アメリカ・タバコ問題における利益団体

三田祭論文集 2002
アメリカ・タバコ問題における利益団体
∼The American Lung Association を中心に∼
伊藤
目次
舞
序章
第 1 章 アメリカ・タバコ問題の現状
第 2 章 反タバコ派としての利益団体
第 3 章 タバコ問題解決における障害
終章
反タバコ派利益団体の展望・存在意義
序章
アメリカではタバコの健康被害の危険性が大きな保健問題として取り上げられてき
ている。現在ではテレビなどの電波メディアでのタバコ CM の放送が禁止されたり、
タバコの包装と広告に 4 種類の公衆衛生局長官警告文を 3 ヶ月ごとに交代で掲載させ
る規制規則が施行されたりしている。また、嫌煙権運動なども活発である。しかし、
これに対しタバコ業界側も抵抗し、地方自治体や州・連邦議会へのロビー活動に力を
入れている。さらにタバコ広告に財政的依存をしている雑誌・新聞等が存在し、タバ
コ業界側を支持している。このように、アメリカではタバコ規制をめぐるタバコ業界
対反タバコ派の争いが大きな政治問題に発展している。そして、このタバコに関する
政治的闘争においてタバコ業界側が依然として強大な力を有している。強力なタバコ
業界側を打倒すべく、多くの個人や反タバコ派団体は独自で、あるいは協力して闘っ
てきた。これまでの、そしてこれからのタバコ規制の政策決定過程において、反タバ
コ派の貢献は重要な要素であると思われる。そこで、ここでは反タバコ派の活動に注
目してタバコ問題を見ていき、その上で反タバコ派利益団体の存在意義について考え
ていきたいと思う。
第 1 章 アメリカ・タバコ問題の現状
具体的な反タバコ派の活動を見ていく前に、まず司法部におけるタバコ問題、いわ
ゆるタバコ訴訟について見ていく。アメリカのタバコ訴訟には 3 つの波がある。第1
の波は 1950 年代から 1960 年代初めの時期で喫煙の結果、肺がんや喉頭がんを患った
として患者がその責任をタバコ会社に求めて訴えたのである。しかしそのほとんどが
敗訴となった。
第 2 の波は 1980 年代から 1990 年代初めにタバコの危険性そのものが争点とされ、
タバコ会社に危険物製造の責任として損害賠償を求めるものが主となった。第 2 波に
おいて有名な事件としてはチポローン事件が挙げられる。チポローン事件では州地裁
でタバコ会社に 40 万ドルの賠償が命じられ、タバコ訴訟史上初の原告側の勝利となっ
た。しかし、この評決は控訴審で逆転され敗訴となり、原告側も因果関係の立証が困
難であること、負担費用が巨額となっていくことなどからそれ以上の訴訟を断念した。
第 1 波・第 2 波では個人対タバコ会社という形が主であったが、弁護士やコストの面
からタバコ会社は強力だったのである。第 3 の波は 1990 年代以降にあたり、ここでは
クラスアクションや受動喫煙による健康被害への訴え、さらには州政府がタバコ会社
にタバコによる健康被害への公的医療保険などの医療費を負担するよう求めた医療費
68
[タバコ]
求償訴訟が加わった。第 3 波タバコ訴訟を通して 1997 年、
「タバコに関する連邦包括
和解」
が成立した。
その内容はタバコ会社が 25 年間で総額 3685 億ドルを支払うこと、
厳しい警告表示が義務付けられることなどである。しかし、タバコ会社はこれらの和
解内容を受け入れるかわりに医療費求償訴訟の取り下げ、過去の行為を理由とする懲
罰的賠償と将来のクラスアクションから免責を受けることとなり、結果的にはタバコ
業界側に有利なものであったと言える。このように司法部におけるタバコをめぐる争
いではタバコ会社が強い力を握っているのである。
また立法・行政部においてもタバコ業界側は強力である。タバコ業界は主に共和党
へ多額の寄付を行っており、最大の支援団体となっている。さらに、タバコ業界は一
丸となってタバコ規制問題へ対抗しており、その結束はかなり強い。このため議会・
行政府へ容易に規制への反発を訴えやすく、彼らの主張は政治過程への影響が大きい。
それゆえ、規制は難航し、いまだ政治問題となって残っているのである。
ではその強力なタバコ業界に対抗すべく反タバコ派はどのような活動をしているの
だろうか。
第 2 章 反タバコ派としての利益団体
