2016オールジャパンフィットネスビキニ・ルール このルールは、IFBB アマチュアビキニフィットネスルールに準じたものである カテゴリー オールジャパンフィットネスビキニ 158cm以下級、163cm以下級、163cm超級とし、各カテゴリーごとに 35 才以下 級と 35 才超級の年齢別2クラスとする。 ※出場者が多い場合は、1クラスにつき12名をピックアップする予備審査を行う。 IFBBビキニフィットネス ①160cm以下級 ②163cm以下級 ③166cm以下級 ④169cm以下級 ⑤172cm以下級 ⑥172cm超級 コスチューム(全てのラウンド共通) ビキニ(コスチュームチェックをパスすれば2枚まで可) 1.ビキニはツーピースで、センスが良ければ色や柄は自由である。 2. JBBFビキニフィットネス規程のもので、臀部の 1/3 以上が布で覆われていなけれ ばならない。規定に反するものまた、Gストリングス(Tバック)は厳禁とする。 3. オールジャパンミスフィットネス・ミスボディフィットネスで着用しているビキニも 可(臀部の 3/4 が布で覆われているもの)。 4. 規程に即しているか不安な場合は、事前に連盟事務局に問い合わせるか、講習会など で確認すること。 5.大会当日のコスチュームチェックで、規定違反のものは使用できない。 ハイヒール ①スタイルや色は自由だが、プラットフォーム・ハイヒールは厳禁。 ② 身長が変わらないようにするために、ヒールの高さは 130mm 以下、靴底の厚さは 10mm 以下とする。 アクセサリー センスが良く、危険性が無ければアクセサリー類の装着は可。 その他 大会実行委員長・審査委員長・大会当日の審査員は、選手の服装が基準を満たしているか の判定をする権限を有する。 ヘアースタイル ヘアースタイルは清潔できちんとスタイリングされていなければならない。 日焼け 自然で健康的なもので、当日に限らずオイル・カラー類の使用は厳禁とする。 ラウンド 1.予備審査・ピックアップ審査:12名をピックアップ(12名以内の場合は行わない) 2.ラウンドⅠ・予選:Lウォーキング、クォーターターン 3・ラウンドⅡ・決勝:Lウォーキング、Tウォーキング、クォーターターン スリーステップフォワード 予備審査・ピックアップ審査 出場選手が多い場合各クラスを12名に絞るために、予備審査としてピックアップ審査を行う。 ①挨拶のポーズをしてからセンターへ移動し、1ポーズをとった後舞台後方に整列。 ②全員もしくはグループ単位でクォーターターン(左右入れ替え)をする。 ③左右に分かれてセンターをあける→クォーターターンで比較審査 プレゼンテーション ※フロントスタンスとバックスタンスをとった時に、必要以上に前傾姿勢をとってバストやヒ ップを強調することや、不自然にヒップを振ることは禁止とする。 ラウンド1・予選審査(12名の順位付け) ① コールされた選手は、挨拶の1ポーズをとったあとLウォーキングでステージ中央へ進み、 フロントスタンスをとってから次に、ハーフターンをしてからバックスタンスをとる(手は 片方を腰に) 。その後舞台後方に移動して整列。 ②6名ずつの組単位(12名以内の場合は全員)でクォーターターンをとる ③左右に分かれてセンターをあける→クォーターターンで比較審査 ④比較審査終了後、選手はナンバー順に整列したあとステージを降りる。 ラウンド2・決勝(決勝進出者6名の順位付け) 1. コールされた順に1名ずつ舞台下手で挨拶の1ポーズをとり、それからLウォーキング で指定された位置まで進みフロントスタンスをとる。 次に右へ 1/4 クォーターターし、ステージサイドへ5歩進んで止まった位置で、フロン トとバックそれぞれ1ポーズをとる。 次に右へ 1/4 クォーターターンをし、ステージの逆サイドへ10歩進んで止まった位置 でフロントとバックそれぞれ1ポーズをとってからセンターに戻る。 Tウォーキングが終了したら、ハーフターンをしてステージの後方へ移動し、自分の立 ち位置に並んでラインナップの状態をとる。 2. 6名全員でステージ前方中央へ移動し、同時にクォーターターンをしてフロントスタン スに戻ったら今度は、ハーフターンをしてバックスタンスになる。 3.バックスタンスから引き続きスリーステップフォワードに移る。 ①スリーステップフォワード:6名全員で3歩前に進んでステージ後方へ行き、決められ た位置でバックスタンスをとる。 ②クォーターターンライト:次に右へ 1/4 クォーターターンをし、審査員側へ右サイドを 向けて立つ。上半身は少し審査員側に向けながら、顔も審査員の方に向ける。左手を腰に 添えて右足を少し曲げながら後方の足はまっすぐに伸ばす。 ③クォーターターンフロント:次に右へ 1/4 クォーターターンをし、最後はフロントスタ ンスをとる。 ④スリーステップフォワード:次に6名全員で3歩前に進んでステージ前方へ移動し、止 った位置でフロントスタンスをとる。 4.全選手ナンバー順に並んでステージを降りる。 フロントスタンス・バックスタンス 片手を腰に添えて片足は少し斜め前方(バックスタンスは斜め後方)に流すが、顔の向きは必 ず体と同じ方向。腰に添える手は、親指を掛けて他の4本は前に揃えるように。 クォーターターン クォーターターンライト:フロントスタンスから最初に 1/4 クォーターターンをして審査員に 左側を向けて立つ。上半身は少し審査員側へ向けながら顔は審査員の方に向ける。後方の手 を腰へ添えて、審査員側の足は少し曲げるが、後方の足はまっすぐに伸ばす。 クォーターターンバック:次に、クォーターターンを右に 1/4 行い、審査員に向かって後ろ向 きに立つ。片手を腰に添えながら片方の足を少し流し、顔も後ろに向ける。 クォーターターンライト:次に右へ 1/4 クォーターターンをし、審査員側へ右サイドを向けて 立つ。上半身は少し審査員側へ向けながら顔は審査員の方に向ける。後方の手を腰へ添えて、 審査員側の足は少し曲げるが、後方の足はまっすぐに伸ばす。 クォーターターンフロント:最後は右へ 1/4 クォーターターンをしてフロントスタンスに戻る。 ☆ フィットネスビキニの審査のポイント ☆ フィットネスビキニでは、Lウォーキング・クォーターターン・ハーフターン・Tウォーキン グ・スリーステップフォワードそして、フロントスタンス及びバックスタンスによる表現方法 全てが審査の対象となる。 1. 全体的な印象を見ることから開始し、髪の毛ヘアースタイルや顔だち、肉体的な発達状態、 バランスのとれたプロポーション、肌の色つや、態度に自信や落ち着きがみられるか、女性 らしく優雅で健康的か等が審査される。 2. 全体的にみて生まれつきだけでなく、スポーツや食事療法の努力の跡が見られることも重 要で、体の各部は脂肪が少なく、程よく引き締まって見栄えの良い仕上がりが評価される。 3. 過度に発達したマッスルや、筋肉の筋が見えるような極端に筋肉質であったり、過度に固 すぎたりまた、絞りすぎたりした場合は減点の対象となる。 4. 肌の色や滑らかさも審査の対象とされるので、肌の色は健康的で、セルライトができるだ け少ないのが望ましい。 5. フィットネスビキニでは、顔だち、ヘアースタイル、メークアップは、 “トータルパッケー ジ”を審査するうえで重要な要素となる。 6. 選手は、プレゼンテーション全体をとおしてステージに上がった瞬間から降りるまでのあ いだ審査の対象となっていることを自覚すること。 7. フィットネスビキニの選手は、 “トータルパッケージ”として健康的であり、スポーティで あり、女性らしさと品の良さを持っていることが重視される。 8. フィットネスビキニは、ミスフィットネスやミスボディフィットネスとは別の観点から審 査をしなければならない。まず体全体のバランスの良さが重視されるために、ミスフィット ネスやミスボディフィットネスで見られるような筋肉の筋目、鮮明さ、体脂肪の低さまたは 固さ、絞り過ぎ等は減点の対象となる。 9.プロポーションを審査するうえで、次の点が重視される。 ①バストの自然な豊かさ ②ウェストのきれいなクビレ ④タルミのないヒップライン ③滑らかなショルダーライン ⑤ストレートな脚のライン 10.健康的な色気は歓迎されるが、スポーツ競技である以上品の無いものは減点の対象となる。 11.フィットネスビキニは、今後世界的に、若い年代層を対象として普及していくものである。
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