社)日本医療社会福祉協会、(一社)日本社会福祉教育学校連 盟、(一社)日本社会福祉士養成校協会、(一社)日本精神保健福祉士養成校協会、(一社)日本社会福祉 学会との連名で要望書を提出しました。 その主な内容は、児童相談所の基幹職員に関する新たな国家資格は創設しないこと、児童福祉司の任用に 当たっては社会福祉士及び精神保健福祉士を活用するよう自治体に対して技術的助言すること、などです。 「不登校児童生徒への支援に関する中間報告」へのパブリックコメント 教育支援センターに関する記述について、すべての不登校児童生徒に対して訪問支援や地域の人材を活用 したアウトリーチ型支援を実施するのであれば、スクールカウンセラーだけでなく、スクールソーシャルワー カーの配置についても記載するよう意見を提出しました。 「新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専 門委員会報告案(たたき台) 」についての意見 (公社)日本精神保健福祉士協会、 (公社)日本医療社会福祉協会、(一社)日本社会福祉教育学校連 盟、(一社)日本社会福祉士養成校協会、(一社)日本精神保健福祉士養成校協会、(一社)日本社会福祉 学会との連名で要望書を提出しました。 その主な内容は、児童相談所に必要な人材として社会福祉士及び精神保健福祉士も法律上に明記すること、 子ども家庭福祉を担う指導的職員の資格創設に関する委員会の設置に際しては、ソーシャルワーク分野に関 わる団体から委員を選任すべきであること、などです。 「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」 (答申(素案) )へのパブリックコメント いじめへの対応の例示について、教員、養護教諭以外の記述がスクールカウンセラーに限定されると、い じめられている生徒本人に対する働きかけが、いじめ対応の中心であるように受け止められる危険があるた め、スクールソーシャルワーカーについても記載するよう意見を提出しました。 「子供・若者育成支援推進大綱(案)に対する意見募集」へのパブリックコメント 「社会形成への参画支援」に関する教育内容について「社会保障や福祉に関する理解」を加えること、慢 性疾病を抱える児童への支援について「社会参加支援及び家族支援」を加えること、非行から立ち直った少 年を見守る機関として福祉関係者も加えること、総合的な知見の下に支援をコーディネートする人材として 社会福祉士等を活用すること、などの意見を提出しました。 障害者虐待通報者への賠償請求に対する要望 厚生労働省障害保健福祉部長宛てに以下の要望を提出しました。 日社福士2015-616 2016年1月6日 厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部長 藤井 康広 様 公益社団法人日本社会福祉士会 会長 鎌倉 克英 ○ 新聞報道でも指摘されているとおり、障害者虐待防止法では法に基づく通報をした職員に対し、 不利益処分をすることが禁じられているにも関わらず、それに対する罰則の定めがありません。 厚生労働省として、以下のような対応をご検討ください。 7 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) ・ 障害者虐待防止法に、不利益処分をした場合の罰則規定を設ける。 ・ 基準省令の中に、不利益処分を禁ずる規定を盛り込み、実地指導・監査等で指導する。 ・ このような訴訟は、障害者虐待防止法の目的に照らして好ましくない、として「慎重な判断」 を求める通知を発出する。 報道では、このような訴訟に原告が敗訴した場合に多額な賠償金を課すべきとの意見もありまし た。司法の領域に行政が関与することの難しさはあると思いますが、敗訴して事実が確定した場合 に行政処分を行うような運用はできないでしょうか。 ○ 障害者虐待防止法においては、障害者虐待を受けたと「思われる」障害者を発見したときの通 報義務を定めているにもかかわらず、不利益処分の禁止規定には「虚偽であるもの及び過失に よるものを除く。 」とされています。疑いの段階で通報を義務づけていることは同法の先進的な 部分ですが、疑いの段階での通報義務と、過失による通報は保護されないという規定は相容れま せん。 通報者を保護するため、法第 16 条第 3 項から「過失によるもの」を削除してください。 職員による内部告発は虐待の発見に極めて有効です。障害者虐待防止法を実効性のあるものとし ていくために、あらゆる方法を講じてくださるようお願いいたします。 認定社会福祉士制度の定着に向けて 認定社会福祉士認証・認定機構(以下「機構」)では、認定社会福祉士制度定着に関わる現状の課題と今 後のあり方等の基本問題を検討するため、2015年8月に橋本正明機構長を委員長とする「認定社会福祉士制度 定着に関する基本問題検討委員会」(以下「検討委員会」)を立ち上げました。 本検討委員会では、①可及的な認定社会福祉士拡大への戦略②各専門職団体における生涯研修制度と研修 単位のリンク③スーパービジョンの重視と拡大への戦略④専門職団体における認定制度への組織的対応-な どについて協議を行っています。検討委員会には本会から鎌倉克英会長が委員として、松山茂樹副会長がオ ブザーバーとして参加しています。 