主な反タバコ派団体として the American Cancer Society(ACS)
、the American
Heart Association(AHA)
、the American Lung Association(ALA)などの団体が各々
で、そして時には協力してタバコ業界に対抗している。ここでは上記団体の中で規模
としては小さいが反タバコ活動に熱心だと思われる ALA の活動に焦点を当てて反タ
バコ派の活動を見ていくことにする。
第 1 節 ALA のポリシー
ALA は 1904 年に肺結核の克服、予防にむけて設立され、中央部と全国的な支部組
織からなる健康保護派団体であり、ボランティアとスタッフにより公的寄付金をもと
に運営されている。現在は結核だけでなくすべての肺病に対して闘う姿勢をとってい
る。そのためタバコに対しても強く反対している。ALA 全体の活動として、喘息やタ
バコ、大気汚染などへの運動・研究・専門家の育成・学校教育への参加などを行って
いる。ここではまず ALA のタバコ問題に対する方針について見ていく。
ALA はタバコのない社会を目指し、法律・訴訟・メディア・教育を通じて若者の喫
煙の防止、タバコ生産の規制、大人の喫煙を防止するための活動を行うとしている1。
まず、子供や若年層の喫煙防止のためにタバコ税の増税、自動販売機での販売の禁止、
タバコ小売業者の免許制と厳しい規制を確立することを提唱している。さらに、メー
ル・オーダーやインターネットでのタバコ販売も禁止するべきだと考えている。また、
未成年者のタバコ製品の所有・購入に対する刑罰は有効的な規制策ではないと考え、
未成年者自身を罰する法律には反対している。その他、タバコは麻薬と同様、規制さ
れるべきだとして FDA の権力を支持し、タバコ広告や販売促進規制を支持している。
さらに、タバコの害について大衆には知る権利があること、タバコ製品が貿易上の商
品として扱われるべきではないこと、政府は世界規模でタバコ規制を行うべきである
こと、などを主張している。責任問題に関しては、クラスアクションを含めた訴訟へ
の参加など市民や政府、他の反タバコ派を保護するうえでとりうるすべての手段を支
持し、タバコ業界側はその責任問題から保護されるべきではない考えている。公衆の
健康に関して、タバコ規制やタバコに関する教育、禁煙プログラムの促進を目指し、
そのためにもタバコ税の引き上げやタバコに関する研究が進められるべきだと考えて
69
三田祭論文集 2002
いる。タバコ業界の戦術に対しては、州などが所有するタバコ先買権に反対し、タバ
コ会社の地域・文化・スポーツ・エンターテイメント・他組織への後援、タバコ栽培、
タバコ製品の生産、タバコの取引等にも反対している。また、タバコ販売を促進させ
るような目的での政府基金にも反対している。さらに、公的・私的なタバコ業界への
寄付に反対し、出資の引き上げがなされるべきだとしている。
以上、ALA のタバコにたいする方針について大まかに見てきた。これらの方針にの
っとり ALA は反タバコ派団体として活動しているのである。
第 2 節 ALA の具体的活動
以上のように見てきた方針をもとに行われている ALA の反タバコ運動に焦点を当
てて見ていく。
ALA も利益団体が展開すると言われている活動をやはり行っている。議会・行政部
への働きかけ、いわゆるロビーイングや政治献金、訴訟への参加、連合の構築などが
それである。
まず、ALA の特徴的な活動プログラムとして大人を対象とした禁煙プログラムの提
供や子供・若年層の喫煙防止プログラムがある。若年層の喫煙撲滅のため The
Smoke-Free Class of 2000 の後援をしていることは注目に値する。The Smoke-free
Class of 2000 とは若者のタバコ製品使用の防止を目指す全国規模でのプログラムであ
る。さらにこの活動の一環として ALA は Teens Against Tobacco Use(TATU)2を進
めている。TATU はコロンビア特別区を含めた 37 州で行われているもので、若者にタ
バコについて集団教育をしていくものである。これは地域あるいは学校教育の1つの
