「モアイは語る」の発展学習としての

NIE実践報告
1.タイトル:「モアイは語る」の発展学習としての「環境問題について考える」
2.学校名
広島県尾道市立瀬戸田中学校
3.実践者名(代表者名)
三島茂輝
4.学年
第2学年
5.教科・領域名および受講児童・生徒数
国語 55人
6.単元(本時の学習課題)名
事実と意見(モアイは語るー地球の未来)
7.目標(狙い)
段落の役割に注意して、事実や根拠を読み取ったり、筆者の意見をとらえたりして、説得力のある表現を学
ぶ。
8.評価の視点
・内容に沿って文章をいくつかのまとまりに分け、論理の展開を理解している。文章を読んで、イースター島
の状況と地球の未来の類似点についてとらえている。 ・現在の環境問題に考える。
9.年間指導計画における本単元の位置づけと時数
(または、単元展開および時数と本時の位置づけ)
「モアイは語る」5時間
「現在の環境問題について考える」2時間
10.単元(本時)の学習展開(含む時数)と留意点
①教材文「モアイは語る」を読み、学習全体のめあてを示す。(1時間)
②「モアイは語るー地球の未来」を学習し、内容に沿って文章をいくつかののまとまりに分け、論理の展開を
理解する。また、イースター島の状況と地球の未来についてとらえる。(4時間)
③現在の「環境問題」についての新聞を切り抜いてくる。切り抜いた記事をB4の上質紙に貼り付け、自分の思
い、意見を書いていく(1時間)
④まとめた記事を各自みんなの前で発表する。(1時間)
11.児童・生徒の反応、感想・意見
新聞記事を貼り付け、レイアウトしていく作業は喜んでしていた。環境問題については興味あるようで、自
分の思いもしっかり書いていた。「モアイは語る」発展学習として新聞記事から考えるには良い教材だと思
う。
12.成果と課題
成果としては教科書とリンクして、発展学習として興味をもって学習できたと思う。また、みんなの前での
発表という活動にできたこともよかった。
課題としては、「モアイは語る」の学習の前に新聞記事を集めるように指示していたが、同じ記事が重なり
同じような内容になったものが多かった。