2012 年 10 月 12 日 / 第 32 号 美味しい新潟の秋を満喫! 「農業サポーター通信 第 32 号」をお届けします。 目次 新米や果物など、美味しいものがたくさん出回る季節にな りました。今回は、米づくりを通した首都圏の消費者との交 流活動と、秋の味覚「柿」の収穫の様子をご紹介します。 9 月 30 日 北区:上野さん 美味しい新潟の秋を満喫! 1 おかげさまで 1 周年!感謝祭開催します 2 サポーターと受入農家 意見交換会のご案内 2 上野農場さんは、現在、「新潟維新隊」という、市内農家と 首都圏の消費者が、合鴨による有機農法で楽しく一緒に米を 作ろう、というプロジェクトに参加されています。 この日は、待ちに待った稲刈りが行われ、6 名の農業サポ ーターさんも参加されました。サポーターさんは、維新隊の皆 さんと一緒に貴重な戦力として稲の手刈りやハザ掛けをお手 伝いしたほか、参加者にふるまわれた美味しい昼食を用意し たり、作業の後片付けをしたり、裏方もこなす大活躍でした。 稲の束ね方を説明する上野さん おにぎり作りなどを担当したサポーター なお、この日収穫したお米は、維新隊の皆さんが販売も手 がけるとのこと。「生産者と消費者をつなげる」この取組み、維 新隊の皆さんによって、新潟のお米がどのように PR されてい くのか、今後の活躍が楽しみです。 10 月 10 日 秋葉区:高塚さん この日は柿の収穫期を迎えたタカツカ農園さんを訪問。 柿の収穫作業の手順は、まず、柿を実の下から優しく包 み込むように持つこと。はさみを使うのは 2 回、最初に枝 から切り、2 回目はヘタギリギリのところを切る。これは、 柿を重ねたときに実を傷つけないため。柿は非常にデリケ ートで、コンテナに入れる時、ケースのふちに少し当たった だけでも、翌日には打ち身となってしまうとのこと。 この日、活動されていたサポーターの石月さんは、もぎ 頃の見極めが難しい、と真剣な表情で作業。春からの摘 果などの作業を通して、柿の栽培にはとても手間がかか ることを知った、という石月さん。サポーターにならなけれ ば気づかなかった、と話してくださいました。月に数回の活 動では役に立てているのか自信がない、と謙遜されてい ましたが、高塚さんのご家族とのコミュニケーションはバッ チリでした。高塚さんも、石月さんからは定期的に活動に 来てもらえたので、草刈り機を操作してもらったり、いろい ろな作業を経験してもらえた、と手ごたえを感じている様 子でした。 収穫された柿は、つやが良くとても立派でした。柿に込 められた高塚さんの思いが、サポーター活動を通じて 1 人でも多くの方に伝わるといいな、と思います。 休憩時間には「樹上脱渋」という 方法で渋抜きされた美味しい柿 を試食させていただきました! 「新潟維新隊」からのお知らせ 『上野農場×新潟維新隊 収穫祭』(水と土の芸術祭 市民 プロジェクト参加事業)が下記のとおり開催されます。維新隊の 皆さんは、農や食に関心のある方ばかり。農業サポーターの 皆さんとも、是非交流したい!とのこと。意見交換会(2 ページ 参照)の前日ですが、ご参加お待ちしております。 ○日時 11 月 10 日(土) 18 時~20 時 ○会場 新潟市万代島旧水揚場(朱鷺メッセ向かい) 水と土の芸術祭メイン会場内 シェアキッチン ○参加費 4,000 円 (お食事、ワンドリンク、お土産付き) ○定員 45 人のうちサポーターおよび受入農家 10 人程度 ○申込み 10/22(月)までに FAX かメールで食育・花育セン ターへ ○問い合わせ先:新潟維新隊 http://www.facebook.com/ishintai?ref=hl 秋葉区古田にある「八珍柿」の原木。 種がないことから「越後七不思議」に次ぐ珍し い柿、「八珍柿」の名がついたそうです。 おくやみ 9 月 13 日に受入農家の金川さんが逝去されました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 なお、今秋の収穫作業については、農園の従業員の 方が引き継いでおられます。引き続き、いちじくの収穫 や米の収穫作業でサポートをお願いしたい、ということ ですので、急募などサポート依頼がありましたら、お手 伝いをお願いいたします。 ※農業サポーターと受入農家は,「互いを気づかう心」でより良い関係を築いています。 新潟市農業サポーター通信 ページ 2 おかげさまで 1 周年!感謝祭 開催します 昨年 10 月にオープンした食育・花育センターが 1 周年を迎える ことを記念し、10 月 20 日(土)・21 日(日)に開館 1 周年記念イベ ントを開催します。 