ありがとう

No.13 10月7日 生徒指導発
10月6日(木)の朝 、3年生のある男子がいつものように学校に向かって走って
いました。すると、途中で島中1年生の女の子から「ちょっとすみません。
」と声をかけ
られました。その声に立ち止まり、声をかけてきた女の子の方を見ると、カバンを荷台
にしばってきたゴムひもが、後タイヤに絡まっている自転車が目に飛び込んできました。
女の子が困った表情で「直りますかね。
」と尋ねてきました。彼は、迷わず「やってみ
るわ!」とさわやかに答え、タイヤに絡まったゴムひもを取り除き始めました。当然、
タイヤの輪軸部には油が一杯ついたチェーンも接続しています。あっという間に彼の手
は真っ黒になりました。しかし、彼はそんなことを気にとめくこともなく、ひたすらゴ
ムひもの撤去に尽力しました。途中、通りがかった3年男子2人が立ち止まり、そんな
彼の姿を見守りました。また、通りかかった島中の先生が、彼の作業の手助けをしてく
れました。その結果、ゴムひもは無事取り除かれ、1年生の女の子は、無事自転車で登
校することができました。
躊躇することなく、手を真っ黒にしながら当然のことのように奮闘した彼の姿。すば
らしいね。きっと、1年生の女の子も、うれしさと感謝の気持ちで一杯であったと思う
し、そんな光景を見ていた人たちも、温かい気持ちになれたのではないでしょうか。
。
活躍したのは、3の5 下野 智康さん です。ありがとう