現在までに、検討委員会では認定社会福祉士の今後の想定取得者数、認定社会福祉士取得ルート、スー パーバイザー登録者の確保、などについて協議を重ねています。検討委員会では本年度内に機構理事会へ答 申する報告書の取りまとめを行う予定です。 ・障害者福祉施設従事者・使用者による 障害者虐待対応の手引き 養護者 虐待対応帳票・事例 ■編集:公益社団法人日本社会福祉士会 障害者虐待への対応方法を日本社会福祉士会が独自に開発した帳票 ■A4判・426頁 に基づいて、事例にそって解説。国のマニュアルに準拠し、対応手順と ■定価4,320円 (本体4,000円+税8%) ポイントを示すとともに、 システムとしての虐待対応を可能とする。 現場 ■2016年2月発行 の疑問に答えた60のQ&Aも収載。 都道府県・市町村職員必読の一冊。 ISBN978-4-8058-5280-4 社会福祉士実習指導者 社会福祉士実習指導者のための 講習会使用テキスト テキスト 第2版 相談援助実習プログラムの考え方と作り方 ■編集:公益社団法人日本社会福祉士会 ■B5判・330頁 ■定価2,592円(本体2,400円+税8%) ■編集:公益社団法人日本社会福祉士会 ■B5判・202頁 ■定価2,160円(本体2,000円+税8%) ■2014年4月発行 ISBN978-4-8058-3989-8 ■2015年6月発行 ISBN978-4-8058-5229-3 社会福祉士会が行う 「社会福祉士実習指導者講習会」 の研修テキスト。社会福祉士養成課程における相談援 『社会福祉士実習指導者テキスト 第2版』を元に実習プログ 「実習プログラミング 助実習を行う施設・機関の実習指導者に必要な事柄を ラミングの考え方と作り方を詳解した本。 「実習プログラムの立て方に特化した解 わかりやすくまとめ、 実習施設の実習プログラムも収載。 論をもっと学びたい」 実習指導者の役割を理解し、 実践するための一冊。 説本がほしい」 という実習指導者の要望に応えて作った1冊。 Tel.03-3834-5814 Fax.03-3837-8034 http://www.chuohoki.co.jp/ 〒110-0016 東京都台東区台東3-29-1 中央法規ビル 8 視覚障害のある会員の方に本ニュースのテ キストデータをEメールでお送りしています。 ご希望の方は、会員番号と氏名を明記の上、 本会事務局にEメールでお申し込みください。 Eメール:[email protected] 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2015年度臨時総会の議案について 日本社会福祉士会(以下「本会」)は3月12日に 2015年度臨時総会を鉄鋼会館(東京都中央区)で開 て報告します。 第4号報告 2017年度成年後見人養成研修について 催します。 2017年度から新しい成年後見研修を開催する 2014年4月1日に公益社団法人へ移行後、総会 にあたり、現状の検討状況を報告します。 は本会の正会員である47の都道府県社会福祉士会に 第5号報告 未成年後見に関する事業の推進につ よって構成され、議決権は正会員一法人につき1個 いて となりました。第27回通常総会(2014年6月21日開 2016年度に取り組む未成年後見にかかる事 催)から都道府県社会福祉士会に所属する会員への 業および未成年後見賠償責任保険の検討スケ 議案資料集の配布は取りやめましたので、本ニュー ジュールを報告します。 スにおいて議案の概要をお知らせします。詳細は会 第6号報告 独立型社会福祉士名簿登録に関する 員専用ホームページでご覧になれます。 規程改正 また、通常総会は決算を行う6月総会の1回とな 独立型社会福祉士名簿への登録要件や更新要 り、従来から開催していた3月総会は臨時総会の位 件、事業報告書の書式を改正しました。改正内 置づけへと変更となりました。そして2013年度まで 容を報告します。 は3月総会で事業計画案および予算案を議案として 第7号報告 全国大会の開催地決定方法について いましたが、公益社団法人移行後は、これらは理事 第26回日本社会福祉士会全国大会・社会福祉 会の承認事項となりました。 士学会以降の開催地が円滑に決定できるよう一 定の決まりを検討しています。検討状況を報告 Ⅰ 議 案 第1号議案 監事選任案 します。 第8号報告 会員管理システムの検討について 非正会員所属監事の辞任を受けて新たに監事 今後の会員管理システムのありかたについて の選任を行います。 検討しています。検討状況を報告します。 第2号議案 正会員に所属する社会福祉士の正会 員間の移動に関する規則改正案 正会員に所属する社会福祉士が正会員間を移 Ⅲ 事務連絡 第1号報告 規程類改正 動する際の未納会費の扱いなどについて新たに 第28回通常総会(2015年6月20日開催)以 規定する改正案です。 降に改正した主な規程類を報告します。 第2号報告 ソーシャルワーク合同世界会議(韓 Ⅱ 理事会報告 第1号報告 2016年度事業計画 2016年度事業計画を報告します。 第2号報告 2016年度収支予算 2016年度収支予算を報告します。 国大会)について 2016年6月にソウルで開催するIFSW、 IASSW、ICSW合同世界会議の概要などにつ いて報告します。 