手段となっている。毎年、およそ 40000 人の若者が TATU の教育プログラムを受けて
いる。
さらに、ALA は、
TATU とは別に若者の禁煙プログラム、
Not On Tobacco(N-O-T)3
を進めている。N-O-T では若者の自発的参加を前提として 10 通りの禁煙方法、4通り
の任意援助プログラムを提供し、若者の禁煙促進を目指している。ここでのプログラ
ムは 15 州で行われた調査をもとに作成されている。そして ALA は成人を対象とした
TATU や N-O-T のような禁煙プログラムや集団教育プログラムも行っている。
また、ALA 各支部で独自の活動も行っている。例えば ALA カルフォル二ァ支部は
2002 年7月より若年層へのタバコの違法販売防止を目指し、タバコ小売業者の有効的
な認可制を実施することを全国的に宣伝運動している。ミネソタ州の ALA(ALAMN)
はミネソタ州の反タバコ活動 Minnesota Partnership for Action Against Tobacco
(MPAAT)と協力関係にあり、2000 年 8 月には MPAAT からおよそ 37 万ドルの補助
金を受け取っている。この補助金はタバコ教育のために支給されており、ALAMN の
タバコ教育における総費用の 11%にあたる。LALMN の行う反タバコ活動は成人、若
年層の禁煙援助プログラム、学校でのタバコに関する教育、専門家の育成、受動喫煙
に関する地域教育等があるが、
その活動の中でタバコ教育は 27%の割合をしめている。
その他、ALA は独自に、もしくは ACS や AHA、Campaign for Tobacco-Free Kids
等と連携して調査・研究・専門家の育成を推し進めている。ここに反タバコ派の連合
が作られていると言える。
また、タバコに関する法律や規制への働きかけも行っている。それは地域、州、さ
らには国家レベルでおこなわれている。具体例としては、国内線航空機での喫煙を規
制する法案への働きかけなどが挙げられる。これらは、いわゆるロビーイングである
が、ALA のロビーイングについては第 3 節で詳しく見ていくことにする。
70
[タバコ]
第 3 節 ALA のロビーイング
2000 年に ALA の代表者たちは WHO によるタバコ規制に関する会議に携わる議員
に勧告するための公聴会に出席している。そこで ALA は拘束力の強い世界的なタバコ
規制協定を締結し、
タバコ会社にタバコの害の責任を負わせるように訴えた。
ALA は、
タバコ業界側は公式にも非公式にも交渉に参加することを許されるべきではないと主
張した。人々を死に至らしめるような害あるタバコを生産しているものが会議の席に
つく資格はないと強く反対しているのである。そしてタバコ業界側を含めず会議を進
めること、そこで拘束力の強い協定を結ぶこと、それによりタバコ業界を厳しく規制
すること、タバコ製品の広告を禁止することなどを一貫して主張し続け、働きかけて
いる。
2001 年には厳しいタバコ規制協定を支持するようにブッシュ政権に訴え、それによ
り政府側から協定の草案について批評を求められるまでにいたった。そこで ALA はタ
バコ製品を貿易上の商品として扱うこと、タバコ製品の広告・販売促進活動を禁止す
るべきことを主張した。このような流れの中で、2001 年秋に代表者たちによる、クリ
ントン政権時のものに続く公聴会を開くことが約束された。しかし実際にはこの公聴
会は開かれておらず、延ばし延ばしにされている。ここにアメリカのタバコ規制への
矛盾が見られる。アメリカ政府は公聴会の開催を約束するなど一見前向きな態度をと
る一方で、実際には開かなかったり、国際会議でも規制に対し反対であるようなこと
をしたり、はっきりした姿勢を示していない。2002 年3月にジュネーブで開かれた国
際タバコ規制協定会議においてもアメリカの代表団は規制を進めるどころか協定の力
を弱めるようなことばかりしている。彼らはタバコ広告、販売促進の禁止や誤解を招
くような警告文表示の禁止、免税タバコの販売の禁止、受動喫煙からの保護等に対し
後ろ向きな態度を示している。アメリカ司法部ではタバコの市場取引を規制したり、
「light」
「low-tar」
「mild」といった表示を禁止したりしている。その一方で行政部で
