かべ新聞 №64

2015年 2月3日
JR西労関西地域本部
責任者 : 菅野 武男
編
集: 広 報 部
2月8日にJR阪和線・東岸和田駅の下り線約2㎞が高架になります。会社はこの間、
「新駅開業」や「大幅な線路変更」など、運転操縦に変更が生ずる場合でも、机上のペ
ーパーでの説明やビデオを観覧させるのみの教育を行ってきました。会社の言い分は、
いつも「机上とビデオで十分」という、誰が何を根拠に「十分」と判断したのか全く理
解できない主張を繰り返してきています。
JR西日本社内誌・年頭の真鍋社長談には、「安全最優先の鉄道を築く」「リスクを
事前に把握し対策を打つ」「当たり前を確実なものとする」「弛まぬ努力」など、安全
にはこれで十分などなく、やるべき事は確実に実行するという主旨の発言をしています。
「机上・ビデオ」の教育で十分・万全であると何故言えるのか?「机上・ビデオ」と
直接見て実感する」のとどちらが安全最優先か?「直接見て実感する」方がより万全で
確実であることは言うまでもありません。例え面倒くさいことであっても安全最優先と
は「万全」「確実」を選択するということです。常識ではないですか?真鍋社長の言っ
ていることが如何に飾り文句であるかということです。
現場第一線で働く社員(実際にその線路を運転する運転士)が、「万全」「確実」を
求めているのです。むしろ会社が「直接見て実感する練習運転」の万全・確実な選択を
しなければならないのに、実際に運転する運転士の声を切り捨てて、直接運転もしない
者が「机上とビデオで十分」などと言うこと自体が既に間違っているのです。
2月3日の朝8時から、日根野電車区分会の仲
間が大阪支社前で「安全最優先とは何か」を訴え
街宣行動を行いました。現場第一線で働く社員の
要求を働く者の立場から考え会社と闘っている
のはJR西労です。
JR西労に結集し、安全に妥協する会社に「責
任追及ばかりせず社員の意見を聞きやるべきこ
とをやれよ!」と言おうではありませんか!JR
西労は、貴方のその決断を待っています。
以
上