第3号報告 第24回日本社会福祉士会全国大会・ 第3号報告 意思決定支援を踏まえた成年後見制 社会福祉士学会(愛媛大会)報告 度の見直しに関する本会の意見について 第4号報告 第25回日本社会福祉士会全国大会・ 障害者権利条約の批准に伴う国内法制の整備 社会福祉士学会(福島大会)報告 に関連する意思決定支援において成年後見制度 の見直しが議論されていることを受け、成年後 Ⅳ 参考資料 見活動に積極的に取り組んできた本会の見解を ○2016年度主要行事予定表 まとめるための論点整理を、中間まとめ案とし 9 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2016年7月に愛媛県松山市で 全国大会を開催します!! 一般社団法人愛媛県社会福祉士会 全国大会実行委員会 この夏は「『生きる』を支える~社会福祉士の可 は明治の文豪、正岡子規や夏目漱石ゆかりの地とし 能性~」というテーマを掲げ、第24回日本社会福祉 て街のあちこちに句碑が立ち投句用のポストも設置 士会全国大会・社会福祉士学会(愛媛大会)を7月 され俳句といで湯の街としても有名です。 2日から3日にかけて愛媛県松山市で開催いたしま 会場となる「ひめぎんホール」は空の玄関口の松 す。 山空港や、海の玄関口の松山観光港からも車で30分 本大会では、社会福祉士の価値と倫理に立ち戻り 程で到着できます。街の真ん中には悠然と松山城が 「生きる」を支えるために、私たち社会福祉士に何 そびえ、マッチ箱のような坊ちゃん列車が汽笛を鳴 ができるのか、「今」と「これから」を考えながら らしながら市街地を走ります。海の幸、山の幸にも 支え続けることのできる「社会福祉士の可能性」に 恵まれ、県内には大小合わせて46を超える酒蔵があ ついてさまざまな視点から全国の仲間たちと語り合 ります。 い、共有し、これからの実践に繋ぐことの出来る大 最後に、四国といえば忘れてはならないのは、弘 会にしたいと考えております。 法大師の開いた88か所巡りのお遍路です。この愛媛 愛媛県は、四国の北西部分を占め、北は瀬戸内海 県にも40番札所から65番札所までがあり、今回の愛 を挟んで広島県と、西は豊後水道を挟んで九州・大 媛大会ではその51番札所の石手寺住職にシンポジス 分県に面しています。背後に四国山脈があり、温暖 トとしてご登壇いただく予定です。 な気候風土からそこに住む住民も穏やかな気質であ 愛媛県社会福祉士会全国大会実行委員会では、実 ると言われています。県内は、大きく南予・東予・ 行委員長をはじめ、四国の文化でもあるこのお遍路 中予の三つの地域に分けられます。 をもてなす「お接待」の精神を大切にしながら現在 県の南部を占める南予では、その温暖な気候を利 準備を進めております。 用して昭和の初めから柑橘の栽培が盛んで、柑橘の 夏に愛媛県松山市でお会いできることを楽しみに 生産高は日本一、また、リアス式海岸を利用した養 しております。 殖業も盛んに行われ、古くは真珠、近年はハマチ、 真鯛、さらに養殖不可能と言われていたマグロの完 全養殖にも取り組んでいます。 瀬戸内海に面した東予地域では、工業や造船が主 な産業となっており、紙製品やタオルなどの生産も 盛んです。映画・書道ガールズで一躍有名となった 四国中央市では、毎年書道甲子園が開催されていま す。 県内で最も人口の多い松山市を抱える中予では、 商業、観光業が中心です。日本最古の道後温泉は、 周辺の商店街や遊歩道が整備され、道後温泉本館の 古びた趣と対比して風情を醸し出しています。市内 10 愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2017年度の全国大会は「福島県」で開催します 2017年度の「第25回日本社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会」(以下「全国大会」)の開催地 が福島県に決定しました。 東北地方での全国大会開催は、第21回岩手大会に続いて3か所目となります。 会期は2017年6月3日(土)~4日(日)、場所は郡山市内での開催を予定しています。会場など の詳細は、決まり次第、本会ホームページおよび本ニュースにてお伝えします。 「故仲村優一先生を偲び、お別れする会」が開かれました 2016年2月14日(日)に仲村優一先生を偲ぶ会がアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で行われ ました。 仲村先生は昨年の9月28日に逝去されました。享年93歳でした。仲村先生は、戦後の社会福祉学研 究、社会福祉教育、社会福祉政策を長年にわたり牽引されるとともに、ソーシャルワークの実践にも 深く関われました。仲村先生には、本会が日本ソーシャルワーカー協会の社会福祉士部会であったこ ろ、日本ソーシャルワーカー協会の組織問題検討委員会の責任者として関わっていただき、また、そ の後の本会の任意団体としての設立にいたるまで、大きなお力添えをいただきました。そして、社団 法人日本社会福祉士会設立後は外部理事や顧問を長きにわたり担っていただき、本会の成長に大きく 寄与いただきました。特に生涯研修制度には大きな関心をお持ちいただき、本会の生涯研修制度の基 盤となったテキスト『社会福祉援助の共通基盤』には、「社会福祉士の位置と役割-生涯研修の意義 -」と題した推薦の言葉をご寄稿いただきました。 