3Dモデリング講習「眼鏡フレーム3D設計トライアルコース」実施内容と教材ビデオ制作 講 師:福井光器(株) 山口直邦 ビデオ制作:澤昭眼鏡 澤田雅広 ・第1回(山のモデリング) H18.4.4 (ビデオ:未配布) 山のモデリングの流れを簡単に説明。 (簡単な上面図と正面図のカーブから左半分の3Dカーブを作成し、甲丸を2レールスイープで作成 し、7°のテーパを持った上面と下面を作成。裏面と側面を作成し、エッジにフィレットをかけ、出 来上がった左半分をミラーコピーして全体を作成。) ・第2回(山のモデリング) H18.4.25 (ビデオ:57 分) 図面を読み込み、より実際に即した形でのモデリング。 (正面図を Front ビュー配置 → 位置合わせ カーブ と上面カーブから3Dカーブを作成 から2レールスイープで甲丸を作成 → → フィレット作成 ムカーブでトリム → → 上面図と正面図から右半分を削除 中央の断面を整形 → → → 端部をリ 出来上がった左半分を ミラーコピーして完成) ・第3回(山のモデリング) H18.5.10 (ビデオ:1 時間 37 分) 前回と同じモデリングだが、より良い内容。 (山の端部のフィレット処理やリム内側のカー ブでカットなどが改良された。) ・第4回(山とリムの関係) H18.5.23 (ビデオ:32 分(トラブルにて途中までの収録)) リムと山の間に起こりうる様々な問題点について。 (山を作ったあと、リム側でのカット方法や、 前傾斜を与えたときに山の見え方がおかしくな らないようにする方法などについて。) ・第5回(テンプルのモデリング) H18.6.6 (ビデオ:1 時間 35 分) 簡単なテンプルの3Dモデリング。 (甲丸面の断面を円弧等で作成し、2レールス イープでサーフェスを作成。それにテーパ面を 上下に曲線押出で作成し、裏面を曲線押出で作 成後、それぞれをトリム。) ・第6回(作業平面を理解する) H18.6.19 (ビデオ:1 時間 26 分) 作業平面に関する様々なコマンドの説明。 ・第7回(作業平面を理解する) 正面 3Dカーブと断面カーブ 3D カ ー ブ を 押出 し し て 7 ° テ ー パ面 作 成 裏面作成 → → H18.7.5 (ビデオ:2 時間) 実際のモデリング作業の中での使い方。 (眼鏡枠図面から山やテンプルを作成する際、断面図の配置や修正に作業平面を活用。) ・第8回(モダン) H18.7.18 (ビデオ:1 時間 37 分) 最初から曲がった状態でモダンを作成するという手法で作成。 (モダンのサーフェスを縦に4分割して作成する手法で行った。) ・第9回(変形によるモダンのモデリング) H18.8.22 (ビデオ:1 時間 28 分) 伸ばした状態でモダンを作成し、フロー変形で曲げるという手法で作成。 (断面形状として円を12個モダンの中心線上に均等に配列し、ロフトで円筒状の単一サーフェスを 作り、制御点を動かしてモダンの形状を作成。上面図、側面図に合うように制御点を動かしていく手 法。) ・第10回(ヨロイ) H18.9.5 (ビデオ:1 時間 15 分) 講師の会社の製造上の特徴もあり、曲がった状態のままヨロイをプレスすることを前提としたモデ リングであった。理由は、伸ばした状態で製造してから曲げると歪みが発生するため。伸ばした状態 で製造する場合のCADでのモデリングとは少し違う。 (まず、ヨロイがリムと接合する部分に平面を作成し、丁番の部分にも平面を作成し、2つの平面間 にスイープ面を作って裏面を作成。次に上面、下面を作成し、上面と下面の間に一旦ブレンドサーフ ェスを作成後、サーフェスの頂点が上面図のカーブに合うように制御点を移動して甲丸面を作成。こ の制御点移動による手法は、講師が独自開発したスクリプトを使って自動で行ったので簡単だったが、 通常はスクリプトを使えないため、手動で行う必要がある。) ・第11回(ヨロイ) H18.9.19 (ビデオ:1 時間 47 分) 前回とは少し違う方法でモデリン グを行った。 (ヨロイがリムと接合する部分と丁 番の部分に平面を作成し、2つの平 面間にスイープ面を作って裏面を作 るところまでは同じで、そのあとが 少し変わった。作成した裏面をオフ セットして前面を作り、次に上面、 下面を作成し、端をカットし、エッ ジにフィレットをかけて完成となっ た。)
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