東北観光推進機構 活動状況報告 (2015 年 9 月) 1.主な活動状況項目 (1)東北・北海道商工会議所連絡会議講演(9 月 2 日) (2)東北ホテル協会インバウンド意見交換会 講演(9 月 15 日) (3)VJ 事業ブロック方針説明会・マーケット研究会(9 月 1 日) (4)教育旅行担当者招聘(KNT)(9 月 3 日~5 日) (5)MATTA FAIR(マレーシア旅行博)(9 月 4 日~6 日) (6)韓国メディア招請(9 月 11 日~14 日) (7)ツーリズム EXPO ジャパン 2015(9 月 24 日~27 日) (8)トラベルマート(9 月 25 日~27 日) (9)Tarzan みちのく潮風トレイル 700km の旅掲載(9 月 10 日) (10)TripAdvisor 連携ナビサイト「Trail アドバイザー」構築(9 月 10 日~) (11)広域観光周遊ルート形成計画について 2.各項目の概要 (1)東北・北海道商工会議所連絡会議 講演(9 月2 日) 石巻市にて開催された東北・北海道商工会議所連絡会議(87 商工会 議所の会頭ら約 260 名が出席)にて、清野会長が「広域連携による観光 魅力発信と交流人口の拡大」と題して講演を行った。 (2)東北ホテル協会インバウンド意見交換会 講演(9 月 15 日) 東北ホテル協会加盟各社の意見交換会(約 30 名が出席)にて、東北のインバウンド戦略につ いて講演した。 (3)VJ 事業ブロック方針説明会・マーケット研究会(9 月 1 日) 東北運輸局と共催により実施。次年度 VJ 事業の検討に向けて、東北運輸局から VJ 事業東北ブロッ ク方針について説明をいただいたほか、JNTO 海外事務所所長(上海、オーストラリア)から、海外 市場の動向について説明していただいた。 中国(上海)市場講演 オーストラリア市場講演 個別相談会 (4)教育旅行担当者招聘(9 月 3 日~5 日) 北海道地区の旅行AGT(今回は KNT 北海道)を招聘して現地研修を実施することにより、東北の 現状に対する理解を深めてもらい、同地区からの教育旅行の誘致拡大を図った。 1 (行程) 9/3 南三陸町(被災地視察)、登米の明治村(教育資料館ほか)、松島(泊) 9/4 松島(遊覧船、五大堂、瑞巌寺、円通院)、仙台うみの杜水族館、鐘崎笹かま館、秋保工芸の 里、秋保大滝、秋保温泉(宮城県教育旅行セミナー) 9/5 閖上地区(閖上の記憶)、仙台城址、生涯学習支援センター 五大堂(松島) 宮城県教育旅行セミナー 閖上の記憶 (5)MATTA FAIR(マレーシア旅行博)(9 月 4 日~6 日) マレーシアで開催される旅行博覧会「MATTA Fair Kuala Lumpur2015」に出展し、マレーシア旅 行関係者及び一般消費者に対し、震災後の東北の正しい情報を伝え、東北観光の知名度向上を図った。 MATTA 会場 東北ブース 商談会 (6)韓国メディア招請(9 月 11 日~14 日) 韓国で人気の高いトレッキングに着目しながら、温泉等の観光素材も組み入れたコースを紹介するメ ディア招請事業を実施することで、原発事故の風評がいまだに根強い韓国市場に対して、東北の安全 性・自然景観の魅力を発信し、誘客促進を図った。 【行程】 9/11 仙台空港着→日本三景松島散策→鳴子峡見学→秋田県(鳥海町)泊 9/12 鳥海山トレッキング→山形県(遊佐町)泊 9/13 羽黒山散策→銀山温泉見学→山形県(天童温泉)泊 9/14 イオンモール名取視察→仙台空港発 【参加者】 韓国アウトドア雑誌「月刊山」記者1名 発行部数約 50,000 部 韓国アウトドア雑誌「MOUNTAIN」記者1名 発行部数約 40,000 部 【モニターツアーの併催】 ・メディア招請の行程に合わせて、韓国旅行会社ブライトスプーンと連携し、韓国一般消費者30名 が参加するモニターツアーが開催された。招請記者2名と一般消費者30名が同じ行程で動き、記 者には一般消費者の反応も含めて取材いただいた。 松島で抹茶体験 鳥海山トレッキング 2 羽黒山散策 (7)ツーリズム EXPO ジャパン 2015(9 月 24 日~27 日) 今回で2回目となる世界最大級の旅の祭典「ツーリズム EXPO ジャパン 2015」が開催され、東日本 旅客鉄道、東北各県と共同によりブース出展を行った。(来場者数:173,602名) 【ブース出展状況等】 ・ブース内ステージにおいて各県の伝統芸能を中心としたイベントを実施した。 出展ブース全体 出展ブース上部 機構ブース 東北探訪ルート 伊達美味紹介 湯の彩りコーナー 味の彩りコーナー 清野会長来場 ステージイベント (8)トラベルマート(9 月 25 日~27 日) 平成27年9月25日(金)~9月27日(日)の間、世界の旅行会社が多数集まる国内最大のイン バウンド商談会に参加し、各国旅行エージェントへの情報提供及び情報交換を行った。 東京ビックサイト(東京都江東区有明)にて、日本政府観光局(JNTO)の主催により、国内セラー 371 団体、海外バイヤー360 社、海外メディア12社ほかの参加により、ツーリズム Expo. ジャパン 2015 との併催で開催された。 アポ商談【ベトナム旅行社】 アポ商談【香港旅行社】 (9)Tarzan みちのく潮風トレイル 700km の旅掲載(9 月 10 日) みちのく潮風トレイルの首都圏での情報発信、若年層の取り込みを 図るため、マガジンハウス社発行 Tarzan の復興支援特集に当機構が 取材協力して実施(計 3 回)。トレイル沿いを旅しながら、復興状況 を確かめることをコンセプトに取材、第 1 回目取材分が掲載された。 ○取材先:1 回目(八戸~久慈) ○掲載:Tarzan vol.680(9 月 10 日発売) ※掲載内容は発売と同時に WEB 公開 3 (10)TripAdvisor 連携ナビサイト「Trail アドバイザー」構築(9 月 10 日~) 環境省東北地方環境事務所、Tarzan 編集部、世界最大の旅行口コミサ イト TripAdvisor の協力により、公式 MAP の補助機能や、口コミの閲 覧・書き込み、周辺検索ができるみちのく潮風トレイルのナビサイトを 開設した。利用者の方々に TripAdvisor に口コミを投稿してもらうこと により、東日本大震災からの復興状況や、東北が本来持つ魅力を、旅行 者目線で伝えてもらう。 (11)広域観光周遊ルート形成計画について ①事業計画の申請 7 月 31 日に事業計画を申請し、8 月 12 日付で観光庁より内示、事業実施に向け詳細を東北運輸局と 調整し、10 月 1 日付で事業計画が承認された。 (機構・関連自治体を含む総事業費/303,181 千円 国支援/43,000 千円) ②今後の事業予定 各県及び広域観光拠点市町村会議を経て、平成 27 年度事業として下記を実施する予定。 ・形成計画磨き上げに向けた調査業務 ・外国人によるモニター調査 ・着地型 ICT 多言語案内システム ・滞在コンテンツの集約とモニター調査 ・ホームページ作成 ほか 以 上 4
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