教育、研究、実践のすべてにわたり大きな業績を残された仲村優一先生のご冥福を心からお祈りい たします。 キャリアコンサルタント・CDAの学習は 相談者の自立支援 に効果的です 会員専用ホームページにアクセスしてみよう! https://www.jacsw.or.jp/kaiin/ 相談者との対話を重ねて「自分自身で悩みを 解決していくこと」をサポートする専門性を修得 JACSW-NETニュースですばやく情報を入手して、 キャリアコンサルタントの国家資格化について 相談者 平成27年9月11日に「勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案」が 衆議院本会議で可決され、成立いたしました。 これにより職業能力開発促 進法の第8節に「キャリアコンサルタント」が新設されるなど、キャリアコン サルタントに関する様々な改正がなされることになりました。改正法の施 行期日は平成27年10月1日ですが、 「キャリアコンサルタント」の登録制の 創設(国家資格化)に関する部分などは平成28年4月1日とされています。 CDA 取得 社会福祉士 就労支援のスキルを身につけ相談者の自立を促す『ソーシャルワーカー』へ 国家資格キャリアコンサルタントの受験資格が得られる!(厚生労働大臣認定講習申請中) 4~6月開講キャリアコンサルタント養成講座~CDA資格対応~ 通信教育 3 カ月 2016年4月より開講 スクーリング 10日間 東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡他、全国各地で無料説明会随時開催 (説明会の詳細はお電話または HP にてご確認ください) 期間限定 国家資格化記念 早期申込みキャンペーン実施中! 2016年3月31日(木) までに仮申込書到着の方 さらに 2016年4月10日(日) までに本申込書到着の方 対象:キャリアコンサルタント総合講座 (通信+通学) 1万5 千円 (税別) 割引 >> 285,000円 通常受講料300,000円+税が お問い合わせは お気軽に +税 (支払総額307,800円) ☎03-5294-5030 受付時間:9:00~18:00(年末年始、祝日を除く) 東京都千代田区神田東松下町47-1 案内コード 31501 掲示板で全国の会員とコミュニケーションしよう! 会員専用ページでは、本会の活動状況や各種規程類、役員 会議議事録等をご覧いただくことや、住所変更などの事務手 続きをインターネット経由で行うことができます。 また、本会ホームページの更新情報、厚生労働省関係情報、 研修会情報、国際関係情報などの情報をメールで受け取るこ とができます。 都道府県社会福祉士会に所属する会員が自由に投稿できる 掲示板(情報交流の場、情報提供の場、求人情報)では、さ まざまな情報交換を行うことができます。 会員専用ページにログインするためにはパスワードが必要 です。 ログイン方法等ご不明な点は、本会事務局までお問い合わ せください。 11 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 事務局職員情報交流連絡会を開催しました 2016年1月23日(土)に、全国41の都府県社会 管理事務および会費徴収事務は多くの県士会が共通 福祉士会(以下「県士会」)から57人の出席のも の課題を抱えており、全国の県士会事務局職員で構 とスター会議室および日本社会福祉士会(以下「本 成したグループによる情報交換も有意義なものとな 会」)の事務局(東京都新宿区)において「2016年 りました。また、生涯研修制度管理システムは、実 度事務局職員情報交流連絡会」(以下「連絡会」) 際に各自がパソコンを操作しシステムの動きを確認 を開催しました。本ニュースでは連絡会の概要を報 することで、理解が深まったとの意見が多く聞かれ 告します。 ました。連絡会終了後は本会事務局でミニ懇親会を 開催し、事務局職員同士の親睦を深める機会となり ました。 県士会および本会の事務局基盤の強化は、本会が 今後、事業展開する上で最も重要なことの一として 第二期中期計画でも掲げられています。連合体組織 としての強みは各県士会の情報やノウハウを各県士 会が共有し、相互に組織を強化することができるこ とです。事務局職員の役割が今後ますます重要にな るなか、今回の連絡会は、情報共有とともに顔の見 える関係つくりの第一歩となりました。今後の事務 A分科会「生涯研修制度管理システム」 局職員間の連携が強まることが期待されます。 全国の事務局職員が一同に会したのは、2010年度 の「事務局職員研修」から6年ぶりとなりました。 この間、本会は連合体への移行(2012年度)、公益 社団法人への移行(2014年度)があり、組織が大き く変わりました。今回の連絡会はそのような組織改 編を経て、県士会事務局職員の業務が多岐にわたり さまざまな課題を有する中、本会および県士会間の 事務局職員が会し、課題やその対策などの情報交換 をするとともに、交流を通しての顔が見える関係つ くり、本会からは参考となる事務事項の伝達を目的 に開催しました。 連絡会の内容は、事前に連絡会で取り上げてほし いテーマについてアンケート調査を行いその結果を 踏まえて、主に会員管理事務、会費徴収事務および 生涯研修制度管理システムを取り上げました。