は同様な趣旨の政策に反対してるいのである。ALA はこの矛盾を指摘し、ブッシュ政
権は公衆の健康保護政策を支持するよう働きかけている。また、ALA は WHO 後援の
協定会議に非政府団体代表にオブザーバーとして出席し、アメリカ代表団がこの好機
を逃さないように訴え、監査役を果たしている。
以上のように ALA は公にも、また私たちには見えにくい部分でも反タバコ派の1団
体として活動している。彼らがロビー活動にあてる費用は年間で約2万 5000 ドル4で
ある。この金額はロビー活動費用としては決して高額とは言えないが、ALA が政治的
にも活動する利益団体の1つであることの証拠であると言える。ALA の活動は、全体
的にロビー活動よりも禁煙プログラム等の大衆に近い活動が充実しているように思わ
れる。それらのイベント、プログラムは有権者に訴えることで間接的に議員に働きか
けるグラスルーツ・ロビーイングとも言える。反タバコ派で協力し、強大なタバコ業
界と闘っていくには、このような大衆社会にこつこつと働きかけていく団体の存在は
欠かせないだろう。
第 3 章 タバコ問題解決における障害
第 2 章で触れたとおり、国レベルでアメリカのタバコ規制問題を見たとき、そこに
は取り組み姿勢と実際の展開の間に大きな矛盾が生じている。反タバコ派から見れば
この不一致は大きな不満の種となる。
まずタバコに関する各州の動向には 3 つの傾向を見ることができる。1 つに、タバ
コにかける税金から得られる利益をその分タバコ規制政策にまわす州が少ないこと。2
71
三田祭論文集 2002
つめに、多くの州がタバコ規制を行うための資源確保にたいして攻撃的な態度を示し
ていること。3 つめに、タバコ問題に対し目に見える一時支払いで済ますことを選び、
長期的な解決策をとろうとしない州が多いことである。2002 年に入り、コネチカット、
ハワイ、イリノイ、インディアナ、カンザス、ルイジアナ、メリーランド、マサチュ
ーセッツ、ミシガン、ネブラスカ、ニュージャージー、ニューヨーク、オハイオ、ペ
ンシルベニア、ロードアイランド、テネシー、ユタ、バーモントの 18 州がタバコ税を
引き上げており、これは 1969 年以降、最多州で増税が採用されていることになる。し
かし、そこから得られる利益を規制の財源として使用することにしているのはニュー
ジャージー、ユタの 2 州のみであり、ある州ではタバコ規制政策にあてる予算を削減
さえしている。例えば、マサチューセッツでは 35%の予算削減がなされている。
コネチカット、カンザス、インディアナ、ペンシルベニア、オハイオ、バーモントで
は 2 倍以上の増税が決定された。タバコ価格の上昇は若者の喫煙防止、大人の禁煙に
つながると考える ALA ら反タバコ派からしてみれば、これらの州で大幅な増税が採択
されたことは喜ばしいことである。しかし、その一方でマサチューセッツ、さらにア
リゾナで 50%、カリフォルニアで 45%の規制費予算削減がなされるなど、アメリカ全
体のタバコ規制は一進一退である。
また、全国レベルで規制を進めていく上で、反タバコ派側自体にも問題がある。
議会での公聴会を通じて反タバコ派の間で議会に何を要求するのかが一致してい
ないことが指摘されている。彼らの間でタバコが有害であること、そしてそれに対
して政府が何かしらに対処をすべきであるという点では意見が一致している。しか
し具体的な対応として政府に求めるものについて意見が分かれているのである。こ
のことは反タバコ派の政治的影響力・組織力が弱く、効果的なキャンペーンが行え
ていないことを表している。これに比べてタバコ業界側は意見の不一致に慎重に対
応、協調している。このためタバコ問題において司法部だけでなく立法部において
も反タバコ派はその力を発揮しきれず、タバコ業界側が強力なのである。結果とし
て上述したように多くの州でタバコ税収入が規制にあてられないことや規制予算
が削減されていることは立法部でのタバコ業界側の強大さに起因していると見る
こともできるだろう。
終章
反タバコ派利益団体の展望・存在意義
タバコ業界側が強い力を有する状況の中で反タバコ派が目指す解決は険しい道のり
となることが容易に想像できる。しかし、もちろん反タバコ派はタバコ業界に対して