花や緑に囲まれた室内でのミニコンサート、屋外では今話題の 雪室貯蔵品の紹介や昔ながらの雪遊びが体験できるコーナー、地 場産の農産物や季節の花の販売などを予定しています。イベント が開催される頃には、たくさんのコスモスが見ごろを迎えます。実 りの秋、食欲の秋を食育・花育センターで満喫してみませんか? イベント名 スペシャルテーマ企画 「ふしぎな雪のチカラ! 雪室体感フェア」 ミニコンサート 食育体験コーナー 花育体験コーナー まいかちゃんヘルシー 弁当販売(1 個 500 円) 【同時開催】 新潟市地産地消フェア ~受入農家さんも出店!~ 季節の花の 販売コーナー 内容、参加費など 【20 日・21 日】 雪室貯蔵品販売・紹介コーナー、昔ながら のゆきあそびコーナーなど。参加費無料 【20 日】箏とピアノの演奏 【21 日】ピアノとフルートの演奏 ※1 回目 10 時~、2 回目 13 時~ 【20 日・21 日】五感を使った食育ミニ体験 ※9 時、10 時半、13 時、14 時半の 4 回開催 【21 日】こども食育スタジオ ※9 時~12 時、13 時~16 時 【20 日】アロマハンドトリートメント体験 9 時~16 時。1 回 500 円。 【21 日】フラワーアレンジ体験 ※9 時、10 時、11 時、13 時、14 時の 5 回 1 回 500 円。各回先着 10 人。9 時~整理券 配布 【20 日・21 日】 カロリーを 500kcal におさえたヘルシー弁当 を各日 11 時から、100 個限定販売。 【20 日・21 日】 新米や旬の野菜・果物、加工品の販売のほ か、新潟市地産地消推進の店が、地元の食 材をたっぷり使った「お店の産直看板めし」 を出張販売。 【20 日・21 日】 秋を彩る花苗や鉢物を販売。 ※時間が記載されていないものは、10 時~16 時に開催。 この他、かぼちゃランタン作りや風船プレゼント、だいこん収穫な ど、家族で参加できる楽しい催しが盛りだくさん!是非、ご家族で お出かけください。 昨年のオープニング イベントの様子。2 日間 の来場者は 1 万人を超 えました。 満開のコスモス畑が 彩りを添えました。 サポーターと受入農家 意見交換会のご案内 例年、開催しております「農業サポーターと受入農家 の意見交換会」を下記のとおり開催します。 今年のサポーター活動を振り返るとともに、来年の活 動に向けて、情報収集する絶好の機会です!意見交 換会の後には、懇親会も予定しています。“農”に関心 のある皆さんですから、深~いお話ができること間違 いなし!皆さんのご参加をお待ちしております。詳細 は、別途お送りした案内文をご覧ください。 ○日時 11 月 11 日(日) 15 時~17 時 ○会場 食育・花育センター 2 階講座室 ○懇親会について 18 時から新潟駅前で 昨年の懇親会の様子 開催します(会費制)。 懇親会のみの参加も OK です。 ○申込み 10 月 30 日(火)までに所定の申込書で FAX かメールで事務局へお申し込みください 地産地消フェア スタッフ募集! 1 周年記念イベントと同時開催される「地産地消フ ェア」に「農業サポーターと受入農家の店」を出店しま す。当日、販売のお手伝いをしてくださるサポーター さんを募集中です。興味のある方は、10 月 18 日 (木)までに、電話・FAX・メールで事務局へお申し込 みください。 【出店する受入農家さん】 20 日:上野農場さん、諸橋弥次郎農園さん 21 日:永塚農園さん、フルーツファームほんなさん ※その他、ファームコバヤシさん(西蒲区:小林さ ん)と窪田梨果園さんも、物販ブースに 20 日・ 21 日に出店されます。 「農業サポーター と受入農家の店」で は、サポーターさん が PR に一役買って くださいました。 新潟市農業サポーター 事務局 (新潟市食育・花育センター内) 住所:新潟市中央区清五郎 401 番地 電話番号:(025)282-4181 FAX:(025)282-4987 ◆電子メール アドレス:[email protected] ◆ Web サイトのアドレス http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/nougyo/supporter/supporter_kiroku.html ◆ブログ版「農業サポーター通信」 http://agri-supporter.shokuhana.com/ 携帯電話はこちらから⇒ ※農業サポーターと受入農家は,「互いを気づかう心」でより良い関係を築いています。
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