会員 12 B分科会「事務局業務について」 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 社会福祉専門職団体協議会 ハンセン病委員会 ハート相談センターの活動について 社会福祉専門職団体協議会(以下「社専協」)ハンセン病委員会「ハート相談センター」では、ハン セン病回復者とその家族の支援活動を行っています。 <活動内容> 月6日(日)に東京で開催しました。 ハンセン病回復者とその家族が地域で安心して生 活ができるよう、退所者の会、弁護団・弁護士会、 <ハンセン病市民学会総会・交流集会について> 当事者・関係団体などと連携を図りながら、電話相 社専協ハンセン病委員会が加入するハンセン病市 談や個別の状況に応じた支援、啓発活動などを行っ 民学会で第12回ハンセン病市民学会総会・交流集会 ています。 が次のスケジュールで開催されます。 2014年度の相談支援の活動実績は、電話相談総数 2016年5月13日(金)前夜祭 シンポジウム・懇 80件、個別支援総数720件で、回復者との問題の共 親会(奄美和光園) 有、情報交換、出張相談を目的とした全国の退所者 5月14日(土)総会・全体集会(鹿屋市文化会館) の会への参加が計13回となっています。 5月15日(日)分科会・部会(星塚敬愛園) 2015年度は、相談員体制の充実を図ることを目的 申し込み方法などの詳細は、以下にお問い合わせ とした10月31日(土)から11月1日(日)にハート ください。 相談センター新人募集研修を行い、相談員希望者16 人のほか、国立ハンセン病資料館見学希望者21人が 参加しました。また、全国のハンセン病療養所所在 地、退所者の会所在地の地域担当者との情報共有と 相談支援体制の強化のための全国担当者会議を、3 社専協ハンセン病委員会ハート相談センター TEL:03 - 5302 - 2234(水・金14:00~17:00) ハンセン病市民学会事務局ホームページ http://shimingakkai.com/ 13 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 生涯研修制度 2015年度専門課程修了認定申請について 2016年4月1日より、新しい生涯研修制度の専門 課程修了申請の受付を開始します。専門課程は、基 礎課程(基礎研修Ⅰ~Ⅲ)を修了した方を対象とし ています。専門課程の対象となる研修や実績、単位 基準などについては、生涯研修センターホームペー ジに掲載している「生涯研修手帳」に収録の「公益 社団法人日本社会福祉士会生涯研修制度研修単位基 準細則」の別表をご参照ください。 また、旧制度の対象者で、2015年度共通研修課程 修了申請および専門分野別研修課程認定申請をご検 討の方は、次ページをご覧ください。 (1)基礎研修Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを修了している方、も しくは基礎課程修了とみなされている方 (2)専門課程修了認定申請の単位対象となる期 間において、生涯研修制度の取得単位が35 単位以上ある方 2. 「第2期専門課程」修了申請 以下を全て満たす方が申請対象となります。 (1)第1期専門課程を修了した方、もしくは第 1期専門課程修了とみなされている方 (2)専門課程修了申請の単位対象となる期間に おいて、生涯研修制度の取得単位が35単位 以上ある方 ■申請受付期間 2016年4月1日(金)~6月30日(木)消印有効 ■申請対象者 1. 「第1期専門課程」修了申請 次のすべてを満たす方が申請対象となります。 申請者の区分 ■専門課程修了認定申請の単位対象となる期間 専門課程修了認定申請の単位対象期間は、原則、 新しい生涯研修制度を開始した2012年4月1日以 降となりますが7年間の経過措置期間を設定して います。 専門課程修了認定申請の単位対象となる期間 原則 A基礎課程を修了した方 (2012年度以降の入会 者、もしくは旧制度に おける共通研修課程修 了が0回の方) 経過措置対応 備考 ■以下①と②のうち、申請年度に近い日 から申請年度の末日まで ①資格取得日 ②申請年度から10年前 (2015年度申請の場合、 2006年4月1日) 以下①から③のうち、 B基礎課程修了とみなさ 申請年度に近い日から ■以下①と②のうち、申請年度に近い日 経過措置の れている方 申請年度の末日まで から申請年度の末日まで(※1) 有効期間は (旧制度における共通研 ①2012年4月1日 ①直近の共通研修課程修了年度の翌日 2022年3月 修課程修了1回もしく ②資格取得日 (2011年度修了の場合、 2012年4月1日) 31日まで は2回の方) ③専門課程修了年度の ②申請年度から10年前 翌日 C第1期専門課程修了と みなされている方 (旧制度における共通研 同上 修課程修了3回以上の 方) ■申請手数料および振込口座 1.申請手数料 専門課程修了申請手数料:10,000円 2.振込口座 郵便口座番号:00170-0-610110 加入者名:公益社団法人 日本社会福祉士会 14 ■申請に必要な書類 「専門課程修了」の申請に必要な書類 1.課程修了認定申請書(様式第2号) 2.研修単位記録(シートⅠ~Ⅲ) ※申請に必要な書式は本会生涯研修センター ホームページに掲載しています。 