何もできないわけではない。まず全国レベルで闘っていく上で、より強固な連合を形
成していく必要があり、そしてそれは可能なことであると思われる。連合の中で歩調
をそろえて意見の不一致などを 1 つ 1 つ解消していけばタバコ業界に匹敵するだけの
力を有することも可能だろう。
しかし、そもそもタバコ問題の真の解決とは社会をどのような状態にすることなのだ
ろうか。反タバコ派の目指す解決はタバコのない社会を作ることであるが、実際にそ
のように社会を変えていくことは可能なのだろうか。現在アメリカではテレビ等の電
波媒体でのタバコ CM が禁止され、人々の間でもタバコの有害性が認識されている。
それでも喫煙を続けている人が存在するのが現状である。また、タバコ産業により収
入を得て生活している人々の存在も忘れることはできない。そこにはタバコを生産・
販売しているタバコ会社だけでなく、タバコ広告により財源を確保している印刷メデ
72
[タバコ]
ィア業界も含まれる。タバコ産業が完全に禁止されてしまった場合、タバコにより生
計をたてている人たちのその後の生活はどうなるのだろうか。この点もふまえてタバ
コの禁止について考えなくなくてはならないだろう。
さらに意識の上での問題として、喫煙するのかしないのかは個人の自由と考える意
識が国民の間にあることである。この自由の意識がある限り、害であるからとタバコ
を完全に禁止することは不可能だろう。この意識があるからこそタバコ訴訟において
も反タバコ派はなかなか勝てなかったとも言えるだろう。
それでも人々の意識というものは変化していくものだろう。人々のタバコに関する
意識に働きかけ、反タバコの世論を形成、高めていくことができれば反タバコ派が勝
利するときが来るかもしれない。そのような働きかけが行えるのは、コストや手段の
面からみても反タバコ派利益団体だろう。そして、直接的に市民に訴えかけていくた
めにも ALA が行っているようなグラスルーツ・ロビーイングや大衆に密着した政策、
人々に訴えかけられるような研究・結果の公開の必要性は高い。反タバコ派側の視点
からタバコ問題を見ていく上で ALA らのような反タバコ派利益団体の存在は大きな
ものであり、無視することはできず、今後の活動への期待が高まる。
【註】
1 http://www.lungusa.org/advocacy/107/PP107tobaccopolicy.pdf
2 http://www.lungusa.org/smokefreeclass/index.html
3 http://www.lungusa.org/tobacco/not_about.html
4 http://www.wispolitics.com/freeser/features/f01052402.html
【参考文献】
A・L・フリッチュラー『タバコの政治学』勁草書房、1995 年
棚瀬孝雄編『たばこ訴訟の法社会学−現代の法と裁判の解読に向けて−』世界思想社、2000 年
伊佐山芳郎『現代たばこ戦争』岩波新書、岩波書店、1999 年
「15 兆円の煙が目にしみる」
.
『NEWSWEEK』
.2000.7.26. pp.62~63
「タバコ訴訟の勝者は誰?」
.
『NWESWEEK』
.1998.12.2. p.45
「ウチの製品は「有害」です」
.
『NEWSWEEK』
.1997.4.2. p.49
「わが世の春がやって来た」
.
『NEWSWEEK』
.1994.11.30. p.32
「審議難航する「たばこ和解」
」
.
『週間東洋経済』
.1997.9.27. p.63
「米「42 兆円たばこ和解」の裏側」
.
『週間東洋経済』
.1997.8.2. pp.62~63
「米国メーカー歴史的敗北 喫煙天国日本も変わる」
.
『エコノミスト』
.1996.4.23. pp.59~61
「アメリカにおけるタバコ関係訴訟」
.
『法の支配』
.117 号.2000.5. pp.10~16
「アメリカにおけるたばこ訴訟と禁煙運動」
.
『大東法学』
.第 32 号.pp.205~215
http://www.lungusa.org/
http://www.wispolitics.com/
http://web.lexis-nexis.com/
73