事業評価票 35 東京ジョブコーチ支援事業 事 始 平成 20 年度 (産業労働局雇用就業部/一般会計) 事業終了予定 平成 - 年度 【局評価】 1 どのような経緯で事業を始めたか、何を目指すのか 業 開 【財務局評価】 3 どのような課題や問題点があったか 5 財務局として、成果や課題などについて、どう考えたか ○ 平成18年度以来、障害者の新規就職者数が 4,000人を超える中で、障害者を雇用する企業 などに対する職場定着支援のニーズが高まって いる。 ○ 東京ジョブコーチは、有償ボランティアによる登録 制度を採用していることから、就職や転居といった理 由による一定程度の登録辞退者が存在するため、定期 的に補充を行い、支援体制の維持を図る必要がある。 ○ 国が認定するジョブコーチ(定着支援員)の 絶対数が不足していることから、公益財団法人 東京しごと財団を通じ、都独自にジョブコーチ を養成し、企業ニーズに対応した職場定着支援 を実施している。 ○ また、稼働率が低いジョブコーチの存在や、支援中 のクレームやトラブルの発生などに対応するため、個 々の状況、能力に応じたジョブコーチのスキルの向上 や評価システムの導入など、ジョブコーチに対するマ ネジメント機能の強化が求められている。 ○ ジョブコーチは、平成22年度には当初計画数に達 し、数的確保という目的は達成されており、これま で着実に事業を実施してきたと言える。 ○ 22年度の事業評価においても、「個々のジョブコ ーチのレベルアップにより、事業規模を維持しつつ 支援を効率化し、経費の縮減を図る」としてきたと ころであり、引き続き効率化を促進する取組とし て、評価制度と人材養成研修の一体的な運用は有効 であると考えられる。 ○ 上記の取組による個々のジョブコーチのスキル向 上によって、障害者のより着実な職場定着が図れ、 かつ支援時間の短縮等による経費縮減にもつながる ことから、今回の見直しは妥当である。 根拠法令等 2 どのように取り組み、どのような成果があったか ○ 平成20年度から毎年20名ずつ都独自の「東京 ジョブコーチ」を養成し、22年度には当初の計 画である60名に達した。 ○ 支援実績は、20年度67件、21年度271件、22 年度516件となっており、目標としていた60名 のジョブコーチによる480件を超える支援を達 成し、着実に実績を上げている。 ○ また、22年度からは、困難事例やトラブル処 理等を行う統括コーディネーターを配置し、ジ ョブコーチ数や支援件数の増加等に対応してい る。 4 局として、事業をどうしていきたいか 拡大・充実 見直し・再構築 移管・終了 その他 ○ 定期的に養成研修を実施し、辞退者によるジョブコ ーチの欠員補充を行う。 ○ また、ジョブコーチのスキルを向上していくため、 これまでのマネジメント手法を見直し、ジョブコーチ に対する評価制度を導入するとともに、評価結果に基 づき個々の状況に応じた人材養成研修を実施する。こ れにより、登録管理から研修等を通じたジョブコーチ のレベルアップ、評価に基づく登録抹消による入替え までを一体的に運用し、ジョブコーチに対するマネジ メントを強化する。 ○ こうした取組により、今後とも企業ニーズに的確に 対応し、効果的・効率的な事業運営を図っていく。 - 千円 23年度予算額 - 千円 24年度見積額 - 千円 22年度決算額 歳 入 歳 出 6 24年度予算で、どのように対応したか 拡大・充実 見直し・再構築 移管・終了 その他 ○ 事業評価での方向性を踏まえ、事業の見直しを図 っており、局案どおり予算を計上する。 ○ 今後も、ジョブコーチのレベルアップにより、効 率的・効果的な支援を促進していくことが重要であ る。 22年度決算額 102,418 千円 23年度予算額 189,298 千円 歳入 24年度予算額 - 千円 24年度見積額 154,198 千円 歳出 24年度予算額 154,198 千円
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