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) ■提出方法 ①郵送の場合 申請に必要な書類を揃えて、以下の送付先へお 送りください。封筒の表には必ず「第○期専門課 程修了認定申請書在中」と明記ください。 <送付先>〒160-0004 東京都新宿区四谷1- 13 カタオカビル2F 公益社団法人 日本社会福祉士会 生涯研修セ ンター ②E-mailの場合 申請に必要な書類を添付し、Eメール([email protected])で送信ください。メール のタイトルは「第○期専門課程修了認定申請」と してください。 ※旧生涯研修制度の対象者はこちらをご覧ください 2015年度「共通研修課程」修了、 「専門分野別研修課程」認定申請について 旧生涯研修制度の対象者の2015年度共通研修課程修了申請と専門分野別研修課程認定申請の受付を開 始します。申請の概要は次のとおりです。 ■申請受付期間:2016年4月1日(金)~6月30日(木)消印有効 ■申請対象者 A.「共通研修課程」修了申請 以下①~③をすべて満たす方 ①2016年4月1日時点で、これまでに共通研修課程修了申請を1回または2回申請したことがある方 ②2013年度または2014年度 共通研修課程修了の申請をしていない方 ③2013年4月~2016年3月までに受講した研修単位が60単位以上ある方 B.「専門分野別研修課程」認定申請 ①2013~2014年度「成年後見人養成研修(本会通信研修)」修了者 ②2013~2015年度「成年後見人養成研修(委託集合研修)」修了者 ③第9期~第11期「保健医療分野におけるソーシャルワーク専門研修」修了者 ④第5期「虐待対応専門研修~アドバイザーコース~」修了者 ■申請手数料および振込口座 ①申請手数料 ・共通研修課程修了申請手数料:3,000円 ・専門分野別研修認定申請手数料:3,000円/1研修 ②振込口座 郵便口座番号:00180-3-174786 加入者名:公益社団法人 日本社会福祉士会 ■申請に必要な書類 申請に必要な書式は本会生涯研修センターホームページに掲載しています。 A.「共通研修課程」の修了申請に必要な書類 1.集合研修参加単位記録(様式第1号) 2.実習研修参加単位記録(様式第2号) 3.グループ研修参加単位記録(様式第3号) 4.自己・その他の研修参加単位記録(様式第4号) 5.共通研修修了証明書交付申請書(様式第5号) B.「専門分野別研修課程」の認定申請に必要な書類 1.専門分野別研修認定証交付申請書(様式第6号) ■提出方法 ①送付先:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-13 カタオカビル2F 公益社団法人 日本社会福祉士会 生涯研修センター(申請書在中) ②E-mail: [email protected] 15 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2016年度「社会福祉士海外研修・調査」参加者募集 (公財)社会福祉振興・試験センターでは、2016 います。郵送をご希望の方は、本会事務局までご連 年度「社会福祉士海外研修・調査」への参加者を以 絡ください。 下のとおり募集しています。 なお、社会福祉士の研修参加者には、帰国後本会 社会福祉士の応募は、本会の推薦が必要です。実 の研究誌『社会福祉士』に研修・調査の成果を執筆 施要綱や提出書類は、本会ホームページに掲載して いただきます。 募集概要(詳細は実施要綱をご参照ください。) 目的 海外においてその国の相談援助の方法・技能等について、実地に研修・調査し、我 が国における社会福祉士の資質の向上並びに社会福祉の発展に資すること 定員 社会福祉士、精神保健福祉士合わせて5人以内 期間 おおむね15日から30日とし、2017年3月15日までに完了するものとする 対象者 社会福祉士として資格取得後3年以上の者で、相談援助業務に従事し3年以上の者 (社会福祉士会未入会者申込可、年齢制限あり) 研修テーマ 社会福祉現場における社会福祉専門職の実践的役割とその実態について等 派遣国 派遣者自身で決定 派遣者の選考 (公財)社会福祉振興・試験センターにおいて、書類審査を行う 費用 (公財)社会福祉振興・試験センターが必要と認めた額を交付(航空運賃、滞在費、 研修費、通訳費等) 本会への申込期限 2016年5月10日(火)必着 全国大会情報 全国大会の開催要綱を同封しています 2016年7月2日(土)から3日(日) 情報 の事例検討会の開催に向けて、企画の仕 方や進め方などをワークショップ形式で 学びます。「事例研究の方法」は社会福 祉援助の共通基盤に含まれている重要な 内容です。この機会にふるってご参加く にかけて、愛媛県松山市で第24回日本 ださい。 社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会 申し込み方法などの詳細は、本ニュー ス同封の全国大会開催要綱をご覧くださ (愛媛大会)を開催します。 い。 本大会への参加方法などの詳細は、本 ニュース同封の開催要綱をご覧ください。 学会運営委員会関連情報 し込み方法などの詳細は、本ニュース同 研究誌『社会福祉士』を同封しています。 