2015年 2月3日 JR西労関西地域本部 責任者 : 菅野 武男 編 集: 広 報 部 2月8日にJR阪和線・東岸和田駅の下り線約2㎞が高架になります。会社はこの間、 「新駅開業」や「大幅な線路変更」など、運転操縦に変更が生ずる場合でも、机上のペ ーパーでの説明やビデオを観覧させるのみの教育を行ってきました。会社の言い分は、 いつも「机上とビデオで十分」という、誰が何を根拠に「十分」と判断したのか全く理 解できない主張を繰り返してきています。 JR西日本社内誌・年頭の真鍋社長談には、「安全最優先の鉄道を築く」「リスクを 事前に把握し対策を打つ」「当たり前を確実なものとする」「弛まぬ努力」など、安全 にはこれで十分などなく、やるべき事は確実に実行するという主旨の発言をしています。 「机上・ビデオ」の教育で十分・万全であると何故言えるのか?「机上・ビデオ」と 直接見て実感する」のとどちらが安全最優先か?「直接見て実感する」方がより万全で 確実であることは言うまでもありません。例え面倒くさいことであっても安全最優先と は「万全」「確実」を選択するということです。常識ではないですか?真鍋社長の言っ ていることが如何に飾り文句であるかということです。 現場第一線で働く社員(実際にその線路を運転する運転士)が、「万全」「確実」を 求めているのです。むしろ会社が「直接見て実感する練習運転」の万全・確実な選択を しなければならないのに、実際に運転する運転士の声を切り捨てて、直接運転もしない 者が「机上とビデオで十分」などと言うこと自体が既に間違っているのです。 2月3日の朝8時から、日根野電車区分会の仲 間が大阪支社前で「安全最優先とは何か」を訴え 街宣行動を行いました。現場第一線で働く社員の 要求を働く者の立場から考え会社と闘っている のはJR西労です。 JR西労に結集し、安全に妥協する会社に「責 任追及ばかりせず社員の意見を聞きやるべきこ とをやれよ!」と言おうではありませんか!JR 西労は、貴方のその決断を待っています。 以 上
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