H22 年度 NO.4 発行:東近江市消費生活課 0748-24-5619 0505-801-5635 消費者(consumer・コンシュマー)の代表!?の コンちゃん シュマー君 と が についてお知らせします 借金の問題は先送りにすればするほど、 辛くなります。専門家に相談することが、 解決への早道です。 ためらわずに、相談をしてください。 特定調停 裁判所を利用した和解交渉です。利息制限法(年利 15~20%)の制限利率に基づいて 引きなおし計算を行い、将来の利息をつけずに 3 年~5 年程度での返済計画を立てま す。弁護士などの法律家に依頼せず、自分で申立てをすることもでき、費用も低額です。 債権者との話し合いがつけば、調停調書が作成されます。また、合意の内容は判決と同 じ効力を持ちます。但し、過払い金(利息制限法を超えて払い過ぎたお金)の返還を認め る調停は行われておりませんので、過払い金がある場合は、別途、返還訴訟をする必要 があります。 弁護士、司法書士による任意整理 借金をしている人の支払能力に応じた返済計画をたて、その返済方法について債権者 と話し合いのうえ、和解をする方法です。具体的には、債務の減額、将来利息のカッ トをふまえ、利息制限法に基づく引きなおし計算を行い、残金元本を算出。それを債 務者の支払い状況に応じた分割返済計画案を債権者に出して和解交渉をします。返済 期間は3年~5年程度です。費用は、案件、弁護士、司法書士によって異なります。 自己破産 裁判所に破産の申立てを行い、全財産を処分、配当し、残りの借金を免除してもらう方 法ですが、借金の理由がギャンブルや浪費の場合は、原則認められません。自分で申し 立てることもでき、費用として、収入印紙と切手代、予納金が必要です。弁護士などに 依頼をする場合は、30 万円前後必要ですが、民事法律扶助制度という援助制度があり、 資力、収入の基準などの要件にあえば、裁判や弁護士費用を立て替えてもらえる場合が あります。 個人再生 破産をせずに経済的な再生を目的としている方法です。住宅ローンを除く借金が 5000 万円以下で、今後、安定した収入が見込める個人を対象にした支援制度です。 返済ができる範囲内での返済計画をたて、裁判所に認めてもらい、計画に基づき返済 をしていきます。大幅な借金の減額が見込め、住宅を手放さずに債務整理ができます。 また、借金の理由は問いません。個人再生の手続きは複雑なので、弁護士への委任が 一般的です。その費用は、裁判所、案件、弁護士により異なりますが、30 万円以上は 必要です。それ以外に収入印紙、切手代、予納金が必要です。また個人再生委員への 報酬が必要な場合もあります。弁護士費用については、民事法律扶助制度が利用でき る場合があります。 自己破産をしても、住民票や戸籍に掲載される ことはなく、選挙権もなくなりません。 また、家財道具も処分されません。 ご相談は お早めに ご相談やお問い合わせは 東近江市民のための消費生活相談窓口 「東近江市消費生活センター」へ 〒527-8527 東近江市八日市緑町 10-5 (市消費生活課内) 相談専用電話 0748-24-5659 0505-801-5659 相談時間 9:00~12:00 13:00~16:00 (土・日・祝祭日・年末年始は休み) 法律相談も案内しています
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