封の全国大会開催要綱をご覧ください。 学会運営委員会編集による研究誌『社 全 国 大 会 プ レ 企 画「 事 例 研 究 ワ ー ク ショップ」を開催します 16 本プレ企画では、実践力を高めるため 会福祉士』第23号を本ニュースに同封 しています。 本誌には、都道府県社会福祉士会会員 分科会発表の申込は3月31日までです 学会運営委員会では、第24回日本社 による研究ノート4編と、2014年11 学会運営委員会では、第24回社会福 会福祉士会全国大会・社会福祉士学会 (愛 月から2015年10月までに発行された 祉士学会の分科会発表者を2016年3 媛大会)のプレ企画として 「事例研究ワー 本会と都道府県社会福祉士会の発行物 月31日(木)まで募集しています。申 クショップを開催します。 (書籍や報告書など)を掲載しています。 日本社会福祉士会ニュース №179(2016年3月) 2016年11月12日(土) 生涯研修センター情報 「認定社会福祉士特別研修」の開催について 認定社会福祉士制度の経過措置期間に ~ 13(日) 【定員】各50人 本研修の受講には事前課題の提出と審 期限です( 「顔写真なし」 ) 。 会員証再発行には手数料が必要です 紛失や記載事項の変更による「顔写真 査があります。 本研修の詳細については、 なし」会員証の再発行を希望される場合 3月中旬に本会ホームページに掲載する には500円の郵便小為替を同封してお おける認定社会福祉士の認定申請には、 募集要項および事前課題をご確認くださ 申し込みください。また、 「顔写真入り」 認定社会福祉士認証・認定機構が定める 会員証の発行を希望する方は顔写真(カ 「認定社会福祉士特別研修」を修了して い。 ラー 4×3cm)と1,000円の郵便小為 いる必要があります。 生涯研修制度管理システムの更新について 次年度も認定社会福祉士認証・認定機 2016年4月より、生涯研修制度管理 証の再発行および種類を変更した場合で 構より委託を受け「認定社会福祉士特別 システムに新機能を追加します。基礎研 も、有効期限は再発行および変更前と同 研修」の開催を予定しています。募集要 修のコマ単位での受講状況の表示や認証 じです。 項は、本会生涯研修センターホームペー 研修としての基礎研修の履修期間判定な ジに5月中旬頃に掲載する予定です。 ど、基礎研修の受講状況がよりわかりや 2016年度会費引落について すくなります。 2016年度都道府県社会福祉士会会 詳細は、2016年4月以降本会ホーム 費の引落は4月12日 (火)です。引落手 ページに掲載する「生涯研修制度管理シ 数料についてはこれまでの110円に消 本研修は、保健医療分野で特化される ステムユーザーマニュアル」をご参照く 費税を加えた118円が会費と同時に引 力量を取得し、他機関・他職種との連携が ださい。 落になります。 図れ、管理能力を有する熟達したソーシャ 2016年3月29日 ~ 31日 に は 上 記 ただし、北海道、福島県、埼玉県、東京、 ルワーカーの養成を目的に、本会と日本 対応のメンテナンスを行うため、生涯研 岐阜県、三重県、山口県、福岡県、佐賀 医療社会福祉協会との共催で行います。 修制度管理システムへのログインができ 県、宮崎県の会員は、所属の都道府県社 第13期保健医療分野におけるソーシャ ルワーク専門研修のご案内 替を同封してお申し込みください。会員 申し込み方法などの詳細は、本ニュー なくなりますのでご注意ください。 なお、 会福祉士会で会費引落を行っていますの ス同封の開催要項または日本医療社会福 2016年度以降、 「住所・電話番号・生 で、会費引落日については所属の都道府 祉協会ホームページをご覧ください。 年月日」を生涯研修制度管理システムの 県社会福祉士会の会報をご覧ください。 【期間】2016年8月~ 2017年8月 登録項目から外して運用しますのでご了 【定員】50人 解をお願いいたします。 2015年度末 (2016年3月31日) で所 2016年度成年後見人養成研修の開催 について 2016年度成年後見人養成研修の全 退会手続きについて 属の都道府県社会福祉士会から退会を希 独立型社会福祉士情報 望される方は、所属の都道府県社会福祉 士会の退会届を送付しますので、本会事 独立型社会福祉士名簿登録規程改正につ 務局へご連絡ください。ただし、所属の都 本研修は、成年後見人等として実務を いて 玉県、東京、三重県、岐阜県、福岡県、佐 担う都道府県社会福祉士会会員(成年後 独立型社会福祉士の名簿登録に関する 賀県、宮崎県の会員の方は、所属の都道府 見人等受任候補者)の養成を目的として 規程を改正する予定です。 県社会福祉士会へ直接ご連絡ください。 います。本会が主催する委託集合研修は 改正した規程については、本会ホーム また、ぱあとなあ名簿登録者の方は、 全国25会場で開催、5県は都道府県社 ページ(3月下旬)および日本社会福祉 退会届とは別に「ぱあとなあ名簿登録抹 会福祉士会主催の成年後見人養成研修を 士 会 ニ ュ ー ス №180(2016年6月 発 消申請書」を所属する都道府県社会福祉 開催します。 行)にてご案内しますので、ご確認くだ 士会にご提出ください。 申し込み方法などの詳細は、本ニュー さい。 なお、退会後に会員番号および研修修 国版開催要項を本ニュースに同封してい ます。 道府県社会福祉士会が北海道、福島県、埼 了履歴等は削除します。再度入会する場合 ス同封の開催要項をご覧ください。 は、 退会前の研修終了履歴などは引き継が スーパービジョン研修~経過的対応~ 都道府県社会福祉士会において認定社 会福祉士制度のスーパービジョンを担う その他の情報 れませんのであらかじめご了承ください。 なお、過去の研修修了履歴の一部は所 定の手続きによって証明することが可能な 者を経過的に確保することを目的として 会員証の更新について すでにスーパーバイザーとしての実践力 会員証の有効期限が2016年3月31 を有する者を対象に実施します。 日となっている方には、3月末日までに 住所などの変更について 更新会員証(有効期限2021年3月31 氏名・住所・勤務先などに変更がある場 【日程】大阪会場 場合があります。 2016年8月27日(土) 日)をご自宅へお送りします。 合は、本会ホームページの 「よくある質問」 ~ 28(日) なお、更新会員証の記載事項は、会員 に掲載している変更届をダウンロードし、F 東京会場 番号・氏名・社会福祉士登録番号・有効 AXかEメール添付にてお手続きください。 17 新刊・近刊等情報 包括ケアを理解し実践するための一冊で インタビューなどをもとに考察していま す。 発売元:メディカ出版 発売元:あいり出版 発行年月:2015年2月 発行年月:2015年2月 発行年月:2014年11月 A5判/ 157頁 A5判/ 136頁 四六判/ 182頁 価格:2,000円(税別) 価格:2,000円(税別) 価格:1,600円(税別) 本書では、社会福 支援が必要になっ 本書は、知的障害 祉サービスがどれほ た高齢者を再び元気 のある人たちを対象 ど利用者を「かけが にし、介護保険から とした生涯学習を題 えのない存在」とし 「卒業」をさせてい 材に、知的能力にハ て捉えてきたのかと る和光市。介護予防 ンディをもつとはど いうことを検証する を重視した着眼点、 のような困難がある ために、ホスピタリティという視点から 予防の効果を上げる仕組みづくり、また のか、彼らが抱える問題とその問題を解 見直し、現場の社会福祉サービス従事者 市民から専門職までの意識変革など和光 決するために必要な配慮や支援について がホスピタリティをどのように認識して 市の取り組みが紹介されています。高齢 考察されています。知的障害のある彼ら いるのか、そして、所属する組織のあり 者を支援する専門職がどのような連携を が、自分らしく生活する支援を考えるた 方で個々の職員の認識や行動がいかに形 行っているのか、「和光方式」の地域 めに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 13 19日 (土) 権利擁護人材育成研究会 20日 (日)基礎研修講師養成プロジェ クトチーム 21日 (月・祝)成年後見研修開発プロ ジェクトチーム 26日 (土) 障がい者支援委員会 27日 (日)リーガル・ソーシャルワー ク研究委員会 24日 (日)自殺予防研修プログラム検 討プロジェクト す。 ■社会は障害のある人たちに何を期待し ※ここで紹介する本は一般書店等でお求めください。 ■社会福祉サービスとホスピタリティ ~ドラッガー理論を踏まえて~ 著 者:星野 晴彦(神奈川県社会福祉士会) ■埼玉・和光市の高齢者が介護保険を“卒 業”できる理由 著 者:宮下 公美子(神奈川県社会福祉 士会) ているか ~生涯学習実践から知的能力をめぐる 問題を考える~ 著 者:西村 愛(青森県社会福祉士会) 四谷事務局だより 行 事 予 定 ・ カ レ ン ダ ー 3月 05日 (土)認定社会福祉士登録機関運 営委員会 05日 (土)~ 6日 (日)地域包括支援セ ンターネットワーク実践力養成研 修(後期スクーリング) 独立型社会福祉士研修 高齢施設の相談員等を対象とした スキルアップ研修 06日 (日) 子ども家庭支援委員会 12日 (土) 理事会 臨時総会 13日 (日)生涯研修センター企画・運 営委員会 国際・滞日外国人支援委員会 15日 (火)~ 16日 (水)主任相談支援 員スキルアップ研修 18 4月 09日 (土) 学会運営委員会 現場のための障害者虐待防止研修 開発プロジェクト 10日 (日)災害支援プロジェクトチー ム 16日 (土) 業務執行理事打合せ 理事会 17日 (日)生涯研修センター企画運営 委員会 5月 14日 (土) 業務執行理事打合せ 理事会 15日 (日)生涯研修センター企画・運 営委員会 21日 (土)~ 22日 (日)都道府県ぱあ となあ連絡協議会 29日 (日) 独立型社会福祉士委員会 都道府県社会福祉士会 会員情報 1月31日付 会員数 39,410人 1月中 入会 会員数 024人 登録者総数 190,009人(12月末現在) 組織率 20.74% 番地 カタオカビル2階 TEL03‐3355‐6541 FAX03‐3355‐6543 [email protected] 発売元:相川書房 発行人 鎌倉 克英 発行所・事務局 公益社団法人日本社会福祉士会 〒160‐0004 東京都新宿区四谷1丁目 成されていくのかを、他業種との比較や
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